●いきなり森を燃やす奴
マップには、事件の隠れている冒険カウンターが点在しています。
カウンターは4色あって、「緑→黄→青→赤」の順で難しくなっていきます。ラスボスのマーガスは「赤」に隠れているのですが、いきなり戦っても勝てるはずがありません。
まずは地道に「緑」から解決して、お金と経験値を稼がないとね。
進める地形は、移動ダイスによって決まります。
移動ダイスを振って、進みたい目的地に合わせて、ダイスの目をチェックし、事件の現場に到着。
S君とT君は、無難に「緑」の事件を解決しましたが、NOVAは困ってしまいました。移動ダイスの目が偏って、「緑」の冒険カウンターに着くことができません。
でも、一手番ムダにするのが嫌なので、「よし、ここはチャレンジャーになる! 黄色へ進みます!」と宣言。
黄色の冒険カードを引くと……いきなり大イベントが発生!
「ヴォラケシュ卿が、エルフの森に火をつけて、世界中の森が大火災!」とのこと。
いや、悪いのはヴォラケシュ卿なんですけど、事件カードを引いたのは自分なので、自分が放火をしてしまった気分になりました(苦笑)。
しかも、その後、出てきた敵は、偶然にも「暴れ狂うエント(樹木人)」。
何だか、森に火をつけた犯人を倒すために、出てきたような気がします。
「ゴメンなさい、でも悪いのは私じゃないんです。火を付けたのはヴォラケシュ卿なんです。だから許して」などと言いつつ、攻撃してくるエントに反撃して、やっつけてしまいました(^^;)。
問題は……森が燃えたまんまなので、通りにくくなっていること。
しかも、この時ちょっと勘違いして、「森に入ると疲労する」を「森に入るとダメージを受ける」と解釈してしまいました。
よって、みんな森に入らずに、プレイを進めることに。
いきなり、森を燃やして、プレイの段取りを悪くしてしまったことを反省するNOVAでした。
●仕掛けて仕損じなし?
RPG経験の少ないS君(ヴァリカス)は、基本的に淡々とプレイ。ただ、操作するキャラの基本性能が高いので、無難に事件を解決していきます。
一方、T君(ワン・フィスト)は割と豪快なプレイスタイル。キャラのイメージも相まって、力技で進んでいく感じ。おまけに、カードの引きも良く、お金をもらえるカードを次々ゲットして、強力な「白の剣」の購入に成功。いきなり相手に3ダメージを与える魔剣の威力で、ザコ敵をどんどん蹴散らしていきます。
そしてNOVAは……ゲームの持ち主としては負けていられない、とばかりに、カードを引くと、
「悪の領主に対する暗殺依頼」を受けてしまいました。気分は、必殺仕事人! チャララーと例のトランペット音を口ずさみながら、領主のいる都市に急行。
侵入は得意なキャラなので、成功しましたが……その後の射撃判定には失敗。慌てて、逃げ出す始末。
う~ん、自分は無能な暗殺者です、ゴメンなさい、と土下座して、ウケだけは取りました(笑)。
(さらにつづく)