@ウルトラとドラクエの関係
調子に乗ってドラクエセブンを悪し様に批判したアスト。
しかし、それが別のセブンの耳に入り、不穏な空気を呼ぶことに。
果たして、アストはこの危機をどう乗り越えるのか?
アスト「ですから、誤解ですって。オレはウルトラの悪口を言ったわけではなくて」
鉄太郎「しかし、ドラクエ7の悪口は言ったわけだ。その批判が真っ当なものなら、聞くに値しよう。しかし、真っ当じゃなければ、ドラクエ7を愛する多くの者を敵に回すことになる。インターネットという公の場で何かを批判するためには、その作品や事物、人物を好きな人に悪意を向けている可能性を常に意識して、自分の言葉に責任を負わなければならん。君はドラクエ7のファンを全て敵に回すほどの覚悟をもって、発言していたのかね。ドラクエシリーズを愛する者の心を傷つけるほどの意味が、君の主張にはあるのかね?」
アスト「いや、何もそこまで大袈裟に考えなくても……」
鉄太郎「いいや、撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけだ。私はセブンを愛する者として、セブンの悪口を言った君を弾劾する権利はある。そして、君が自分の批判的言辞を正当なものだと主張するためには、逃げることなく私を納得させるだけの説明を述べる権利と責任がある。自分の言葉に価値を持たせるには、発言の説得力を高めるだけの材料を揃える必要がある。つまり、君は自分の発言が正当であることを、自分の言葉で証明しなければならない。そういう覚悟なくして、言葉の凶器、モヂカラ、ライドブックを扱う資格はないと知れ」
アスト「ライドブック……ってライダーですか?」
鉄太郎「いやあ、このプリミティブな力、骨っぽいところがアンデッドに似ているとは思わないかね。ゾクゾクする原初の力のほとばしりを感じるよ。実に素晴らしい」
アスト「……ええと、それはBOARDの理事長の残留思念か何かが取り憑いた発言では?」
鉄太郎「はっ、それは他人の空似。そうそう、今はドラクエの話だ。不死騎団の話は終わって、これからは超竜軍団の話をしなければならん」
アスト「しかし、鉄太郎さんってドラクエに詳しいのですか?」
鉄太郎「いいや、私は専門家ではない。だが、私の身内にその道の専門家がいてね。弟のジャックから、いろいろと話を聞いている」
アスト「ああ、あの人なら確かにドラクエの専門家と言えるか。昔の主題歌も歌っていたし」
鉄太郎「おまけに、最近は騎士竜の部族の長老だったりもして、我がウルトラ界で最も『竜の騎士に近い男』と言えよう」
@ジャックとウルトラブレスレットの秘密
鉄太郎「今年は、ジャックがこの地球に来て50周年という記念すべき佳節だったな」
ダイアンナ「そうだな。ダディーNOVAがそろそろ誕生日ということで、新マン兄さんのことも我が事のように祝いたいと言っていた。あたしもクイーンと同様に、ジャックの称号を持つ女として、新マン兄さんの話はいろいろ聞きたいぞ」
アスト「しかし、今年はシン・マンという別キャラが出るので、新マン表記も紛らわしくないか?」
鉄太郎「このシン・マンというのは、マン兄さんの並行同位体ということだそうだが、これもタルタロスの仕業かどうか観察の必要があるのだろうな。それはともかく、ジャックと言えば、ウルトラブレスレットというのが一つのアイデンティティーになっている。しかし、万能武器ウルトラブレスレットを一番巧みに扱ったのがジャックであり、それも彼が類稀なる騎士のセンスに満ちていたからだということを語ってみよう」
アスト「確かに、ブレスレットをランスに変形させたり、盾にしたり、十字槍に変形して吸血怪獣を貫いたりしていましたね。言われてみれば、騎士らしい活用法だ」
鉄太郎「これでアンドロ警備隊みたいなプロテクターを装着すれば、誰がどう見ても騎士と言えようが、ランスと盾、それに十字架を使いこなすだけでも騎士っぽいと言えよう。おまけにトランプのJ(ジャック)も起源を辿れば、騎士に相当する。まあ、今は騎士の従者、小姓という意味合いでジャックとなっているんだが」
ダイアンナ「どうして騎士がジャックに?」
鉄太郎「騎士がKnightだから、頭文字がキングと被って紛らわしいから、という理由が一つ。あるいは、13が王様で、12が騎士で、11が小姓だったところに、後から12を女王にするという流れができて、騎士が押し出されたという理由が一つ」
ダイアンナ「すると、騎士が女王に変わったのか。このあたしがダイアナ・ジャックとバット・クイーンの融合体であるダイアンナ・ジャックイーンになったのも、トランプの歴史から説明できるわけだな」
鉄太郎「とにかく、タロットカードから派生したトランプのカードが今の形に定着するのに紆余曲折を辿ったわけだし、日本で流通しているトランプは英米風のスタイル。つまり、違う国では違う形式のトランプがあるわけで、例えばフランスではジャックのカードに歴史上の有名な騎士・戦士の意匠が施され、クラブのジャックが円卓の騎士ランスロットとか、ダイヤのジャックがトロイア戦争のトロイア王子ヘクトールとか、スペードのジャックがシャルルマーニュに仕えたパラディンの一人オジェ・ル・ダノワだとか、ハートのジャックがジャンヌ・ダルクの戦友ラ・イル(エティエンヌ・ド・ヴィニョル)とか、それぞれのキャラ付けが為されている」
アスト「つまり、ジャックを騎士と考える文化も、広い世界では普通にあるということか。だから、ウルトラマンジャックも騎士の系譜と主張できる、と」
鉄太郎「事実、万能武器のウルトラブレスレットを本当の意味で使いこなせたのもジャックだけだからな」
アスト「そうですか? タロウさんやレオさんもブレスレット持ちではないですか。タロウさんなんて、タロウブレスレットとキングブレスレットの2つも持っているし」
鉄太郎「武器を持っていることと、適切に使いこなしていることとは別物だぞ。ブレスレットとは万能武器であるために、自分の中のイメージ、想像力によって変形する。逆に言えば、武器に変形するためのイメージ構築力が必要とされるんだな。タロウの場合、ジャックに比べて騎士としての資質が未熟だったため、ブレスレットを必ずしも適切に運用できていたわけではない」
アスト「タロウブレスレットと言えば、ブレスレットランサーが有名ですが」
鉄太郎「ランサーとは槍だろう? タロウはジャックのように槍を作ろうとしたけど、イメージしきれなくて、あのような中途半端な形の奇妙な武器になってしまったのだ」
アスト「確かに、槍というよりは円環状の持ち手の付いた両刃の短刀って感じですが、あれは本来のランサーではないと?」
鉄太郎「うむ、本来はもっと使い勝手のいい長槍を作ろうとしたのだが、できた物はあんな物だったので、まあ、ないよりはマシだと思って使ってはみた。だけど、あまり使い勝手が良くないと判断して、以降は使わなくなったわけだ」
アスト「その後のキングブレスレットは?」
鉄太郎「バードン戦で初めて使ってみたときは、ただ大きくなっただけだな。結果的にバードンの口輪となって、得意の火炎攻撃を封じることはできたが、あれがもしも槍に変形できていたら、頭部を串刺しにして戦いに勝つこともできたろう。まあ、結果オーライで勝てたからいいものの、腕輪を口輪にしただけだと変形武器として十分活用したとは言えまい」
アスト「だけど、その後も活用していたじゃないですか。モチロンの時に使った餅つき用の杵とか、ベロン戦でのバケツとか、ブレスレットが変形したんでしょ?」
鉄太郎「杵とか、バケツは騎士の武器と言えるかね?」
アスト「……言えませんね」
鉄太郎「つまり、タロウは確かにブレスレットを変形させたが、それは武器ではなくて、日用品なのだ。例えば、エースはブレスレットの力を借りなくても、エースブレードを生成できる。こういうエネルギーを刃に生成できる能力は、ウルトラ兄弟でもエースが群を抜いていると言えよう。それにジャックはブレスレットで武器を生み出す達人だ。一方、タロウもブレスレットを様々な形に流用したのだが、それは武器としての使用ではなく、もっと便利な道具、つまり騎士よりも庶民的な発想で活用したと言える。ここにセンスの差があるわけだな」
アスト「ああ、同じ道具を与えても、それぞれのイメージ構築力でできる物に差があるってことですね」
鉄太郎「レオもそうだな。レオと言えば、キングからもらったウルトラマントの変形したブレスレットが有名だが、それ以前にもレオブレスレットを持っていた。それを何に変形させたと思う?」
アスト「ええと、ケットル星人戦で使ったヌンチャクですか?」
鉄太郎「いや、あのヌンチャクはブレスレットではなくて、工場の煙突を変形させた物だぞ。まあ、相手の槍攻撃の前には通用しなかったが」
アスト「せっかくブレスレットがあるのだから、もっとヌンチャク作って活用したらいいのですけどね」
鉄太郎「結局は、バットン相手に血清作るための注射器として使ったぐらいだからなあ。やはり便利な道具としての流用で、武器ではないわけだ」
ダイアンナ「しかし、注射器もプリキュアが使えば、必殺武器の弓矢になるではないか」
鉄太郎「まあ、タロウのバケツよりは戦闘センスがあるとは思うが、その後はウルトラマントを傘のレオブレラに変形させているな」
アスト「何で傘なんですか? もしかして、アバンストラッシュを打つため?」
鉄太郎「時代がだいぶ違うだろう。レオが活躍していた74年にはアバンストラッシュなどない。あの傘は、盾と槍の両方に活用できる便利な可変武器をイメージしたら、たまたま偶然あれができてしまったらしい」
アスト「たまたま偶然できたのが傘?」
鉄太郎「そう、ジャックは騎士のセンスを持つ者として、しっかりした武器のイメージ構築力があった。しかし、タロウやレオのイメージ構築力は騎士というこだわりがなかったためか、もっとフワフワしたイメージだからか、武器とは異なるバケツや傘が生まれてしまったわけだ🪣☂」
アスト「まあ、見た目の印象はともかく、役に立ってたんだからいいじゃないですか」
鉄太郎「しかし、ブレスレットは万能すぎる反面、イメージ構築力次第で使い勝手が大きく左右されるという弊害がある。ここだけの話だが、ウルトラの見習い戦士が敵の攻撃を防ぐための盾をイメージしたら、料理を運ぶプレートのような物ができてしまって、慌てて投擲して牽制に使ったようなケースもあって、もっと使いやすい単機能型の武器(ランスに変形するだけのブレスレット)を作るようになったりもした。汎用兵器には、使い手にも相応の技量とセンスが必要だからな。機能を限定した方が、多くの者には扱いやすいということだ」
アスト「確かに、何でもできるのは何にもできないことにも通じますからね。自分に合った技や武器を極める方がいいってことか」
鉄太郎「ということで、ジャックとウルトラブレスレットにまつわる秘話はこれで終わり。何でもできるが専門家には及ばない、というのはドラクエの勇者も同じではないかね?」
アスト「うおっ、話がドラクエに戻ってきた」
鉄太郎「さあ、私の話よりも、君のセブン評を聞こうじゃないか」
@キーファのキャラ性
アスト「大体、ドラクエ7の悪評の半分ぐらいはキーファにあると思うんですよね」
鉄太郎「しかし、そのキーファとやらの声はゼロと同じだと聞くぞ」
アスト「何ですと!? ゼロさんとキーファが同じ声? (慌てて調べてから)本当だ。まさかゼロさんが悪名高い種泥棒に関係していたとは、ウルトラショックでございます」
鉄太郎「そのキーファという男、そんなに酷い所業をしでかしたのかね」
アスト「いや、実のところキーファは非常に有能な戦士なんですよ。兄貴分としてチームを引っ張り、グランエスタード王国の王子にして、平民漁師の小せがれである主人公と気さくに付き合って、冒険の旅に導いてくれた頼れる勇者。パーティーのメインアタッカーとして大活躍。主人公がサマルトリアの王子の立ち位置(回復魔法の使える魔法戦士)で、ヒロインのマリベルがムーンブルクの王女(魔法使い)になぞらえるなら、優秀な戦士のキーファこそローレシアの王子。歴代ドラクエなら主人公を務めてもいいほどの男だったんですよ」
ダイアンナ「確か、ドラクエ7には野生児の少年ガボというキャラもいたと聞くぞ」
アスト「それは……狼の子が人間化したという設定なので、犬から人間に戻ったムーンブルク王女の要素を引き継いでいるっぽいけど、ややこしくなるので今はスルー。それよりも、ドラクエ2で主戦力とも言えるローレシア王子抜きでの攻略はままなりません。キーファはそれだけ重要な立ち位置なのに、あっさり仲間を離脱して二度と戻らない。しかも、冒険の言い出しっぺであるにも関わらず、一目惚れした女のために身分も友も捨てて、行方知れずという無責任さは他に類を見ないほど。
「そう、キーファの有能さに惚れ込んで、能力値アップの種を注ぎ込んで弱点のMPを補強したり、育て上げようとした者ほど、痛烈なしっぺ返しを受けて、可愛さ余って憎さ百倍というキャラなんですね。これが無能なキャラなら、いなくなって清々したとも言えるのですが、なまじ有能で主人公以上に勇者風を吹かせていた男の急な離脱で、『赤い彗星シャア=クワトロ大尉がZガンダムの劇中(終盤ではなくて中盤前)でいきなり失踪したら?』というレベルのショッキングでございます」
鉄太郎「しかし、それほど優秀な男が仲間にいたら、主人公が目立てないんじゃないかね」
アスト「まあ、ドラクエ7の主人公は歴代で最も華がないですからね。それまでは勇者の末裔とか、勇者とか、王子とかだったのに、漁師の子という庶民で、普通のつまらない人生と言えましょうか」
ダイアンナ「普通をつまらないなんて言うな。お前は不破さんのファンまで敵に回すつもりか!」
@ドラクエ7の主人公
アスト「おっと、失言すまぬ。いや、一応は勇者っぽい特徴として、左腕に水の精霊の紋章があって、その不思議パワーで古の文字が解読できたりするんだが、実は伝説の海賊シャークアイの子どもが過去の世界から精霊の加護で現代に時間転移させられたという秘密がある。ロトシリーズが大地の精霊の加護を受け、天空シリーズが空に関わることで、新たな物語はとにかく海を強調したシリーズを意図していたのかもしれない。そして、今作のドラゴン要素は、実の父親の乗った海賊船の名前が『マール・デ・ドラゴーン』(竜の海)ということで、最終的には自分の出生探しという6の流れを受け継いだ物語に結実するんだが」
鉄太郎「精霊の加護を受けた伝説の海賊の息子が、過去の世界から現代に転移して、世界を救うという物語だったら十分、勇者しているんじゃないかね」
アスト「まあ、最後までプレイすると、そんな感じですね。そして、後半の物語は地水火風の精霊を解放したり、神を装った魔王との決戦など盛り上がるわけですが、家出失踪したキーファ王子の件が元で、主人公やヒロインのマリベルが中盤で冒険遊びを禁じられるなど、歴代ドラクエでも特に心配する親というものも強調したストーリーと言えますね。架空のファンタジー世界を堪能しているのに現実を突きつけられて、お前はまだまだ子どもなんだから、と見下されて、結局、最後は『世界を救った勇者でも堅実に漁師として生きるのが正解』というリアルに帰れ、というエンディング。ちょっとラストで白けたというか。物語を楽しんでいるのに、物語の作者から現実を突きつけられると、いろいろ興醒めに感じます」
鉄太郎「それでも帰る場所があるだけいいじゃないか」
アスト「主人公的にはそれがハッピーエンドだと思うんですね。ただ、王子という身分を捨てて、他人の愛する女を寝取って好き放題するキーファ王子の身勝手さ、わがまま王子気質に目を閉じれば、ですが」
鉄太郎「豪放磊落な人生って奴か。そっちを主人公にするという手もあるが、ドラクエ7はもっと真面目に堅実な若者を主人公に選んだ。そこにも作者のメッセージがあるのかもしれん」
アスト「割と既存のドラクエのアンチテーゼ的な物語をやって、新しいシリーズのスタートにしたかったのかもしれませんがね。ロトシリーズ、天空シリーズに続く海竜シリーズとか。キーファが主人公の物語をプレイしたければ、『モンスターズ キャラバンハート』をプレイすればいいのですが、リメイクされませんかね。一応は、ドラクエ2のその後の世界が描かれているわけですし」
ダイアンナ「主人公とキーファ以外のキャラについても、教えてくれないか? そこまで話されると気になる」
@ドラクエ7その他のキャラ
アスト「ヒロインのマリベルは、早すぎたツンデレとも言われ、主人公に対して何かと辛辣だ。能力的には典型的な魔法使い系キャラで、声は最終回を迎えたばかりのプリキュア主人公だな」
ダイアンナ「それは、いかにも魔法少女な声だな」
アスト「狼少年のガボは獣好き御用達のショタキャラだが、このキャラと主人公のデザインがかぶっているような気もするんだな。どちらも黒髪で頭身が低く、素朴な顔つき。そして、野生児ということではFF6のガウとも被ってる感じだし、少年時代の悟空というかヤジロベエというか、昔の鳥山さんのよくある主人公的な風貌だな。このキャラがいるなら、主人公のデザインの頭身をもっと上げても良かったと思うし、海を強調するならカラーリングも青で良かったろうに、とか、いろいろ思う次第だ」
鉄太郎「確かに、主人公といえば赤だろうな」
アスト「まあ、ドラクエの場合は、青系主人公が多いんですけどね。緑は4の勇者ぐらいで、どちらかと言えば、サマルトリアのイメージがある。7の主人公はこのカラーリングのせいで、のんきな田舎者のイメージも抜けないし、そもそも船乗りって感じの服装でもないですね。マリベルが言うところの『冴えない顔つき』ではあって、16歳という年齢設定にしても幼すぎるというか」
鉄太郎「だったら年上キャラを用意すればいいんだな」
アスト「そして加入したキャラが、メルビンという爺さん。神に仕える戦士ということで、設定は正にパラディン。これはこれで勇者的な人物なんですが、爺さんというのが鳥山風というか」
鉄太郎「爺さんの何が悪いのかね。老いてなお壮健な戦士だったら、素晴らしいじゃないか。若者を導く老戦士というキャラには、魅力があるはずだが(ギロリ)」
アスト「……そ、そうですね(反論できない)。何だかんだ言っても、ドラクエ7は20年前のゲーム。それだけ年月が経ったなら、7のリアルタイムなプレイヤーも年を重ねて、メルビンに感情移入するようになってもおかしくないかも。なお、喋り口調はFF6の侍カイエンと同じ『ござる』口調で、声は千葉繁さん」
鉄太郎「ドクター・ウルシェードじゃないか。うち的にはもっとプッシュしないといけないのではないかね」
アスト「いや、ドラクエ7は元々声ありのゲームじゃなくて、キャラに担当声優が付いたのは、最近になってからなんですよ。2016年のドラクエヒーローズ2とか、2018年のドラクエライバルズとか。メルビンに声がついたのも去年だとか」
鉄太郎「つまり、ドラクエ7の20周年を記念して、メルビンというキャラにスポットが当たったわけだ」
ダイアンナ「キーファの声がゼロさんで、マリベルがプリキュアで、メルビンがドクター・ウルシェードか。つまり、当ブログ時空では、今こそ7をプッシュすべき時かもしれないぞ」
アスト「そんなものかね。で、最後の仲間のアイラさんは、キーファの子孫で、踊り子剣士になります。まあ、キーファと女性キャラをトレードしたと思えば許される……のかな。同じ踊り子キャラなら、4のマーニャの方が派手で、彼女は比較的地味キャラに見えますね」
ダイアンナ「文句の多い奴だな。だったら、お前のドラクエ一推しヒロインは誰なんだ?」
アスト「そりゃあ、8のゼシカかな。ということで、7の話はこれで終わって、次からドラクエ8と9、それから11の勇者とヒロインの話をできればと考えます」
鉄太郎「むっ、私としてはもう少しセブンの話を掘り下げたいと思うが、これぐらいで勘弁しておいてやろう。しかし、アニメの方もダイ大が3月から父子対決のエピソードに入るそうじゃないか。クロニクルZの後の時間なので、そちらにも期待したいと思う」
アスト「今、気になるのはバラン配下のラーハルトの声を誰がやるか、ですね。あと、占い師キャラのメルルの声とか」
(ドラクエ話をなおも続ける予定で、当記事 完)