ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

「アランシアの暗殺者」攻略記(2)

蛇島からの脱出

 

NOVA『さて、発売されたばかりの「アランシアの暗殺者」の攻略記事その2だ。前回、第2の刺客オレアンダー・レッドフライを倒して、盟友サミュエル・クロウ船長から、暗殺者ギルド〈サソリ会〉の話を聞いたリーサン・パンザ。これから、どう動くかという話になって、クロウ船長曰く、「すぐに島から出るべきだ。しかし、今夜はやめた方がいい。嵐が迫っているからな」と忠告をもらった』

 

アスト「しかし、嵐の中を強引に出発するんだな」

 

NOVA『それは愚か者の選択肢だ。運だめしに失敗すると、船に落雷して帆が大破。コントロールを失った船は嵐に翻弄されてしまい、そのままゲームオーバーだ。成功しても、結局、島に引き返すことになり、運のムダ使いをするだけなので、おとなしく船長の言うことを聞いていた方がいい。向こうは海のプロフェッショナルだからな』

 

アスト「では、島で一晩を過ごすのか」

 

NOVA『そうすると、船長が船から塩漬けの牛肉とドライフルーツを持って来て、振る舞ってくれる。食事をくれたので、リーサンの船長への好感度が急上昇だ。そして、翌朝、船旅の準備を整えるんだが、船長は船の舵の修繕のために木材が必要だと言って、島の奥に向かった。その間に、こちらは暗殺者の武器を調べて、弓と矢筒をゲットした。彼女の剣【アストラル・ソード】も良い武器なので持っておく。サイ印の〈悪魔の短剣〉と同性能(技術点+1)なんだが、どちらかしか使えない』

 

アスト「アスト・ラル・ソードか。まるで、オレのために作られたような剣だな」

 

NOVA『とにかく、暗殺者を倒すと、その装備が手に入ると思えば、少し嬉しくなるんだが、武器に夢中になり過ぎて、船長の安否を気遣うことが疎かになってしまった。船長は吸血つるに絡まれて、瀕死の重傷を負ったんだ。船長を見捨てるようなマネをすると、自分もつるに絡まれて死ぬので、船長を助ける選択肢を選ぶんだが、どっちにしても船長は死んでしまい、自分も体力点2点のダメージを負って、難を逃れた。サミュエル・クロウ船長は良い奴だったのになあ、と哀悼の意を捧げながら、船長の遺した〈ブルームーン号〉に乗って海へ出るリーサンであった』

 

海賊との遭遇

 

NOVA『ブルームーン号の操縦にはすぐ慣れた。うん、一人で操れる小型船だったんだな。船長と言うからには、船員もいるのかと勘違いしていたが、亡きクロウ船長は個人経営の船乗りだったようだ。彼の死を報告する家族でもいないのか、と気にしてはみたが、すぐに自分の問題に向き直る。そう、暗殺者の件をどう片付けるか。選択肢としては、赤水川を昇って、ストーンブリッジとかヤズトロモさんのところにかくまってもらうか、ブラックサンドに向かってアズール卿に立ち向かうべきか、いろいろ考えてみたが、その前に海賊と遭遇したんだな、これが(71)』

 

アスト「選択肢は?」

 

NOVA『ここまでは割と1本道の物語で、イベントに挑むかスルーするかの単純明快な流れだったんだが、この海賊イベントは結構、いろいろな分岐があって、どれが正解かはっきりしない。一番簡単そうなのは、「死んだふり作戦」で(21)、洞窟で「赤インクの瓶」をゲットしていれば、顔に疫病のような斑点を塗りつけることで、この船に疫病の危険ありと思わせて、海賊の詮索を見事に免れることができる。その後、海賊船はクラーケンの襲撃にあって沈み、こっちは悠々と赤水川の河口にある埠頭まで行き着けた(288)。当面はこれが正解だと思うが、他の選択肢も確認しておく』

 

アスト「赤インクを持っていなくて、死んだふり作戦が失敗した場合は?」

 

NOVA『海賊船から急いで逃げようとした場合は、パラグラフ361でクラーケンに襲われて、沈没バッドエンドだ。だから、290番でおとなしく投降し、持ち物を全部捧げて、海賊の手下になるか(199)、戦うか(168)の2択だ』

 

ダイアンナ「海賊の手下になるとは、面白い選択肢だね」

 

NOVA『そちらを選んだ場合、直後に船がクラーケンに襲われ、どさくさ紛れに脱出しようとするんだな。脱出の方法は2つで、海賊の仲間(?)が手漕ぎボートを出そうとするのを手伝ってやるか、曳航されているブルームーン号を使うかだ』

 

アスト「そりゃあ、ブルームーン号だろう」

 

NOVA『ブルームーン号に乗り込もうとすると、同じことを考えていた海賊の一人と競争になって、先に船を奪われまいとナイフを投擲することになる。技術点判定に成功すれば、上手くナイフが命中してブルームーン号に乗り込めるんだが、その海賊は命乞いをして、暗殺者情報をくれるんだな』

 

アスト「ほう、海賊イベントで暗殺者情報が出るとはな」

 

NOVA『こういうことがあるから、無難に海賊から逃れるルートが正解とは限らないんだな。念のため、一通りのパラグラフをチェックする必要がある』

 

ダイアンナ「で、どんな情報だ?」

 

NOVA『暗殺者の一人にヘビ毒使いがいて、そいつに対抗するための【蛇牙の耳飾り】を差し出す代わりに、命を助けてくれ、ということだ』

 

ダイアンナ「その話を信じるのか?」

 

NOVA『まあ、俺が選んだのはあくまで赤インク疫病作戦ルートだからな。ヘビ毒暗殺者に殺されてバッドエンドを迎えたなら、こちらのルートを選び直すことにするさ。ともあれ、このルートに進むと、【蛇牙の耳飾り】をゲットできて、その後は赤水川ルート(288)か、それともブラックサンドに向かうか(393)の二択になる。

『一方で、ブルームーン号争奪戦に負けたら、その後は運だめしに失敗するとサメに食われて死亡。成功すれば、海で大きな木樽に体を潜り込ませて漂流。運良く赤水川の河口に流れ着くことができる(270)』

 

アスト「いろいろな分岐があるんだな」

 

NOVA『このパートのフローチャートを書くのは大変そうだな(何だか他人事^^;)。次に手漕ぎボートでの脱出だが、そちらも運だめしに成功すれば、海に落とされながらも、木樽で漂流できる(270)。失敗すれば、やはり死ぬので、選ぶならブルームーン号の方がメリットが大きい。以上が海賊の手下になるルートだ』

 

アスト「クラーケンの襲撃から、どう生き延びるかだな」

 

ダイアンナ「降参せずに、海賊と戦った場合は?」

 

NOVA『運だめしに成功すると、海賊船長の撃った拳銃の弾を上手くかわして、接近戦を挑める。この場合、技術点8、体力点8の船長と一騎討ちになり、勝てば残りの船員と戦うか(340)、自分が新しい船長だと宣言するか(79)、ブルームーン号で脱出するか(24)を選べる』

 

アスト「海賊船を乗っ取るのか? その選択肢も面白いな」

 

NOVA『でも、乗っ取り作戦は失敗する。船員たちは、船長に忠誠を誓っていたみたいだ。船長を殺した罪で処刑しろ、と声が上がり、次々とナイフが飛んできて傷を負い、勝ち目がないと悟る。やむなく、連中の隙を突いて海に飛び込み、ブルームーン号で脱出を敢行するしかないが、こちらのルートだと技術点判定を要求されて、失敗するとブルームーン号に泳ぎ着く前にサメに襲われて死ぬバッドエンドだ』

 

ダイアンナ「船員と戦う選択肢は?」

 

NOVA『多勢に無勢で勝ち目がないと悟り、結局、ブルームーン号での脱出に賭けることになる。そのタイミングで海賊船はクラーケンに襲われるので、脱出は成功して、赤水川ルート(288)か、ブラックサンドルート(310)に入る』

 

アスト「次の分岐は何だ?」

 

NOVA『船長の銃弾を、運だめしに失敗して避けられなかった場合だな。この場合、技術点1点と体力点を2D点失い、生き延びても血まみれで戦闘不能になってしまう。FF世界の銃は、弓矢よりも恐ろしいダメージを与えてくるもんだ』

 

アスト「そりゃあ、ザンバー・ボーンでさえ、フリントロック銃で一発粉砕できるほどだからな」

 

NOVA『その後、持ち物を奪われて、海に投げ落とされる末路だ。かろうじて、技術点判定に成功すれば、何とかブルームーン号まで泳ぎついて、脱出を敢行できるわけだが、持ち物を奪われてしまうのは過酷なハンデと言えるだろうな。こちらのルートはお勧めしない。何よりも、食料が奪われるのは厳しすぎる』

 

アスト「以上か?」

 

NOVA『いや、今のはあくまで「死んだふり作戦」の派生ルートだ。それとは別に、「船縁に身を潜めて隠れる作戦」がある。そちらでは結局、あきらめて投降する(290)か、隠れ続ける(385)かを選び、隠れる場合は運試しを要求される。失敗すると船長に見つかって、銃弾の的になるが、失敗しても2点のダメージで、その後、投降か脱出を選べる。脱出した場合は、クラーケンのおかげで逃げ延びることに成功。赤水川ルートか、ブラックサンドルートに行き着けるのは前述と同じ。一方で、隠れ続けることに成功しても、その後のクラーケン襲撃で脱出しないといけないのは同じだな』

 

ダイアンナ「結局、正解ルートはどうなんだ?」

 

NOVA『一番楽に思えた選択肢の「赤インクで死んだふり作戦」は、【蛇牙の耳飾り】が入手できないことと、この後の選択肢が赤水川ルートしかない点で、不安が残るんだが、逆に言えば1本道で悩むことがないので、当面はそちらに進むことにする。一応、赤水川ルート→ブラックサンドルートに行き着けることを願いながら。何しろ、暗殺者を全員見つけて、全滅させないとクリアできない仕様だからな。

『それと【蛇牙の耳飾り】をゲットするためには、一度、海賊に投降しないといけないんだが、その代償として持ち物を全て海賊船長に差し出さないといけないんだよな。脱出の際に装備を回収したという記述がなさそうなので、これまで入手したアイテムを全部失うことになる。つまり、【蛇牙の耳飾り】一つのために、全アイテムを失うのはデメリットが大きいばかりか、攻略必須アイテムのサソリマークの首飾りを2つ失うことになるので、攻略不能状態になると思われる。つまり、【蛇牙の耳飾り】をここで入手しなくてもクリアできるはず、と推測できるわけだ』

 

アスト「結論として、海賊への投降はクリアのためには禁じ手ということだな」

 

NOVA『たぶんな。まあ、さらっと流し読んだだけだから、脱出の際に海賊に奪われたアイテムを回収した、という記述を読み落としていれば、話は別だけど』

 

赤水川ルート

 

NOVA『では、ややこしくも面白い海賊イベントを一通りチェックした後で、リーサンは疫病患者を装って海賊の目をすり抜け、無事に赤水川の河口埠頭までブルームーン号を到着させた流れで話を進める。もしも、クロウ船長が生きていれば、暗殺者に関する情報がもっと手に入っていたろうに、と思いながら、遺品の船はこれ以上、持って行けないので、造船所で売れないかと訪ねることにしたわけだ(288)』

 

アスト「せっかくの船を売るのか?」

 

NOVA『リーサンは海の男じゃないからな。船の作業場で正直に、クロウ船長が蛇島で命を落とした話を打ち明けると、船長の知り合いの作業員は「船長が独り身だった」ことを打ち明け、形見の船を金貨20枚で引き取ってくれた。その後、雑貨屋に入って買い物をする。ただ、店主から指名手配の件を尋ねられて、どうしようかと思うんだが?』

 

アスト「オレだったら、他人の空似だと白ばっくれるな」

 

NOVA『そういう選択肢もあるが、白ばっくれると店主は不機嫌になって、金貨1枚の口止め料を要求してくるので損だから、ここは何も言わずに一人の客として振る舞うことにする。ええと、運だめしに成功すれば、【エルフのブーツ】を買えるので、まずはそれを買った』

 

ダイアンナ「【エルフのブーツ】って?」

 

アスト「D&Dで有名な、忍び足の魔力を秘めたブーツだ」

 

NOVA『いや、本作では走力を高める性能らしい。金貨5枚で買えるので、喜んで購入した。さらに保存食と、アイテム収容に便利な【万能袋】を金貨5枚で購入。以下が現在のデータだ』

★リーサン・パンザ

技術点11、体力点16/18、運点9/11

 

所持品:保存食9食、運ポーション、サソリマークの首飾り(2)、暗殺者のナイフ、ルビー、ロープ、「44」の鍵、金貨22枚、銀貨1枚、ダイヤモンド2粒、ウジ虫の練り薬、守護者の盾、弓矢、アストラルソード、エルフのブーツ、万能袋

 

NOVA『それから、店主のハロルド・コーンペッパーに暗殺者のガランカ・ヴァッセルについて尋ねると、喜んで情報を提供してくれた。どうやらザンバー・ボーンを倒したという噂のリーサン・パンザを英雄扱いしてくれるみたいだな』

 

アスト「なるほど。店主はリーサンのファンなのか。だったら、白ばっくれるより堂々としていた方が、いいわけか」

 

NOVA『うむ。指名手配されているから犯罪者扱いされるものだと思えば、民衆の間では英雄扱いらしい。悪党の敵は正義の味方ということで、アズール卿がリーサンの宣伝活動を行ってくれているという話だな。放っておいても、ヒーローとしての知名度が高まるということだ。これは面白い展開だなあ、と思う。気分はまるでシルバー・クルセイダーだな』

 

ダイアンナ「ここはタイタン・シティではないけどね」

 

NOVA『とにかく、店主は「殺し屋を手伝う趣味はない」と断言し、ヴァッセル退治の協力をしてくれるらしい。奴のいるのが〈背たかトムの小屋〉という宿屋だと教えてくれ、さらに戦闘で役立つ魔法のアイテムを売ってくれるらしい』

 

・力の腕輪:技術点+3

・不可視の巻き物:透明になれる

・回復の指輪:体力点が6点回復

・魔法のフルート:効果不明

 

NOVA『これらのアイテムを1つ金貨5枚、4つ全てだと15枚で売ってくれるので、全部買った』

 

アスト「力の腕輪が凄いな。技術点+3なんて」

 

NOVA『当然、現技術点を越えることはないけどな。これは、これまでの、そしてこれからも技術点が減少する際に3点まで減少分を補ってくれるアイテムと考えておく。今作では、技術点が減る機会が多いだけに、補償用のアイテムもこういう形で用意してくれているのだろう。従来以上に、技術点の上下が激しい作品みたいだ』

 

アスト「とにかく、ガランカ・ヴァッセルを倒しに行くんだな」

 

NOVA『他に手がかりはないからな。最強の敵だという噂だから、もっと後かと思ったら、意外と早く遭遇するのかもしれん。とにかく、情報どおりに東へ行くと(203)、道の途中の木で寝ている緑のフェルト帽の小柄な男がいたので、何だか怪しいと思って話しかけると、実はゴブリンの罠だった』

 

ダイアンナ「ゴブリンが人の格好をしているとはね」

 

NOVA『暗殺者ではなさそうだな。ゴブリンが突然、ネットでこちらの動きを封じてきて、技術点判定が必要になった。失敗すれば、気絶させられて金貨全てと、体力点2点と運点1点を失うところだったが、判定には成功して、ネットから脱出に成功。そのままバトルだ』

 

アスト「奇襲されなきゃ、ゴブリンごときには負けんよな」

 

NOVA『まあ、しょせんは技術点5のザコだからな。6差もあるのだから、ダメージを受ける方が恥ずかしいレベルだ。難なく倒して、金貨3枚とオパール6粒をゲットだ。それと、ファングの街の「迷宮探検競技」の宣伝チラシを持っていた。何でゴブリンがこんな物を……と思いつつ、本作の後の展開の伏線だな、とニヤリ気分になった』

 

アスト「ファングは、赤水川の上流にあるんだったな」

 

NOVA『それは勘違いだ。ファングがあるのは、赤水川の北を流れるコク川の流域だ』

 

アスト「おっと、そうだったか。覚えておこう」

 

暗殺者3号

 

NOVA『ゴブリンイベントの次は、パラグラフ244番だ。ここでイラスト付きの怪しい女が登場する。なお、スルーすると奇襲攻撃を受けて、《死の手》の呪いで殺されてしまう。蛇島で〈死者の手〉イベントでダメージを受けていれば、呪いへの耐性がついているんだが、リーサンはそのイベントをスルーしたからな。彼女の手には触れないよう、上手く対処しないといけない』

 

アスト「どう対処するんだよ?」

 

NOVA『まずは、会話で情報を引き出す。彼女の職業は「フレッチャー(矢の作り手)」で、フランシス・フレッチャーと名乗る。金貨2枚で矢を売ってくれるそうだ。ここで金貨を持っていなければ、矢を買うという選択肢が選べないので、彼女と別れることになり、背後から奇襲される』

 

ダイアンナ「もしも、ゴブリンに金貨を奪われていれば、アウトだったんだね」

 

NOVA『なかなか巧妙な物語の仕掛けだな。矢をよく見ると、レッドフライの使っていた黒い鳥の矢羽根だったりする。そこで暗殺者の噂を知らないかと尋ねると、あからさまに動揺して、「いえ、知らないわ」と言いつつも、銀の首飾りがチラリと見えた。何だかドジっ娘暗殺者っぽく萌えてみて、選択肢に「怪しいから、上着をはだけて見せろと脅す」というのがあって笑った。リビングストンさん、ちょっとしたエロ展開ですか? と年甲斐もなくワクワクドキドキしながら、色仕掛けで握手を要求してくるフランシス・フレッチャー、いや、本名グレッタ・モーグと剣でやり合うことになった次第』

 

(技術点8、体力点7の相手と戦闘後)

 

NOVA『2点ダメージを受けたけど、難なく倒すことができた。サソリマークの首飾りをゲットして、先ほど払った金貨2枚も取り返して、イベント終了だ』

 

★サソリ会第3の刺客「グレッタ・モーグ

 不幸な事故で死んだ矢職人フランシス・フレッチャーを装い、リーサンを騙し討ちしようとした女暗殺者。得意技は《死の手》の呪いだけど、相手の体に直接触れないといけないので、背後からの不意打ち、もしくは握手をさせようと狙ってくる。武器戦闘では、2本の短剣を使用するが、弓矢は使用しない。

 思うに、第2の刺客オレアンダー・レッドフライとはパートナー関係で、彼女の矢を作ったり、バックアップをするのがグレッタの本来の仕事ではないだろうか。レッドフライの仇を討つために、独断でリーサン殺しを狙って来たと勝手に背景話を妄想したくなるキャラ。何よりも、正体を明かされかけているときの動揺ぶりが、ドジっ娘萌え要素を感じて、思いがけないご褒美。それだけに殺さざるを得ないのが残念。

 

★リーサン・パンザ

技術点11、体力点14/18、運点9/11

 

武器と防具:悪魔の短剣(メイン武器)

      守護者の盾(技術点+1)

      アストラルソード(技術点+1)

      力の腕輪(技術点+3)

      暗殺者のナイフ、弓矢+矢6本

消耗品:保存食9食、運ポーション、ウジ虫の練り薬、回復の指輪(体力6点回復)

お金&宝石:金貨10枚、銀貨1枚、ルビー、ダイヤモンド2、オパール6

サソリマークの首飾り:3

その他所持品:ロープ、「44」の鍵、エルフのブーツ、万能袋、不可視の巻き物、魔法のフルート

 

ガランカ・ヴァッセル

 

NOVA『グレッタとのバトルを終えた後で、パラグラフは45番だ。ハロルドから〈背たかトムの宿〉の話を聞いていれば、こちらから奇襲攻撃をかけることができる。聞いていなければ、向こうが先に奇襲攻撃を仕掛けて来るので、聞いていて良かったな、と思うばかりだ。さて、戦闘前に腹ごしらえして、体力をマックスに回復してから、ヴァッセルに弓矢で先に仕掛けるわけだ。技術点判定で成功して、矢が当たると、運も1点回復した。そのまま、戦闘に突入する』

 

●ガランカ・ヴァッセル:技術点10、体力点9

 

NOVA『こいつ、矢が当たっても、ダメージを受けていないんだな。とにかく、ここまでの相手で最も技術点の高い強敵相手に苦戦するかと思いつつ、何とか体力2点、運1点を使っただけで倒すことができた。実感としては、海ヘビの方が手強いと感じたり』

 

アスト「第4の刺客がそいつでいいのか?」

 

NOVA『表紙絵に出ている最強の刺客っぽい奴だから、何だか呆気ないと思うんだがな。何か順番を間違えたのかって気にもなるし、本当に暗殺者は13人もいるのかって気にもなってる。俺は何か勘違いでもしているのかも、と感じつつ、とりあえずヴァッセルの持ち物を漁るのが冒険者の性だな。金貨3枚と、サソリマークと、それからチェインメイル(技術点+1)をゲットした。

『それから情報でも得られないか、と宿屋に入ると、店主にこんなことを言われた』

 

トムの宿主人『悪い暗殺者を返り討ちにするのは結構だが、あいつはうちの客だったんだ。あいつの部屋代として、金貨2枚を払ってくれないか? そうすれば役立つ助言をしてやるぞ』

 

NOVA『まあ、情報は欲しいので、ヴァッセルから入手した金貨3枚から、2枚を支払ってやると、こちらの気前の良さに主人は満面の笑みを浮かべて、ついでにヴァッセルの悪行三昧を口汚く罵って、こっちに感謝を述べてくれた』

 

アスト「そんなに酷いのか、ヴァッセル」

 

NOVA『ハロルドと言い、トムと言い、知る人みんなに嫌われているみたいだな。下品だとか、乱暴者だとか、臭いとか、散々な言われ様だ。で、暗殺者に狙われているこの件に片を付けるには、アズール卿に直接会って、話を聞いてもらうしかなさそうだ、と助言してくれる』

 

アスト「あまり、いい助言とは思えないな。悪名高いアズール卿がそんな簡単に、話し合いで許してくれるとは思えないんだが」

 

NOVA『だろうな。そして、さらなる情報として、宿にいる〈賢者シッド〉を紹介してくれる。変わり者ながら、他の人間には見えないものが見えるらしい』

 

ダイアンナ「魔法使いなのか?」

 

NOVA『さあな。とりあえず、話してみると、金貨1枚で「アズール卿の居場所」と「次の暗殺者」の情報をくれた』

 

アスト「アズール卿はポート・ブラックサンドにいるんじゃないか?」

 

NOVA『いや、今朝早くにブラックサンドを出て、今は北のカアドにいるらしい。それを聞いて、しまったと思った』

 

アスト「何が?」

 

NOVA『この話の流れだと、ブラックサンドに行く選択肢が出ないじゃないか。先にブラックサンドに向かうのが正解じゃないか? とりあえず、そちらで暗殺者を片付けてから、こっちに来るのが正解だったのでは? って気になってる』

 

ダイアンナ「だったら、物は試しにブラックサンドルートに寄り道してはどうだ?」

 

NOVA『次の記事ではそうしてみよう。それとシッドが教えてくれたもう一つの情報は、〈ゼンギスの超人〉レン=レン・パックに関するものだ。このままだと、表紙絵の彼女が5人めということになるが、他に8人の暗殺者はどこにいるんだろうな?』

 

アスト「案外、一人でサソリマークの首飾りを5個も6個も持っている奴がいるのかもしれないぞ」

 

NOVA『う〜ん、謎は深まって来たが、とりあえずパラグラフ282番でセーブしておこう。次の選択肢は北のカアドに行くか(133)、東へ行くか(157)だが』

 

ダイアンナ「東に何があるんだ?」

 

NOVA『地図だと、マイアウォーターとかストーンブリッジとかだけど、そこに行き着く前に道中でイベントがあって引き返すことになるんじゃないかな』

 

★リーサン・パンザ

技術点11、体力点16/18、運点9/11

 

武器と防具:悪魔の短剣(メイン武器)

      守護者の盾(技術点+1)

      アストラルソード(技術点+1)

      力の腕輪(技術点+3)

      チェーンメール(技術点+1)

      暗殺者のナイフ、弓矢+矢6本

消耗品:保存食8食、運ポーション、ウジ虫の練り薬、回復の指輪(体力6点回復)

お金&宝石:金貨10枚、銀貨1枚、ルビー、ダイヤモンド2、オパール6

サソリマークの首飾り:4

その他所持品:ロープ、「44」の鍵、エルフのブーツ、万能袋、不可視の巻き物、魔法のフルート

(当記事 完)