今度の月曜日、10月8日は体育の日だ。
本来、「体育の日」といえば10月10日だったのだが、「祭日を月曜日に回して、連休増やそう」政策(ハッピーマンデーだっけ?)によって、10月の第2月曜が体育の日となっている。
この政策によって、被害を被ったのは、ぼくの知る限り、「大学」と「塾関係」だ。
どちらも、週単位で授業の枠を決めているのだが、慣例どおりに祭日を休みにした場合、月曜の授業が他の曜日に比べて、どうしても少なくなってしまう。
これが小中高なら、「月曜だけの授業科目」なんてものを作らなければいい(ぼくの経験では、月曜だけの授業といえば「道徳」「学級活動」くらいかと)。
しかし、大学や塾では、そうはいかない。
大学のカリキュラムでは、週に1回90〜100分の授業が普通である。その中で、各生徒が自分の必要単位に合わせて授業を選択する。学生が楽をしたければ、月曜日の科目を取るといい。何しろ、授業回数が必然的に少ないのだから。
あ、教える側にとっても、その方が楽かもしれないなあ。
よほど熱心に、濃い授業をたくさん教えたい教官なら別だけど。そうでない場合、教える回数少ない方がいいよなあ。それで、もらえる給料がいっしょなら。
さて、問題は、マイジョブの塾講師である。
この「月曜が休みになりやすい」という実情に、どう対処するか?
たとえば、9月はひどくて、第3月曜(17日)が敬老の日、第4月曜(24日)が秋分の日で連続休みだったりした。
自分の場合は、「月曜の授業を金曜日に回す」という方法で、フォローした(まだまだ、授業の空きコマ数が多いので、融通が利くのだ^^;)。
昨年までは、その曜日に「社会」を担当したりしていて、なかなか厳しかった。社会(とくに歴史)はいっぱい教えたいことがあるのに、コマ数が明らかに足らないのだ。
だからと言って、他の曜日に回すなんて勝手なことはできないし(今と違って、一人でやっていたわけじゃないからね)。
まあ、そこをうまくやりくりして、学校の進度も確認しながら、うまく調整するのがプロの仕事だったんだけどね(笑)。
ともあれ、今度の月曜は「体育の日」であり、祭日である。
当然、その日は「体を鍛えて……」と考えるべきだが、うちの塾は違う。必然的に「頭を鍛えて……」ということになるのだ。
何せ、次の日から、中間テストですから(爆)。
せっかくの祭日を、試験勉強のために、休日授業に決めたわけである。何と、ありがたい教師心だろうか(自画自賛)。
……というわけで、現在、職場では、目前に迫った中間テスト対策に熱心なNOVAだったりします。