ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

2020年マーキュリーバットのお正月

★快盗たちの年明け

 

リバT『クイーン・ダイアンナ、明けましておめでとうございます』

 

ダイアンナ「ああ、おめでとう。夜型のあたしとしては、明けたからめでたいという感覚はないんだけどね」

 

リバT『それでも、新年のあいさつぐらいはきちんとしていただかなければ、示しがつきません』

 

ダイアンナ「だったら、ハッピー・ニュー・イヤー、エブリワン。これでいいだろう?」

 

リバT『ええ。ついで読者の皆さんへ、改めましての自己紹介と、新年の抱負を』

 

ダイアンナ「いやだよ、面倒くさい」

 

リバT『それこそがブログを預かる女王としての務めでございます』

 

ダイアンナ「とは言え、ブログの読者はあたしの国民ってわけじゃないだろう? ただの読者のために、どうしてあたしが面倒なあいさつをしないといけないんだい?」

 

リバT『もしかすると、読者の中からクイーンに惚れ込んで、崇めてくれる人が出て来るかもしれないじゃないですか』

 

ダイアンナ「そんな奴がどこにいるんだい?」

 

アスト「ああ、翔花ちゃん。オレは読者Aの時から、君のファンだった。今はどこにいるんだ? この2020年にいるなら、待っていてくれ。オレは必ず、君に会いに行く」

 

触手キング「ああ、触手の女神リバTさま。かの怪獣王Gとして名高いグレートキングより、新たに触手キングの名を授かった吾クラゲキングは、触手帝国を立ち上げるために触手街道を歩み抜くことを誓う」

 

ダイアンナ「こいつらか。先日のクリスマスパーティーから、ますます変態度が上がってやしないかい? こいつらと一緒にどんな読者向けのあいさつをしろって言うんだい?」

 

リバT『それでは、昨年の正月あいさつ記事を参考にするとしましょう』

 

★カオスなニューイヤー


リバT『こちらが昨年の正月あいさつ記事になっております』

ダイアンナ「……昨年の新年会も何だかカオスな記事だったんだな。次元ドルイドと触手生命体が絡み合うような変な話」

触手キング「おお、これぞ吾が理想とする触手帝国の姿。さすがはグレートキングの器であられる次元ドルイドよ。このような形で触手パラダイスを既に実現していたとは。前任者を見習い、吾は吾のリビ道を貫けばいいのだな」

リバT『リビ道の時代は、平成で終わりました。この私めは、ハイラス様に習い、天然自然のドルイ道に目覚めたのです』

ダイアンナ「あたしにはリビ道も、ドルイ道も何だかお笑い芸人の芸の一種に見えて仕方ないんだけどね。しかし、何だかんだ言って、去年の新年会の予言は的中しているようにも思えるよ」

アスト「予言だと? どの辺が予言だと言うんだ?」

ダイアンナ「何だい、アスト。ずいぶん予言という言葉に食いつくじゃないか」

アスト「当たり前だ。予言者を自称するノヴァストラダマスに憑依されていたんだぞ。予言に反応を示すのは当然だろう。おまけに奴の予言に翔花ちゃんの居場所の手掛かりがあるとなれば、居ても立ってもいられないのに、NOVAの奴、ゴブスレ対決は正月休みが明けてからだって言いやがるんだぜ」

NOVA「ああ、正月ぐらいはゆっくり、のんびり過ごしたいからな」

アスト「ぶおッ!? 突然、何の前触れもなく現れるな!」


★時空魔術師の訪問


ダイアンナ「おお、ダディー来たー」

晶華「私も一緒だよ。ジャッキーちゃん、リバTちゃん、あと2名、明けましておめでとう」

ダイアンナ「あたしにとって明けるのは、めでたくないんだから、そういう挨拶は止めてくれぬか、アッキー様」

晶華「え? じゃあ、陰暦だったら、まだ師走だよ。暮れまして、おめでとう」

ダイアンナ「おお、さすがはアッキー様。そうだな、陰暦を持ち出せばいいことに気付かなかった。旧正月は、今の暦だと1月25日。それまでは、あたしは年末だと思って、年明けなど気にしなければいい」

NOVA「それで、年始のあいさつはしたのか?」

ダイアンナ「必要ない。旧正月に祝えばいい」

NOVA「あっ、そう。お前だけ正月でないなら、俺がここに来た意味がないな。もう帰るわ」

ダイアンナ「ああ、帰らないで、ダディー。あたしたちだけだと、ここにノヴァストラダマスが来たら、どうしようもなくなるんだから」

NOVA「大丈夫だ。近々ここには仮称・川上鉄太郎という男が赴任することになったから」

ダイアンナ「誰だ、それは?」

NOVA「ただの風来坊なんだけど、恒点観測員の肩書きを持っていて、宇宙ステーション基地の隊長も経験した頼れる御仁だよ」

アスト「お、おい、NOVA。それってもしかして、赤いメガネで変身する第7の男じゃないのか?」

NOVA「いや、本人には素性を秘密にして欲しいと言われてな。まあ、メガネンジャーのメガネレッドだと言えば、分かる人には分かるだろう」

ダイアンナ「???」

触手キング「???」

アスト「どうやら、未来生まれの人間には分からないらしい。何で、そんな凄い御仁がここに来るんだよ」

NOVA「いや、実はな。その御仁の故郷の警備隊大隊長のお孫さんが、10年近く行方不明になっていたらしい。で、俺がそのお孫さんのいるらしい世界の観測記録をまとめて送ったら、先日メガネブルーの人がやって来てな。まあ、元気に活躍しているのが分かって、当座は安心して去って行ったんだ。他にも仕事があると言い残してな。
「その後、行方不明だったお孫さんのお父さんの身にも何かあったらしくて、仕方ないから、その従兄でもあり、メガネブルーの父でもあるメガネレッドこと仮称・川上鉄太郎さんが観測の手助けをして欲しい、とこっちに依頼してきたんだよ。だったらWinWinということで、アステロイド監視所に春まで常駐してもらおうという話になった」

アスト「よく、そんな作り話をベラベラとまくし立てられるな」

NOVA「いや、完全にデマカセじゃなくて、公式の事実に基づきながら、多少、表では語られない裏話を妄想パワーで補完しているだけだよ。公式で否定されない限り、俺のブログ時空ではこれが事実となるわけだ」

晶華「だったら、タイタスさんもここにお呼びしたら?」

NOVA「いや、タイタスさんは呼べない。何故なら、あの人はまだ眼鏡を掛けていないから、メガネンジャーの司令権限では召喚できないんだ。一応、妄想パワーを発動するにも何らかの触媒とかが必要で、俺の場合、メガネを条件の一つに定めているからな。したがって、大好きなウォズさんも呼べない」

晶華「他にも条件があるの?」

NOVA「公式映像で、その人が活動していないこと。さすがに現在進行形で活躍している人が、ここにホイホイ来るのでは、書いていてシラけてしまうからな」

晶華「つまり、メガネレッドは来てくれるけど、息子さんのブルーは来られないのね」

NOVA「来年の今ごろには、ウォズさんは無理でも、ゲイツは呼べるかもしれないぞ。一時的にメガネを掛けてガリ勉キャラになっていた時があるからな。まあ、呼ぶ必然性がないのに、遊びで呼ぶわけにもいかないんだが」

晶華「だったら、仮面ライダーマッドローグの内海さんだって呼べちゃうわね」

NOVA「何のために?」

晶華「え、用事もなく、ただ会いたいから、とか、お話したいからというだけで呼んじゃいけないの?」

NOVA「相手に迷惑だろうが。メガネレッドの人は、悪堕ちしたという噂の流れている従弟を確認するために、こっちに来るんだ。まあ、大方、偽者だと俺は踏んでいるが、その偽者の正体を見極めて、どう対処するか考える上で、どうしても情報集めは必要だろうからな」


ダイアンナ「何だか、よく分からない話だが、このアステロイド監視所に凄い人がやって来て、あたしたちの上に立つということか?」

NOVA「いや、仮称・川上鉄太郎さんは、あくまで非公式の風来坊ということにして欲しいので、自分が指揮するつもりはないそうだ。だから、あくまで客人にして、いざという時の頼れる用心棒と考えてもらって構わない。あの人がいれば、ノヴァストラダマス如きに脅かされる心配もないだろう」

ダイアンナ「そうか。あたしは女王として、客人を歓迎すればいいということだな」

NOVA「ああ、頼むよ。それと、今度の戦隊は宝石の力を使うらしい。だから、そっちの観測に力を入れてくれてもいいぞ」

ダイアンナ「宝石? ならば専門分野だ。しっかり観測してやろう」

NOVA「頼むよ。翔花が関係してくるかも知れないし」

アスト「翔花ちゃんが? だったら、オレもマジマジと観測するぜ」

NOVA「お前は、ここじゃなく、ヒノキ姐さんのところで、ゴブスレのGMをするんだろうが。準備ができたら呼ぶから、しっかりルールをチェックしておいて楽しいマスタリングを頑張ってくれよ」

アスト「べ、別に、お前のためにGMするんじゃないからな。翔花ちゃんを探すためにだな」

晶華「楽しいマスタリングをお願いね」

アスト「もちろん、アッキー様のためなら喜んで」

NOVA「この男は……」

触手キング「ところで、新戦隊に触手は出て来ないのか?」

NOVA「出るとは聞いていない」

触手キング「ならば、川上という男に触手が付いていたりは?」

NOVA「付いているわけがない。それに絡みつかれても、パワーで引きちぎるような御仁だよ。ただし、触手付きの円盤生物にはトラウマがあるかもしれないから、迂闊なことを言ったら、鬼の特訓をさせられるかもしれないな。彼の前では、触手の話はしない方がいい」

触手キング「触手の話ができなければ、吾にどうしろと?」

NOVA「そんなの俺が知るか。お前のアイデンティティーは、そもそも触手じゃなかったはずだろう? 重力使いの格好いいクラブキングはどこに行ったんだ?」

晶華「格好いいサブローハカイダーが、ギルハカイダーになったような凋落を感じるわね」

(当記事 完)