俺っ娘について
リバT『では、GM役として「トカゲ王の島」の攻略雑話を仕切らせてもらいますの』
キャサリン(カニコング)「主役は、地獄の館帰りの聖闘少女(セインティア)キャサリンが務めるジャン」
アスト「1人称が俺、語尾がジャンのバトルヒロインに需要があるとは思えないんだが」
キャサリン「1人称が吾輩、語尾がごわすよりはマシと思うジャン」
ダイアンナ「まあ、男勝りな俺口調のヤンキー姐さんと思えば、いなくはないってことかな」
アスト「ナデシコのスバル・リョーコとか、か」
リバT『こういうキャラもいますね』
アスト「確かに、高橋留美子キャラだと、女らんまの他に弁天さまも俺っ娘だし、この手の姐御系キャラが多そうだな」
リバT『他には、故・鳥山明先生の木緑あかねさんや、二重人格ランチさん(ワイルドバージョン)も1人称、俺ですの』
ダイアンナ「最近の俺っ娘だと、この辺りかね?」
キャサリン「つまり、俺っ娘は十分、萌えキャラとして市民権を得ているでごわすな」
アスト「だから、ごわすはやめろ」
キャサリン「おっと、訂正。フィクションの俺っ娘は十分、市民権を得ているジャン」
リバT『で、そんな男勝りな武闘派姐御肌少女のキャサリンさんが、お喋り陽キャラのマンゴさんと舟で火山島に向かう場面がパラグラフ1番です。自慢のオールで手慣れた操船技術を披露しながら、マンゴさんは自分の父親の勲しを語ってくれますよ。彼の親父さんは山みたいな大男で、トロールと力比べをしたり、象を持ち上げたり、とにかくタフな人物だったけど、ファングの街の〈死の罠の地下迷宮〉に挑んで帰って来なかったそうです』
キャサリン「なるほど。では、俺も尊敬するデスマスク師匠の話をするジャン。そう、師匠は強かったが、ドラゴンには勝てなかった……と語りつつ、マンゴの父親の挑戦心を褒めたたえる。そう、漢にはたとえ負けると分かっていても挑まなければならない試練がある、と」
アスト「デスマスクは、格下の青銅聖闘士のドラゴン紫龍に負けるとは思っていなかったんじゃないか?」
ダイアンナ「それにキャサリンは漢(おとこ)じゃなくて、女だろう?」
キャサリン「体は女、心は漢(おとこ)でごわす」
アスト「まあ、間違ってはいないな」
リバT『そういうのを称して、漢女(おとめ)とも言うそうです』
キャサリン「そう、聖闘少女(セインティア)は聖闘漢女でもあるでごわすな」
リバT『聖闘士関係の話は、マンゴさんにはよく分かりませんが、「ドラゴンと戦ったデスマスク師匠の話」には感銘を受けてくれます。「そうか。お前の尊敬する師匠の人も、挑戦する男だったんだな。そして、お前もその心意気は受け継いでいる」と』
キャサリン「その通りジャン。マンゴには一宿一飯の恩義を感じていたが、この短い舟旅の上で、無二の親友のような共感を得るようになったでごわす」
アスト「チョロいな。カニ子やコニカがツッコミ入れたりしそうだ」
リバT『カニ子とコニカの背後霊姉妹は、アランシアには付いて来ていません。目下は行方不明中です』
キャサリン「そうなのか? てっきり常に一緒にいるものとばかり」
リバT『キャラが増えると、演出する方も大変ですからね。今のあなたは1人きりで、この世界ではマンゴだけが知り合いです』
キャサリン「しかし、マンゴは遠からず亡き人になるわけで、それまでにしっかりフラグを立てておかなければ」
マンゴとの絆
リバT『とにかく、マンゴさんにとって、キャサリンは今までに出会ったことのないタイプの女性ですね。漢気を持った美少女で、恋愛感情とは関係なく、心友みたいな親近感を覚えるわけで』
ダイアンナ「キャサリンは美少女設定なんだな」
リバT『ええ、車田正美原作のキャラですから、美少女もしくは美女確定です。ただし、口が悪いので、「黙っていれば美少女」系のギャップ萌え属性ですね』
キャサリン「外見は黒いおさげで、緑の瞳。黒と言っても、日本人ではないので、洋風のブルネット系ダークカラーで、赤いメッシュが入っていると言ったところか。光の加減によって、ブラウン系統にも見える感じ……と色指定しておくジャン。衣装的には情熱の赤でごわすな。🦀の意匠が、髪型やアクセサリーに入っていたら、なおいい」
アスト「別にイラストを描くわけじゃないから、そういう外見指定などどうでもいいだろうが!?」
キャサリン「いや、もしかしたら聖闘少女のキャサリンの絵を描きたくなる奇特な読者が現れるかもしれんでごわす」
アスト「ごわすと言ってるうちは、難しいと思うがな。で、マンゴと年季を重ねた親友のように振る舞って、火山島に到着したわけだ」
キャサリン「2人とも、海が好きという共通点もあるジャン。そして、上陸先は、左手の岩場を越えた浜辺と、右手の岩場を越えた浜辺の二択でごわすが、ここは諸事情で左を選んだ」
ダイアンナ「諸事情って?」
キャサリン「カニ座キャンサーのキャサリンが最初に遭遇する敵、それは大ガニ(技10、体11)でごわす。親友マンゴがカニのハサミでつかまれてピンチに陥ってしまい、親友を助けるため、そして、どちらのカニが強いか最強カニ王決定戦に勝つために、果敢に立ち向かったでごわす」
リバT『この大ガニと因縁の対決を果たすというネタ理由だけで、カニコングさんを本作のプレイヤーに指定した、という裏事情もあるのですね』
キャサリン「で、カニは強敵なので、こちらは6点のダメージを負ったものの、何とか勝って、マンゴの仇を討ったでごわす」
ダイアンナ「マンゴ、最初の戦いでいきなり死ぬのかよ!?」
マンゴ『古くからの親友よ。どうやら俺もここまでのようだな。俺なりに、これまでよくやってきたよ。さあ、俺のためにトカゲ王を倒してくれ。頼んだぞ?』
キャサリン「マンゴ〜。古くからの親友って、錯乱してるんじゃないぞ。俺とお前は、最近、知り合ったばかり。いくら何でも、冒険を共に始めた途端、死ぬ奴があるか〜。俺1人を残して、死ぬんじゃない(涙目)。ザオラル、レイズ、エリクサー、フェニックスの尾〜。とにかく、生き返ってくれよ〜」
リバT『返事はない。ただのしかばねのようだ』
キャサリン「開幕早々、いきなり死ぬマンゴ。余韻も何もないでごわす」
ダイアンナ「これじゃ、『運命の森』のドワーフ、ビッグレッグと大差ないね」
キャサリン「聖闘少女は武器を使わないのが基本でごわすが、ここでマンゴの形見の剣を装備して、これからの戦いはマンゴのための代理バトルと決意する。さらに、マンゴの背負い袋に入っていた食料10食分と、幸運のポーションをゲットして、冒険の準備を整える。キャサリンは冒険者ではなく、聖闘少女なので、冒険の装備品なんてものは持っていなかった。全てはマンゴから譲り受けたものであり、そしてカニ座のクロスナイフだけを持っていたということで」
リバT『クロスナイフは、女神アテナの加護が途切れている異世界なので、鎧に変形することはない、ただのナイフです。悪魔に対抗する霊力も今は失われているということで』
キャサリン「とりあえず、体力点を6点も失ったから、食料1食を消費して、4点回復したでごわす」
・技術点:11
・体力点:18/20
・運点:11
・食料残り9
・所持品:剣、幸運のポーション、クロスナイフ(演出用のアイテム)
マンゴの魂は死なず
リバT『さて、原作では、この呆気ない死に様で、プレイヤーに感情移入する余地も与えずに散ったマンゴさんですが、本作はそこを改編して、マンゴさんのキャラを深めようと考えております』
ダイアンナ「深めるったって、死んだキャラを復活させるって言うのか? スロムみたいに、実は生きていたとか?」
リバT『いいえ。マンゴさんの死は覆しませんが、プレイヤーキャラが冥界破を操るカニ座の聖闘少女って設定ですからね。カニ子さんやコニカさんみたいに、マンゴさんも守護霊として、キャサリンさんの旅に同行するわけですよ。クロスナイフに宿った魂として』
アスト「そんなのありかよ」
リバT『大丈夫。亡き親友の魂が勇気爆発で時空を越えて、ロボになったりするアニメに現在、ブログ主のグランドマスターNOVAがハマってますからね』
リバT『そのサプライズな超時空SFロボアニメのぶっ飛び具合を思えば、マンゴさんが時空を越えて、ナイフに宿るぐらいは簡単……というか、昔、ゴーストハンターのTRPGでセッション途中で亡くなった霊能者PCの魂をナイフに宿らせて、プレイヤー続行させたセッションも経験済みだそうで』
アスト「まあ、ホラーゲームブックのキャラなら、幽霊との関わりも普通か」
リバT『納得していただけたようで、当攻略記事では、クロスナイフにマンゴの魂が宿ってキャサリンさんに同行させます。付きましては、そのプレイヤーをアストさん、あなたにお願いします』
アスト「ちょっと待て。スロムだけでなく、マンゴの魂までオレがプレイするのかよ!?」
リバT『大丈夫。アストさんならできますよ。少なくとも、クイーン・ダイアンナがマンゴさんをプレイするよりも自然です』
キャサリン(カニコング)「頼む、エースのキングアスト。トカゲ王を倒すには、現キングのお前の助けが必要なのだ。お前のキングパワーと、吾輩のコングパワーが勇気爆発・王蟹合体してこそ、当攻略記事が完全なものとなるでごわす」
アスト「王蟹合体とか、言ってる言葉も理屈もよく分からないが、勇気爆発のノリは気に入った。では、守護霊マンゴ、推して参る。ついでだから、アニーも我のルルとして付き合ってくれるとなおいい」
ダイアンナ「我のルルって意味不明だし。あたしは、ただの聴衆でいいよ」
リバT『その時が来れば、カニ子かコニカとして登場してもいいですよ』
ダイアンナ「キャラが増えると面倒だからね。とにかく、メインキャラがキャサリンで、サブキャラ相棒がアストの霊マンゴってことで、ここから先は進めるんだな」
キャサリン「マンゴの遺体を砂浜に埋葬しながら、涙を流す。その涙が、クロスナイフにポタリと落ちたときに奇跡が起こって、マンゴの魂が流れ込むでごわす。こ、これはマンゴの小宇宙(コスモ)?」
マンゴ霊(アスト)『オ、オレは、どうなったんだ?』
キャサリン「その思念はマンゴ? もしや、霊刃クロスナイフがマンゴの魂に働きかけて、意識を現世につなぎ止めたというのか? そんなことができるのは、聖闘士並みに小宇宙を高めた者のみ」
マンゴ霊『お、おい、小宇宙とか魂とか、訳の分からないことを言ってるなよ。オレは死んだんだよな』
キャサリン「大丈夫。肉体は滅びても、魂は不滅ジャン。お前の無念は、このナイフがしっかり受け止めて、俺と共に戦う力と変わる。さあ、今こそカニ座の聖衣となって、俺と王蟹合体、装着変身する時ジャン」
リバT『残念ながら、クロスナイフは変形して鎧になったりはしません』
キャサリン「だったら、変形して人型ロボットになったりは?」
リバT『剣が人型ロボになるのは面白いと思いますが、少なくとも今のクロスナイフにそういうギミックはありません。マンゴさんの思念を宿しているだけで、ただの相談相手にしかなりません』
キャサリン「では、マンゴよ。俺の守護霊として共にトカゲ王退治の冒険に付き合ってもらうぞ」
マンゴ『おお、オレを殺したカニは嫌いだから、王蟹合体なんぞに付き合うつもりはないが、黄金騎士の魔導輪ザルバ程度のアドバイザー役にならなってもいい。とりあえず、オレの剣と食料と、ポーションぐらいは自由に使っていいぞ』
キャサリン「いや、とっくに拝借しているジャン」
マンゴ『ならば……近くに石の小屋があるだろう』
リバT『ありますね。大ガニに気をとられて、スポットを当てていませんでしたが』
マンゴ『その小屋を調べるといいだろう。何か役立つものが見つかるはず』
キャサリン「分かった。小屋に入って、あれこれ物色する」
リバT『しばらく人が入った痕跡のない、散乱されたガラクタだらけの小屋で、落とし戸の取っ手が見つかります』
キャサリン「取っ手を開けてみる。中に死体があって、恐怖点が加算されるような目には合わないだろうな?」
リバT『本作はホラーじゃないので、恐怖点のルールはありませんから、ご安心を。落とし戸を開けると、木箱が収められていました』
キャサリン「木箱を開けると?」
リバT『液体の入った水差しがあって、さらにメモが付いています。アランシアの文字ですが、キャサリンさんには読めません』
キャサリン「会話は通じても、文字は読めないのか?」
リバT『マンゴさんなら読めますよ』
キャサリン「頼む、マンゴ。読んでくれ」
マンゴ『仕方ないなあ。この天才マンゴ様が読んでやる』
メモの文面『私は何年も前に、一人で静かに暮らそうと火山島に来た。だが、リザードマンがここに住み始めると、その生き方はできなくなった。仕方ないので本土に帰ることにする。この島の植物の多くには毒があり、かすり傷だけで死をもたらすこともある。この水差しから、私の薬を飲めば、あなたに危害は及ばない。あなたがどんな理由でここを訪れたのであれ、幸運を祈っている。それではさらばだ。バスキン』
キャサリン「では、ありがたく薬を飲むとしよう。ゴクゴク」
リバT『すると、キャサリンさんは「アニスの実の味の乳白色の液体」を飲んだことになります。そして、ここから西に火山があるのが見えますので、そちらを目指して旅を続けるわけですね(391へ)』
別ルートは海賊戦
リバT『このように、最初のパラグラフ1番から左の浜辺に進むと、大ガニ戦が発生します。マンゴさんを見捨てて、カニから逃げるという選択肢もあるのですが、そういう臆病者は砂浜の流砂にズブッとハマって、脱出不能のバッドエンドを迎えてしまいます。本作最初のバッドエンドですの』
キャサリン「友を見捨てて一人だけ逃げるような臆病者は、聖闘士の風上にも置けないジャン」
ダイアンナ「もしも右の浜辺に行けば、マンゴは助かっていたのかい?」
リバT『いいえ。やはり最初の遭遇で討ち死にするのは同じですね。右には6人の海賊がいます。海賊はザコで、戦闘が始まると、あっさり2人が切り倒されて残り4人のうち、主人公は2人を相手することになります(技7、体7と、技8、体6)』
アスト「能力的には、カニよりも弱いんだな」
リバT『しかし、マンゴさんが対峙した残り2人の中に、強敵の船長(技10、体6)がいて、彼に致命傷を負わせるんですね。主人公は海賊船長を倒してマンゴさんの仇を討った後、海賊の残した宝箱から、金ならぬ「鉄の延べ棒」を入手して、亡き友を埋葬してから西の火山へ旅立ち、もう一方のルートの391番へ合流します。そこから先は密林の中を突っ切る旅になるわけです』
ダイアンナ「海賊は数が多いけど、ボス以外は弱い。ボスは技術点が大ガニ並みだけど、体力点が半分程度。苦労するのはカニの方みたいだね」
アスト「カニルートだと毒消し薬を飲めて、海賊ルートだと何に使うか分からない鉄の延べ棒か。カニルートの方が正解っぽいみたいだな」
キャサリン「殺したカニが、実はカニ子の実体化した姿ということはなかろうな」
リバT『少なくとも、リビングストンさんはそんなことを考えていないと思いますよ。それと、カニを殺して酷い目にあったゲームはこちらです』
アスト「あっちはカニを殺すと、飼い主の巨人を怒らせてしまう話だったか」
リバT『島を舞台にしたゲームブックですが、島→ダンジョン→異空間という展開を見せますの』
キャサリン「一方、こちらは野外探索中心だったな。一応、囚人が捕まってる鉱山と、火山近くでのトカゲ王のアジトの二つのダンジョンがあるが、ゲームのメイン舞台ではない」
リバT『全編ダンジョンとか屋内の城塞なのが、最初の「火吹山」と2作めの「バルサス」。3作めの「運命の森」は森が舞台で、初の野外冒険で、ところどころ小さな洞窟や建物に入る場面がありました』
アスト「次は宇宙SFの『さまよえる宇宙船』で、惑星を順に巡る物語だったな。5作めの『盗賊都市』は都市が舞台で、最後にラスボスが潜伏する塔を攻略した」
ダイアンナ「6作めの『死の罠の地下迷宮』は、ふたたびダンジョン探索に戻ったな」
リバT『迷宮探索競技というシチュエーションが当時では非常に斬新なアイデアでしたね。そして、本作の全編、熱帯の島という野外中心の舞台設定が「運命の森」の発展進化版に位置づけられるのです』
アスト「『盗賊都市』や『死の罠の地下迷宮』の設定とリンクして、背景世界の共通性を初めて意識させた作品でもあるな」
リバT『そこから発展したのが「雪の魔女の洞窟」になりますね。それ以降の当ブログ攻略済み作品の舞台設定は、こんな感じです』
・地獄の館(10):幽霊屋敷からの脱出をテーマにした全編が屋内ホラー探索もの。
・サイボーグを倒せ(17):都市での事件解決、情報収集をメインにしたスーパーヒーローもの。
・モンスター誕生(24):前半はダンジョンからの脱出を描き、後半はコーヴンの村と周辺世界の探索から、ラスボスの居場所への潜入に至る。
・天空要塞アーロック(33):宇宙の惑星を巡る前半から、アーロック星の野外探索を経て、都市地下の屋内冒険につながる壮大な宇宙探検譚。
・魂を盗むもの(34):海洋→島の地表→地下ダンジョン→異空間での決戦。物語の中心はダンジョン探検。
・火吹山の魔法使いふたたび(50):野外冒険から火吹山のダンジョン探索に突入。
・危難の港(66):都市散策(チャリス)→月岩山地までの旅と洞窟探検→ダークウッドの森から港町ポートブラックサンドへ→都市冒険から決戦の舞台となるヤズトロモの塔へと至る壮大な大陸横断風アドベンチャー。
・アランシアの暗殺者(68):無人島サバイバルから始まり、暗殺者からの逃避行と逆襲に転じる都市間移動を経た、刺客退治の殺し旅。
・サラモニスの秘密(70):都市をメイン舞台に冒険者を目指す若者の成長と、事件の解決を通じて周辺世界の探索を魅せる英雄誕生譚。ギルドで与えられるミッションが、モンスター退治やダンジョン探索、野外での探索や旅、村や街での事件解決のための情報収集など、短くも盛りだくさんの内容で、ミニ冒険集とも言うべき作品。
キャサリン「初期の作品は、1作品1舞台という感じだったが、近年の作品は物語の展開に応じて、舞台が次々と移り変わっていく流れが目立つな。それに応じて、80年代の現代から異世界アランシアに転移する物語になるとは、さすがのジャクソンからリビングストンへのバトンタッチと言えるジャン」
リバT『いえ、「トカゲ王の島」はそんな話じゃなかったのですが、勝手に違う世界観(聖闘士とか)を混ぜているのは、当ブログぐらいです』
キャサリン「それもまた一興。マンゴが幽霊としてナイフに封印された退魔霊媒風アドベンチャーに発展進化した令和版『トカゲ王の島』として、二次創作を堪能いただければ」
リバT『まあ、そう言うフレーバーは付与しますが、攻略そのものは真面目に行きますよ。次回から、パラグラフ391番の先の密林探索アドベンチャーを展開します』
(当記事 完)