ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

FF31『最後の戦士』攻略記(準備編)

今年最初のFF攻略記事

 

アスト「よし、気合を入れて、久々のゲームブック攻略だ」

 

リバT『その前に、こちらの記事をどうぞ』

ダイアンナ「それは……日本のゲームブック史の最終回か」

 

アスト「おお。オレのゲームブック記事を応援するために、寄稿してくれたんだな」

 

リバT『何を調子に乗ったことをホザイているのですか。こっちが応援する立場であることをお忘れなく』

 

ダイアンナ「むしろ、アストの攻略記が、FFゲームブックの足を引っ張らないか、と心配だよ」

 

アスト「攻略を始める前に、プレッシャーをかけるなよ」

 

ニコング「とにかく、『最後の戦士』の攻略記事は、ググっても見つからず。つまり、これが日本で最初の攻略記事サイトになるわけで、この作品が売れるかどうかは、お前の記事の良し悪しに掛かっているでごわす」

 

アスト「いや、売れるも何も、絶版ゲームブックだぜ。オレがどんな攻略をしても、それで商売の邪魔をしたりすることはないと思うけどなあ」

 

リバT『これで、FFコレクション6の収録作に、本作が入って来るとビックリですね』

 

アスト「そりゃ驚く。社会思想社の作品の終盤は、おそらく復刻しないか、あるいは相当後になるだろうと踏んでいるからな。あり得るとしたら、FF10巻までが終わったので11巻の『死神の首飾り』、リビングストンの『恐怖の神殿』『迷宮探検競技』『死の軍団』、そしてウォーターフィールドの23巻『仮面の破壊者』辺りが順当だと思う。他の旧作が採用されたら、ええ? それは読めなかった……と思うばかりだ」

 

ダイアンナ「復刻があり得ないワースト5を挙げると?」

 

アスト「……まあ、『天空要塞アーロック』が来たら、NOVAが裸踊りをするぐらいに驚くだろうが、誰もそんなものを見たくはないだろうな。ワーストという基準ではないが、『恐怖の幻影』も、来るとしたら『仮面の破壊者』の後だろうから、優先順位的にないと思う。

「来ないものを予想しても不毛だが、残り3つを選ぶなら、アンドリュー・チャップマンの作品も版権的に厳しいのではないだろうか。『宇宙の暗殺者』『宇宙の連邦捜査官』『海賊船バンシー号』の3作が、FFコレクションに入って来たら、それはそれで驚くよなあ。わざわざオーストラリアの作家さんに翻訳交渉を持ち込んだことになるだろうから」

 

リバT『それに比べると、本作「最後の戦士」は作家的に復刻はしやすいのですよ。何しろ、マーク・ガスコインさんですから』

 

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道化師と、ローグライクハーフの話

さらにもうひと記事

 

NOVA「実は、道化師というネタで、こちらにも話をつなげるつもりだった」

https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_NewClass_Jester.txt

 

アスト「ああ、『凶兆の九星座』だけじゃなく、ローグライクハーフにも新職業が実装されたのか」

 

NOVA「ちょっとローグラは、俺も最近はアンテナが十分張れていなかったから今どうなってるのか、よく分かっていなかったんだな。メールマガジンのFT新聞でも購読すべきかとも思ったが、日々の読むものが増えてもノルマになってキツいと感じたから、行きつけのゲーム店で見かけたサプリだけ買って、まったり追跡しようかと考えていたんだが、FT書房のあれこれ展開が順調すぎて、こっちのフォローが追いつかない状況になっていた。だから、この辺りで、まとめてみようかと思ったんだ」

 

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ヒーロー・コンパニオンの魔法話・真

前回の記事で書きたかったもの

 

NOVA「要は、AFFの魔法研鑽なんだがな。『ヒーロー・コンパニオン』ってサプリには、新たに7種の魔法系統が収録されているんだが、去年の年末に出た『マジック・コンパニオン』ほどは中身が濃くないって話なんだ」

 

ダイアンナ「いきなり否定から入るのか!?」

 

NOVA「いや、むしろ『マジカル・コンパニオン』の方が濃すぎるってことなんだがな。何しろ、『ヒーロー・コンパニオン』の魔法ページは、サプリメント90ページ中の20ページしかない。新しい魔法系統で70ページも費やしているサプリと比べると、ネタが薄いなあ、と後から思った次第」

 

アスト「だったら、『ヒーロー・コンパニオン』の残り70ページには何が書いてあるんだ?」

 

NOVA「魔法ページと同レベルで多いのは、野外冒険の作成ガイドだな。基本ルールには、ランダムダンジョン作成ルールを含めた、初心者向きのシナリオ作成ガイドが付いているんだが、その続きになるディレクター支援ツールと言っていい」

 

リバT『手慣れたゲームマスターなら、自分なりのシナリオ作成法も習得しているのかも知れませんが、それはそれとしてランダムにダンジョン地図や、荒野の冒険の舞台が作られるのは、それだけでもアイデア源になりますね』

 

NOVA「基本的に、『ヒーロー・コンパニオン』はプレイヤー向きというよりは、ディレクター向きの本なんだよな。目玉の追加魔法ルールも、どちらかと言えばNPC向きのものが多く、プレイヤーが扱うには、なかなか困難なものも目立つ。ネタとしては楽しめるかもしれないが、冒険者として実用的かと言われたら、???な系統が多い」

 

ダイアンナ「『マジック・コンパニオン』はプレイヤーも楽しめるけど、『ヒーロー・コンパニオン』はプレイヤー向きではない?」

 

NOVA「D&Dだと、ダンジョンマスター用のブックに載っていそうな情報ばかりだな。NPCの雇い人を雇用するルールとか、領地や資産を管理するルール、それと戦争をするための大規模戦闘ルール。これを使いこなしたら、ディレクターは広い世界を舞台にしたキャンペーン物語を演出できる」

 

アスト「領地経営か。キングのオレにとっては、興味深くはある」

 

NOVA「お前、領地を経営しているのか?」

 

アスト「そういうお前はどうなんだ?」

 

NOVA「領地は経営していないが、学習施設は経営しているので、この時期は確定申告というものが面倒な仕事になる。リアルはさておき、旅の冒険者だったら、冒険でお金を稼いで、宿賃や食費、装備の調達費用などにお金をかければいいんだが、それとは別に、自分の家や店、耕す畑、果樹園や鉱山などを経営するには、相応のルールが必要になる。あるいは船長として船を持ったり、工場長として従業員を雇ったり、盗賊ギルドの幹部として部下を率いたりなどなど。プレイヤーがそういうことに興味なくても、ディレクターはNPCとしてリアルな登場人物を演出するのに、必要なルールとも言えるな」

 

アスト「実に面倒くさそうだ」

 

ダイアンナ「あたしは興味がある。そのルールを使えば、宝石鉱山を経営したり、ジュエリーショップのオーナーになったりもできるんだろう?」

 

NOVA「風来坊の冒険者でなくても、生活基盤を整えることができるな。もちろん、自分は冒険生活を本職としながら、経営は有能なNPCを雇用して、細かい雑用は任せたうえで、定期収入を得るとか、業務上のトラブルを解決するための冒険を行うとか、いろいろなアイデア源に使うこともできる」

 

ニコング「クイーンの経営する宝石鉱山にモンスターが出現して、鉱夫たちに犠牲者が出たから、モンスター退治を求めるでごわす」

 

ダイアンナ「ああ。他人の資産を守るための冒険より、自分の資産を守る冒険の方が熱意も入るってものだ」

 

NOVA「そういう経営者としての資質を表現するために、特殊技能として[財務管理]が追加されるし、タレントにも【天性の指導者】【起業家】などが用意されている。また、大規模戦闘と組み合わさる[戦術]技能と【戦術の達人】のタレントなどもある他、優秀な船乗りを表現する[航法]技能など、船のオーナーと交易商人的なキャラクターを作ることもできるわけだ」

 

リバT『つまり、「ヒーロー・コンパニオン」は冒険者として、より強いキャラクターを目指すルールではなく、世界に生きる住人として、より社会性を備えたリアルなキャラクターを構築するためのルールなんですね』

 

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ヒーロー・コンパニオンの魔法と、道化師の話……の序章

NOVAの再来訪

 

NOVA「魔法の研鑽は進んでいるか?」

 

ダイアンナ「ああ、ダディ。またも日野木アリナのところに入り浸っているようだな」

 

NOVA「魔法を中心にTRPG研鑽をしていたら、話が止まらなくなったんだよ。語れるネタが多いのはいいことだ」

 

リバT『だからと言って、連続して5記事も続けるのは、どうかと思いますが。こちらにも同じだけの熱意を注いでいただきたいと申し上げます。何しろ、今年に入って当ブログはまだ1記事。このペースだと、去年の51記事よりも下がってしまいます。何しろ、1月に1記事しか書かなかった年は、ここがウルトロピカルと名を変えて以来、初めてですからね』

 

NOVA「ダメじゃないか、アスト。このブログを管理するキングとしてサボったら」

 

アスト「オレのせいか!? 記事を書かないのは、作者のお前のせいではないか?」

 

NOVA「いや、俺の娘の翔花たちは、俺が寝ている間に、勝手に記事を書いて、何だかいつの間にか、俺の知らない記事ができ上がっていることが何度もあるんだ。まるで、おとぎ話に出てくる小人さんみたいだな、と思いながら、無意識に記事を書いている不思議現象をありがたく受け入れているんだが(専門用語で「自動筆記」というらしい)、ここではそういう現象は起こらないようだな」

 

アスト「つまり、作者のお前が寝ている間に、オレたちに記事書きしろ、と? 無茶を言うな」

 

NOVA「無茶か?」

 

アスト「常識的に無茶だ。少なくとも、オレはグリム童話小人さんじゃねえ」

NOVA「ほう。だったら、お前が小人になったらいいんだな。カニコング」

 

ニコング「何でごわすか?」

 

NOVA「お前、前回、《収縮》の能力を得ていたよな? その力でアストを小人にしてくれないか?」

 

アスト「ちょっと待て。本気で言ってるのか?」

 

ニコング「アストよ、縮むでごわす。カニ光線、放射」

 

アスト「ウギャー(小人化)」

 

ダイアンナ「お、おい、アスト。無事か?」

 

リトル・アスト「あ、ああ。たぶん無事だと思うが」

 

ダイアンナ「無事じゃない。小さくなっているだろうが」

 

リトル・アスト「お、おお。そう言われてみれば、アニーやNOVAたちがデカく見える。BIGの魔法でも使ったのか?」

 

ダイアンナ「お前が縮んだんだ。おい、カニコング。元に戻せないのか?」

 

ニコング「効果時間は3分間でごわす」

 

NOVA「何だ、つまらん。せめて3時間あれば、俺が仮眠をとっている間に、小人になったアストが記事を仕上げてくれるかもしれないのに。3分じゃ、せいぜいXポストに投稿するぐらいが関の山。じゃあ、今から3分待つか」

 

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マジック・コンパニオンと、国産ゲームブック史の続き

NOVAの来訪

 

NOVA「今年、初登場だ。おめでとう」

 

アスト「今さら、おめでとうもないだろう。もう月半ばじゃないか」

 

NOVA「いやあ、いろいろと魔法研鑽に忙しくてさ。はい、これ」

NOVA「あと、これもお宝本だな」

ダイアンナ「へえ。AFFの魔法サプリと、アイテムサプリかい」

 

リバT『モンスター本と、魔法本と、アイテム本がTRPGサプリメントの基本ですね』

 

NOVA「あと、最新記事として、前回の続きの話が来た」

アスト「これは……日本のゲームブックファン必読のお宝記事じゃないか」

 

リバT『今回はソーサリー以降、日本最初の文庫RPGである『SJのFFRPG』(85年末)から、ウォーロック誌、そしてブレナンのピップシリーズ(ドラゴンファンタジー)の翻訳秘話、さらにジャクソン&リビングストンの来日(87年4月)、故・山本弘さんの国産FFゲームブック(およびTRPG)への貢献など、まさにゲームブックブームの絶頂期の話ですね』

 

NOVA「俺がゲームブックと出会ったのは、86年4月だったから、まさにそのタイミングの話になるわけだ。それ以前にハマっていたアナログゲームは、ツクダのシミュレーションゲームと、バンダイのパーティジョイシリーズを少々だったから、そこから一気にRPG沼に引きずり込まれる頃合いの話だ」

 

ダイアンナ「パーティジョイ?」

NOVA「小学生から中学生の思い出だと、こういうのもいいんだよな」

NOVA「まあ、TRPGに比べると、幼少期の思い出に過ぎず、マニアックに語れるほどの知識も収集アイテムも持ってはいないんだけどさ。それでも昭和40年代以降のアナログゲーム文化は日本カルチャー史に残すべき遺産だと思うんだよね」

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2025年の年越しおよび年始あいさつ記事

年間総括および新年の抱負

 

アスト「来年(もうすぐ今年)は午年。つまり、オレの年だな」

ダイアンナ「ウマの年だからと言って、ウマのイラストを3つも貼らなくてもいいだろう」

 

ニコング「カニ年がないのが残念でごわす」

 

アスト「お前は、コングなんだから、申年のときに盛り上がればいいだろうが」

 

ニコング「あと、2年後でごわすな」

 

ダイアンナ「あたしは……コウモリ年ってないんだよね」

 

アスト「花粉症ガールは2018年生まれなんだから、戌年でいいんじゃないか?」

 

ダイアンナ「犬かあ。むしろ狼の方がイメージしやすいんだが」

 

リバT『私めはドゴラの眷属だから、1964年にちなんで辰年ということにしておきます』

 

ダイアンナ「リバTが生まれたのは、2018年だから、あたしと同じでもいいと思うんだけどね」

 

リバT『そのお誘いは嬉しいのですが、ドラゴンの年の方が美味しいと考えますので、そっちを自分の干支として設定します。お兄さま方にも、そう告げておかないと』

 

ダイアンナ「で、今年は大晦日の年越し前に雑談して、そのままの勢いで、おめでとうと言うつもりだね」

 

アスト「ああ。その前に1年を振り返ろうって話だ」

 

リバT『その前にグランドマスターNOVAから、こういうページを覗くように、と連絡が来ました』

ダイアンナ「ほう。例の『主人公はキミだ!』のおまけに付いてくる、日本のFF史の先行公開版かあ。FFゲームブックのファンにとって、お宝記事だねえ。この年末に無料公開とは、実に粋なことをしてくれるじゃないか」

 

アスト「翻訳者や編集者に関する情報をいろいろまとめた記事か。知らない裏話をあれこれ発掘してくれたのは貴重だなあ」

 

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『ロボット コマンドゥ』攻略EX

今回は作品総括

 

NOVA「では、恒例のEX記事だが、本作は『天空要塞アーロック』と比較できる要素があると考える」

 

アスト「本当かよ」

 

NOVA「一応、SF系のゲームブックとしては、『さまよえる宇宙船』(4)、『宇宙の暗殺者』(12)、『宇宙の連邦捜査官』(15)、『電脳破壊作戦』(18)、『スターストライダー』(27)の5作品を、安田社長は著書で丁寧に紹介していて、SF系作品の発展を期待していたんだな」

 

ダイアンナ「アーロックはSF系にはならないのかい?」

 

NOVA「いや、著書の執筆時にはまだアーロックが出版されていなかったし、その前の『奈落の帝王』までを紹介している。ついでに言えば、この段階で、社会思想社がFFシリーズの展開を中断するという決定も為されていないと思われ」

 

リバT『「FFゲームブックの楽しみ方」は90年8月に刊行。FF32巻の「奈落の帝王」は90年3月で、「アーロック」は91年5月ですから、確かにそうですね』

 

NOVA「TRPGのAFFも90年から91年にいろいろと展開していたから、FFシリーズ中断が決定したのは91年の後半ぐらいかな、と。雑誌のウォーロックは92年3月(63号)まで続いて、半年ほど前の58号からはAFFリプレイに続いて、ウォーハンマーRPGリプレイがスタート。その段階で、FFシリーズの展開が中断のみならず、ウォーハンマーも91年にルールブックが出て、シナリオ集やリプレイもフォローされたが、92年から93年にはあっさりサポート終了。しかし、ゲームブックからT&Tなどの文庫スタイルのTRPGを展開していた社会思想社の、日本TRPG界における文化的影響は非常に大きかったなあ、と」

 

アスト「結局、宇宙SFゲームブックに分類されるのは、『アーロック』を入れて6種類ということか」

 

NOVA「宇宙という縛りをなくして、メカSFというカテゴリーにするなら、13巻の『フリーウェイの戦士』、17巻の『サイボーグを倒せ』、22巻の『ロボット コマンドゥ』が含まれる。俺的には、『ロボット コマンドゥ』は宇宙のとある星を舞台としているから、宇宙SFに分類されるが、宇宙船が登場しないからなあ」

 

ダイアンナ「ジャンルの区分はさておき、『ロボット コマンドゥ』と『アーロック』の共通点とは?」

 

NOVA「作者がイギリス人でない点と、機体の乗り換えシステムが採用されている点。他のSF作品でも、主人公が操縦する宇宙船などの設定があるが、基本的に乗り換えはないんだな。しかし、ロボコマと、アーロックと、あと『嵐のクリスタル』がストーリーの展開に合わせてメカを乗り換える要素がある。このメカの乗り換えについて考えてみたい」

 

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