ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

「魂を盗むもの」攻略感想(3)

ダンジョン攻略初め

 

リモートNOVA『さて〈鉄の地下廟〉の攻略開始だ』

 

アスト「ダンジョンの入り口にいたゴブリン2体を倒したところから、だな」

 

NOVA『パラグラフ300からスタートするが、部屋は南北と西に扉がある。最初にストールは北に行くと、東西に分かれるT字路に出たので、東へ向かうことにした。道は北に折れて、その先の西の壁に扉があった』

 

ダイアンナ「言葉で説明されても、いまいち分からないね」

 

NOVA『簡易マップを書くと、こんな感じだな』

 

  ←現在地←l

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       l

  ーT字路ーー

    l

ーゴブリンの部屋

    l

 

アスト「ゴブリンの部屋から、とにかく北に向かって、現在地に着いた、と」

 

NOVA『部屋の扉を開けると、技術点8のオーガーがいたので、やっつけた。部屋を調べると、硬いパンとチーズがあって食料2食分になったので、喜んでゲットした。さらに〈しろめ製のエールジョッキ〉が手に入ったので、それも背負い袋に入れたんだが、その時、オーガーにとどめを刺し損ねていたことに気づいた。オーガーが死ぬ直前に壁のパネルを押すと、南に戻る通路の天井から鉄格子が落ちてきて、戻り道が塞がれてしまったんだな』

 

ダイアンナ「つまり、部屋に閉じ込められた?」

 

NOVA「いや、部屋の西に扉があったので、そこから先に進むことになるんだが、どうも戻れないとなると、最初のゴブリンの部屋の南や西がどうなっているのか気がかりになってな。そちらにもしも攻略必須アイテムがあって取り損ねていたら……と思うと、別ルートも覗いてみたくなったわけだ」

 

アスト「つまり、自分が通らなかった道を見たいという気持ちに駆られたわけだな」

 

NOVA「結論から先に言うと、北に行くルートで正解だったんだが、北に行く前にアイテムを取り損ねていたのが失敗だったとも言える。そこで、ここからは最初のゴブリン部屋から西および南の扉へ進んだ場合のIFルートも紹介しておこう。なお、北のオーガー部屋からはパラグラフ280番に出るんだが、ここから南回りルートと合流するまでは結構、時間が掛かった。つまり、ゴブリン部屋から北回りルートと南回りルートの2種類があって、二者択一ということになるわけで」

 

南回りのIFルート確認

 

NOVA『ゴブリン部屋の北に進むと、一方通行で帰って来れなくなったので、一先ず攻略を中断して、他の選択肢を確認することにした。まず、部屋の南には薄気味の悪い物置きに髑髏の山があって、何だかおぞましくなって運点が1点削られるだけなので、こっちは通らなくて良かったと思う』

 

アスト「南は外れ、と」

 

NOVA『部屋の西は南北のT字路になっていて、北へ行けば壁面彫刻があるが、それを調べるとおぞましい毒グモの幻が浮かんで、やはり運点が1点削られる。その北の通路に進むと、2体のネズミ男(技術点5)がいて、倒して部屋を調べると、金貨2枚と、ロープに付ける〈引っ掛け鉤〉と、ヘビ模様の〈青い絹の手袋〉が見つかる。このネズミ男の部屋は是非とも調べるべきだと主張するが、プレイ中はアイテムを入手できなかったので、少し残念に思いながら、まあ、なくても何とかなったな、と』

 

ダイアンナ「あった方が便利だけど、なければ詰むってことはない、と」

 

NOVA『リビングストンのゲームブックと違って、絶対にないとダメってケースは少なめなので、攻略自由度は高いと思う。その分、難易度は低めで、初心者向きなのは間違いない』

 

アスト「整理すると、ゴブリン部屋から北西へ向かい、壁面彫刻は無視して、ネズミ男の通路に入って、戦闘後にアイテム回収するのがお得。その後はオーガー部屋に行くか、壁面彫刻から南下するかを選べる、と」

 

NOVA『壁面彫刻から南の南へ進んで行くと、ミノタウロス像の部屋に出る。ここに来ると、北のオーガー部屋と同じく一方通行で、後戻りできないようになっている』

 

ダイアンナ「ミノタウロス像は襲って来るのかな」

 

NOVA『技術点判定ですり抜けて、背後の階段に進むこともできるけど、失敗するとストーンゴーレム名義の牛人像とバトルすることになる。技術8、体力11でオーガーと似た能力なんだけど、ダメージを与える際に1か2の出目を出すと、装甲が固くて攻撃を無効化される点が手強いな。

『牛人像は攻撃前に〈宝石〉を要求して来るので、もしも前に購入していれば、宝石を渡すことで平和的に通過することができる』

 

ダイアンナ「なるほど。〈宝石〉はミノタウロス像を通過するために使うアイテムってことか」

 

NOVA『そこから階段を登ると、パラグラフ287番だが、改めて北回りルートの続きを進めよう』

 

ネズミ男    オーガー部屋へ

 l                           ↑

壁面彫刻ーT字路ーー↑

 l     l

T字路ーゴブリンの部屋(スタート地点)

 ↓            l

牛人像  髑髏の物置き

 ↓

  階段(287)

 

オーガー部屋の続き

 

NOVA『ストールの冒険に話を戻す。オーガーを倒したはいいものの、退路を失ったために先へ進むしかなくなった彼は、西の狭い洞窟に踏み込む。何だか通路が腰までの深さの水地になっていて、技術点6の洞窟ヘビに襲われるんだが、戦いにくい地形なので、こちらの技術点を一時的にマイナス2しないといけない』

 

アスト「実質的に相手の技術点は8か」

 

NOVA『サクッと倒して水地を突破したが天然洞窟が続くのは変わらない。通路は南に折れて、鍾乳石が乱立する区画に入った。目立つ石筍があったので調べてみると、エルフっぽい骸骨が埋まっているのが分かった。掘り返すと、体力点を4点回復できる【癒しのポーション】2回分が手に入るが、3分の1の確率で技術点8のスケルトン・マンとバトルになって、ネズミの幻影に恐怖心を引き起こされたりする』

 

ダイアンナ「運点が減らされたりするのか?」

 

NOVA『いや、幻の実害はないんだけど、この場所の不気味な幻想感覚を高める描写だな。そのまま南に進むと、東西に分かれるT字路に出た。まあ、西へ進むと歌声が聞こえてきて、そのまま進み続けると36番のバッドエンドに行き着くわけだが』

 

アスト「確か『誘惑する歌声が危険』って情報は得ていたな」

 

NOVA『情報フラグが回収されたわけだな。実質、一本道の通路を東へ進んで扉を開けると、今度は両手剣を持った強敵スケルトン戦士(技術10、体力10)と戦うことになる。それを撃退して、東の罠扉をスルーして南の扉を開けると、オークの部屋に進むことになる』

 

アスト「マップの構造が分かりにくいな」

 

NOVA『後で地図を付けるので安心しろ。大筋はオーガー部屋から大きく西へ進んで、それから南へ延々と進んで、最初のマップを大回りする形だな。階段の昇り降りもあって立体交差している感じでもあるが、北から回るルートは遠回りになって危険度も大きい。ショートカットしたいならミノタウロス像から南へ進む方が簡単なんだが、ストーリー的にはこのルートの方が面白い。このルートのポイントは、進めば進むほど、後から黒い煙が追いかけて来る点だな』

 

ダイアンナ「黒い煙?」

 

NOVA『酸性の毒ガスで、やがてルート全体を満たしてしまう。脱出できなければ、全身が溶けて白骨化死亡(パラグラフ271番)に至る。何はともあれ、オークたちは3体いて倒すと金貨6枚が手に入る。煙のせいで戻れないので東の扉を開けると、トロール(技術点8)とバトルになる』

 

アスト「バトルだらけじゃないか」

 

NOVA『確かに、このルートだとバトル回数が結構多いな。技術点12だから難なく乗り越えてきたが、もっと弱いキャラだと途中で力尽きるかもしれん。攻略の簡単さという意味では、ミノタウロス像ルートが当たりで、こちらは外れと考えるべきか。まあ、攻略記事的には、敢えて困難な道を進んで、イベントを確認するのも一興なんだが』

 

ダイアンナ「とにかく、洞窟ヘビ、スケルトン戦士、オーク、トロールとバトルを繰り広げたわけだね」

 

NOVA『トロールを倒すと、金貨4枚と鍵束が入手できる。この鍵束は重要アイテムなので、これを入手することがこのルートを選ぶ理由その1と言っていい』

 

アスト「鍵束ゲット後は?」

 

NOVA『煙が追いかけて来るので、さらに東の扉から脱出しようとするんだが、ここで罠パラグラフが一つ。扉の鍵が開かないので、前に入手した〈黒檀の鍵〉を使うかどうかの選択肢が出る。しかし、使っても扉は開かないうえ、使用した〈黒檀の鍵〉が消失してしまう。つまり、後で使えなくなってしまうんだな』

 

アスト「アイテムをわざと無駄に使わせて、消失させてしまうトラップか」

 

NOVA『使った鍵が役に立たないだけならまだしも、消失してしまうなんてあり得んだろう……って思いながら、そのパラグラフはモルドラネスの仕掛けた幻影で、現実じゃないと見なすことにした』

 

アスト「要するに、チート技で〈黒檀の鍵〉を失うのはなかったことにした、と」

 

NOVA『天時星・時間返しの技だな。さて、いずれにせよ、トロール部屋から早く脱出しないといけない。それにはラッキーの力が必要だ。運だめしせよ。失敗すると271番で死ぬ。成功すると隠し扉を発見して脱出成功した。ふう、危なく死ぬところだったぜえ……と一息ついていると、「おい、私も連れて行け。役に立つから」という声が聞こえてきた。

『少々煙に巻かれて、体力2点を失いながらも調べると、知性を持った魔法の剣(ストームブリンガーもどき)が見つかった。原技術点を越えて+1できる上、戦闘で敵を倒した際に体力+1できる名剣だ。ストームブリンガーだとそのままなので、ここでは「ストールブリンガー(ストールが持ち運ぶ剣)」と名づけることにした』

 

ダイアンナ「どんなデザインなんだ?」

 

NOVA『柄頭にアメジストトルマリンがあしらわれていて、しかも明かりの代わりとして光り輝く。黒い剣とは書かれていないが、まあ、元ネタからしてそうなんだろう。惜しむらくは、知性を持った剣なのに、回収されると話しかけることはなくなったので、キャラ付けがもったいない点。ほとんど出オチみたいな扱われ方だが、役立つ武器なのは間違いない。当記事では以降、未来予知のチート技を使った際は「ストールブリンガーが警告してくれた」ということにしておこう』

 

アスト「このルートを選ぶ理由その2が、ストールブリンガーということだな」

 

NOVA『いい武器をゲットしたところで、今回の記事は終わりだな。続きはパラグラフ58番からだ』

 

  洞窟ヘビ←オーガー部屋

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  石筍(エルフ死体)

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歌声ーT字路ースケルトン戦士

         ↓

        石の顔ー電撃罠

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         オーク→トロール→ストール→(つづく)

                  ブリンガー

 

(当記事 完)