ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

「モンスター誕生」攻略感想(2)

モンスターのルール設定

 

リバT『さて、前回、死の運命をかわし、西へ向かったキャプテン・モンスターさんですが、今回は遅ればせながらのルール確認から始めます』

 

ケイP『ケピッ』

 

リバT『いつものように、技術点(7〜12)、体力点(14〜24)、運点(7〜12)を決めるのは同じですが、2つばかり違いがあります』

 

ケイP『ケピッ?』

 

リバT『まず、1つ。敵からの攻撃で受けるダメージが、いつもなら2点ずつなんですが、モンスターは硬い鱗に覆われているので、1点ずつしか受けないのです』

 

ケイP『ケピピン♪』

 

リバT『そうです。つまり、モンスターは戦闘に際して、通常の2倍の耐久性を持つのです。ただ、うちのグランドマスターは昔、プレイしていた際に、そのルールに気付いてなくて(読み落としていて)、後年にネットの攻略記事を読んで初めて気付いたらしいです。若いときは、うっかりさんだったようですね』

 

アスト「今でも、うっかりは時々しでかしているみたいだがな」

 

リバT『まあ、致命的なうっかりは稀ですから。それと、もう1つ。モンスターは攻撃時にゾロ目を出すと、相手は即死します。このルールによって、たとえ技術点が負けていても、6分の1の確率で戦闘に勝てるという、お得仕様。逆に言えば、敵視点だと6分の1の確率で即死させられるという恐るべきモンスターということになります』

 

ケイP『ケピピン♪』

 

リバT『お兄さまもお喜びになっているようですが、しかし、他のFFルールと違って、不利な点もございます。モンスターは最初に何も持っていませんので、いつもなら持ってる剣もなく、素手の鉤爪や蹴りなどの肉弾戦で戦うことになります』

 

ダイアンナ「最初に武器を持たない主人公だと、『地獄の館』の一般人(武器を入手するまで戦闘時の技術点マイナス3)とか、『サイボーグを倒せ』のシルバー・クルセイダーといった、ジャクソン作品が多いな」

 

リバT『ファンタジーでは定番の剣も、世界観が変われば違和感ですからね。他には、SFの『さまよえる宇宙船』も武器はフェーザー銃だけで、近接戦は素手でした。まあ、戦闘訓練を受けた主人公と保安官および警備員は素手でも普通に戦えて、他の面々は戦闘時の技術点マイナス3という仕様でしたが』

 

アスト「同じSFでも、アーロックの主人公ジャン・ミストラルは、4本腕に武器をいっぱい持っているという描写だが、ルールにはちっとも反映されていないよな」

 

リバT『力を入れる箇所が間違えているようなルール仕様でしたね。ともあれ、素手でも普通に肉弾戦で戦えるというのは、「さまよえる宇宙船」「サイボーグを倒せ」「モンスター誕生」の主人公の特徴とも言えます』

 

アスト「ファンタジーだと、剣を失ったらペナルティーになることも時々あるもんな」

 

リバT『しかし、最初に何も持ち物を持っていないというのは、定番の回復アイテム(食料やポーション)も与えられないこと。これはなかなか厳しいかと思いきや、モンスターさんは食料を現地調達できるんですね』

 

ダイアンナ「倒した相手の肉をむさぼり食うんだったな」

 

リバT『相手の金属鎧を外して食う、という知恵はないので、軽装の魔法使いとか、柔らかくて美味しいホビットの肉が大好物みたいな描写ですね。ゲームブック数ある中でも、ホビットの肉が食べられる作品は少ないです』

 

アスト「ダンジョン内で倒したモンスターを食材に、という作品は時おり見られるが、倒した冒険者を食材にする人肉嗜好作品は、モンスター視点の最たるものかもしれん」

 

リバT『あと、ジャクソン先生は、運点を回復してくれる機会が結構多いので、運が削られすぎて困ったという印象があまりないですね。サー・リビングストンの方が運だめしを多用する傾向があって、割と運の消耗が激しい感じです。そんなわけで、本作では運ポーションはありませんが、回復機会に恵まれていますので、必要ないと考えます』

 

ダイアンナ「では、続きを進めよう」

 

ケイP『ケピッ』

 

冒険者は餌だ

 

リバT『パラグラフ399番から西へ進んだモンスターさん。あるいは、鉤爪獣の部屋から西へ進んでも行き着く先は同じ部屋、パラグラフ205番になります。そこには、3人の冒険者が焚き火で暖をとっているんですね」

 

ダイアンナ「3人の内訳は?」

 

リバT『1人は金属鎧を着た戦士で、2人めは赤ローブの魔法使い。そして3人めは足にもじゃもじゃ毛の生えた小男です』

 

アスト「足裏に毛が生えた小人種族といえば、ホビットなんだな。確か、タイタン世界にホビットが登場したのは、本作が初めてだったと思うが」

 

リバT『エルフやドワーフは登場していたのに、ホビットはいるのかいないのか定かではない時期があったみたいですね(ワールドガイドの「タイタン」でも扱われていない)。なお、T&Tではホビットが存在していたはずが、「指輪物語」や「ホビットの冒険」の版権を持ってるトールキン財団の許可が出なくて、名称が使えなくなり、7版以降はホブと呼称されることに。一方、FFシリーズでは許可をもらえたようで、ホビットが継続使用できている模様です』

 

ダイアンナ「で、モンスターは冒険者たちを攻撃するわけだね」

 

リバT『美味そうなホビットに最初の狙いを定めて、プレイヤーの意思に関わらず、攻撃しちゃいます。技術点5、体力点6の可哀想なホビットを3ラウンド以内に倒せるか、倒しきれなかったかで運命が変わります』

 

ダイアンナ「どう変わるんだい?」

 

リバT『3ラウンドで倒すと、次の目標を決める際に運だめしができるんですね。運だめしに成功すると、先に魔法使いを攻撃できて、事なきを得ますが、失敗すると戦士を攻撃してしまい、魔法使いが呪文を唱える時間を与えてしまって、《魔物支配》(コントロール・クリーチャー)によって奴隷化ゲームオーバーになってしまいます(パラグラフ392)。

『しかし、運だめしの方が成功しやすいですね。もしも、ホビットを仕留めるのに時間を掛けすぎると、1Dで目標を決めることになります。1〜4で戦士を、5〜6で魔法使いを狙うので、3分の2の確率でゲームオーバーになってしまいます』

 

アスト「プレイヤーの意志では、目標を選べないんだな」

 

リバT『知性があれば、魔法使いをフリーにさせる危険性は察することができるけど、モンスターにはそういう判断ができません。前衛に戦士が出て来たら、そいつを突破して呪文を詠唱している魔法使いを先に無力化する戦術は、気まぐれの運でしかとれないわけですよ』

 

ダイアンナ「だったら、ケイPがどうなるか様子を見ようじゃないか」

 

ケイP『ケピピン、ケピピン、ケピピピン

 

 しばし、ダイスを振っての戦闘が続いた後で、

 

アスト「無難にホビットを倒して、運だめしも成功して、滞りなく片づけやがったな」

 

ダイアンナ「しかも、技術点8、体力点9の戦士をゾロ目の即死効果で一撃死させるなんて、リアルのプレイヤーズ・ラックに恵まれていたみたいだね」

 

ケイP『ケピッ♪』

 

リバT『ある意味、読み物としては最もつまらない結果ですの。読者ウケする記事としては、主人公がドジを踏む運命のままならなさと、そこから何とか態勢を立て直して窮地を凌ぐ姿に、読み手のドキドキハラハラな感情移入ができるというもの。お兄さまはもう少し、物語芸人としての空気をつかんで下さいませ』

 

ケイP『ケピ?』

 

ダイアンナ「まあ、順調に進むのは悪いことじゃないさ。何回も同じところで死んで、話がちっとも先に進まないよりは、よほどマシだろう」

 

リバT『技術点や運点が低かったら、ここで何回も死ぬ可能性がありますからね。戦士とダラダラ戦闘を長引かせず、必殺攻撃で粉砕できた点に関しては、お見事と申し上げておきますわ』

 

ケイP『ケピピン♪』

 

リバT『さて、戦闘終了後のパラグラフは446番ですの。腹ペコモンスターは、ホビットを骨ごと全部食べてしまい、まだ足りないので、魔法使いをメインディッシュにして体力点を全回復することができます。鎧の戦士は食べることができないと判断して、残して行くのですけどね』

 

アスト「FFシリーズでは、保存食を食べて体力を回復できるシステムの作品が定番だから、腹ペコキャラというのが当ブログでも演出しやすいみたいだが、冒険者をむさぼり食う主人公ってのは、やはり想像すると凄惨だなあ」

 

リバT『「まだ暖かいホビットの血の匂いをかいで、きみはだらだらとよだれを垂らした」とか、「片手で軽々とホビットをつかみ、柔らかい肉にかぶりつく」とか、この作品を読むと、何だかホビット料理を食べたくなる人もいるのではないでしょうか?』

 

アスト「一説によると、ホビットの元ネタの一つはラビット(ウサギ)みたいだから、食べてみると案外、美味いのかもしれん」

 

ダイアンナ「だけど、血を吸うだけならともかく、知的生物の肉を食べたいとはあまり思えないな」

 

リバT『食文化については、いろいろと意見が百出するかもしれませんが、このモンスターさんは、冒険者さんの持っている保存食がどうもお気に召さないらしく、匂いをかいだ後、脇に放り捨てちゃうんですね。金貨についても然りで、魔術師の持っている巻き物も拾わず放置する。価値観の違いというものを実感できます』

 

アスト「巻物と言えば、ドワーフから入手した羊皮紙に何が書いてあったんだ? 気になるから、この辺りで教えてくれ……と読者の声が聞こえてきた」

 

リバT『空耳でしょ』

 

ダイアンナ「あたしも気になるな。教えてくれないか?」

 

リバT『やれやれ、クイーンの頼みとあれば仕方ありませんわね。では、イチローお兄さま』

 

ケイP『ケピッ?』

 

リバT『今から語る情報は、お兄さまのモンスターがまだ知らない話ですので、しばらくお休みくださいませ』

 

ケイP『ZZZ』

 

アスト「また眠らせたのかよ」

 

リバT『お兄さまに伝えるのは、理性と言葉を修得してからですの』

 

暗号解読タイム

 

リバT『では、ここから暗号解読に移るとしましょう。まずは、パラグラフ399番で入手した羊皮紙のメッセージ(337)ですね。これが結構な長文になりますので、解読文をしっかり確認してみましょう』

 

「ヨアのスワインベアドよ。そなたは、サラモニスの乾燥地における最大の罪ーー放火を行い、有罪の判決を受けた。罰として、一つの任務を命ず。ザラダン・マーの地下帝国に行き、『煙』の入ったフラスコを取り戻すのだ。スティトル・ウォードの『煙』を。フラスコは3本あるので、その全てをこの法廷に持ち帰ること。フラスコのふたは決して取ってはならない。この任務を果たさぬとき、そなたには呪いが降りかかるであろう。命あるかぎり、任務を遂行せよ」

 

追記文

「『知識の煙』ーーシルバートンの亜麻色のたてがみーー翼ある兜」

 

ダイアンナ「ヨアのスワインベアド……というのが、哀れなドワーフさんの名前っぽいね」

 

リバT『ヨアというのは地名っぽいですが、地図には記載されていないので、どこなのか正確には分かりません。ともあれ、背景情報にあった『スティトル・ウォードの煙』を奪還するために派遣された冒険者の1人みたいですね。次に、パラグラフ86、もしくは160番で、仲間のホビットを殺された戦士さんが、魔法使いに指示を出します』

 

「そいつの心をコントロールしろ! スワインベアドの居場所を知っているかもしれないぞ!」

 

リバT『よく分からないですけど、スワインベアドさんが仲間の冒険者からはぐれたか、ザラダン・マーの手の者に捕まってしまい、モンスターのそばに放置された模様です。これについては、東→北のデッドエンド区画で、もう1人のホビットさんが袋の中に詰め込まれていて、その近くで闇エルフさんがいた(そしてモンスターを射殺する流れ)ことから、彼がザラダン・マーの刺客、仕掛人だったと推察しております』

 

ダイアンナ「とにかく、モンスターが言葉を理解できたら、戦士が魔法使いに心をコントロールする呪文を使わせたことが分かるわけだね」

 

アスト「ただ、この時点ではモンスターに理性がないから、相手の思惑を知っても、意識的に対応することはできないんだけどな」

 

リバT『あくまで、後から解読して、より背景を想像して楽しむ暗号ということになります。そして、魔法使いの呪文が成功し、モンスターが操られてしまったバッドエンドのパラグラフ(392)での魔法使いのセリフです』

 

「お前は、私が命令するとおりに行動するのだ。この化け物め」魔術師はにやりと笑った。「仲間の死体を持って、私に付いて来い!」

 

リバT『ホビットと戦士さんは、モンスターに殺されてしまいましたが、死体が残っていれば復活させられるかもしれません。ですから、このまま持ち帰って出直すか、あるいは、せめて仲間の遺体を墓地に埋葬しようという真心なのでしょう。モンスターさんは、魔法使いに操られた護衛兵として、しばらく罪滅ぼしの戦いを命じられるのでしょうね。今作では、敵に操られる奴隷化エンドが時おり見られますが、元がモンスターなので、あまり闇堕ちって感じには思えません』

 

アスト「敵に洗脳されて、悪の尖兵になるのとは形が違うもんな」

 

ダイアンナ「改造されて肉体は化け物になった。記憶は消されて、何も分からないまま、生存本能のままに目についた敵を倒すだけの獣だと」

 

リバT『理性が得られるのは、もう少し先ですね。では、話を続けましょう。お兄さま、起きて下さい』

 

ケイP『ケピッ』

 

リバT『446番から続けます』

 

さらなる冒険者(の遺体)

 

リバT『この部屋には、東、北、西の3つの扉があって、東もしくは北から入って来た流れになります。よって、西に向かうことになるのですが、暗い通路は北に曲がり、先に扉があります。ここで1Dを振って下さいませ』

 

ケイP『ケピッ(コロコロ)』

 

リバT『3ですか。お兄さまはまだラッキーなんですね。1〜2だと、翼のある小動物(コウモリと推察)にまとわりつかれて、目を引っ掻かれ、ダンジョンの外に出るまで技術点マイナス1のペナルティーを受けるところでしたが、お兄さまのモンスターさんはセーフでしたね』

 

アスト「原文では『日の光を浴びるまで』とあるが、補足的に(外に出るまで)が追加されて、解釈に迷う記述みたいだな」

 

リバT『ダンジョンの外に出るタイミングが夜らしいですの。外に出たら即時回復なのか、翌朝になってようやく回復なのかは、プレイヤーの裁量にかかっています。まあ、うちでの解釈は外に出て即時でかまわないと考えます』

 

ダイアンナ「どっちにしろ、今回はケガをしていないんだから、問題ないだろう?」

 

リバT『そうですね。では、部屋に入ります。扉を開けるのではなく、拳で穴を開けて、そのまま扉の板を引きはがして行く強引さが素敵かも。中は激しい戦闘の跡ですね。翼付き兜の鎧戦士と、革鎧の戦士が、2体のオークと相討ちになったらしく、4つの遺体が転がっています。遺体を気にしてみると、目に見えない足音が部屋の中でして、遺体の太ももの肉が消滅したりします』

 

ケイP『ケピッ?』

 

リバT『1Dです』

 

ケイP『ケピッ(コロコロ)』

 

リバT『また、3ですか。ラッキーが続きますね。出目が4以上なら、足早に部屋を出ようとしたところ、透明な屍肉喰らい(フレッシュフィーダー)の奇襲攻撃を受けて、2点ダメージを受けるところでした。ですが、怪現象を調べるためにテキトーに足で蹴ってみたら、うまく敵3体の存在を探り当てることができました。透明化が解けたことで、技術点6、体力点6〜7の3体との戦いになります」

 

 数は多くても、しょせんは技術点6のザコ。技術点12のモンスターにかなうものではない。特筆することもなく、戦闘は終了。そして、ついに最初の運命のときが来た。

 

理性の目覚め

 

リバT『翼付き兜の死体の背負い袋が派手なデザインで、モンスターの目を惹きつけました。袋の中に何か固いものが入っているみたいなので、袋を引きちぎって、ぶんぶん振り回すと、小さな木箱が飛び出して、ふたがパカッと開き、紫色のガスの詰まったフラスコが転げ落ちました。そして、スポッと栓が抜けて、モクモクとガスが立ち昇るのです』

 

ケイP『ケピピン、ケピピン、ケピケピン♪』

 

リバT『ええ、そうです。これで、お兄さまは本能のままに動く獣から、一定の知性を会得することができるのです。おめでとうございます。紫の煙が人間のような顔を形作り、何やら話しかけて来ますが、お兄さまにはその言葉が分かりません。むかついたので殴りかかると、煙はフラスコに吸いこまれ、小箱ごと消滅しました。このラッキーな体験により、運点を2点加えることができます』

 

ケイP『ケピピッ? ケピン、ケピン! ケピピピッピ!?』

 

リバT『「訳が分からん。何が起こったか説明しろ! いつになったら、まともにしゃべれるようになるんだッピ?』……ですか。仕方ありません。紫の煙(理性の神イシシアの精)の言葉を、特別に教えましょう。パラグラフ382番の暗号解読です』

 

「我が眠りを破りし者よ。汝、我と我が力を知らず。しかし、我が義務を果たさん。汝に、理性の光を与えん。これより、汝の運命は汝が切り開くべし。我、再び眠りに就かん。星々が一回りするその時まで」

 

リバT『こうして、お兄さまは理性を獲得し、次からダイス目によるランダム選択ではなく、自分の意志で選択肢を選ぶことができるようになったのです。早速ですが、この部屋から出る扉は東西の2つありまして、西から出るなら51へ、東から出るなら33へ、自由に進むことができます』

 

ケイP『ケピン、ケピピピッケプ?』

 

リバT『「どっちに進めば、言葉を使えるようになるんだ?」……ですか。それを言ったら、ゲームにならないじゃないですか。しかし、まあ、お兄さまの苛立ちもごもっともですし、東へ行けば、言葉を習得するチャンスを得られないまま、バッドエンドを迎えることは確定していますので、お兄さまが少しでも早く人間の言葉を使えるようになるよう、西へ向かいましょう。ただし、今回はここまでです。理性を獲得して、おめでとうと申し上げつつ』

 

(当記事 完。次回、言葉の煙の話につづく)