ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

真・夏以降の総括記事(その3)

★次元ドルイドの総括記事

 

 

ハイラス「前回、管理人のNOVA殿に、お前が総括記事を書け、と押し付けられたハイラスでござる」

 

ケイP『オラは、アシスタント役のケイPマーク3だ。時々、ブレンやハート、メディックの3人に人格が切り替わるかもしれないが、話がややこしくなりそうなので、基本はオラだけでアシストするよう設定した』

 

ハイラス「で、総括と言っても何をしたらよいのでござろうか」

 

ケイP『大丈夫。基本の段取りは、マスターNOVAがオラの回路にインプットしてくれている。だから、ハイラスのおっちゃんは安心してボケてくれても構わない』

 

ハイラス「ボケ役と言ってもな。ツッコミは、相手が変なことを言ったときに指摘すればいいだけだが、狙ってボケるのは難しくはないだろうか」

 

ケイP『おっちゃんは、湊カツミみたいに真面目キャラだからな。異世界人ゆえの常識のなさから天然ボケになってた時期もあったが、無知とボケは少し違う。ボケは常識を分かった上で、あえて外したところを狙うことで笑いをとるとか、手持ちのボケネタに話題を誘導するとか、変なこだわりに執着することで変な奴だけど面白いとか、考えてやっているんだ。

『今や笑いの大御所である元ドリフターズ志村けんは、バカ殿とか子供にも分かるおバカキャラを持ち役にして、ツッコミ役のいかりや長介さんに叱られたり、反発したりすることで、子どもの共感を誘った。世の中は賢ぶったバカよりも、バカを装った知恵者に共感する傾向がある。ボケ役というのは知識ではなくて感情を武器に、本音を披露しながら暴走上等で突き進むから面白い。ただ、どこに向かうか分からないのはボケではなくて狂気を伴って、聞いている人間に理解不能、不安を煽るだけだから、定番のボケネタとか、自分のキャラ付けをアピールすることで親近感を構築するのも大切だろうな』

 

ハイラス「うっ、ケイP殿が妙に悟ったことを言っているでござる。そういうキャラ付けであったでござるか?」

 

ケイP『……と言ったようなことが、マスターNOVAのインプットした「お笑いキャラ分析ファイル」には書かれてあった』

 

ハイラス「そんなファイルがあるでござるか」

 

ケイP『あるみたいだ。マスターは「笑いをとれなければ社会で生きていけない関西の地」で、ギャグを言ってもウケない悲しい幼少時代を過ごして、どうすればウケるかを研究してきた過去があるからな。そして、得た結論がある』

 

ハイラス「それは何でござるか?」

 

ケイP『自分の芸風をコロコロ変えるな。気まぐれで、あれこれ迷うのはいいが、土台になるものをしっかり構築した上で、そこに付け足すことで広げていかないと、周りが付いて来ない。自分で自分の肩書きを決めて、その名前に恥じない自分をアピールする。マスターは「特撮ヒーローや怪獣好き。ロボット好き。必殺好き。TRPG好き」という土台を構築することで、自分をアピールしている。そして「特撮好きゆえに、こういう暴走はありだろう」とか、「好きゆえの暴走」「愛ゆえの迷妄」なんかをネタにして、記事書きしているわけだ。だから、ハイラスのおっちゃんも「自分はこういうキャラだ!」をプラス方向にアピールすれば、いいお笑い芸人になれると思うぞ』

 

ハイラス「いや、私は別に、お笑い芸人を目指しているのではないでござるが」

 

ケイP『だったら、何を目指しているんだ?』

 

ハイラス「究極のドルイ道でござる。大自然との調和。それこそ、我が生きる道」

 

ケイP『だったら、関西と沖縄出身の漫才コンビ大自然」を研究してみてはどうか?』

 

ハイラス「そんなものがあるのでござるか?」

 

ケイP『あるぞ。擬人化動物や擬人化器物のボケっぷりを、優しくツッコむ癒し系漫才だそうだ』

 

ハイラス「おお。それなら私にもできそうだ。よし、早速試すでござる」

 

ブレン(ケイPから切り替わり)『それよりも、さっさと総括に移って欲しいんですが。これだから、人間というのは目前の雑事に振り回されて、するべき仕事を見失う。やはり、この私がいないとダメなようですね』

 

3.次元嵐と新世界9月7日15日22日

ハイラス「ところで、ブレン殿に質問でござる」

ブレン『何ですか、いきなり?』

ハイラス「先ほど、ケイP殿は「自分の芸風をコロコロ変えるな」と言っていた。しかし、当のケイP殿が突然ブレン殿に変わった。これは矛盾しているのではござらんか?」

ブレン『何だ、そんなことですか。人間というものは、本当につまらないことにこだわるんですね。私はブレンで、確固とした人格の持ち主だ。一方、ケイPはケイPで別人格、おまけに不定形を売りにしたキャラ。コロコロ変わるのが、すでに個性というものなのです。芸風を変えるな、と言うことでしたら、仮面ライダーウルトラマンのフォームチェンジはどうなるのです? 戦闘スタイルを切り替えなければ、すぐに解析され飽きられ生き抜けないのが今の時代。人も機械も進化し続けるものが生き延びるのです』

ハイラス「しかし、コロコロ変わると、親近感というものが失われるのでは?」

ブレン『いいえ、安易にコロコロ変わるのではなく、自分の変化をいかに印象的にアピールできるかが勝負です。その象徴がビルドの氷室幻徳と言えるでしょう。真面目なボンボンとして軍服調の制服姿だったナイトローグ時代の幻徳が、ローグになるとワイルドな風貌になって見事にイメチェンした。さらに味方になると、Tシャツ芸人となってコミカルな親しみやすさをアピール。これをことわざ曰く「君子豹変す」。つまり、立ち位置が変わると見かけも変化するのは、キャラ描写の基本です。しかし、これを映像のない文字だけで演出するのは難しいですね。文体や口調を変えるか、話の中身を変えるか。しかし、変えてはいけないものがあります』

ハイラス「それは何?」

ブレン『もちろん、愛です。私がハートを裏切ったり、花粉症ガールが契約相手への愛を失ったり、次元ドルイド殿が自然破壊を嬉々としてやるようになれば、それは幻滅と言えましょう。愛がそのキャラの中核であるならば、そこを見失ってはいけない。もちろん、愛の形は人それぞれ。歪んだり、傷ついたり、嫉妬に苛まれることもあるでしょう。しかし、その愛の姿を描くことこそがドラマツルギー
『幻徳氏はどれほどキャラが変わっても、父親が好きで、父親の遺した日本を守るという大義を貫いたからこそ、一貫性を保ち得た。私たちも元々AIだからこそ、人の心の愛に憧れ、その感情こそが超進化への起因となった。自分の愛を貫き、他人の愛を尊重する。それによって絆が構築され、WinWinになれる。そこを見失わなければ、人は笑顔にだってなれるのではないでしょうか。お笑い芸人というものがどういうものか分かりませんが、人を楽しませるには好きや愛の発露を示すのが一番ではないでしょうかね。私のハンカチは、その愛の象徴というわけで』

ハイラス「なるほど。人もロイミュードも変わっていい。しかし、中核となる愛は見失うな、ということでござるな」

ブレン『そこで、9月7日の物語になるのですよ。突如、襲来した次元嵐。〈事象の分岐点〉の重大な危機に際して、次元ドルイドと時空魔術師、花粉症ガールとアナザーのバットクイーン、そしてドゴランボールのそれぞれが協力し、愛と勇気と希望ならぬ欲望のエネルギーで、時空の門を開いて新世界に拠点ごと転移した。正に、当ブログの転換点となる記事だったわけで』

ハイラス「確かに。あの次元嵐を機に〈事象の分岐点〉そのものが新世界に移った。夏が過ぎて秋となり、当ブログの全てが切り替わったような大事件でござる」

ブレン『もっとも、管理人のリアル生活はそれなりにハードモードだったらしいですがね。エネルギーの確保とか、食料の確保とか、教え子の安否の確認のための連絡とか、いろいろとバタバタ動き回っていたようで』

ハイラス「そういう実体験をファンタジーゲーム調のサバイバル生活にアレンジして、新たな拠点を構築したのが新世界の物語でござるが、その後で私に異変が生じた結果が9月15日の記事でござるな」

ブレン『ここで、メガネンジャーと次元ドルイドの物語がリンクして、私とあなたが初めて出会うことになったわけです』

ハイラス「なるほど。その時のことを総括する必要から、NOVA殿は私とケイPマーク3殿に仕切りを委ねたのでござるな。今、記事を読み返すと非常に懐かしい」

ブレン『そして、9月22日に、この新たな拠点であるアステロイド監視所が設けられました。メガネンジャーの母船であるアストロ・メガネスターと接続され、時空監視の任務に当たっているのですが、特に司令から出撃命令もなく、割と平和な日常業務を続けている状況か、と』

ハイラス「よその物語時空では、未来の改変による複数未来の乱立とか、怪獣を操る少女の構築したコンピューター世界とか、渋谷が2388年の未来に飛ばされたりとか、いろいろと大変なことになっているようでござるが、我々は状況の推移を見守りながら監視しているだけ。助けに行かないで良いのであろうか」

ブレン『多元宇宙があまりに交わりすぎると、エントロピーの増大とかで全ての宇宙が崩壊する可能性があるので、うかつに手が出せない、と、うちの司令は言ってましたね。もちろん、我々としてはジオウ世界にドライブが登場した時には、応援に向かう準備ができているのですが、ちっともお呼びが掛からないし。アナザーハートやアナザーブレンが出現したら、すぐにライドウォッチを渡すつもりなのに、タイムジャッカーは私たちのことを無視しているようで』

ハイラス「だけど、白ウォズ未来における2121年には、機械生命体であるヒューマノイズと仮面ライダーキカイが戦っているようでござる。ロイミュードとしては気にならないでござるか?」

ブレン『これだけ未来が乱立すると、どの歴史を信じていいのか判断が難しいですね。今年の秋には、また新たなターミネーターの物語も公開される予定だし、私としては2035年仮面ライダーブレンさえ作られれば、後はどうなってもいいのですが。あ、それと、次の戦隊の敵はドルイドン族だそうで、次元ドルイドとしては、どう思いますか?』

ハイラス「はいっ? 邪悪なドルイドン族だと?」

ブレン『ええ、恐竜パワーで戦う騎士VS宇宙ドルイドの戦いになるようです』

ハイラス「ううっ、まさかドルイ道を名乗る者が、戦隊の敵になってしまうとは。これも時空改変の悪影響だというのか? ドルイドン族とはどのような輩か、見届けねばならん」

ブレン『とにかく、こちらのドクターと弥生ちゃんは恐竜戦隊の後輩を応援する立場なので、ドルイドンを応援するメガネンジャーはいないと思いますが、肩身の狭い思いをしないように、と忠告しておきましょう』

スーパー戦隊の次期悪役の名前に抜擢されたドルイド。果たして、ハイラスはドルイ道を貫き通すことができるか? あるいはドルイドン族に格好いいヒーローが現れて、6人目の仲間に転化することはあり得るのか? つづく)