ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

お盆休み総括(その4)

NOVA「先程は、名探偵ハイラスの洞察力に満ちた記事分析を見せてもらったよ。まさか、俺の心理状態をこういう形で分析してもらえるとは思わなかった」

 

ハイラス「客観的な他者の視点とは、こういうものでござる。逆もまた然り。私に分からなかった私自身を、NOVA殿には以前、分析指摘してもらったからな。後は、まあ自己の内面に他者の視点を置いて、自己客観視できる時間を持てるかどうかでござるが、それができないなら身近な友人の忠言を大切にすべきであろうな。忠言にまともに耳を貸さず、自分の思いつきのどうでもいい問題にばかり捕らわれて、他者の迷惑を省みないようであれば、得難き宝を失うことになる。愚者とはこういうことだろうな」

 

NOVA「愚者の話はもういいよ。本題に入ろう」

 

ハイラス「心得たでござる」

 

★6月総括の結論

6月総括は、いろいろと混迷した振り返りが目立つが、その中で、今後の展望という観点で、以下の記述があったでござる。

>本当は、この後、「AD&Dの話に展開するつもり」だったし、この総括が終われば、後は次の方向性を考えている。
>「ドルイ道」「コンパニオンルール、マスターズルールの道」
>「AD&D」「ソード・ワールドやロードスなどの和製RPGの現在の動向とか、90年代以降の歴史とか」


NOVA「ほう、この中で完結済みなのは……」


ドルイ道については一番、力を注いでもらったでござるな。
コンパニオンルールについても終了して、マスタールールに突入。
AD&Dにもつながって、ソード・ワールド2.5にも「ジャパニーズTRPG」カテゴリと共に言及開始。
90年代のTRPG史については、断片的に語った感じであろうか。


NOVA「概要としてはそんなところか。じゃあ、次は個別に確認していこうか」


2.クラシックD&Dドルイド呪文(6月16日20日×2、22日、23日、25日)

夏至の日を「ドルイドの日」と定め、大ドルイ道計画発動と称して、ドルイド呪文を研鑽し、最後には私とNOVA殿とで、「超時空ドルイドファイト」を展開したでござる。

NOVA「ああ、そんなこともあったな。7月から仕事が忙しくなるのは分かってたから、それまでに記事書きを終えようと、結構ハイテンションに頑張ったなあ」

そう、この試練を通じて、私は次の階梯に昇格したのである。

NOVA「ここまで、ドルイドについて考えたことは今までになかったぜ。最初は娘の翔花の技を研究するついでのつもりだったんだが、あいつは勝手にアストロモンスの力を宿したり、ラーリオスと戦って説教したり、ドルイドと関係ないところで、俺の娘らしく成長したからな。ヒノキちゃんみたいな良き先達にも導かれているようだし、フィクションキャラはやはり成長が早くて、気持ちがいい。まあ、リアルでも成長する若者に接してこそ、俺の心も充実するし」

NOVA殿も成長が分かりやすいでござる。

NOVA「そうかあ? 自分ではなかなか自覚できないものだがなあ」

いや、NOVA殿の場合は、ブログ記事という形で、いろいろと記録しているでござろう。そういう蓄積こそ、成長の証とは言えまいか?

NOVA「まあ、記録を残すことを成長と呼べるのなら、そうなのかもな。ただ、今の俺が夢中になっているのは、過去にやり残したことの再探求といったところだから、自分の来し方を振り返ることを成長と言われても、少々戸惑う。中途半端に残した過去の自分の残滓に、もう一度、新たな意味を求めて再構築する過程なわけで、言ってしまえばリビルド? 昔を踏まえた上で、成長のやり直しってところか」

昨年のNOVA殿は、時空魔術師を名乗ったり、花粉症ガールの父親役を演じたり、していたでござるか?

NOVA「いや、そんなことはしていないなあ。ブログも放置したままだったし」

どうして、ブログを再開したいと思ったでござるか?

NOVA「そりゃ、平成最後の年という時期の問題と、D&Dの第5版発売がきっかけだな。平成期の自分って一体何だろうかって気持ちと、自分のサイトで記事にしたいのに鬱屈していた感じのTRPG人生について、自分の中で整理したかったということもある。整理するまでは、夢の挫折に感じていた気持ちが、実は得難い心の財産をいっぱい与えてもらっていたことに気づいてみたり。自分自身の過去にきちんと向き合うことで、今の自分を肯定的にとらえるきっかけにはなったかな」

昨年は、そういう自分と向き合いながら、自分の人生を再定義することはできたのでござるか?

NOVA「ああ、できなかったよな。昨年はできなかったことが今ならできる。これが成長と言えるよな。納得」


3.コンパニオンDMの道(6月30日7月7日7月16日

ドルイド呪文の話が終わって、クラシックD&Dのコンパニオンルール、プレイヤーズマニュアルの話題は終了。
続いて、DMルールブックの話に移ったでござるが……

NOVA「領地経営ルールをさらっと流して、目玉になる多元宇宙の話をしていこうと思ったんだが、意外と書く内容が少なかったんだよな」

どうして、こういうことになったでござる?

NOVA「クラシックD&D多元宇宙の話の中心は、イモータルルールにあるからだよ。持っていないルールについては掘り下げることができないだろう? だから、多元宇宙について語りたいのに、コンパニオンじゃ資料不足。そして、この元ネタはAD&Dにあると考えて、そっちに話を移そうと考えた次第だ」

コンパニオンルールの話を終了するに当たって、話題が二つに分かれたでござるな。

NOVA「ああ、その上位に当たるマスタールールと、それとは別に多元宇宙概論という二つの話題に切り分けた。仕事が忙しくなってきて、ルールブックを読み込むよりも、D&Dに限らず、80年代の好きな映画の話で勢い付けの記事を書きたいと思ったからな」

4.アドバンストD&Dの話(7月7日、9日27日、29日)

7日に、D&Dの共同製作者のデイブ・アーネソン氏の話を始めて、
そこから9日に、AD&Dの数々の多元世界観の話に触れて、
27日に、種族の話を大まかに行ってから、
29日に、ドワーフの話に流れる。

この展開にはいかなる意図が?

NOVA「AD&Dの話は、いつか話したかったんだが、クラシックD&Dよりも内容が多いので、どういう切り口がいいか、と考えあぐねていたんだな。当初は、マスタールールを語り終えてから順当に移ることも考えたんだけど、コンパニオンから多元宇宙に話を展開するに当たって、多元宇宙の話をするならAD&Dに触れないわけにもいかず、そのタイミングで突入することになった。と言っても、仕事で忙しい時期なので、取っ掛かり程度のつもりだったんだが」

職業より先に種族を選んだ意図は?

NOVA「理由は三つある。一つは、キャラ作成が種族を先に決めてから、職業を決める順番だったから。二つは、職業では先にドルイドの話をしていて結構時間が掛かったので、種族の方が扱いが楽だろうと判断するに至ったから。三つは、以前のクラシックD&D記事で、職業よりも種族メインの話をしていたので、そちらとの違いを押さえる程度にすれば、文量を減らせると踏んだから。仕事で忙しい時期だったから負担を減らしつつ、かつ興味を維持できる方法を模索した形だな」

忙しいなら忙しいなりに、あれこれ工夫していたのでござるな。

5.ドルイドの道(7月10日、11日、14日)

これは、5月のドルイドの道の続きに当たるでござるな。

NOVA「ああ、クラシックD&Dのドルイドが欠陥ルールと主張してから、AD&Dでのドルイド記事で補足しようと思っていたんだが、その前段階でAD&Dの話を始めなければならず、相応の段取りが必要だったわけだ。夏休みに入る前に、ドルイド関連は全部終わらせたいと思っていた。ようやく達成できて満足だったぜ」

この時期に、時計の電池切れ事件があって、リトルNOVAになったり、一体、何だろう、このハイテンションなノリは? と困惑したでござる。

NOVA「まあ、いろいろバタバタして、頭の中が整理できていないのに、勢いだけはあったからな。躁状態って奴なので、元気だけは元気」

6.多元宇宙概論(7月17日25日

ゲーム以外の映像史についての講釈を始めたでござるな。

NOVA「勢いはあったのと、夏の映画とかDVD視聴を想像して、エネルギーを自家発電しようと考えていた。好きなものについて語ったり、想像したりすると、元気やヤル気を充填できるよな。だけど、そうやって、仕事を乗り越えようと気持ちを高めているときに、ネガティブな奴からのメールを受け取ると、溜まったテンションが一気に減退するんだ。これほど腹立たしいことはないよ。こっちが一生懸命に頑張ろうと気持ちを張り詰めて上機嫌モードを構築している時に、おかしなメールを送ってきてシラケさせる奴。
「あいつには俺のメンタル周期について、きちんと話をして(月末付近はとりわけ機嫌が悪くなるので、メールでの接触は極力、慎んだ方がいい。コミュニケーションを維持したいなら月初めにすべき)、知らなかったじゃ済まないんだ。世の中には最悪なタイミングで最悪な行動をとって、それまで積み上げてきたものを崩壊させる人間がいるというが、正にそういう仕出かしが起こったんだな。正に厄病神そのものだ」

NOVA殿、落ち着くでござる。
もう、そういう不幸のメールは一切、ゴミとして処理すれば良いでござろう。

NOVA「ああ、少々取り乱したようだな。ちょっとしたトラウマがぶり返したようだ。他にもそういう申し出をされた人がいるらしいが、心底同情申し上げるぜ。この時期のことを思い出すと、ゴキブリ入りのラーメンを食べてしまったかのような吐き気が襲って来るので、せっかくの楽しい空想が侵食されて、目が虚ろな状態になるぐらい酷いメールだった。奴が俺にトラウマを引き起こそうとしたかったなら、大成功だったと思うぜ。俺は、この時の衝撃を決して許さない」

そんなオーバーな。

NOVA「いいや、オーバーなものか。その時の俺の表情は、ムンクの叫びか、クトゥルフで正気度判定をファンブルで失敗した時のプレイヤーのそれに匹敵するね。それから後、俺はいかに冷静になれ、落ち着け、奴はここにいない、と自分を宥め続けたか。それぐらい、おぞましいメールだったんだよ。半分ジョークだけどな」

ジョークかよ。

NOVA「ああ、ジョークにしたいよ。そう、あれは夏の暑さでトチ狂った心が見せた幻想。そんなメールはどこにもなかったのよ、と俺をなだめてくれる花粉症ガールはどこかにいないものか」

*****************************************

翔花「NOVAちゃん、呼んだ?」

NOVA「ああ、呼んだよ。翔花、今だけは俺も子供に戻る。俺を慰めてくれ」

PON!
小さな閃光と共に、子供になる。

リトルNOVA「うえーん、翔花ママ、怖かったよー」

翔花「おお、よしよし。悪霊はもういないから」

*****************************************

ええと、今のNOVA殿が、心の中でどういう幻想を見ているのか皆目見当もつかないが、どうやらTV版カミーユ・ビダンと同じような状態に陥ってしまったようでござる。

とりあえず、今回の記事は、ここで終了するのが吉であろう。
NOVA殿の行動が、どこまでブログ記事のためのネタなのか分からぬが、総括記事の最後は、私一人でまとめるしかないでござるな。
(『次元ドルイド・ハイラスによる、NOVAの過去記事解明記』、NOVAの一時的精神異常により中断)