FFコレクション3
マリクが遺したもの(前段) 我が敬愛する師匠マリク・オム=ヤシュの葬儀が厳かに執り行われたのは、あの巨人との対決から半年ほどが経った秋のことだった。 この私、ハーメリンの街を救ったドラゴン勇士団の団長として知られるフォーティ・ジャイアントスレ…
決戦前の朝 リモートNOVA『パラグラフ323番にて、本作のメインダンジョン〈ゴルゴンの墓所〉を脱出したフォーティとグース。明るい光に目を慣らしながら、太陽の高さや方向から、今がまだ午前中だと確認する』 アスト「ダンジョンに入ったのが、正午過ぎぐら…
ゴルゴンの謎 リモートNOVA『今回は最初からクライマックスだ』 ダイアンナ「前回で、フォーティは蛇の王コブラクスを倒したんだね」 NOVA『そして今回は引き続き、〈ゴルゴンの墓所〉のボスとも言うべきゴルゴンとの戦いから入るわけだけど、コブラクスとゴ…
死の罠を越えて リモートNOVA→フォーティ『巨人を倒す手段を求めて、危険な〈ゴルゴンの墓所〉に踏み込んだドラゴン勇士団の一行。その進路が3方向に分かれたところで続いたんだな』 アスト→グース「どちらに向かえばいいかは、デスティニーマップとやらが導…
ドラゴン勇士団の始動 リモートNOVA『前回、フォーティは老剣士マリクとの対面後、狩人のグースとコンビを組んで、ドラゴン剣士団、改めドラゴン勇士団を結成した』 アスト→グース「ということで、グースの担当はオレがやる。フォーティの兄貴を支える弟分っ…
マリクとの対面 リモートNOVA『前回のラスト、パラグラフ309番でフード付きマントの剣士が出現して、フォーティに剣を突きつけて来た』 フードの剣士『不審者め、なんでここに来たのか説明するのに10秒だけやる。さもなくば、剣を抜いて戦え』 NOVA『選択肢…
「ゲームブック&FF」カテゴリー200記事記念 リモートNOVA『40周年記念作が、当ブログのFFゲームブック攻略20作品に達し、さらに200記事になった。これも俺と、レギュラーキャラのお前たちと、いいねやコメントで応援いただいている読者さんの熱いゲームブッ…
〈真鍮通り〉の追いはぎ リモートNOVA『前回は、祭りの中心の広場でマリクの手掛かりを見出したり、この先の冒険で役立ちそうな薬を購入したりした』 アスト「あと、詐欺師のゲームに騙されたりもしたな」 NOVA『それはIFルートだから、今回のフォーティの現…
祭りの広場と、運命の地図 リモートNOVA『前回は、ハーメリンの街で祭りの中心の広場まで到達した。パラグラフ番号は252番。選択肢は3つ。「芸や余興を見る」「屋台を見る」「天幕に向かう」だが……正解は屋台を見るっぽいな。他を覗いてから屋台を見ることも…
ハーメリン到着 リモートNOVA『火吹山の秘密宝物庫に長らく封印されていた鉄巨人が4体、覚醒してしまったので、それを倒す手段を知っているというマリクを探して、はるばるハーメリンの街まで来たんだが、ちょうど祭りの前日ってことで、街はいつも以上に賑…
東への旅 リモートNOVA『前回は、火吹山の秘密宝物庫に封印されていた巨人4体を、ドワーフの手で誤って復活させてしまったので、尻拭いのための旅を始めたところまでを語った』 アスト「ドワーフのせいにしているけど、秘密宝物庫の地図を見つけた事件の元凶…
火吹山にて リモートNOVA『パラグラフ191番で、剣士フォーティとドワーフの老鉱夫ヒグリーは火吹山の洞窟に入ることになった』 アスト「このダンジョンに入るのは、何回めだ?」 NOVA『フォーティは初めてだが、プレイヤーとしては何度も入っているよな。ゲ…
新キャラ、フォーティ リモートNOVA『今回から、「巨人の影」の攻略記事だ。なお、関連記事は次の2つぐらいになるか』 アスト「FF40周年記念作にして、当ブログのFF攻略記事20作め記念だな」 ダイアンナ「そして、これを終えると、FFコレクション3(リビング…
運命の森の後始末 ※前註:本記事を読むに当たって、前回までの「雪の魔女の洞窟」攻略紀行の他に、「運命の森」攻略感想を読むと、より楽しめるかもしれません(あるいは他のFFゲームブック攻略記事なんかも)。たぶん、きっと、ロガーン神の導きがあれば。 …
雪の魔女の後始末 死の呪いからは解放されたけれど、あたしの冒険はそれで終わりではなかった。 運命神は次から次へと新たな問題を用意して来る。 赤いアマツバメ(たぶん。鳥の細かい種類は、あたしもシャリーラも専門外だ)っぽい姿に転生した彼氏とのコミ…
癒し手クエストIF リサ(ダイアンナ)「前回、あたしはエルフのアッシュ兄さんの助けを借りて、ついに癒し手ペン・ティ・コーラのいる洞窟までたどり着いた」 アス・ラル(アスト)「とうとう、氷指山脈から始まる長い冒険の旅も終わるんだな、お嬢」 リサ「…
月岩山地に入る リサ(ダイアンナ)「親愛なる仲間たちとの哀しい別れを経て、いよいよ、このあたし、リサ・パンツァの一人旅、本ゲームブックの最終クライマックスだ」 アス・ラル(アスト)「一人旅とは言え、愛剣のオレがいるから寂しくはないはずだ。ど…
リサ=シャリーラの失態 どうして、あたしはまだ死なずに、生きているのだろう? 愛した男の亡骸の傍らで、自分にやがて訪れる死を待ちながら、疑問を覚えた。 死の呪いに最初に触れたのはあたしで、その後、あたしは男を道連れにした。死の呪いの罠を仕掛け…
異教平原、南下中 リサ(ダイアンナ)「前回、あたしたちはついに〈雪の魔女の洞窟〉を脱出してから、外の世界の旅を開始した」 スタッブ(アスト)「それぞれの故郷に戻る旅じゃな。わしはストーンブリッジで……」 リバT『エルフの赤ツバメことレッドスウィ…
洞窟からの脱出 リサ(ダイアンナ)「前回、あたしはシャリーラとのゲーム対決に勝利して、ついに自分の肉体を取り戻した」 リバT『ええ。原作ゲームブックと違って、精神世界での派手なバトルと、仲間殺し、そして静かな会話のやり取りという顛末でしたが、…
バッドエンドにあらず ダイアンナ「前回は、あたしが演じる〈雪の魔女〉シャリーラが勝利を収めた、素晴らしいゴールだったんだが。『雪の魔女の復活』完、と幕引きをしてもいいぐらいに」 アスト「シャリーラ・ファンは大喜びだな。ザゴールも、バルサスも…
タイトル変更と、よもやま話 リバT『前回まで、当リプレイは攻略感想としていましたが、オリジナル展開が過ぎると、もはや感想ではないな、ということで、今回から「攻略紀行」とマイナーチェンジしました。そして、これまでの記事タイトルも新しい方に統一…
運命のくじ引き リサ(ダイアンナ)「前回、あたし、リサ・パンツァは自分の体に倒したはずの〈雪の魔女〉シャリーラの心魂が憑依している事実に気がついた……でいいよね」 リバT『プレイヤーのクイーン・ダイアンナには、はっきりと伝えましたね。でも、キャ…
心の声 リサ(ダイアンナ)「前回、あたしは紆余曲折の冒険の末、〈雪の魔女〉をついに倒した」 リバT『彼女の本名は、ゼンギス出身の巫女にして女魔術師シャリーラ。本名も含めた彼女の詳しい情報はゲームブックでは示されていませんが、本国では2年後の198…
三つの通路を前にして リサ(ダイアンナ)「前回は、半分以上がIFルートの確認で、あたしの冒険はドワーフの見習い司祭、アリマさんを助けただけ」 リバT『アリマ・センって名前は、こちらでテキトーに付けさせてもらいましたが、一応、ゲームブック本編に登…
集会場前のIFルート ダイアンナ「前回、リサ・パンツァは、〈雪の魔女〉の信奉者の集会に乗り込んで、彼らの崇める氷の魔神像を叩き切る大勝利を収めたんだ」 アスト「まさに運命神のダイスの導きだな。最初はこそこそ安全に、無難に集会場を通り過ぎようと…
イエティの話 リサ(ダイアンナ)「前回、死闘の末にホッキョクグマを倒したあたしは……」 アス・ラル(アスト)「クマじゃねえ。イエティだ、イエティ」 リサ「あっと、そうだった。イエティって、確かヒマラヤの雪男って本で読んだことがある。アランシアに…
雪原の女魔剣士 リサ(ダイアンナ)「さて、ビッグ・ジム率いる隊商の護衛に雇われたあたし、リサ・パンツァは、斥候任務の際に目的地の前哨砦が謎の獣(巨大なホッキョクグマか何かと推測)に襲撃されて壊滅したことを知る」 リバT『ジムさんの依頼で、その…
6月も半ばを過ぎたので ダイアンナ「そろそろ雪の魔女に挑もうと思うんだ」 アスト「思いきり季節外れだがな」 ダイアンナ「暑い夏だからこそ、アイスを食べたい気分で氷指山脈に向かう。これこそ贅沢にして、優雅な冒険ライフというものじゃないか?」 アス…
攻略の締めくくり記事 カニコング「例によって、バッドエンドと難易度について語る記事でごわす」 リバT『あとは、入手アイテム総括もしておきたくなりました』 ダイアンナ「入手アイテム?」 リバT『本作は「運命の森」に次ぐ野外冒険中心のゲームブックで…