ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

「バルサスの要塞」攻略感想(1)

FFシリーズ2作めの話

 

ダイアンナ「ゲームブックの『バルサスの要塞』をクリアしたぞ」

 

アスト「おお。何回死んだ?」

 

ダイアンナ「いきなり死亡回数を聞くか?」

 

アスト「そりゃあ、ゲームブックは死亡シーンが楽しいって意見もあってな。『14へ進め』という名セリフもある」

 

ダイアンナ「何だ、それは?」

 

リバT『J・H・ブレナン作のグレイル・クエスト(邦題ではドラゴン・ファンタジーとも)で用いられた死亡時の定番フレーズです。アーサー王伝説を背景に、魔術師マーリンに召喚されて若者ピップの体に宿った読者の魂が、愛剣エクスカリバーJrを武器に様々な冒険を繰り広げるユーモアファンタジーシリーズですね。うちのグランドマスターが最初にプレイしたゲームブックです』

ダイアンナ「ほう。それもダディーの書庫にあるのか?」

 

リバT『いいえ。もう処分されていますね』

 

ダイアンナ「何だ、つまらん。どんなに面白い伝説の作品であっても、自分で楽しめないのでは意味がない。あたしはFFシリーズを推すぞ」

 

アスト「まあ、ブレナンの話に進むと寄り道だからな。今は14へ進んでいる場合じゃない」

 

ダイアンナ「念のため、バルサスの14番は落とし穴にハマりそうになる項目だな。運だめしに成功すれば助かるが、失敗すれば〈浮遊〉の呪文か、〈強化〉の呪文が2つなければゲームオーバーだ」

 

アスト「落とし穴に落ちて、〈浮遊〉ってのは分かる。でも、〈強化〉って何に使うんだ?」

 

ダイアンナ「土壁に穴を掘って、足がかりを作りながら、上に体を持ち上げる作業をするんだな。だけど、途中で呪文の効果切れになって、もう一度使うことになる。もしも、呪文が使えなければ、外に助けを求めざるを得ないんだが、助けの代わりに煮えたぎる油を流されて死亡。バルサスの〈混沌の要塞〉では、他所者は歓迎されないそうだ」

 

アスト「なるほど、そうやって死んだんだな?」

 

ダイアンナ「いや、そのパラグラフは進んでない。あたしが経験したバッドエンドは2回だ。1回は異界の霊体モンスター、ガンジーの前に適切なアイテムを持っていなかったために死亡。剣も魔法も通じないなんて卑怯だろう」

 

アスト「ああ、ガンジーか。確か、〈魔法のお守り〉を持っていないとダメなんだな」

 

ダイアンナ「〈軟膏の壺〉でもOKだぞ。2回めは、バルサスの部屋の扉に入る鍵の番号が分からなかったので、中に入れなくてゲームオーバーだ。3度めの正直で、ようやくクリアできた」

 

アスト「バルサスは簡単に倒せたのか?」

 

ダイアンナ「ああ。いろいろとバッドエンドのある厳しい戦いらしいが、〈弱体化〉で鉤爪獣を倒して、〈ESP(心話)〉で相手の弱点を読み、〈浮遊〉で窓のカーテンのところまで行って、カーテンをはがせば、朝日のパワーでバルサスを撃退できた。前もって、ダディーからバルサス攻略法を聞けていたのも幸いだったな」

 

アスト「そうか。強敵はガンジーと、それから部屋に入る扉で、バルサスはそれほどでもなかった、と」

 

ダイアンナ「だけど、適切な呪文を覚えていなかったら難しかったろうな。事前にダディーから、〈浮遊〉は3つぐらい持っていた方がいい、とアドバイスされていて良かったよ」

 

バッドエンドの回数

 

ダイアンナ「それにしても、後で調べると、このゲームもバッドエンドが多いんだな。前述のガンジー・エンドと、扉が開けられなくて詰みエンドと、落とし穴にはまって油地獄エンドの他に、炎の精デヴリンに焼き焦がされるエンドと、バルサスの術で洗脳されて手下になるエンドと、バルサスの変身したゴルゴンに石化されるエンド2ヶ所と、落とし穴に落ちて即死エンドと、背後に回ったバルサスに急所を貫かれるエンドと、バルサスに正面からトドメを刺されるエンドと、ゴルゴンを恐れて隠れている間に衛兵を呼ばれて牢屋に監禁エンドと、変身怪物ミクの毒ヘビに噛まれて死ぬエンド2ヶ所と、ヒドラに殺されるエンドと、幽霊の操る洗濯物に首を締め付けられるエンドと、クモ男の毒で死ぬエンドと、双頭トカゲのカラコルムの牢屋に閉じ込められたまま脱出不能エンドと、バルサスの呪文の壁に閉じ込められるエンドと、バルサスが操るカーテンに絡まれて窒息エンドと、バルサスの妻のルクレチアの炎の視線に焼かれるエンドが確認された。全部で20パラグラフか」

 

アスト「400中の20ってことは、5%がバッドエンドってことだな」

 

ダイアンナ「『火吹山ふたたび』ほどではないにしても、前作の『火吹山』に比べると、明らかに死の危険が増している。それにしても、バルサスとの決戦だけで7つ(戦闘中に発生するクモ男エンドを加えると8つ)もバッドエンドがあるんだな。あたしは最終決戦をあっさりクリアしたけど、選択肢を間違えると厳しかったわけだ」

 

リバT『それにしても、ゲームブックの攻略感想を語るのに、最初に死亡イベントからチェックするなんて変ですね』

 

アスト「しかし、ゲームブックファンの会話だと、自分がいかに酷い罠にハマったかとか、どんな死に方をしたかで盛り上がるそうじゃないか。いや、よく知らんけど」

 

ダイアンナ「ラスボスの倒し方とか、攻略必須アイテムやイベントは何かとか、どんな面白イベントがあったかとか、そういう話も盛り上がると思うが。それにしても、バルサスで有名なイベントは、レプラコーンのオシェイマスだと聞いていたが、こいつに会うルートだと攻略不能に陥るとは思わなかったぞ」

 

アスト「あれ? そうだったか?」

 

ダイアンナ「レプラコーンの部屋は地下にあるだろう? だけど、バルサスの部屋に入る扉の鍵ナンバーは地上の図書室で手に入るんだ。図書室ルートを通ると、地下には行けない」

 

リバT『実は図書室で情報収集のために長居し過ぎると、怪しまれて地下牢に閉じ込められてしまうんですね。そこから脱出して、レプラコーンの部屋に行けます。レプラコーンのイベントをクリアすると、戦闘力+1の剣と、ゴルゴン対策用の銀の鏡がもらえますので、バルサス・ダイアとの戦いにも幅が出ます。まあ、地上ルートだけでも最短クリアは可能なんですけどね。少々、味気がないか、と』

 

ダイアンナ「とにかく、バッドエンドはいろいろあるけど、攻略ルートは複数あって、『ガンジーの部屋を通過するためのアイテム2つのどちらか』と『図書室でのキーナンバー』さえ得られたら、多彩な攻略を楽しめるわけだ(後日、〈魔法のお守り〉を入手するルートでは図書室に行けないことが判明。正解は〈軟膏の壷〉→図書室のみ)」

 

アスト「では、アニーが見つけた最短ルートの話から聞こうか」

 

バルサス最短攻略

 

ダイアンナ「まずは、本作のあらすじからだ。武闘派の妖術師バルサス・ダイアが南のぎざ岩高地から混沌の軍勢を本拠地の〈黒い塔〉に結集して、北の〈柳谷〉に進軍する計画を立てているとの報が届き、サラモニスの王さまが防衛策を考えるわけだね」

 

アスト「そのバルサスと、もう1人の悪の魔術師ザラダン・マーが激突する、FFゲームブックとは異なるIFストーリーを描いた小説が『トロール牙峠戦争』だな」

ダイアンナ「その小説は面白いのか?」

 

アスト「NOVAの感想はこちらにあるな。余計な無駄話をスルーして、該当部分だけ読めばいい」

ダイアンナ「往年のゲームブックファンにとっては、雰囲気が懐かしくて面白く、近年のライトノベル風ファンタジーの読者にとってはキャラ描写が古風で、燃え萌え要素が物足りなく、ドラマを堪能できる作品ではない。むしろ意外な展開のサプライズや、背景要素の悪VS悪戦争の顛末を楽しみながら、最後のオチのゲームっぽさを味わうと言ったところか」

 

アスト「オチも含めて、古い作風なんだよな。じっさい、古い作品なんだから仕方ないんだが、サプライズが売りの作品でオチが古いのはいただけない。もっとも、復刻したゲームブックといっしょにノスタルジーを感じるなら、面白い作品なんだろうさ」

 

ダイアンナ「とりあえず、『バルサス』は『トロール牙峠』の元ネタということで、ラスボスのバルサス・ダイアをこっそり暗殺して、戦争を未然に防ぐために、ヨーレの森の大魔法使いの弟子である血気盛んな若者主人公が、要塞への潜入工作を頑張る話だな。前作と違って、主人公が魔法を使える点が、ゲームとしての特徴ということになる」

 

アスト「習得できる魔法は12種類だったか」

 

ダイアンナ「各魔法の分析は、次の機会に回す。今回はストーリーの確認だ」

 

アスト「最初のイベントは要塞の門で、門番の猿犬と犬猿をどう突破するかだったな」

 

ダイアンナ「火吹山は、ファンタジーゲームでよくある定番モンスターが出て来るが、バルサスでは奇妙なモンスターのオンパレードだよ。いきなり、犬頭の猿と、猿頭の犬のコンビという変異体が出てくるわけだし」

 

アスト「しかも、そいつら、知能を持っていて会話できるもんなあ。見た目はただの獣っぽいのに」

 

ダイアンナ「今だと、イヌブラザーとサルブラザー風味かもしれないが、そいつらには『薬草売り』のフリをして、『キルトログ』とか『ブラグ』って衛兵の名前をテキトーに答えると通してくれる。まあ、戦いで切り抜けてもいいし、呪文を使ってもいいけど、とにかく門の突破は難なく成功する」

 

アスト「それから中庭に入るんだったな」

 

リバT『中庭のパラグラフは251番。そこから〈黒い塔〉の入り口に向けて、3つのルートに分かれます。壁伝いにそろそろルートか、大胆に中央を突っ切るルートか、暗がりのグループに近づくルートか』

 

ダイアンナ「正解はグループに近づくルートだな。その後、グループは二組あって、2人組の人間か、4体の亜人が焚き火に集まっている集団かを選択するが、焚き火に行くのが正解だと。それはオークと、緑肌のドワーフと、ゴブリンの男女ペアなんだが、強引に焚き火のそばに腰を下ろして、あれこれ質問すると『シミター』という合言葉を聞き出して、さらに詮索するとバトルになる。ゴブリン女を除く3人と戦い、弱い奴らを打ち負かすと、『銅色の鍵』と『軟膏の壺』、そして『魔法点を2点回復できるポーション』をゲットできる。鍵か壺の代わりに『金貨8枚』を取ることもできるが、鍵は塔内の探索に何かと役立つし、軟膏はガンジー探索に有効なので最短攻略には必須と言える」

 

アスト「緑肌のドワーフというのが変わっているな。植物に親和性の高いエルフなら、ゲームによっては緑肌ってのもあり得るが」

 

リバT『オークやゴブリンと一緒なのも変わってますよ。もしかすると、ゴブリンハーフかもしれません』

 

ダイアンナ「バルサスによって作られた合成怪物の一体か、突然変異によって生まれて肌の色で差別された結果、混沌勢力に居場所を求めた可哀想なドワーフか、ドワーフ女がゴブリンにXXされて生まれた悲劇の子かは知らんが、とにかく倒すべき敵なのは間違いない。悪のグリーンドワーフとして成敗すべし」

 

リバT『もう一組の人間2人組は?』

 

ダイアンナ「そいつらは上手く立ち回れば、金貨や魔法の短剣がゲットできるが、別に必須のイベントじゃない。最短攻略のためにはスルーするのが正解だ。その後、新版の表紙にも登場している、つむじ風女と遭遇するが、無視してから怒ってみせれば、笑って勝手に立ち去る。魔法を無駄使いする必要もあるまい」

 

リバT『初心者プレイヤーなら、魔法をいろいろ試しに使ってみることを楽しむプレイもありですけどね』

 

ダイアンナ「そういう試行錯誤や別ルートのイベントチェックは後の記事に回す。今回は効率優先の最短攻略だ。とにかく、つむじ風女のイベントが終わると、塔の入り口(218)に至るので衛兵のサイ男を呼んで、先ほど入手した合言葉の『シミター』を告げると、あっさり中に入れてくれる。戦うなら技術点8の相手なので、それほど強くない。自分の技術点が10以上あれば難なく倒せるだろう。まあ、ダイス運が悪くて初期技術点が7とか8なら、戦闘は避けるように振る舞うといいし、本作は割と戦闘を避けられるからな。最短ルートの必須戦闘(ダイスを振る形)は2回だけだ。先程のオーク、ゴブリン、ドワーフ相手(技術点5とか6とか)と、後で出てくるガーク戦のみ」

 

リバT『そこまで戦闘しなくていいFF作品も珍しいですね』

 

ダイアンナ「敵要塞への潜入とボスの暗殺が任務だからな。標的以外は無駄な殺しはしないのがプロの流儀ってものだ」

 

アスト「まあ、戦って切り抜けるのもありだけどな。ゲームとしては、そっちの方が面白いって考えるプレイヤーも多いだろうし」

 

ダイアンナ「戦ってもいいし、戦いを避けるために魔法を使ったりしてもいいし、口八丁で乗り越えたりする機会も豊富な作品だ。とにかく塔に入る(177)と、地上ルートと地下ルートの2つの選択肢に分かれるが、地下ルートに入ると例のレプラコーンのオシェイマスの部屋に到達する。しかし、いきなり地下は外れルートだな。地上の図書室に行けないので、バルサスの部屋の扉が開けられなくて詰む」

 

リバT『ここから先は、しばらく最初の選択肢を進むと、余計なトラブルなしに攻略できるみたいですね』

 

ダイアンナ「真っ直ぐ扉に向かい、鐘を鳴らして、出てきた半人間執事の指示どおり左の通路へ向かうんだな。するとガークの部屋に到達する」

 

リバT『ガークも、バルサス独自のモンスターですね。ゴブリンとジャイアントの混血で、技術点7、体力点11。タフではあるけど、戦闘能力はそれほど高くない』

 

ダイアンナ「こいつとの戦闘も避けられるが、避けてはいけない。こいつを倒すと、金貨6枚の他に、『凝った装飾のヘアブラシ』が手に入るからな。最短攻略には必須アイテムだ」

 

アスト「確かバルサスの嫁さんのルクレチアに渡す贈り物だったな」

 

ダイアンナ「その話は後に回して、次のパラグラフ(99)で左手の扉(52)か右手の扉(38)を選ぶことになる。正解は38で図書室になる。逆に進めば、ギャンブルゲームの遊戯室で、それなりに楽しいイベントだと思うが、攻略必須情報が手に入らないので外れルートということになる」

 

リバT『使命を忘れて、ギャンブル遊びにハマるのも一興なんですけどね。外れルートなのに、3つのルールのミニゲームが遊べて、アイデア的に凝ってますし』

 

アスト「外れルートに凝ったアイデアを披露するなんて、攻略後の楽しみって奴だな。真っ直ぐ近道だけを進むと、楽しめないネタってことで」

 

リバT『ただのプレイヤーならともかく、自分がゲームデザイナーを目指すなら、正解じゃない選択肢の検討も必須課題と言えますね。あらゆる分岐を試し読みするとか、パラグラフ解析はゲームブックマニアの嗜みって奴でしょう』

 

ダイアンナ「バッドエンド直行人生もイヤだけど、試行錯誤の機会もなく、最適解だけを選びとった無難極まりない人生も味気ないからな。それこそ、酸いも甘いも噛み分けた充実した人生でありたいものだ」

 

アスト「オレたちは、悪夢の未来ってものを見ているからな。この時間軸がそうならないよう、多くの世界の興亡を観察、研究するのが仕事……と言ってもいいんじゃないか」

 

ダイアンナ「世界の観測者か。FFゲームブックのタイタンもその一つってことだな」

ダイアンナ「ともあれ、バルサス要塞の図書室で本を読みふけるタイム、と。読める本は『バルサス・ダイアの伝記』と『〈黒い塔〉の秘密』と『ぎざ岩高地のモンスター本』の3項目。正解は『〈黒い塔〉の秘密』で、ここに攻略に必要なキーナンバー(217)が書いてある」

 

アスト「このキーナンバーが手に入らないとクリア不可能なので、ここに来る以外の選択肢は全て外れになるんだな。他のルートでの再プレイは、攻略だけを考えるなら無駄ということになる」

 

リバT『まあ、再プレイ時は、「この217だけは前世の記憶か何かで既に知っている」ということにして、他のルートを遊んでみるってのもありでしょうけどね。ゲームブックの冒険で知った手がかりは、プレイヤーに付属するのか、キャラクターに付属するのかで、前者をあえて選んでメタプレイを楽しむというのもありでしょう。入手アイテムはキャラに付属して、入手情報はプレイヤーに付属する。キーナンバーもプレイヤーが手に入れてメモ書きした情報は、キャラクターも了解済みと考えるのもあり、と』

 

アスト「まあ、ゲームブックは繰り返しプレイを推奨するからな。キャラが変われば、それまで得た情報を完全にリセットして……というのも変な話だし。少なくとも、このモンスターにはこういう魔法やアイテムが有効という知識は、再プレイでは当然のように使うわけだし」

 

ダイアンナ「キーナンバー217を手に入れれば、後はバルサスの伝記とか、モンスター知識とかも気になるけどな。あまり知識に貪欲すぎると怪しまれて、地下牢送りにされるわけか」

 

リバT『地下牢から脱出しての地下探索ルートも、本作を十分味わうには必要だと思うんですけどね。ただ、そこを一気にショートカットして、図書室から169番の食堂大広間に到達すると、そこから上階のバルコニーに出て塔の中枢エリアに進むことになります』

 

ダイアンナ「上階のイベントは後に回そう」

 

アスト「最後まで進むんじゃないのかよ」

 

ダイアンナ「一気に話を終わらせても、つまらないだろう? パラグラフ169までで攻略に必要なアイテムは全て入手済みなんだから、後は別ルートの確認をしてから、物語を先に進めようと思う」

 

リバT『それにしても、図書室でバルサスの伝記を読まなければ、ルクレチアさんの名前も分からないんですね。モンスター知識の書を読むことで、本作オリジナルのカラコルムやミクの情報も分かりますし。ガンジーだけはページが破かれて謎のままですが』

 

アスト「攻略を重視するか、世界観を味わうなり、知識の習得を楽しむなりで、図書室は重要施設ってことだな」

 

ダイアンナ「正解知識以外も、攻略とは関係なく読んでおくのも、ゲームブックマニアの嗜みってことか」

 

リバT『純粋に攻略だけを考えるならアンフェアなのかもしれませんけど、ゲームブックを隅々まで楽しむには、選ばなかった選択肢も後からチェックするのも必要だと』

 

ダイアンナ「次回は、魔法の解析と、そういう選ばなかったイベントをチェックする記事の予定」

(当記事 完)