さて、このＧジョブ雑記、最初の記事として考えていたＴＲＰＧ作品が、トラベラーです。
トラベラーといえば、「ＳＦＲＰＧの元祖にして決定版」との評価も高く、また日本で１９８４年に初めて翻訳発売されたＲＰＧとして、歴史的にも意義深い作品。
ただし、ＮＯＶＡがプレイしたのは、元祖のトラベラーではなく、現在復刻されている方でもなく、１９９１年に翻訳された「メガトラベラー」だったりします。
まあ、本記事を書くに当たっては、どちらでも変わらないんですが。
で、このトラベラーで有名なシステムが、キャラ作成時にダイスによってキャラの経歴を決めていき、技能を修得していくシステム。
現在のＴＲＰＧだと、キャラ作成中に過去の履歴（ライフパス）やら、職歴やらを決めていくシステムはありふれておりますが、その原点といえますな。
前の職場を辞めた後で、再就職などを考えるに当たって、履歴書を書く作業などをしたりすると、このトラベラーのキャラ作成システムをいろいろ思い出したりします。どこの職場で何年勤めて、とか、どんな技能を得て、とか、履歴書に書き込む作業は、まさに「自分という人間のキャラクター用紙作成作業」に通じるわけで。
まあ、さすがに「能力値を数値化」したりはしませんが（苦笑）。
トラベラーですと、「海兵隊」で８年務めて、「刀剣戦闘」の技能を得たり、敏捷力が１上昇したり……といった感じになりますが、
現実のＮＯＶＡですと、「塾講師（バイト）」が９年、「塾講師（正規）」が８年、その間に「家庭教師」とか「ライター・翻訳」といったバイト的な仕事をかじったりとか、で、いろいろな技能をＧＥＴしております。もちろん、「ＨＰ作成」といった趣味関連の技能も修得しながら、この年まで来たな、と。
さて、トラベラー世界ですと、キャラ作成はまず１８歳からスタートします。
高校卒業時の「宇宙生活で役立つ技能を何も持たない状態」から、職歴を重ねて、少しずつ技能を手に入れるわけですな。ここでは、ガンダム世界のような「１０代にしてＭＳを操縦して、エースパイロットに急成長するような超人」は存在しません。
コツコツ年季を重ねていき、経験と学習を重ねていくので、年寄りほど技能を多く持っていることになります。しかし、年をとり過ぎると、やがて肉体が老化し始め……その年齢は３４歳。う、ＮＯＶＡは３６歳だ（苦笑）。
トラベラールールに従うなら、４期（１６年）を経て、５期めの途中で「生存判定」に失敗して死亡……いやいや、「負傷により、２年を勤めて除隊」扱いになるのですな。こうして、トラベラーのキャラは完成し、果てしない宇宙への大冒険に旅立つのです。手に入れた宇宙船の借金返済に頭を悩ませながら（＾＾；）。
……ということで、現在、ＮＯＶＡは「トラベラーのキャラ」に自分自身をかぶせております（笑）。
制約のある勤め人生活を経て、「自由な旅人」として、どこまで、この広い世界で活動できるか。これまで手に入れた技能と資金を元手に、精一杯Ｇジョブライフを堪能したい、と思っております。
