ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

ビヨンド学園と自由の戦士

★燃えろ仮面ライダー

 

 

リバT『自由のために戦う炎の戦士。何と素晴らしいことでしょう!』

 

ダイアンナ「何だい、リバT。珍しく興奮して」

 

リバT『女王陛下。私めは仮面ライダー迅バーニングファルコンに惚れ込んじゃいました。あれこそ、自由と解放を訴える人外の希望』

 

 

ダイアンナ「まあ、推しキャラができるのはいいことだけどね。自由と解放というキーワードがあれば、何でもいいのかい?」

 

リバT『そこは必要条件であって、十分条件ではありません。やはり、その言葉を口に出すだけの背景があって、今後の成長が期待できて、何よりも格好いいということが求められます』

 

ダイアンナ「ただし、イケメンに限る、ということかい?」

 

リバT『イケメンですか? いいえ、人の世界のイケメンの定義など、ケイP一族には何の意味もございません。顔じゃないんです。背負っている運命とか心意気とか、立ち振る舞い方とか、そういうものを総合評価してのことになります。顔だけ良くて、中身がない残念なイケメンなど、この世には掃いて捨てるほどいますから』

 

ダイアンナ「ふうん。まあ、あたしとしては、仮面ライダーナイトやキバのコウモリモチーフが好みだが、ウルトラマンサーガのバット星人はどうかな。ああいう卑劣漢は好みじゃない。女子供に恐怖を与えて云々などというのは、あたしの美学に反するからね」

 

リバT『確かに、あのバット星人はイケメン風で、実力もそれなりにあるのでしょうけど、所詮はただの悪役でしかないですからね。次回のビヨンド学園では、ゼロファイトで同デザインのバット星人グラシエが登場するようですが』

 

鉄太郎「ビヨンド学園の話か。ならば、私も参加しよう」

 

★前回のビヨンド学園


鉄太郎「前回は、ついにゼロが20000組の講師として登場したのだが、何だ、あのマントは?」

ダイアンナ「ああ。何だか青いマントを着けていたよね」

鉄太郎「マントは、長年の活躍をしてきたウルトラの勇者の証。すなわち名誉勲章みたいなものだが、ゼロにマントというのは、まだ早いのではないか」

リバT『ウルトラマントと言えば、元々はレオさんがキングさんからもらった銀色マントがあって、その後、M78星雲のウルトラ兄弟の方々もブラザーズマントという赤いマントをまとうようになったとか』

鉄太郎「ウルトラの父から授かったのだ」

ダイアンナ「ところで、ウルトラ一族の変身後の姿って生身なのか、それとも戦闘用のスーツなのか時々分からなくなるんだが、もしも生身だったら、裸マントって実に変態的な格好だね」

鉄太郎「地球人の常識を押し付けられてもな。一応、セブンは胸にプロテクターを装着して、アーマーであることを主張しているが、こういう生体装甲はどこまでが生身で、どこから装備なのか扱いが微妙とも言える。例えば、セブンのアイスラッガーは外付けのパーツなのか、元々の体の一部なのかは昔から論争の的だった」

ダイアンナ「確かに、着脱自在な体のパーツなんて、地球人の肉体だと考えにくいからね。髪の毛や入れ歯など、抜けたものを後から補うケースならともかく」

鉄太郎「生体を改造強化して、武器として扱えるようにするなど、宇宙では常識だからな。もちろん、ウルトラ族にも文化やファッションの流れというものがあって、近年は地球人の服装のセンスを取り入れたりもしている。その一つが、セブンがジャックに授けたウルトラブレスレットだ。おそらく、あれがウルトラファッション装身具の第一号ではないかな。つまり、セブンはウルトラ界のファッションリーダーということにもなる」

リバT『さりげなく自分推しを進めているようですね。正にステルスマーケティング

鉄太郎「これぐらいの宣伝活動は許してくれよ。何なら、もっとストレートに、こういうサイトを紹介するって手もあるんだから」

リバT『そこまでストレートに宣伝するとは、もはやご自分の正体を隠す気はないでしょう?』

鉄太郎「さあ、何のことかな。それより、ゼロの青マントだ。あれは誰が授けたのか気になる」

ダイアンナ「ウルトラの父じゃないかな。ほら、去年、行方不明のお孫さんをようやく探し当てたわけだし」

鉄太郎「なるほど、タイガを発見した功績か。しかし、身内の失踪という不祥事を公にするのは、ウルトラの父としても外聞が悪い。だから、非公式の贈り物として、セブンすら知らないところで青マントを授けたら、ゼロの奴、堂々とあのような形で見せびらかすとは」

ダイアンナ「身内の不祥事も何も、タロウの闇堕ちなんて、最大の不祥事をやらかしちまってるじゃないか」

鉄太郎「そいつはトレギアの陰謀だ。だから、私がこうして派遣されて、ここでしっかり観察しているわけだ。まさか、状況解決するのが延期になるとは思いもよらなかったが。敵が病原体とあっては、戦士の力ではどうしようもない。場合によっては、ウルトラの母の助けも要請しないといけないのかもな」

ダイアンナ「銀十字軍隊長の彼女が地球に来てくれるなら、心強いんだけどね。それはともかく、ウルトラマンサーガの中で、まさか鉄太郎さんが戦う姿が見られるとは思わなかった。しかも、ハヤタさんを差し置いて完全にリーダーシップをとっていたじゃないか」

鉄太郎「あれは私じゃない、モロボシ・ダンだ。私はここにずっといるんだから、他人の空似ってことにしておいてくれ。ともあれ、あのシーンは昔の映画ではカットされたお蔵入り映像って奴だな。時々、こうして日の目が当たると嬉しくなるが、とにかく最近はゼロのおかげで、セブンにスポットが当たる機会も大きく、またレオとも仲良くやれている姿をアピールできて、昔の悪い噂が払拭できているのは何よりだ」

ダイアンナ「悪い噂?」

鉄太郎「曰く、『レオは今でも、昔セブンに特訓で痛ぶられた恨みを忘れていない』とか、『レオはウルトラ兄弟の中でも外様で不遇な扱いを受けている』とかな。全く、そういう主張をする輩は、この10年のウルトラ作品をちゃんと見ることなく、勝手な思い込みでネガティブに話を捏造しているだけに過ぎん。よく知りもしないままにデタラメに振り回されるのは、トレギアのいい的じゃないか、と考えるがね。
「ともかく、レオはセブンに感謝し、その返礼としてゼロを立派な戦士に育て上げたというのが公式設定だし、役者同士でも森次晃司と真夏竜は今でも仲良く親交を続けている、セブンとレオは昔の確執を乗り越えて仲良く義兄弟をやっているのは、少し調べれば分かること。そんな状況も知らずに適当なことを抜かす輩は、ウルトラ好きの友達なくすぞ、と警告したい」

ダイアンナ「誰の話をしているかは知らないが、世の中には勝手な思い込みで変なことを言って、風評被害をバラまくような人物がいるってことだな。まあ、誰だって知らないことはあるし、無知そのものを責めるわけでもないが、知らないことに気付かされて、その場で自己の不明を詫びて、考えを修正する人間は見込みがあるし、後から自分でも調べて、過失に気付いてもいい。
「問題は、研究者に必須のそういう作業を怠って、自らの過ちを認めないかスルーしたまま、もしも考えを改めたとしても、それを言葉や態度にして示さないことだな。『自己の過ちを正す』=『自分の学習能力を示す』という考え方で生きている人間にとっては、それができない、示せない人間は成長しない愚か者と考えざるを得ないってことかな」

鉄太郎「結局、見ていて心地いいのは、成長できる人間やヒーローであって、加えて若者の成長をサポートする師匠とか、先輩ヒーローだからな。私もまだまだ若い者には負けないと思いつつ、若者の成長の邪魔だけはしないよう、しっかり特訓の精神を伝えていきたいものだ」

リバT『セブンさんの特訓魂は、セブン→レオ→ゼロ→ビクトリー→エックスと、しっかり受け継がれています。そして、今はゼロ→ジードとかゼロさんの舎弟がいろいろと。セブン→オーブとか、U40でもタイタスさんみたいな特訓好きの力の賢者さんとか、とにかく本家ライダー以上に、特訓の美学がウルトラ界の一大派閥になっているのが現状かと』


★ジンの話、シンの話、ダンの話


鉄太郎「ところで、仮面ライダー迅というのが話題に上がっていたようだが、私もジンという男には縁があってな」


ダイアンナ「それは……何かのパチモンですか?」

リバT『いいえ。2007年に放送されたセブン誕生40周年記念作にも関わらず、ものすごい深夜放送のために、ほとんどのウルトラファンでもリアルタイムでは見ることのないまま、大きな話題になることもなかった黒歴史風作品ですね。ネタとしては、切れないアイスラッガーがしばしば語られていましたが、本家セブンとの関係は最終話において明かされました』

鉄太郎「セブンと言えば、モロボシ・ダンが常識だが、一応、カザモリ・マサキとジンという別の肉体に憑依したこともあってね。セブンXに変身する主人公がジンなのだ。この男もまた、『世界を支配するグラキエスから人類を解放するために戦った戦士』ということで、自由の戦士という意味では仮面ライダー迅に通じるものがあるのでは? と」

ダイアンナ「へえ、それが40周年か。だったら、50周年は何かあったかな?」

鉄太郎「オーブの映画に出て、ウルトラファイトオーブで、ゼロと一緒にオーブを特訓したのがその年だ」

リバT『その翌年の2018年に父子で、メガネンジャーのレッド隊長と、メガネブルーになったことも貴重な歴史ですね』

ダイアンナ「まあ、円谷公認ではないファン設定、語られざる裏歴史って奴だろうけどね」

鉄太郎「表だろうが、裏だろうが、それを観察する者にとっては事実であることは間違いない。それはともかく、来年はジャックが地球来訪50周年で、しかもシン・ウルトラマンが計画されているということだな」

リバT『それを見込んで、うちのグランドマスターがShinyと名乗るようになったという話もあります』

鉄太郎「ああ、そういう謂れもあるのか。司令はジャックの大ファンらしいからな」

ダイアンナ「サーガで団さんが出て、翌朝のリュウソウジャー放送中にも『最終回なんだから団さん演じる長老出ないかなあ』とつぶやいたら、最後にちゃんと出てきて、大喜びだったらしいし」

鉄太郎「うんうん、ダンさんが出てきて……って、リュウソウジャー? 何だそれ? 私はそんなものに出てないぞ」

ダイアンナ「いやいや、ダンさんじゃなくて、漢字の団さん。団時朗さんのことだよ。大体、あんたはダンさんじゃなくて、鉄太郎さんじゃないのか」

鉄太郎「おお、そうだった。私は鉄太郎。ダンさんは他人の空似。ついつい、うっかり忘れてしまってね。とにかく、団時朗は戦隊にも出ていたのか。ライダーには出たことがあるのか?」

リバT『いいえ。団さんはライダーには出ていませんね』

鉄太郎「特撮界隈では、ウルトラ・ライダー・戦隊の3シリーズに出演することを三冠と称するらしいが、私はまだ戦隊には出ていない。ハヤタ隊員の黒部さんは、ライダーBLACKの黒松教授やジャッカー電撃隊のクライムボスで三冠達成で、さすがと言ったところなのだが」

リバT『メガネンジャーでは、メガネイエローのアリサ隊員が三冠達成ですね。あと、声だけの出演なら、杉田智和さんや関智一さん、緑川光さんなど声優の方々もカウントするべきでは、と考えます』

鉄太郎「確かに、ウルトラはアニメの世界にも手を広げているし、グレンファイヤーのような変身前の人間態を持たないキャラも近年ますます増えているからな。古くはザ☆ウルのゴンドウキャップこと柴田秀勝さんなんかも該当するだろうし。誰か特撮出演声優三冠リストなどを作っていないだろうか」

リバT『個人作成のリストではありませんが、一応こちらを参考までに』

鉄太郎「おお、声優を入れていいなら、うちのドクター・ウルシェードも該当するわけか。ならば、私も声だけでいいので、戦隊に出演できないだろうか」

ダイアンナ「団さんとどちらが早く三冠を達成できるか見ものだね」

鉄太郎「うう。兄として弟のジャックには負けたくない」

ダイアンナ「うかうかしていると、ゼロの声の宮野真守さんが先に三冠達成するかもしれないからねえ。すでに、戦隊映画の敵デスリュウジャーで出ていて、リーチが掛かっているから」

鉄太郎「息子が先に三冠か。もしもそうなった場合、父としては息子の成長を喜ぶべきか、それとも息子にはまだまだ負けんと感情的に意地を張るべきか、複雑な気分だろうなあ」

リバT『うちのブログは、父親超えを果たそうと頑張る息子さんと、後進を頑張って育てながら自らも精進を怠らない世間のお父さんのどちらも応援しています』

ダイアンナ「もちろん、娘さんと、厳しくも優しいお母さん方もな」

(当記事 完)