師走になったので久々の記事
NOVA「よう、久しぶりだな」
アスト「何だ!? 3ヶ月も放置しておいて、今さら顔見せか?」
NOVA「予定よりもスパロボのプレイが長引いたからな。気がつけば、秋がいつの間にか終わって、冬になっている。おまけに10月に出ると思ったFFコレクション6の情報がちっとも出て来ない」
リバT『どうやら、この本が来年の目玉のようですね』
NOVA「ジョナサン・グリーン監修のFFゲームブック総括本だが、来年3月の発売だ。しかし、まさか17600円もする大著だとは思わなかったぜ。FFコレクションと同じ1万円弱は覚悟していたけど、その倍もするとはな」
ダイアンナ「まさにお宝級の書物だねえ」
NOVA「そりゃあ、これだけの大著に翻訳陣が当たっていたのなら、FFコレクション6が遅れるのも納得した。これだけで、FFコレクション2集分に当たると思われ」
アスト「値段的には、まさにそうだな」
NOVA「とにかく、この本のために2万円近い資金が払えるか、と思うと、う〜んと悩むわけだな。TRPGのハードカバールールブックなら8000円をポンと払って来た俺だが、書籍で1万円以上を1度に払った経験はない。まあ、DVDとかブルーレイボックスの値段だろう」
ダイアンナ「大丈夫。アーロックを売ればいい」
NOVA「ブックオフで売っても大した金にはならんだろう?」
アスト「それじゃ二束三文にしかならんだろうが、これを見てみな」
NOVA「何と。駿河屋に行けば、5万円でアーロックを買い取ってくれるのか!」
アスト「もしかして知らなかったのか?」
NOVA「大阪日本橋の駿河屋を覗いて見たことは何度もあるし、D&D4版の『プレイヤーズハンドブック2』をそこで買ったこともある。しかし、梅田にも駿河屋があったのは知らなかったし、あまり中古商品を売りに行ったこともない。だが、アーロックが5万円で売れて、そのお金を『主人公はキミだ!』の資金に使えるなら、こんなにありがたい取り引きはない」
ダイアンナ「せっかくのお宝本だ。売り先も確保しておいた方がいいだろうね」
NOVA「ぶっちゃけ、アーロックを後生大事に持っていても仕方ない、と思っていたが、売るにしてもどこで売ればいいのやら、とか、メルカリは高く売れると聞いていたが、手続きや梱包が面倒そうだと思っていた。だが、駿河屋は掘り出し物を見つけるために割と通っていた時期があったからな。今度、覗いてみるか。アーロックが5万で売れるなら、その場で売ってもいいだろうし」
アスト「メルカリだと、こんな値段を付けている御仁もいるぞ」
NOVA「28万7500円だと!? そんな高値で誰が買うと言うんだ?」
アスト「FFゲームブックのコレクターで、アーロックだけ持っていない金持ちの人間が買うんじゃないか?」
NOVA「確かに、コレクターで1冊だけ持っていない人間に、何人か心当たりがなくもないが、たかが1冊のゲームブックに20万も払えんだろう。せいぜい300円がいいところじゃないか」
ダイアンナ「安すぎるよ」
NOVA「だって、アーロックってクソゲーだぜ。いくらレアアイテムだからって、何万も価値あるものじゃ絶対にない。少なくとも、今の俺なら『アーロック』と『主人公はキミだ!』を交換してくれると言われたら、『え? 本当ですか? あなたは神さまみたいな人だ。喜んで、アーロックを差し上げます。わ〜い、FF40周年記念本がこんなわらしべみたいなゲームブックと交換できるなんて♪』と天に昇ったような気持ちになるところだ」
ダイアンナ「でも、『主人公はキミだ!』だって、10年後にはプレミア価値がついて、10万円ぐらいにはなってるかもね」
NOVA「いや、そういうメモリアルな本は一生大事に保管しておくものではないか?」
アスト「今はそう言っていても、10年後ぐらいになると、FFゲームブックへの興味が激減して、『10万円! 喜んで売ります』と言ってるかもしれないぞ」
NOVA「まあ、入手前は是非とも欲しいと思っていたものが、いざ手に入れてみると、思ったよりもつまらなくて、倉庫にホコリをかぶって放置されていることも多いからな。手に入れただけで満足してしまうとか、本なら1回読めば十分のものもあれば、積ん読状態になって、整理する際に『あれ? こんな本を持ってたんだ』と買った記憶を失念して、一読だけして売りに行くとか、最近はそういうことも増えたなあ」
リバT『自分が買った本を忘れるんですか?』
NOVA「買ったことは覚えているんだけど、そのうち読もうと思っているうちに、他のことに忙殺されて、後から『その時は、こんな物に興味を持ってたんだな。今はどうでもいいと思ってるけど』ということも、たまにある」
アスト「ずっと興味を持ち続けられるものと、一過性の興味でしかないものがあるってことだな」
NOVA「だけど、昔の興味がある時、ふと蘇って来ることだってあるんだ。そもそも、FFゲームブックについては、『奈落の帝王』と『天空要塞アーロック』を解かずに放置していたから、売らずに残していた、というのもある。この2冊をクリアしたら、まとめて売ろうと思っていたわけだが、FFコレクションのおかげで、もう一度、熱がこみ上げてきた経緯がある」
ダイアンナ「だけど、アーロックは売るんだね」
NOVA「『主人公はキミだ!』の資金に換えられるならな。さすがにブックオフに持っていて、『値段がつきません。どうしますか?』『処分してかまいません』と言うのはやるせない。最近、アリアンロッドのリプレイ本でそういうやり取りが多かったからな。駿河屋で売ってたら、いくらになっていたんだろうか?」
リバT『その辺は100円ぐらいじゃないでしょうかね。電子書籍にもなってますし、プレミア価格がつくほどではないでしょうね』
NOVA「まあ、100円でも売れたら、上々かもな、とブックオフでの買い取り価格を見て感じた。どうも、リプレイ本の価値は、ブックオフではきちんと査定してくれないようだ」
ダイアンナ「中古本の売買の話はさておき、FFコレクションの新巻の話題はないんだね」
NOVA「日本ではな。ただ、米ジャクソンの手がけたアメリカ版では、2集めのラインナップが発表されたので、今回はそういう話も紹介しよう」
アメリカ版FFコレクション1集の話
NOVA「米ジャクソンのFFページはこれだな。1集めの内容は以下のとおり。( )内の数字は初出の巻数だ」
アスト「順番は多少違っているが、『さまよえる宇宙船』を除く初期作6巻から採用されているんだな」
NOVA「日本では、『死の罠の地下迷宮』が2集に、『運命の森』が3集になったからな。代わりに、1集には『モンスター誕生』と『火吹山の魔法使いふたたび』が収録された」
リバT『日本は英語圏でないので、完全新訳の「火吹山ふたたび」が売りになるんですよ。でも、アメリカでは英語がそのまま読めるので、イギリスの本をそのまま輸入してもいいのでしょうけど、わざわざSJゲームズがアメリカ版を出すからには、流通ルートなどでイギリス版が出回りにくい状況があるのでしょうか』
NOVA「アメリカ版とイギリス版では何が違うのかは不明だが、注目は第2集に何が来るか、だ。結果的に、このようなラインナップになったようだ」
アメリカ版FFコレクション2集の話
- 6巻:トカゲ王の島(7)
- 7巻:サソリ沼の迷路(8)
- 8巻:雪の魔女の洞窟(9)
- 9巻:地獄の館(10)
- 10巻:モンスター誕生(24)
NOVA「『モンスター誕生』を除けば、割と順当で面白みのないラインナップだと思う。良く言えば、手堅いというか、意外性が皆無だな」
アスト「しかし、『サソリ沼の迷路』の表紙はまた新しくなってないか?」
NOVA「中身のイラストは日本のコレクション版と同じだが、表紙絵については米ジャクソンも自作なので新しいイラストにこだわったのだろう。ともあれ、2集でFF10巻までをほぼ網羅(『さまよえる宇宙船』を除く)。そこから『モンスター誕生』に飛んだのが唯一の例外だが、日本語版のイレギュラーぶりに比べると、予想しやすいラインナップといったところだ」
リバT『日本語のコレクションはバラバラでしたからね』
日本のFFコレクションの展開
●FFコレクションの収録作品番号
・1集:1、2、5、24、50
・2集:6、10、17、34、66
・3集:3、7、9、68、71
・4集:ソーサリー1〜4、70
・5集:4、8、54、62、69
ダイアンナ「見事にバラバラだね」
NOVA「日本語版は、社会思想社が33巻まで出していて、それ以降が新訳ということになる。旧作の復刻と、新訳および話題の新作(66巻以降)をバランスよく取り入れて、またボックスごとのテーマ性を意識したセットにすると、こうなった形だな」
リバT『1集めは、シリーズ復活の傑作選で、ザゴール、バルサス、ザラダン・マーの有名敵役(悪魔の三人)にスポットを当ててみた。2集めはレジェンドの復活というテーマで、英ジャクソンとリビングストンの癖ある傑作選に、惜しくも未訳だった34巻を加えたり、近年作の66巻を加えて、ただの懐古でない新展開を強調』
アスト「3集めは通称リビングストンBOXで、彼の40周年記念作と、旧訳の取りこぼし分をまとめた。リビングストン作品としては、今のところ、これが最後の復刻になっている」
NOVA「5集の54巻は、リビングストン名義のキース・マーティン作だからな。リビングストン作品としては、次の6集を期待したいところだ」
ダイアンナ「4集はソーサリーを中心にした英ジャクソンBOXだね。それと近年の40周年記念作がセットだ」
NOVA「懐古と最新の両作品を堪能できるのが日本のコレクションの特徴だな。旧作プレイヤーにして、今だに社会思想社版を持っている俺みたいなマニアには、懐古だけだと売りにならない。やはり、目玉となる新作が入っていてこそ、食指も動くってものだ」
リバT『そして、今年の2月に出た5集は、御大2人以外の作者にスポットを当てて、伝統的なアランシア以外の世界に冒険の舞台を広げて行ったわけですね』
NOVA「そうなると、次の展開をどうするかの方向性で、以下の流れが考えられるわけだ」
- リビングストンの最近作『ブラッド島の地下迷宮』(72巻)を中心に、リビングストンの旧作の掘り起こしを進める。筆頭候補は21巻『迷宮探検競技』と続編の36巻『死の軍団』。残り2作も13巻『フリーウェイの戦士』、14巻『恐怖の神殿』、26巻『甦る妖術使い』のどれかを入れて、リビングストンBOX2に仕立てる可能性。
- リビングストンに偏るのを避けるため、米ジャクソンの19巻『深海の悪魔』を入れてみる。英ジャクソンは5集の『さまよえる宇宙船』で弾切れなので、ジャクソン名義を残すには、そうせざるを得ない。
- スカラスティック社の作品だと、67巻『死の門』が未訳なので、新人作家の作品として、それを加える可能性も十分考えられる。
- 他の可能性では、クール大陸の開拓のために23巻『仮面の破壊者』も投入する必要あり。作者のウォーターフィールドさんと、28巻『恐怖の幻影』に関して打ち合わせ中という安田Xポストが以前に見られたので、その前に『仮面の破壊者』は当然、候補に挙がっていると推察できる。
NOVA「以上の話から、FFコレクション6集には『ブラッド島の地下迷宮』を大本命に、関連作の『迷宮探検競技』と続編の『死の軍団』も加わると思うんだな」
アスト「『死の軍団』を入れると、リビングストンだらけになるので、それは7集に取っておくんじゃないか? むしろ新作として『死の門』、旧作懐古として『仮面の破壊者』、そして、あと1作が米ジャクソンの『深海の悪魔』になるか、それともキース・マーティンかジョナサン・グリーンで何か1作になるか、と見た」
NOVA「アメリカ版の展開が何かの参考になるかと思ったが、2集めのラインナップがただの懐古にしかなってないので、意外性が欠如している。すると気になるのは、次にアメリカ版3集が何を持って来るかだな。まあ、おそらくはソーサリーを含めて来るのだろうが」
リバT『こちらもそうですが、FF11巻以降のヴァリエーションに富んだ作家群は、復刻するためのハードルも高そうですからね。とりわけ、オーストラリア在住のアンドリュー・チャップマンさんの作品は、扱いが難しそう』
NOVA「ここまでで、英ジャクソンとリビングストン、スカラスティック社の新作は交渉が普通にできて、故キース・マーティン、ジョナサン・グリーン、米ジャクソンとも出版契約が可能ということが判明した。他の作家では、ウォーターフィールド、それと『謎かけ盗賊』のポール・メイソンは何とかなりそうなんだな」
ダイアンナ「謎かけ盗賊の人が何とかなるという根拠は?」
NOVA「雑誌のGMウォーロックに記事を書いてもらった経緯があるからな。少なくとも、作者は許可してくれるだろう。あとは版権持ってる出版社と、イラストレーターさえ許諾が得られればってことだが、ともあれFFコレクション6集が『リビングストンBOX2』になるか、もっとヴァリエーション豊かな『5集の延長線BOX』になるのかは、注目したいところだ。情報出るのは、年明けかなあ」
今後の当ブログのスケジュール
NOVA「最後に、俺がここに来た目的だが、次のゲームブック攻略作品の発表だ」
ダイアンナ「空想妄想タイムで、『ソーサリー』をやるって言ってなかったか?」
NOVA「それは娘たちに任せた。それとは別に、俺はここでこれをプレイすることにした」

アスト「また、唐突だな」
NOVA「半年ぐらい前に、こういう展望を持っていたんだな」
リバT『それから夏に、「暗黒の3つの顔」を空想妄想タイムで展開していましたね』
NOVA「で、秋以降はスパロボYに専念していたから、そのスパロボ脳の勢いで、『ロボット コマンドゥ』のプレイを、俺がプレイヤーとして頑張ろうと思い立ったんだ」
ダイアンナ「ダディは新作担当で、旧作はあたしたちがやるという取り決めじゃなかったのかい?」
NOVA「夏までは、そんなことも言っていたが、スパロボ脳の俺としては、やはり、その勢いを利用するなら、この作品を自分がプレイしないと! という欲求が高まって、自分でも抑えきれなくなってしまったんだ。そう、ロボットのパイロットになって、恐竜とバトルしたり、邪悪なカロシアン国の魔の手から愛する故郷のタロス国を救うために、俺は戦うという欲求がな」
リバT『フローチャートはもう作成済みですか?』
NOVA「いや、今回は事前準備なしに、ぶっつけ本番のリアルタイムプレイで進めるつもりだ。昔、プレイした記憶はあるが、細かいことは綺麗さっぱり忘れてしまっているので、新作をプレイするのと変わらないマインドセッティングだ。米ジャクソン3部作のFF22巻を面白楽しくプレイして、2025年の幕引きにしたいと思う」
(当記事 完)
