ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

「盗賊都市」攻略感想(2)

魔術師ニカデマスの話

 

アスト「前回で、邪悪な不死者ザンバー・ボーンを倒すため、老魔術師ニカデマスさんに対面したところまで話した」

 

リバT『FF世界の善の魔術師3人の1人ですね。1人めはFF3冊めの「運命の森」でデビューして、50冊めの「火吹山の魔法使いふたたび」でも健在ぶりを見せつけたヤズトロモさん』

 

アスト「『運命の森』はまだFFコレクションに収録されていないから、最近、旧作を引っ張り出して見たんだよ。すると、ヤズトロモさんの翻訳の1人称が『俺』とか『俺さま』とか言ってて、キャラが違うんだな。これこそ新訳が欲しいと思ったぞ。来年か再来年に出るといいなあ」

 

リバT『シリーズの翻訳展開が順調に進むといいですね』

 

ダイアンナ「願うとしよう。それでヤズトロモさんと、ニカデマスさんと、あと1人は?」

 

リバT『FF9冊めの「雪の魔女の洞窟」に登場した通称・癒し手さん、本名ペン・ティ・コーラさんですね。そのうち、お世話になるかもしれませんが、今はニカデマスさんの話に移りましょう』

 

アスト「旧訳ではニコデマス表記だったんだな。ヤズトロモさんのフルネームがゲレス・ヤズトロモであるのに対し、ニカデマスさんはアラコール・ニカデマス。彼らの過去の冒険の概要は、ワールドガイドの『タイタン』に記されていて、なかなか興味深いんだが、『盗賊都市』に登場した際には冒険活動から引退していて、ザンバー・ボーン退治を主人公に押しつけて来るんだな」

ダイアンナ「乗りかかった船って奴だな。だけど、ニカデマスさんも協力はしてくれるんだろう?」

 

アスト「ああ。ニコちゃん、いや、今だとニカちゃんか。とにかく、若い頃は正義のためにアクティブに活動していた爺さんは、旧友の市長オウエンさんの依頼に対しても、『助けてやりたいのはやまやまだが、年とって引退したから無理。それでも助けを求められるのが煩わしいから、盗賊都市で引きこもっている』と打ち明けて、『だから代わりに、お前がやれ』って流れでザンバー・ボーンの倒し方を教示してくれるんだな」

 

・ザンバー・ボーンは日中には別の次元にいるので、夜しか倒せない。

・ザンバー・ボーンは身辺警護の下僕をいろいろ用意してある。

・ザンバー・ボーンの魅了の眼差しに耐えるには、『黄色い太陽の中にいる白い一角獣の刺青(いれずみ)』を額に入れねばならない。

・ザンバー・ボーンは普通の武器では傷つけられないので、『銀の矢』を心臓に射抜く必要がある。

・トドメに、両目に『黒真珠』『老魔女の髪』『蓮の花』をすり潰した調合薬を塗り込む。

・以上の過程を失敗すると、奴に触れられて、即死する。

 

アスト「……ということで、ここからはザンバー・ボーン退治のアイテム集めを頑張らないといけないわけだ。なお、『刺青』を彫るのに金貨10枚、『銀の矢』に金貨10枚を支払うので、金貨20枚も用意しないといけない。他のアイテムはブラックサンドの北部をいろいろ探索することで手に入るようになってるな。街を出る前に、以上の5つを入手できなければゲームオーバーだ」

 

カギ通りのイベント

 

アスト「さて、ニカデマスさんに出会う前は自由度が高くて、どのルートでも差し障りなくクリアできるんだが、一応、入手アイテムなどの関係で細々とした展開が変わる。オレが通った〈市場通り〉はお金が最も稼げるルートだが、それ以外のルートもどんな展開になるか確認しておこう」

 

ダイアンナ「〈カギ通り〉では、鍵が手に入るのか?」

 

アスト「当たりだ。そこに入ると早速、『錠前屋J・B・ラギンズ』という名のドワーフ職人の店がある。万能の合い鍵(スケルトン・キー)を金貨10枚で売ってくれるが、他の入手手段もあるんだな」

 

ダイアンナ「殺して奪いとるってことか?」

 

アスト「ブラックサンドの流儀に慣れてきたみたいだな。だが少し違う。別の選択肢は『ニカデマスの居場所を聞く』だ。そこで理由を聞かれるんだが、『ニカデマスを殺しに来た』と嘘をつくと『ニカデマスの敵なら私の友人だ』とニコニコと教えてくれる」

 

ダイアンナ「はい? ニカデマスさん、どれだけ街の住人に嫌われてるねんって話だな」

 

アスト「この場合、情報は手に入るけど、鍵は手に入らない。一方、『ニカデマスに助けを求めに来た』と正直に答えると、ラギンズさんは殺意をむき出しに、技術点7の狼犬2頭をけしかけて来る。そいつらを撃退すると、ラギンズさんは逃げ出して、その間に金貨3枚と合い鍵をゲットできるって寸法だ」

 

ダイアンナ「ラギンズさんは殺せないのか」

 

アスト「ああ、犬2頭で満足しておけ。問題は次のイベントだ。通りを歩いていると、『6つの弓矢で狙われて、金貨10枚を払うこと』を強要される。金貨10枚を大人しく払えば、運点2点を失うだけで害はないんだが、拒むようなら矢が飛んできて、1D本突き刺さって結局、運点2点が減らされる」

 

ダイアンナ「減らされるのは運点だけじゃないだろう?」

 

アスト「ああ。刺さった矢の1本につき、体力点3点が奪われる。最悪、18点のダメージで即死する危険さえあるな。即死パラグラフを除けば、FFゲームブックで最大級のダメージ量の罠と言ってもいい」

 

リバT『FFの体力点は14〜24点の範囲ですからね。最初の2Dの出目が6以下なら即死の危険があります』

 

アスト「オレの体力点は21点だが、それでも18点ダメージは厳しいよな。最小で3点ダメージで済むんだが、『針山のようになって、よろめきながら通りを進む』と一人の女の子が助けの手を差し出してくれる。それを断ると自分で矢を抜くだけなんだが、少女の誘いに乗ると、彼女の祖父っぽい老人が天才的な技術で矢を抜いて、治療してくれるんだな。矢1本につき2点の体力が回復する」

 

ダイアンナ「18点ダメージだったら、12点までは回復してくれるのか。親切な老人だな」

 

アスト「親切もタダじゃない。治療費として『オウエン市長がくれた業物の剣』を譲る羽目になって、普通の剣を代わりにくれる。技術点マイナス1だ」

 

ダイアンナ「別に剣をもらった時に技術点が増えたわけじゃないのに、失うと減るのは理不尽っぽいな」

 

アスト「まあ、ここで失った技術点を後から取り戻す機会はあるんだけどな。とにかく、このルートは、上手く立ち回らないと相当ハイリスクな感じだな。次のイベントは『サソリのブローチ』職人の家だ。金のサソリは運点2回復するだけだが、銀のサソリは優れ物で『戦闘が終わるたびに1点の体力が回復する』という稀な癒し効果を発揮する。ブローチ代は金貨6枚だが、階上にいる職人の竜トカゲ人(リザーディン)の許可なく勝手にブローチを身に付けていると、相手がキレてバトルになる(技術点8、炎の息で追加ダメージ)。そいつを倒すと金貨4枚と、銅のブローチをゲットできるが、銅のブローチは技術点が減少する外れアイテムなので捨て置くといい。もっとも、金銀が当たりアイテムなので、初見だとうっかり身に付けたくなるものなんだろうな」

 

ダイアンナ「とにかく、ブローチは金を出して買うよりも、こっそり盗み出すのが得だと思う」

 

アスト「買うなら、金銀のどちらかしかゲットできないが、盗み出すと両方ゲットできる。そして、わざわざ上の階に上がらなければ無傷で手に入る。バトルしてでも、金貨4枚が欲しいかどうかだな。ともあれ、次のイベントは衛兵との遭遇だ。通行証の提示を求められる」

 

ダイアンナ「持っていなければ?」

 

アスト「技術点7と6のザコ衛兵なので、やっつければいい。金貨7枚と、何に使うか分からない鍵束と古いパンがゲットできるぞ。その次は、ゴミの山の天辺に古いブーツがあるので履いてみると、技術点+1のエルフ製ブーツだと分かる。ここまでで〈カギ通り〉のイベントは終了して、148番の〈マーケット広場〉に合流する」

 

ダイアンナ「〈市場通り〉に比べての評価はどうだ?」

 

アスト「一番のリスクは、6本の矢だな。リスクを最小限に、得る物を最大限にしようと思えば、ラギンズから合い鍵を強奪し(金貨3枚ゲット)、矢には逆らわずに金貨10枚の通行料を払い、サソリのブローチは金銀の両方をこっそり持って行き、衛兵を倒して金貨7枚ゲットすれば、金貨の方は差し引きゼロで損失還元できる。結果的に、合い鍵と銀のブローチがお得で、金のブローチとエルフのブーツは『売りに出せるマジックアイテム』として、使うといい。衛兵の鍵束と古いパンは、〈マーケット広場〉に入る際にスリ取られることにすれば、ほぼ実害なしに攻略できるだろう」

 

ダイアンナ「お金は入らないけど、アイテム入手数の多めなルートということだな」

 

時計通りのイベント

 

アスト「では、盗賊都市序盤3ルートのうち、最後の1つだ」

 

ダイアンナ「時計がゲットできるのか?」

 

アスト「いや、違う。最初に技術点5の狂人と遭遇してバトルになるが、こいつの持ってる煙の玉からは〈魔法の羽根飾り付き兜〉が出現して、攻撃力1点ボーナスが付くので大変ありがたい。ぜひ狂人をぶち殺してゲットすべきだ。ここで狂人をスルーするのはもったいない」

 

ダイアンナ「狂人に与える慈悲はないのか?」

 

アスト「そんな選択肢はないからな。スルーしないと弱いのに攻撃してくるので、正当防衛でサクッと殺して、兜をありがたく頂戴するのが正義にして慈悲ってものだ。来世では幸せになれよ。だから恨むな」

 

ダイアンナ「まあ、あくまで非実在狂人だからな。現実の精神障害者には聞かせられない言動だ」

 

アスト「ゲームの世界で、自分に襲いかかって来た狂人を始末したぐらいで、そこまで神経質になるなよ。ゲームとかフィクションにいちいちリアルへの影響がどうこうと正論めかして噛みついて来る輩の方が、よほど偏執狂だと思うぜ。まあ、それはともかく、次のイベントは技術点8のオーガー退治だな。こいつを倒すと、宝石2個と金貨15枚、白い手袋が手に入るが、白い手袋は技術点が2点下がるからスルー推奨だ。金貨と宝石だけ持って、次に進め」

 

ダイアンナ「宝石ゲットはいいなあ」

 

アスト「後で宝石商が出てくるので、換金できるぞ。次に少年が癒し薬を金貨3枚で売ってくるが、体力点1点しか回復しないので割に合わん。スルー推奨して、このルート最大のリスクに遭遇する。盗人ドワーフに襲撃され、運だめしに失敗すると不意打ちで気絶させられ、現金全て盗まれる。運だめしに成功すれば、気絶は免れるが、逃げる連中を深追いするな。網に絡みとられて結局、現金を全て奪われる」

 

ダイアンナ「運だめしに成功した後は、自分の道を歩き続けるのが正解ってことだな」

 

アスト「何しろ、土地勘のあるジモティーに対して、こっちはよそ者だからな。わざわざ待ち構えている罠に飛び込む必要はない。次に『花屋のパイプ夫人』の店だ。食料2食で『犬の血で金貨10枚に変わる黄金の花』を提供してくれる。他のマジックアイテムでもいいんだが、このルートで手に入る〈魔法の兜〉と交換するのはもったいないからな。そして、花屋の次に待望の宝石商だ」

 

ダイアンナ「おお、宝石を買えるのか?」

 

アスト「売りに来たんだよ。2つで金貨9枚だ。まあ、買い物をしたければ、金貨10枚の〈不可視の指輪〉、金貨8枚の〈炎の指輪〉、金貨7枚の〈氷の指輪〉のどれか1つを購入できるんだが」

 

ダイアンナ「店の主人を倒して、指輪を全て奪いとるというのは?」

 

アスト「できなくはないが、相手の技術点は9で、序盤は最強の戦斧使いだぞ。腕っぷしに自信がなければ、この危険な街で宝石商なんてやってられないのかもな。倒すと金貨13枚と、指輪3個が手に入るんだが、主人を倒した場合、指輪の効力が何も分からないんだ。『不確定名:指輪』ってだけで、物々交換の材料にしかならねえ」

 

ダイアンナ「せめて効果を聞いてから、始末するべきだったな。あたしなら、自分で鑑定できるんだが」

 

アスト「プレイヤーにできることが、キャラクターにできるとは限らないからな。逆もまた然りだが。とにかく、このルートは盗人ドワーフの襲撃に、運だめしで成功さえすればリスクは比較的小さい。入手アイテム的には、最も初心者向きとも言える低リスク、ハイリターンなルートだと思う。ともあれ、宝石商のイベントの次に〈マーケット市場〉に入るんだが、スリ取られるアイテムは『不確定名:指輪』が無難かな」

 

ダイアンナ「指輪を購入していたら、もったいない気もするけどね」

 

歌う橋を越えて

 

アスト「さて、未通過ルートのチェックが一通り終わったので、改めてニカデマスさんと会った後の話に続けるぞ」

 

ダイアンナ「アイテム探しが大変なんだな」

 

アスト「いや、ルート選択があれこれありそうに見えて、実は外れルートというものが少なく、意図的な探索落としさえなければ(探索できるところを一通り回れば)、ほぼ漏れなく入手可能だ。もちろん、お金が足りないとか、障害を乗り越えるための体力消耗が激しいとかで、入手し損なう可能性もあるので、絶対とは言えないんだが、とにかく最初に西の〈港通り〉か、東の〈ろうそく通り〉を選ぶことになる」

 

ダイアンナ「どちらが当たりだ?」

 

アスト「〈ろうそく通り〉→〈港通り〉には行けるが、逆は無理なので、隅々まで探索したいなら先に〈ろうそく通り〉に行けばいいだろう。早く攻略を進めたいなら、〈ろうそく通り〉をスルーすればいい。オレは先に〈ろうそく通り〉に向かったがな。そこでは、まず金貨20枚をくれるギャンブルができる」

 

ダイアンナ「負けると、金貨20枚を失うのか?」

 

アスト「いや、命を失うことになる。いわゆるロシアンルーレットで、6つの錠剤の1つが猛毒で、残り5つがセーフ。錠剤を飲んで生き延びれば金貨20枚をくれて、運悪く死ねば持ち物全てが相手の物になるギャンブルだ。D6でダイス目1で死亡だが、オレは6を振って生き延びた。裏目じゃなくて良かったぜ」

 

ダイアンナ「6分の1で死ぬギャンブルか。ちと怖いな」

 

アスト「ゲームブックだからこその挑戦だな。TRPGでも死亡率6分の1は厳しすぎる。それはさておき、次は突然、植木鉢が降って来て、幼女のような服装をした老婆が2人争っている家のイベントだ」

 

ダイアンナ「何それ怖い」

 

アスト「何かアイテムをあげると、体力点4点回復するスープが飲めるんだが、不味いのでスルー推奨だ。次にポート・ブラックサンド名物のベイズボール・イベントだ」

 

ダイアンナ「ベイスボールじゃなくて、ベイズボールなのか」

 

アスト「ベイという人型の生き物が発案した野球に似た球技だ。試合に飛び入り参加して、技術点判定に成功してホームランを打つと、応援団に讃えられて、いろいろと贈り物をされる。金貨8枚、〈精神操作の薬〉、銀のフルート、チョーク1本、眼帯、それにバナナだな。バナナを食べて体力2点回復すると、〈ろうそく通り〉のイベントが終了して、〈港通り〉に向かうことになるんだが、ここでオレは技術点判定にあろうことか失敗してしまった。空振り三振アウトで、チームメイトや応援団に小突き回されて、酷い目にあった。その結果、アイテムを2個も奪われてしまったんだ(涙目)」

 

ダイアンナ「何を奪われたんだ?」

 

アスト「〈マーケット広場〉で購入した〈投げナイフ〉と〈肉屋の鉤〉だな。このベイズボール・イベントは、成否の差が激しすぎる。オレはシクシクと嘆き悲しみながら、〈港通り〉へ向かうのだった」

 

 

アスト「気を取り直して〈港通り〉だ。早速、物乞いと遭遇したので金貨1枚やると、感謝の言葉をもらって運点が1点増えた。よっしゃラッキーと気分が良くなると、路地で技術点4の野犬2匹に襲われた。ここで〈パイプ夫人の金の花〉を持っていると、よっしゃラッキーと金貨10枚をゲットできたんだが、オレは別のルートを通っていたので、それほどラッキーは感じなかったな。単に犬をしばき倒しただけだった」

 

ダイアンナ「というか、ブラックサンドってやたらと犬が登場しないか?」

 

アスト「魔術師の家の犬小屋にいた狼(技術点5)と、鍵屋の2頭の狼犬(技術点7)と、今回の野犬(技術点4)か。なお、盗賊都市の最強技術点モンスターはザンバー・ボーンの飼い犬のムーン・ドッグ(技術点9と11)だが、このデータを見ると、いかにムーン・ドッグが恐ろしいかが分かるな。シルバートンには毎晩6頭のムーン・ドッグが襲来して来て、1頭でも男4人がかなわないそうだ」

 

ダイアンナ「バルサス・ダイアの犬猿(技術点6)や猿犬(技術点7)とは格が違うということか」

 

アスト「アニー、そんなに犬猿と猿犬が好きになったのか?」

 

ダイアンナ「違う! 単にバルサスの要塞で最初に出会ったから、印象に残っているだけだ」

 

アスト「まあ、ブラックサンドの衛兵も技術点は6〜8の範囲だったから、門番の能力は大体それぐらいってことかな。とにかく、次がブラックサンドのラスボス登場イベントだ」

 

ダイアンナ「何と。ザンバー・ボーンが!?」

 

アスト「いや、それは『盗賊都市』というゲームブックのラスボスであって、ブラックサンドの長といえば、アズール卿だ。アズール卿の馬車が通りを走って来て、危うく轢かれそうになる。ちなみに、悪名高きアズール卿絡みのイベントは今回これだけだ。いつか、『お目通りする機会があることを願いつつ』と文章に書かれているにも関わらず、今だにオレはお目にかかったことがない。未訳ゲームブックの68巻『アランシアの暗殺者』では、ザンバー・ボーンを殺した主人公にアズール卿が暗殺者を差し向けるストーリーらしいが、どうしてアズール卿がザンバー・ボーンの敵討ちを狙ってくるのかが謎だ。この度、訳された『危難の港』で語られるのだろうか?」

 

ダイアンナ「そう言えば、明日には発売なのか、FFコレクション2は?」

アスト「そのうち、NOVAがゲットするのを期待するとして、アズール卿の馬車イベントを終えると、次は海賊の集まる〈ブラック・ロブスター〉亭に到着し、そこから海賊船侵入イベントが始まる。海賊船の中で、必須アイテムの〈黒真珠〉が手に入るので、これはスルーできない重要イベントだ。だけど、今回はここまでで、続きは次回の話だな」

 

ダイアンナ「アズール卿とのニアミスで今回は終了、と」

(当記事 完)