ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

FFコレクション3&4の話

年末情報が出たので

 

リモートNOVA『緊急連絡だ』

アスト「ほう。来年の7月にリビングストン編で、12月にジャクソン編か。つまり……」

 

NOVA『ああ。俺が先日、口にした予想は外れだな』

アスト「結果が出てみれば、いろいろツッコミを入れたくなるんだがな」

 

NOVA『受けて立とう』

 

アスト「お前、こんなことを言ってたよな」

 

5作中4作がソーサリーばっかりというのも、芸がないと思う

 

NOVA『ああ、芸がないのは事実だ。この場合、芸というのは「こいつは凄い、と予想外のサプライズを見せて、感じ入らせる仕掛け」を意味し、奇想天外の奇想ということになる。ちなみに、芸がなくても感じ入らせることはできて、それを人、「王道」という』

 

アスト「つまり、芸とは『詭道』のことか?」

 

NOVA『元ネタは孫子の「兵は詭道なり」だな。王道は正面から堂々と押し進むことであり、詭道は搦手や裏技的な策を考える。芸の道も例えば、カラオケで水木一郎さんの代表曲としてマジンガーZコン・バトラーVを歌うのは王道だが、よりマニアックな方向で攻めていくのが詭道であり、芸道だと考える』

アスト「つまり、芸道とは『奇抜なこと』『変なこと』を意味するわけか」

 

NOVA『一般に「芸がない」とは、「平凡で面白みがない。ありふれていて、つまらない」って意味だからな。だから「奇を衒(てら)う」ことで、自分は他と違うって個性派アピールをするとか、「普通はこう考える(振る舞う)だろうけど、そこを敢えて外して、風変わりなことをする」という傾(かぶ)き方だな。傾く=正道ではないってことで、普通と違う変な手法ってことだ』

 

アスト「なるほど。普通どおりにやっても面白くないから、敢えて違うことをするのが芸、と」

 

NOVA『ここで大事なのは、芸の演じ手が「何が普通で、何が変わった物なのか自覚的かどうか」ってことだな。「自分のおかしな仕草や主張が普通だ」と錯覚してしまえば、自覚症状のない変人、世の中が間違っていると言い始めて、そういうのは芸人とは言えないわけだ。芸人は「世間ではこれが普通として通っているのでしょうが、私ら芸人の世界では、ちょっと違う視点で、こう考えるんですよ。面白いでしょ? まあ、バカな戯言なんですけどね。それでも、世の中、こういうバカな奴もいるって、可笑しく見てもらえれば、芸人冥利に尽きるってものでさあ」とか、こんな感じ?』

 

 

アスト「つまり、お前の予想は詭道であって、王道ではない。しかし、現実は王道を突き進んだってことだな。小手先の変化球的な裏技芸に頼らずとも、作品そのものの価値で直球ストレートな球が飛んで来た、と」

 

NOVA『そういうことだ。まあ、俺の予想というか、考え方の土台で大きく外していたのは、「ジャクソン編とリビングストン編に分かれるのなら、先にジャクソンのソーサリー4部作が来るはず」と完全に思い込んでいたことだな。しかし、俺としてはリビングストンの「アランシアの暗殺者」が先に来て欲しかった。だったら、適度に混ぜてくれた方が嬉しいなって願望混じりの予想だったわけだ』

 

アスト「確かに、こういうことを言っていたな」

 

こうなると、次回のFFC3には是非とも、「アランシアの暗殺者」は収録されていて欲しい。ただし、リビングストン・オンリーのセットでも「早くソーサリーがやりたいのに」という勢力の不満を買うと思うんだ。やはり、ジャクソンとリビングストンはバランス良く出すのが無難だというのが俺の見解。一つに固めるのは良くない

 

アスト「結果として、『アランシアの暗殺者』が先に来そうだな。『早くソーサリーがやりたいのに』という勢力は、来年末まで我慢を強いられる、と」

 

NOVA『それで文句を言う奴がいたとしたら、FFコレクション既作の「バルサスの要塞」「モンスター誕生」「地獄の館」「サイボーグを倒せ」はプレイ済みなんだろうな、と確認しておきたいところだ。既作を購入もプレイもしていない、そもそも買いたいと考えるファンでもない人間に、新作の発売順で文句を言う資格はないだろうさ』

 

夏のリビングストン編

 

NOVA『ともあれ、リビングストンの「危難の港」をすごく楽しんだ俺としては、続きの「アランシアの暗殺者」が早くプレイしたいという気持ちだったんだが、その願いが叶って嬉しいということになる』

 

アスト「本当に叶ったのか? 作品タイトルはまだ今秋に出たばかりの最新作『巨人の影』しか発表されていないんだが? 残り4作のうちに『アランシアの暗殺者』が入っているという保証はどこにある?」

 

NOVA『そりゃあ、この記事を読めば分かるだろうが』

NOVA『リビングストン作品のうち、スコラスティック社から出ているのは「運命の森」「トカゲ王の島」「雪の魔女の洞窟」「アランシアの暗殺者」「巨人の影」の5作なんだから、これで確定したも同然だろうさ』

 

アスト「それじゃあ芸がない、というスタンスなら、どういう予想を立てるんだ?」

 

NOVA『リビングストンは多作だからな。スコラスティック縛りをなしに考えるなら、可能性はさらに広がるだろうが。とりあえず、他の作品を列挙するなら、こうなるか』

 

・13巻『フリーウェイの戦士』

・14巻『恐怖の神殿』

・21巻『迷宮探検競技』

・26巻『甦る妖術使い』

・36巻『死の軍団』

・54巻『ザゴールの伝説』

・60巻『龍の目』

・65巻『ゾンビの血』

 

アスト「これで『巨人の影』以外の4作が、未邦訳の『死の軍団』『ザゴールの伝説』『龍の目』『ゾンビの血』だったりすると、思いきりサプライズだな」

 

NOVA『それはそれで嬉しい悲鳴をあげるが、同時に何で「アランシアの暗殺者」は入っていないんだよ? とツッコミを入れるだろうな』

 

アスト「まあ、詳細は1月発売のGMウォーロック8号で出るだろうがな」

 

冬のジャクソン編

 

NOVA『こいつは来年の年末発売予定だから、今から楽しみにしても、先の先すぎるわけで。おそらく2024年の正月休みに「サラモニスの秘密」をプレイしているんじゃないだろうか』

 

アスト「ソーサリー4部作が入ることは確定か?」

 

NOVA『そりゃあ、他の選択肢は「さまよえる宇宙船」しかないしなあ。まあ、ここでフェイントをかけて、アメリカのスティーブ・ジャクソンの作品を入れるような詭道芸はしないだろうし』

 

アスト「確か『サソリ沼の迷路』『深海の悪魔』『ロボット コマンドゥ』だったな」

 

NOVA『そいつらは、2024年のFFコレクション5の候補に挙げられるかもな。もちろん、スコラスティック縛りがあるなら、67巻の「死の門」と69巻の「嵐のクリスタル」が入る可能性も高い。まあ、FFコレクションの3と4が一つのクライマックスになりそうだから、その後の予定はまだまだ先の話ってことで』

 

当ブログの予定

 

NOVA『とりあえず、来年は早く「サイボーグを倒せ」の攻略を終わらせて、次に「死の罠の地下迷宮」「モンスター誕生」の順で攻略して、FFコレクション2までの作品攻略をコンプリートする。その後の候補はポート・ブラックサンドつながりで「真夜中の盗賊」や、「サソリ沼の迷路」「死神の首飾り」と進めていくか、ファンタジーじゃないSF作品を制覇するか、いろいろイメージは浮かぶんだが、まあ、その時の気分だな』

 

アスト「何にせよ、ガイア・グランプリを終わらせないと、次の企画も始められんだろう」

 

NOVA『そうだな。では、今年の当ブログ記事は、これで終わりだ。また、来年もよいお年を』

 

(当記事 完)