ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

GMウォーロック12号と、ハンテッド・ガーデンハートの予告編

ドラゴン表紙の雑誌来たりて

 

リバT『グランドマスターNOVAからお届け物です』

 

ダイアンナ「おお、待っていたぞ。さあ、FFコレクション5の情報は載ってるかな?」

 

(少し経って)

 

ダイアンナ「どうやら、今季の号は『FFコレクション4が遅れました』って今さらながらの情報と、『FFコレクション1が再販です』って、これまた今さらながらの情報しか載ってないようだ」

 

リバT『いえいえ。それだけということはないでしょ。よく読みましょうよ。春に発売予定のAFFの「アリアン旅行記アトランティス・キャンペーン」の話とか、新作ボードゲームの「FFアドベンチャー」の翻訳決定の話とか、いろいろです』

 

ダイアンナ「そんな物。ネットで先に情報が流れてくるから、雑誌の情報が遅い。記事書きが去年の年末前なのではないか?」

 

リバT『タイムラグが約1ヶ月半から2ヶ月ってところみたいですね』

 

ダイアンナ「すると、FFコレクション5の話が雑誌に出るのは、次の13号(4月末発売予定)になるようだな。そのタイミングだと、例年のように5月15日に予約受付終了は無理なスケジュールなので、夏にコレクション5が出るのは無理。やはり、年末発売予定になるかな」

 

アスト「それよりも今は、FFコレクション4を楽しみに待ってようぜ」

ダイアンナ「まあ、いよいよ来週発売だからなあ。楽しみは楽しみだ」

 

で、FT書房の話

 

リバT『それで、先月買い損ねた「盗賊剣士エクストラ」の入った短編集と、ローグライクハーフの追加シナリオもついでに届けられました』

アスト「ちょっと待てよ。そんなに出て来ても、こっちのプレイが追いつかねえよ」

 

ダイアンナ「ええと、ローグライクハーフのシナリオはこれで何冊になった?」

 

アスト「『混沌迷宮の試練』『ドラゴンレディハーフ』に次いで、『あやかし』『竜鍵諸島』の4つだからなあ」

 

リバT『それとFT書房のゲームブックが「水上都市の祭日」「狂える魔女のゴルジュ」「ハンテッド・ガーデンハート」「100パラグラフ短編集5巻」ということで、しばらくは遊んで暮らせそうですね』

 

アスト「ゲームブックを解いて、テキトーに攻略記事を書くだけで遊んで暮らせる仕事ならありがたいって、NOVAなら言うだろうな」

 

ダイアンナ「現実には、作品を自分で作って売らないとリアルでは仕事にはならないだろう。まあ、あたしたちは非実在な存在だから、テキトーに攻略して遊んでるだけで仕事しているという設定だから問題なし」

 

アスト「って、アニーは非実在なのか? オレは元読者Aだから、実在のはずなんだが?」

 

ダイアンナ「読者Aだって? だったら、お前はリアルに住所があって、税金とか保険料とかを払っているのか? こっちの世界に来る前に、何をして働いていたんだ?」

 

アスト「……ちょっと待て。思い出せん。未来の世界に飛ばされて、いろいろごちゃごちゃしている間に、過去のことなど忘れちまったようだ」

 

ダイアンナ「大体、アストってのは名字か、下の名前かどっちなんだ?」

 

アスト「ええと、明日戸何ちゃら、いや、◯山明日斗、ん、違うな」

 

リバT『将棋棋士には、斎藤明日斗という若手五段がいるみたいですね』

 

アスト「将棋棋士? いや、オレは将棋なんてした覚えがねえ。そいつはきっと、オレの名前を騙る偽者だ」

 

ダイアンナ「いや、たまたま同名なだけで、偽者呼ばわりは失礼だろう? 当ブログの話題とは何の関係もない将棋棋士の方を初めとする全国の斎藤明日斗さんに謝れ」

 

アスト「すまん、斎藤さん。悪気はなかったんだ。たまたまネットで検索して見つけたそこそこ有名な御仁に動揺して、ついうっかり口を滑らせてしまった。同じ明日斗の名を持つ者として、今後の対局での健闘を願っておくぜ」

 

リバT『とにかく、明日斗さんが苗字ではなくて、下の名前だというのは分かりました』

 

アスト「そうだな。オレの昔のキャッチフレーズは『明日も斗う、ぼくらのアスト』だったと記憶する。だったら、苗字はぼくらの……菩倉野ということを今、思い出した」

 

ダイアンナ「今、決まったの間違いじゃないのか」

 

アスト「いや、そんなことはない。オレの本名は菩倉野明日斗だ」

 

リバT『日本に、菩倉野という苗字はないと思われます。念のため、倉野明日斗で検索してみましたが、該当する名前は出て来ませんでした』

 

アスト「そんなの、ネットに全ての人間の本名が出ているとは限らないだろう? リバTやダイアンナで検索してみろよ」

 

リバT『リバTではうまく出て来ませんでしたが、「リバT ドゴラ」で検索すると、うちのブログに上手くたどり着けますね。「ダイアンナ」でもここに来れますが、アストさん、あなたの名前で検索しても、ここには来れないようです。アスト名義の会社とかいろいろありますが、あなた個人を特定するのに、非常に難しいキーワードということになります』

 

アスト「それは……個人を特定されないってことは、盗賊やスパイとしてはありがたい資質ってことだな。正体バレの危険を冒すことなく隠密行動に従事できるってことだから」

 

ダイアンナ「物は言いようだな。とにかく、今のお前は世間で認知されない裏世界の人間、すなわち非実在と見なされても仕方ないんだよ」

 

アスト「だがしかし、オレは確かに実在していたんだ。誰かの妄想とか、二次元の存在じゃない」

 

リバT『何だかややこしい話になっていますが、リアルとフィクションの境界線は人によってまちまちですし、リアルが大地に例えられるなら、フィクションは空。リアルが島であり、フィクションは宇宙。だからこそ、その境界でふわふわ浮いている、アストさんのようなキャラが当ブログには必要なんです』

 

アスト「何だか良い話にまとめようとしているが、ドゴラに『ふわふわ浮いている』って言われるのもなあ」

 

ダイアンナ「お前が元々リアルであろうと、非実在であろうと、どちらでもいい。しかし、今のお前はあたしの夫のキング・アストとして、あたしたちとともにいて、ゲームブックの攻略記事その他で読者さんを楽しませている。それは確かだろう?」

 

アスト「楽しませている? まあ、エンタメ芸人として、人を楽しませる仕事にリアルもフィクションも関係ないもんな。価値基準は人を楽しませるか否かであって、それが現実か虚構かは大きな問題じゃない。つまらないことで悩むのは終わりだ。読者の皆さんも、オレが現実か虚構かよりも、オレたちの話が面白いかつまらないかを気にしながら読んでくださっているはず。ならばオレたちは読者を楽しませなければ、存在価値がないという結論になる」

 

リバT『で、読者の皆さまは、この記事で「GMウォーロック」とか「FFゲームブックの新作情報」とか「次の攻略ゲームブックの予定」とかを期待して、読んでいると思うんですよ』

 

ダイアンナ「あたしとアストの日常雑談コントを期待している読者だっているんじゃないか?」

 

リバT『それだけを楽しみに来ているお客さんは限りなく少数派だと思われます。とりとめない雑談だけで話が進まないなら、読者に読んで損したと思われるのがオチです』

 

ダイアンナ「そうだな。今回は『雑誌やゲームブックなどをゲットしたよ』ぐらいしか情報がなくて、しかもゲットしたばかりで中身をまだチェックしてないから、ろくに紹介もできないわけで」

 

アスト「一応、『盗賊剣士エクストラ』の最終パラグラフ辺りを先に読んでみた。盗賊ギルドの裏切り者を探すのが目的なんだが、ええ? まさか、この人が裏切り者だったのかよ!? と驚く衝撃の展開で、そこからのハッピーエンドとバッドエンドの両方で物語は締めくくられる。うん、面白いラストだと思ったのでネタバラしはまだしたくない。これは、きちんと攻略記事を書いて、主人公に感情移入しないとなあ、と思った」

 

ダイアンナ「その前に、まずは『ハンテッド・ガーデンハート』を攻略しないとね」

 

ハンテッド・ガーデンハートの話

 

ダイアンナ「さて、わずか37パラグラフの短編ゲームブックだから、さくっとクリアできたんだけど、終盤のパラグラフジャンプの仕掛けがちょっとしたトリッキー要素で、ゲームとして面白いと思った。

「まあ、ゲームのルールとしては、FFシリーズお馴染みのシステムじゃなくて、サイコロを振ることはなく、ランダム要素皆無でパラグラフ選択のみ。内容は、『盗賊剣士』のメインヒロインであるニナ・ガーデンハートが、彼女を狩ろうとするハンターのダムリスに追われて雪山を逃げ回る話で、スタミナ5、距離2というパラメーター、そして入手アイテムや手がかりのみを記録する仕様」

 

アスト「数値さえ覚えていられるなら、読むだけで解ける類の小品だな」

 

ダイアンナ「スタミナが0になると、パラグラフ14番に行く」

 

アスト「死亡バッドエンドか」

 

ダイアンナ「少し違う。ハンターのダムリスに追いつかれて、抵抗できないまま捕まる。ニナさんは家の借金で妹たちと女郎屋に売られそうになった過去持ちなんだけど、自分と末妹のミナは何とか逃げ出して、ニナはネグラレーナの盗賊に、ミナは魔法の修行をして、それぞれの物語で他の姉妹を救出しようとする話に展開するんだけど、本作では、そんなニナが女郎屋に雇われたダムリスの執拗な追跡を逃れようと奮闘する話だ。だから、バッドエンドでは、捕まって娼婦となる生活が待っていて、続編の『盗賊剣士』にはつながらない」

 

アスト「女盗賊のニナ姉さんの話が終了するわけだな」

 

ダイアンナ「殺されたわけじゃないから、もしかすると後で末妹のミナに助けられる展開も待っているのかもしれないけど、それは正史じゃない」

 

アスト「『盗賊剣士エクストラ』では、ハッピーエンドの最後でニナが6人の妹たちと全員無事に合流できるようになっている。妹を救うために盗賊稼業を続けて来たニナ姉さんの物語がこれで一段落って形だ。その後は、『盗賊剣士』の主人公とともに冒険者として自由な旅をすることが示唆されて、ネグラレーナでの『盗賊剣士』の物語は終了する形だが、改めて6人の妹の話に焦点を当てて行くのが『狂える魔女のゴルジュ』だな。ニナを初めとするガーデンハート姉妹の物語をメインに作品を追って行くのも楽しい」

 

リバT『時系列的には、「ハンテッド・ガーデンハート」→「ゴルジュ」→「盗賊剣士」→「盗賊剣士エクストラ」と思われますが、「ゴルジュ」と「盗賊剣士」の順番が入れ替わるかもしれません』

 

アスト「ゴルジュは時間移動をテーマにした作品だからな。妹ミナの話はまだ始まったばかりだとも思うし、今後のガーデンハート姉妹の物語をここでも追いかけて行きたいところだな」

 

ダイアンナ「そうだな。ニナが妹たち全員と再会できる未来が待っていると知っただけで、ハッピーエンドが正史だと安心できた」

 

アスト「ただ、『エクストラ』の方では、ライバルギルド・ホークウィングスのアマンダ姐さんが、主人公に殺されたことが正史としてプロローグで語られている。ここでの攻略記事では、彼女にとどめを刺さずに生かしたように改変したけど、ゲームブックのストーリーによっては、その辺の辻褄合わせも考えないとな」

 

リバT『その場は生き残ったけど、その時の負傷が原因で結局、死んでしまったとか、「エクストラ」の敵に殺されて、その罪が主人公になすり付けられたとか、いろいろアイデアなら思いつきますね』

 

ダイアンナ「エクストラの話は、また未来の話にして、今回は前日譚の攻略ストーリーを始めて、それからFFコレクション4につなげるとしよう」

 

リバT『そんなわけで、次回から「ハンテッド・ガーデンハート」のミニ攻略記事を開始します』

(当記事 完)