さて、「体育の日」と来れば、本来、こういう行事が付き物と思っている人は多いでしょう(NOVAと同世代以上の方はなおさら)。
でも、今は運動会は9月中にやってしまうところが多いみたいですね(学校によっては、6月、すなわち1学期にやってしまうところもあるとか)。
今年の9月は残暑が異常に強く、各地で「熱中症で倒れる生徒」の話題が頻繁に上がりました。
ところによっては、夏休み明けに早速、運動会をやって生徒が倒れた学校もあって、その記事を読んだときは、「何で、そんな残暑の真っ只中で運動会? 時期を考えろよ」なんて思ったものですが、
9月中旬まで残暑は続き、結局のところ、暑い真っ盛りに、小中高校生が過酷な練習を強要された実情は変わらなかったようです。
ひどいなあ。NOVAだったら、貧血起こして、倒れてるよ(爆)……などと思いつつ、その時期は教え子の体調には、結構、気を回しておりました。
まあ、幸い、うちの近辺には、熱中症で倒れた生徒はいなかったようですが、それでも、この時期、真夏以上に「日焼けで真っ黒になった生徒」を見ていると、「室内労働とインドアホビーが中心で、常に色白のNOVA」としては、ご苦労様、と頭が下がる思いだったりします。
で、運動会を9月中にやってしまわないといけない理由としては、中高生の場合、明らかで、「中間テストの時期との兼ね合い」が大きい。
10月上〜中旬にテストをするには、どうしても9月でないといけないようで、
じっさいのところ、塾講師であるNOVAにとっては、運動会なんて行事も、「だったら、その後のテストの範囲は、どこまで進みそうか」を計算するための考える材料でしかないわけで。
生徒の体調だけは気にしつつ、「運動会が終わったら、試験勉強を始めるつもりで」と発破をかけるのを忘れてはおりませんでした。
それでも、「即、臨戦態勢に入った機敏な子」と、「試験範囲を聞いてからも、のんびり構えている子」がいたりして、後者の子には、「胸のエンジンに火をつけろ!」と激を入れている最中です。