ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

FF31『最後の戦士』攻略記その6

今回からダンジョン探索編

 

リバT『前回、ローレス王子は先行していたサマルト公子に転移の魔法で追いつき、2人が合流する運びとなりました』

 

アスト「転移の魔法は便利だな。ああいう術が使えるなら、精霊魔術というのを習得するのも悪くないと思えた」

 

ダイアンナ「ただし、どこでもポンポン飛べるわけじゃないからな。目標地点の座標をはっきり定めておかないと、とんでもないところに飛ばされる危険がある。素人がうかつに発動したり、玄人でも準備不足で突発的に発動したときには、とんでもない結果に見舞われることは承知しておかないと」

 

リバT『時間や空間を制御する魔術は、扱いに慎重さを要しますからね。まあ、今回は水鏡の術で、サマルトさんの居場所を確認しながらですので、危険は少なかったわけですし、ディレクター側の考えた物語の都合ってことで、うまく合流できたことにしました。そして、ジャングルを抜けて、ライオン高地から、目指すべきテラク神の聖地である高峰デュルケラキンに到達したのです』

 

アスト「そこで、遺跡研究者の老賢者ラスカルの歓迎を受けて、彼の住む洞窟で一宿一飯をいただいたわけだが、ホワイト・アイ老師からは、彼が裏切り者だという情報を聞いた。果たして、どこまで信用していいものやら」

 

リバT『実のところ、あの情報は手に入れようと、未入手だろうと、終盤の展開には影響ないんですね。裏切り者だと知っていると、ゲーム上で有利になるとかでもなく、単に伏線程度の扱い。リビングストン作品はアイテムが重要とか、ジャクソン作品は情報が重要とか、そういう攻略の傾向があるのに対して、ガスコイン作品のアイテムや情報フラグは、攻略そのものではなく、ゲーム内の背景裏話を知るためだけの要素でしかなく、本当に攻略必須なアイテムはダンジョンで入手する宝石だけという』

 

アスト「いきなりネタばらしかよ。とにかく、今回からは、ラスカルの指示に従ってダンジョン探索を頑張るってことだな」

 

リバT『ええ。それでは、ラスカルさんが、この後に為すべきことをいろいろ語るところから続けるとしましょう』

 

戦士王の街カーネク

 

リバT『パラグラフ190番です。夜が明けて、ラスカルがあなたたちを起こし、昨夜のシチューの残りを振る舞ってから、食後に付いてくるようにうながします』

 

ローレス(アスト)「どこへ行くんだ?」

 

リバT『崖っぷちよ、と皮肉めかして答えるとおり、険しい山道を少し歩いた先は、切り立った崖になっていて、眼下の峡谷に古代の街の遺跡が見下ろせます。「あれが古代の戦士王の街カーネク。テラク神の腕と目が隠されている場所だが、今では呪われた街ともなっている」と、ラスカルさんは説明します』

 

サマルト(ダイアンナ)「テラク様の腕と目……ですか」

 

ラスカル(リバT)『腕とはアーム、すなわち武器をも意味する』

 

ローレス「黄金の神剣だな」

 

ラスカル『その解釈で問題なかろう。問題は、テラクの目が何を意味するか、古文書からははっきりせぬこと』

 

ローレス「夢の記憶を思い起こす。確か、『全てを射抜くようなエメラルドのような眼光』という記述があったので、そういう宝石のことだろう……と口には出さない」

 

リバT『出さないんですか?』

 

ローレス「そりゃあ、ラスカルには裏切り者疑惑があるからな。こっちの持ってる情報を全て教えるわけにはいかん。テラクの目がエメラルドを意味するであろうことは、オレの胸の中にだけ秘めておく。まあ、これを読む読者の方に伝わればいいだろう」

 

 先走りながらネタバレをしておくと、このエメラルドが攻略必須アイテムである。もちろん、〈テラクの聖剣〉も物語上は必要なのだが、ダンジョン探索で見つけられなくても、敵がちゃっかり入手してくれるので、クライマックスでは問題なく登場する。

 ダンジョン内では、エメラルド以外にダイヤモンド、黒玉、ルビーのダミー宝石が入手できて、どれがテラクの目なのかを選択することになる。4択のうち正解は1つで、ゲームブック本編に手がかりはないのだが、OP背景の神託の夢で、テラク神の目が神秘的なエメラルドの光に輝くという記述があるので、完全なノーヒントというわけではない。

 個人的に、背景の記述に攻略のヒントが書かれていると、なかなか素晴らしい作品だと評価が上がる。近年、感じ入ったのは『危難の港』の宝の地図で、ただの運ゲーではない正統派な謎解きゲームだな、とアハ体験ができた。

 そして、これがリビングストン作品だと、宝石を全部入手したうえで、正解がどれかを当てるゲームになりがちだが、ガスコイン作品の本作は、エメラルドだけ入手すれば、目的達成できるとクライマックスに分かる。

 他の宝石を全て集めないといけないのと、エメラルドだけ手に入れればいいのとでは、難易度が大きく違ってくる。本作は、自由度の高い広野の旅(それなりに危険)とダンジョン攻略の2シーンに大きく分かれるが、ダンジョンの方は(バッドエンドがそれなりに見受けられるが)凝った仕掛けがあまりないために、FFゲームブックの中でも簡単な部類である。そして、ダンジョン部分は正直つまらなくもある。

 ダンジョン探検が面白い理由を3点挙げるなら、①遭遇するモンスターとの戦闘あるいはNPCとの交渉イベント、②仕掛けられた罠の数々をいかに切り抜けるか、③アイテムの入手と活用だと考えます。

 ①については、ダンジョンの番人たるモンスターが無個性な彫像とかナメクジとかばかりで、広野部分の多彩な展開に比べて、味つけが薄いどころか、無味乾燥な味わいに思える。

 ②についても、罠や仕掛けは割とありきたりで、対処手段も単純な運だめしや技術点判定ばかりで、プレイヤーが工夫する余地や意外な展開というものがほぼない。これが、全編においてそうなら、単純につまらないゲームブックと言っていいのだが、本作は前半の広野の旅は割と面白く、刺激的な展開である一方、クライマックス近くのダンジョンで失速した感が強い。

 そして③。これは全編を通して言えることだが、本作はアイテムの扱い方がよろしくない。最初にもらえる父親の遺産で、一番活躍するのは弓矢だが、陸路ルートだとレカルテとの遭遇の際に矢を撃ち尽くしてしまう。よって、以降の活躍は川ルートを通った場合に限られるが、その後の弓を射る選択肢は結果があまりよろしくない(弓を射なくても最適解が別にあって、弓を射たために余計な戦いをする羽目になったり、かえって損をする)。他の遺産である明かりの玉も、それを使うメリットが皆無だし、レカルテが提供するアイテムもほぼホワイト・アイへの贈り物として扱われ、冒険中に活用するシーンがほぼない。

 もちろん、ダンジョン内で入手するアイテムも、テラクの腕と、目の宝石以外になく、例えばテラクの腕の聖剣を入手したから、主人公がゲーム的に強化されて、オレ強えを楽しめるシステムでもない。この「アイテム入手→活用することで満足」という多くのFFシリーズで見られるゲーム上の面白さを放棄している作品なのだ。

 結果として、この最終ダンジョンは、アイテム入手こそが重要な攻略フラグであるにもかかわらず、入手してもゲーム的に盛り上がるわけでもなく、さらにダンジョンで聖剣を入手できなくても、問題なくストーリーは進むので(エメラルドだけが必要不可欠)、物語のドラマ性の割に、ゲームそのものはつまらないということになる。

 これ一作で、ガスコインのゲームブック作家としての資質を図るのはいささか乱暴だが、ストーリー◎、世界観◎、ゲーム性△(前半は◯、後半はX)というのが本作の評価になる。そして、ガスコイン自身がストーリーテラーとしての力量に比べて、ゲーム的な仕掛けを構築する資質が割と凡庸なことに気づいて、そちらをメインの戦場にしなくなった、とも見受けられる。

 NPCとしては、レカルテやホワイト・アイといったキャラは魅力的で、登場シーンの短さの割に印象的な存在感を示した。カチヤはもったいない使い方をしたが、知り合った途端に命を落とすというのは、インパクトを残す(彼女が生き残るIFストーリーを考えたくなるぐらいには)。そして、本作のラスボスとも言うべきラスカルである。

 

リバT『何だか天の声(作者NOVA)がいろいろ語ってますが、ダンジョンに入る前に、つまらないダンジョンと言わないでもらいたいものです』

 

ローレス(アスト)「まったくだ。人が美味しく飯をいただこうとしているのに、その料理は美味しくないから、と講釈を述べる料理評論家は嫌われる元だ。少なくとも、攻略記事の書き手としては、読者の興を削ぐことになり兼ねん」

 

サマルト(ダイアンナ)「冒険物語で最も大事なのは、主人公が活躍できるかどうかだと思う。仮に、ゲームとして無味乾燥とか、アイテムの活用が云々と欠点があったとしても、主人公の魅力で2次創作的に盛り上げることは可能、と信じてる」

 

リバT『まあ、1人用ゲームブックをW主人公でアレンジしている時点で、面白く改編しようと頑張ってる私めや、キングとクイーンの努力を評価してもらいたいものです』

 

カニコング「おっと、吾輩の存在を忘れないで欲しいでごわす」

 

リバT『あなたはテラク様ですので、ラスカル役をお願いするわけにもいかず、そうですね。ゴッドネス・テラクとして、ローレス王子とサマルト公子を正解ルートに導いてあげてくれませんか? どうも、このダンジョン、正攻法で解くには面倒そうというか、労力の割にはつまらないというのが作者NOVA評なので、さっさとストーリーを効率よく進めたうえで、細部はIFルートにしておくのが攻略記事としての正解だと考えます』

 

カニコング→テラク「うむ。ダンジョンに入ると、我が導いて進ぜよう、でごわす」

 

リバT『では、テラク様には攻略フローチャートを検討いただくとして、ラスカルさんの話の続きをプレイするとしましょう』

 

ラスカルの話

 

 神さま、ありがとう

 ぼくに友だちをくれて

 ラスカルに会わせてくれて

 

リバT『ラスカルという名前だと、どうしてもあらいぐまとつながってしまうのを避けられないのですが、本作のラスカルさんはそんなに可愛いキャラではありません。ホワイト・アイが人の話を聞くのが好きな、温厚そうな老人なのに対し、ラスカル氏は秘密主義で、表面的な親切さの裏に、人の話をあまり聞かずに自分のペースで物事を押し通そうとする傲岸さが感じとられます』

 

サマルト「ホワイト・アイさんは商人を自認してるから、客人の要望を聞きとるのが仕事で、ラスカルさんは研究一筋だから、ぶっきらぼうなのは仕方ない?」

 

リバT『そもそも、どうしてラスカルさんが裏切るようになったかの理由も考えましたので、ゲームブックを独自に補完するための個人的な裏設定として語りたいとも思います』

 

ローレス「ちょっと話を整理しよう。オレたちは山の上にいる。そして、探索すべき街の廃墟は谷底にある。ツッコミを入れさせてもらうと、谷底の街を調べに行くのに、どうしてわざわざ山に登らせたんだ? 神の嫌がらせか何かか? わざわざ遠回りをさせて、これが試練だ、という類の」

 

リバT『ええと、カーネクの街は周囲を山岳に囲まれた盆地にあるのです。山の上から見下ろさないと発見できない、たいへん交通の便の悪い場所。交易を旨とする都市なら、交通の便は何よりも大切なのですが、ここは戦士の修行場所であり、信仰の場でもあるという背景もあって、日本の山岳仏教やチベットのイメージがありますね』

 

サマルト「修行の場だったら、山というイメージもあるか。山に囲まれた窪地なら、空でも飛べない限り、一度山に登らないと、たどり着けないのも納得だね。あそこに、ボクたちの求める神の遺物がある、と」

 

ローレス「で、どうやって、あそこまで降りろって言うんだ? まさか飛び降りろってことでもあるまい」

 

ラスカル(リバT)『勾配は急ながら道はある。準備を整えたうえで、案内まではしてやろう。あの街の地下宮殿に目指す遺物があるが、同時に不死の番人どもも守っておる。そうでなければ、わしが手に入れることもできたのじゃろうが、戦士ではないわしには番人を突破することはできなかった。だが、ここまで到達できたそなたらなら、きっと大丈夫。目的を果たせよう。

『街の地下に侵入して、テラクの腕たる聖剣と、それに力を付与する目を回収してくれ。わしは向こうの崖の上にある神殿で待っておる。宮殿の近くの礼拝堂から、神殿に伸びる階段も設置されているはずだ。そこで落ち合うようにしよう』

 

ローレス「一つ確認したい」

 

リバT『何でしょう?』

 

ローレス「ここに来る途中で、翼手竜に乗ったトカゲ兵の飛んでる姿を見た。地上からカーネクに来るには、山越えをしないといけないが、空が飛べるなら問題ない。ここにはトカゲの連中は来ていないのか?」

 

リバT『「……古代の神の遺品に、トカゲどもがどれほどの興味を持つか知れぬが、この遺跡は……奴らの戦略目標には入っていないのだろう」と言いつつ、ラスカルさんの言葉はどこか言い淀むような感じですね』

 

ローレス「分かった。それ以上の追及はしないが、トカゲとラスカルの間に接点がないかを、それとなく聞いておきたい」

 

サマルト「だったら、ボクが、ラスカルさんをおだててみるよ。それにしても、ラスカルさんって、すごいですねえ。こんな辺境の地で、ずっと一人暮らしをしていたんだから。ボクもジャングルでサバイバルの真似事をしてみたけど、まだ1日2日の素人だから、食料集めだけでも大変なのが分かる。研究生活と、毎日のサバイバルを両立するのって、大変だったでしょう。憧れちゃいます〜とか言いながら、ラスカルの懐に入ろうとするけど?」

 

リバT『そうですねえ。研究者というものは、自分の研究活動や、それに伴う苦労譚の理解者に対して、舌が軽くなるらしいですし、ローレス王子に対して抱いていた警戒心が、サマルト公子の無邪気っぽい言葉には緩むようにしましょう』

 

 ちょっとした攻撃魔術で空の鳥を撃ち落としたり、谷底にある林で小動物や食べられる野草を集めるのが日々の習慣であること。

 また、生活道具の一部は、街の安全な建物に放置されていた石の壺や、稀少な金属製の鍋などを回収して、自分1人が生活できるだけの環境は構築できたこと。

 もしも地下の安全が確保されて、中に眠る古文書の類や史料が入手できたら、さらに有意義な研究ができるかもしれないこと、などなど。

 

ローレス「しかし、たった1人で研究を続けて、誰にも発表する機会がないのは……寂しいとは思わないかな」

 

リバT『「……もう慣れたわい」と、ラスカルさんは地下探索のための装備品をあなたたちのために準備しながら、苦笑交じりに答えます。『元々、研究生活そのものは性に合っておったし、先代の命令には逆らえなんだからの……』

 

ローレス「王命というのは、実に重いものだったんだな、とカプラ東の亡霊戦士のことを思い出して言おう。ラスカル殿、その研究があればこそ、オレたちは神命を果たすことができるかもしれん。もしも、テラク様の腕や目を入手した暁には、あなたの長年の苦労から解放して、褒美を与えたいところだが……」

 

リバT『「……そうする余力は、今のヴィモーナにはございますまい」と、ラスカルさんは慇懃な調子で答えます。「トカゲ帝国の侵攻に対して、テラクの腕がどれほどの力を示すものか、何とも言えぬ。古文書によれば、一振りの剣が1000の軍勢に匹敵するほどの威力を示すとあるが、それがまことであれば、帝国の兵力を押し返すことも可能かもしれぬ。……だが、神話伝説の多くに見られるように、相当な誇張と考えるのが賢明か、と。失礼ながら、貴殿がヴィモーナの〈最後の王子〉として、御国の最期を見やるか、共に討ち死にすることを遠からず覚悟した方がよろしいか、とも」

 

ローレス「やはり、そう見るか。正直に打ち明けてくれて感謝するぞ、と、大らかな笑みを見せる。正直に言えば、テラク神の夢を見るまでは、オレも半ば絶望して、最後の突撃を仕掛けて、華々しく散ろうとさえ思っていたのだ。荒野にさらされて無惨な死を遂げる悪夢も見た。知っているか? 我がヴィモーナは南からのトカゲのみならず、北西からは蛇人の侵略を受けているようなのだ」

 

リバT「『蛇だと?』と、ラスカルさんは驚きの表情を浮かべます。『西からの情報は、伝わって来なかったが、いよいよもって、ヴィモーナの命運は風前の灯火と言ったところか。かつて、アレクに献策した通りの事態になって来おった』

 

ローレス「この事態を読んでいた、と?」

 

リバT『ラスカルさんは、かつてトカゲ人と蛇人のことをあれこれ研究したこともありまして、それについて、蘊蓄まがいに語ったりもします。まあ、ワールドガイドの「タイタン」に記載された両種族の記載について、紹介するわけですが』

 

トカゲ人と蛇人の設定について

 

 トカゲ人を創造した神は、下位神に分類される動物の神の一柱、スシス・チャだと言われている。

 スシス・チャはトカゲを愛し、自らの愛した生き物が上位神の生み出した人型の生き物(人間やエルフ、ドワーフその他)に負けぬ勢力を、タイタン世界の中で持つことを望んだ。

 しかし、この貪欲な小神は、神々の宮殿でネズミの神カリープがただ1人でいるところを見つけ(他の神は、台頭してきた邪悪な神との戦争で忙しかった)、持ち前の嗜虐心と食欲を抑えることができずに、貪り食おうとしたのだ。かねてから獣の神と爬虫類の神の相性が悪いこともあったが、トカゲの神がネズミの神を餌食にし、そしてトカゲの神もその愚かな行為が元で命を落とすことになった。

 ネズミの神の毛だらけの体が、トカゲの神の喉をつまらせたとも、腹を下させたとも言われているが、結果的にこの両神は相討ち的に死に、タイタンにおけるトカゲ人とネズミ人は神持たぬ種族となった。

 

 残されたトカゲ人たちは、生息地の沼地で密かに数を増やしながら、統率力を持たずに本能の赴くままに、怠惰な生活を送っていたが、そこに目をつけたのが〈蛇のデーモン〉として知られる魔王子イシュトラである。

 イシュトラは、ドラゴンにも似た炎を吐く大トカゲ戦士の姿に化けると、混沌の神を崇めるように命じて、トカゲ人に新たな支配の文化を植えつけた。イシュトラは、混沌の力でトカゲ人の一部を突然変異の双頭種に改造して、支配階級のトカゲ僧侶として君臨させた。

 これ以降、トカゲ人には混沌の呪いが伝わり、他の種族と比べても変異種が発生しやすくなった。

 

 トカゲ人の多くは、知能がそれほど高くない闘争本能だけのトカゲ兵士である。

 その中にあって、双つ頭のトカゲ僧侶(彼らの言葉でリアシュ・チャ)だけが、文字記録を残し、知識階級として君臨し、イシュトラ信仰の祭儀を司っている。

 一方で、トカゲ兵の中でも稀に、肉体的に大柄で、精神面でもそこそこ秀でた強き戦士階級の者が誕生して、トカゲ王と呼称される。

 トカゲ王は、僧侶たちと同様、一種のテレパシー能力があると考えられており、同種のトカゲ兵たちと精神的ないし感情的な伝達能力を示している。ゆえにトカゲ王や僧侶が指揮している部隊は、戦場で秩序立った動きを見せて恐るべき強固さを発揮する一方、指導者を失った途端に呆気なく瓦解することになる。

 トカゲ帝国の最高に位置するのは、帝王もしくは覇王を意味するルク・テン・チャと呼ばれる存在である。彼(あるいは彼女)は神の具現化した存在とも見なされ、僧侶や普通の王から構成される〈13人の評議会〉の代表として君臨している。

 

 現在のトカゲ帝国の領域は非常に広く、アランシア南部のジャングルおよび海岸地区を横断する形で勢力を拡大している。その中心にあるのがシルアー・チャの帝都であり、ルク・テン・チャはそこにいながら、混沌勢力の侵攻を全部隊に命じている。

 東は白骨平原の端まで伸びているが、南の悲嘆山脈を越えられずにいるので、点滅海中心の国々(カラメールやアグラ、ベイ・ハンなど)は帝国の侵略にまださらされていない。

 北はかろうじてヴィモーナが死守していると言えるが、それも時間の問題であろう。

 西はシャマズ湾を越えて、蛇国からアランティスまでの海岸密林地帯を占拠している。

 また、北西の離れた火山島には、1人のトカゲ王が率いる前哨基地が設けられたという話だが、近年、奴隷とされた人類および、それを率いる出自不明の英雄(噂によると古代の神話時代の鎧兜を身にまとい、神々から託された角笛を吹きながら人々を鼓舞したとも、異世界から来た戦乙女とも、奴隷とされた人々のリーダー格の漁師とも、ブラックサンド出身の秘密工作員とも、多くの伝聞が錯綜してある)が反乱を起こして、島を解放したという噂もある。人類がトカゲ人の侵攻に打ち勝った数少ないケースとして特筆に値するが、結局のところ、群れを率いる長を倒すことで数の脅威に打ち勝つことが可能なのだろう。

 もしも、人類が広大なトカゲ帝国に打ち勝つ可能性があるとすれば、帝国の中心であるシルアー・チャにうまく潜入して、皇帝ルク・テン・チャを見事に暗殺することに賭けるしかないだろうが、それを成し遂げるには多くの神々の加護と類稀なる幸運、そして技量や体力など英雄の資質を全て兼ね備えていなければなるまい。

 

ローレス「つまり、トカゲの皇帝を倒さないと、この戦いは終わらないってことだな」

 

リバT『こと勢力範囲において、トカゲ帝国は現在のアランシアで最強勢力を誇っていると言えます。もちろん、寒さに弱いとか、湿地帯出身なので砂漠などの乾燥に弱いという種族の性質がありますので、アランシア南部の密林地帯、および河川や海岸沿いにしか進出できないという制約はありますし、サラモニスやブラックサンドを含む北アランシアにおいては、それほど深刻な脅威として受け止められてはいないのですが』

 

カニコング「南アランシアを舞台にしたFF作品が、日本では数少ないために、トカゲ帝国については、ガスコイン作品で語られるのみでごわそうか。よって、リビングストンの『トカゲ王の島』(84年)→ワールドガイド『タイタン』(86年)→本作『最後の戦士』(88年)までが関連ストーリーとして扱われている、と」

 

リバT『一応、シナリオ集『謎かけ盗賊』では、アランティスの密林地帯がトカゲの部族の支配下にあって、そこではトカゲ兵と言えども、謎かけ盗賊の実験材料に過ぎないとか、ロガーン神がトカゲ帝国について、どう考えているかの問題も定かではありませんね』

 

サマルト(ダイアンナ)「とりあえずは、テラク神が何とか食い止めてくれればいい、とか思ってそう。本当にどうしようもなければ介入して、1人の英雄をそそのかして、皇帝暗殺を目論むぐらいしそうだけど」

 

リバT『作ろうと思えば、南アランシアを舞台に、「打倒、トカゲ帝国」をテーマにしたキャンペーンシナリオが作れたかもしれませんが、もしかするとAD&Dの「ドラゴンランス」の二番煎じにしかならないと考えて、そこまで踏み込まなかったのかもしれませんね。一方で、トカゲ人と仲が良さそうで、実は対立関係にある蛇人の設定は以下のとおりです』

 

 蛇人(カアス)は、どくろ砂漠のような乾燥地域を本拠地とする爬虫類種族で、その創造主は〈蛇のデーモン〉シスである。

 タイタン世界で、〈蛇のデーモン〉と称される存在は、シス、イシュトラ、マイユールの3柱がいて、シスはこの中で最も格上の女デーモン。また、動物の王の一柱である蛇の女王ヴァーミストラとも良好な関係を結び、暴力と嗜虐を好む一方で、魔界の勢力争いにはあまり興味がない。狡猾な性格で、戦略、外交、陰謀、暗殺といった知謀で立ち回ることが多く、地上でも一定の縄張りを維持することを重視し、必要以上の侵略活動を(これまでは)控えてきた。

 そのために、シスに仕えるカアスも、トカゲのような周辺諸国への戦争を仕掛けるケースは少なく、砂漠に踏み込んできた旅人や冒険者を生贄にしたり、魔法の実験材料にするなど、邪悪ではあるが小規模な活動に従事してきたと言える。

 トップに君臨しているシスに対して、下位の身から下剋上を企てているのが、イシュトラであり、マイユールである。陰謀気質であるマイユールに比べると、イシュトラは苛烈で好戦的な性格をしていて、シスに対してはっきりとケンカを売っている。

 このイシュトラの性格が、タイタン世界の地上で具現化したのがトカゲ帝国であり、シスとしては同じデーモンとして、共通の敵(善良側の勢力)を侵略する分には鷹揚に黙認してきたと言える。しかし、近年、トカゲ帝国が勢力を広げて、カアスの領域である蛇国まで侵攻してきたために、シスとイシュトラの関係性は急速に悪化している。

 これがそのまま、蛇人とトカゲ人の対立関係につながっているのだ。人類にとっては、どちらも文明を脅かす敵であることに変わりはないのだが*1

 

ローレス「人類から見て、トカゲの方が好戦的な侵略国家で、蛇の方は穏健派ということになるのか?」

 

リバT『穏健派……という言葉は、しっくり来ませんが、トカゲの方が急進的で、蛇の方は漸進的と言えるでしょうね。トカゲの目的は単純な武力による拡張主義で、陰謀とかややこしいことはあまり考えない。一方、蛇の方はトカゲよりも遥かに頭がいい。トカゲ帝国が、戦いで勝つための攻城兵器の製作や、戦術を豊かにするために恐竜騎団などを編成する一方で、蛇の方は違う魔術の研究に励んだりしています』

 

サマルト「蛇人は魔術師寄りなんだ」

 

リバT『戦士階級ももちろんいますが、トカゲの戦士は力任せに暴れる一方で、蛇の戦士は毒物を使ったり、手早く殺すことよりも、いかに痛めつけて殺すかということを考える。戦争で効率よく屍の山を築くのはトカゲの軍隊ですが、ただ殺すのでは面白くない、と趣向に凝るのが蛇の方で、殺す目的もシスへの供物という儀式めいた意味合いが濃厚です』

 

ローレス「戦士としては、トカゲ兵だと技量に優れた武人に対して、『貴様、なかなかやるな。ならば、我が全霊を持って倒してみせる』という価値観を共有できるのがトカゲで、蛇は『シュシュシュ、あなた、なかなかやりますね。だがしかし、そろそろ毒が身に染みて来た頃。苦しみもがいて死になさい。その断末魔を、シス様に捧げましょう。さあ、死ね死ね死ね』とイヤらしく言葉責めしてくる感じか?」

 

リバT『ダイ大でいうところのクロコダインがトカゲで、ザボエラが蛇に相当するのかもしれませんが、ただし蛇人って、ザボエラみたいに裏切りとかゴマスリとか面従腹背的な性格ではないんですね。自分の神にはどこまでも忠実で、ただ、その神が根本的に邪悪で陰湿でイヤらしい残虐なデーモンってだけで』

 

 蛇人の恐ろしいところは、人類に対して魔術実験の材料とも見なすことだ。

 もしもトカゲ人に捕まって奴隷にされてしまった場合、鉱山で重労働をさせられたり、生贄にされたり、戦場で盾役にされたりはするが、禁断の術の研究材料にされるケースは少ないと見なされる。

 イシュトラも、トカゲ人に対しては、重要な戦いのコマとして考えており、種族としての進化とか、文明の発達に関しては無頓着なところがある。トカゲ人もその志向において、実用性を重んじる面があるのだ。

 一方、シスは蛇人に対して、自ら創造しただけあって、並々ならぬ愛着を示しているため、魔術を用いた交配や種の進化、他種族の文化文明の吸収に対して、奨励している一面がある。つまり、種としての文化面での学習能力は、トカゲよりも蛇の方がはるかに高く、邪悪な方向に洗練されている様子が見受けられるのだ。

 蛇人は毒物だけでなく、催眠術や精神支配の薬物の研究も行なっていて、蛇人に捕まってしまったなら、(魔術師や貴族などの知識階級に所属していると見なされた場合)そういう薬物も利用した尋問によって、洗いざらいの知識を吐き出させられ、意志が弱ければ洗脳奴隷として有益に扱われることもあり得るだろう。

 

ローレス「すると、オレやカチヤが荒野に放置された悪夢は、まだマシな処置だったというのか?」

 

リバT『そうですね。ローレス王子がもしも王子だとバレていたら、重要人物として蛇人に連行されて、彼らの魔術師の手でヴィモーナに関する情報を洗いざらい白状させられていたのみならず、おぞましい生体実験を受けていた可能性も考えられます』

 

サマルト(ダイアンナ)「もしかすると、『くっ、殺せ』みたいなことを言うめにあっていた、と?」

 

リバT『カアスの魔術文明は、非常に卓越したものがあって、彼らの都市には図書館や天体観測所が設けられており、もしも人類と彼らが友好的に文化文明の交流を図れるならば、大いに学ぶところもあるだろうと考えられています。そして、カアスは野蛮なトカゲ人も、魔法大戦によって文明が崩壊退化したアランシアの人間に対しても、自分たちの方が格上だと見なしている節があるのですね』

 

ローレス「トカゲと比べて、蛇は知的な魔法文明を誇っているということか」

 

リバT『そして、彼らの最もおぞましい研究は、人類と蛇の交配実験で、ブラックサンドにいる〈蛇の女王〉は元々、砂漠の人間だったのが禁断の魔法によって蛇化した存在とされています。シスの究極の目的はタイタン世界の支配ですが、イシュトラが単純な武力による制圧を目指しているのに対し、シスの方は「人類全てに蛇の因子を植え付けて、洗脳によってシスの使徒に仕立て上げれば、人類総カアス計画で目的達成」と考えている節があります。まあ、今のところ、そう上手くは行ってないんですけど』

 

サマルト「蛇女王の牙に噛まれたら、蛇の因子が感染して、人間がカアスと化して、シスの下僕となって、仲間を増やすべく活動を開始するようになったら成功?」

 

リバT『まあ、蛇女王の場合は、噛んだ相手を毒で殺してしまうから、感染が広がることはないんですけどね。ついでに言うなら、洗脳がうまく行って、しかも蛇の姿から人間に擬態して、スパイとして暗躍できるようになったら、それはそれで恐ろしい陰謀を張り巡らせるのでしょうけど、そこまでの技術レベルにも至っていないようです』

 

ローレス「蛇人の恐ろしさは、直接の武力ではなく、魔術を駆使して暗躍している点にあるのか」

 

リバT『表立っての拡張主義なのはトカゲ帝国で、暗躍による知識の蓄えと人類そのものを自らの下僕に変えてしまう研究とで将来の潜在的脅威となっているのが蛇人カアス。しかし、トカゲ帝国が、カアスの領域にちょっかいを掛けることで、そろそろ放置しかねる状態になっているのが、今のヴィモーナの状況です』

 

ローレス「蛇とトカゲが潰しあってくれれば、こちらとしては願ってもない好機だが、ヴィモーナは両勢力から挟まれてしまっているんだよな」

 

リバT『だから、ラスカルさんは先王に対して、こう進言したんです。「拡張するトカゲ帝国に対して、我らは勝ち目がありません。いっそのこと、国を捨てて、どこか安全な避難先を見つけ、トカゲは蛇と戦わせるのが吉か、と。そして双方が疲弊したタイミングを見て、国を奪い返す。土地を失っても、ヴィモーナ国の誇りを失わなければ、再起は可能だ」と』

 

ローレス「勝てないから逃げ出すだと? 親父は当然、その策を却下しただろうな。ラスカルは現実的な進言をしたつもりだろうけど、武人の国王には受け入れ難かった、と」

 

リバT『アレクサンドル2世は、「たとえ勝ち目がなくとも、我らが勇気を示して戦い続ければ、他国の希望ともなろう。ラスカルよ、そなたの策は臆病者の逃げよ。トカゲどもの研究をし過ぎた余り、希望が見えなくなったようだな。お前を軍師から解任する。代わりに、東方のテラクの聖地に向かって、戦神の遺物について調査せよ。そこで、勇気の何たるかを学び直すがいい。余は、命を掛けても、祖国を守り通す。それが王としての使命であるがゆえにな。時が許せば、また会うこともあろうが、今は東へ行け。さらばだ」と言って、ラスカルを王都から追放した形になります』

 

ローレス「で、結局、親父は城を守りながら、討ち死にしたわけだな。愚かとも言えるし、武人らしい堂々とした最期とも言える」

 

リバT『ラスカルさんは、かつての盟友アレクさんに対して、複雑な想いを抱いていたわけですが、息子のローレスがどういう決断をするかを気にかけています。「トカゲ帝国と和平交渉ができれば、よろしいのですが……」と何かを匂わすようにつぶやきますが』

 

ローレス「蛇とトカゲの二者択一なら……トカゲの方が戦士どうしで分かりやすいのかもしれんが、そもそも言葉が通じないだろう。同じ人間どうしなら、敵国でも和平の道を模索もできようが」

 

リバT『言葉なら、魔法で何とかなります。問題は文化風習の違いとか、これまでの戦いの確執とかそういう部分ですが、逃げて再起を図るか、和平か、降伏か、その辺の戦の落としどころを考えるべき時期に来ているのでは? と、ラスカルは遠回しに問いかけますが』

 

ローレス「決断するのは、テラクの遺産がどういうものか見極めてからだ。それが戦局を覆すものであることを願って、我らは勇気の試練に臨むべし。あなたのこれまでの研究もそのために続けて来たのであろう。今こそ正念場だと思うが?」

 

リバT『御意、とラスカルは応じて、王子の覚悟を確かめたかったまでのこと、と言いつくろいます。では、長い設定話も終えて、いよいよダンジョン攻略に移りましょう』

 

探索の準備

 

リバT『パラグラフ48番で、以下のアイテムをラスカルは提供してくれます』

 

  • ランタンと油
  • 火打ち石
  • ロープ
  • 4食分の食料

 

リバT『食料が補充される前に、今ある食料を食べて、減っている体力点を回復してかまいません。剣については、もしも失っていれば、の話なので、予備の剣をくれるわけではありません』

 

ローレス「結果的に、キャラクターシートはこんな形になるな」

 

●地下宮殿に向かい始めたローレスwithサマルト(パラグラフ48)

 

技術点12

体力点21

運点8/11

食料:4食分

所持品:背負い袋、剣、ナイフ、明かりのガラス玉、ランタンと油、火打ち石、ロープ

 

リバT『装備の準備を終えた王子と公子の2人は、ラスカルの案内のもと、急勾配の下り道から谷底の廃都に向かって降りて行きます。上から見下ろすと割と美しかった街並みですが、降り立ってみると、倒壊した建物や斜めにねじ曲がった柱など、損傷が目立つようですね。そして街の奥が巨大な陥没になっていて、それ以上、先へは進めなくなりました』

 

ローレス「どこから入るんだ?」

 

リバT『こっちじゃ、と案内された横道には、中庭っぽい建物の屋根が沈み込んでいて、屋根の穴が空いていますね。その穴から降りると、地下の陥没した建物群に通じているとのこと。ラスカルさんが案内できるのは、このダンジョンの入り口までですね。一度、降りると、宮殿の近くの登り階段が崖上の神殿まで伸びているので、そこで待つ、と言い残して去ろうとします』

 

ローレス「その神殿から逆に降りていって、宮殿に入る方が早くないか?」

 

リバT『それはそうですが……宮殿から神殿への扉は一方通行で、神殿側からは開けることができないのでしょう。たぶん、宮殿側から押して出るタイプの扉で、神殿側からは引き戸の取っ手が長い年月で破損して、修復できる道具もない、と』

 

サマルト「その扉ごと破壊するようなことは……神殿だから不敬になるのか。まあ、出口からダンジョンに入るような不作法は許されていないってことだね」

 

リバT『ゲームブックのパラグラフの順番ってものがありますからね。システム的に、逆から攻略するようなことはできない、と』

 

ローレス「では、ラスカルにまた会おうと言って、ダンジョンに入るか」

 

 ローレス王子とサマルト公子が、中庭の屋根の穴から地下に降りて行ったことを確認してから、ラスカルは廃墟の端まで歩いて行った。

 すると、彼を取り囲むようにトカゲ兵の一団が現れた。

 トカゲの言葉で、ラスカルが何かを言うと、トカゲは恭順の礼を示した。

 

 そうして一体の翼手竜に乗せられたラスカルは、崖上の神殿まで飛び立つのだった。

 彼がトカゲ兵と結託している事実を、ローレス王子たちはまだ知らない……ということで。

(当記事 完)

*1:デーモンを崇拝する混沌の使徒にとっては別。タイタン世界における人間は中立勢力で、善良から邪悪、秩序から混沌と幅広い個性が見られる。少数の邪神信奉者やデーモン使いなどは自身の欲望のために蛇やトカゲと結託するケースもあるのだ。もちろん、彼らの言葉が分かって、コミュニケーションを交わせることが前提だが。