祝・FFC2全攻略達成
ダイアンナ「ようやく、年末からの宿題が終わったなあ」
リバT『2024年、辰年初のゲームブック攻略記事になりましたね』
アスト「FFC2の一冊として復刻されたのが2022年7月。まさか、ここまで攻略が遅れるとは思わなかったぜ」
リバT『遅れた理由はいろいろありますが、何よりも作品難易度が高いということは分かっていましたので、攻略記事の前にプレイするのが億劫だろうなあ、と作者が二の足を踏んでいたのが大きいですね。FFC1の最後の「モンスター誕生」を後に回した理由と同じです』
アスト「で、去年の夏に、頑張って『モンスター誕生』を終わらせてから、今回はFFC2最後の『死の罠の地下迷宮』を終わらせた」
リバT『作者曰く、リサ・パンツァのキャラ造形のヒントに、FT書房の「盗賊剣士」のニナ・ガーデンハートと、妹のミナ(「狂える魔女のゴルジュ」)を多少、参考にした部分もあるとのこと』
アスト「どの辺が?」
リバT『失敗したら、時間を巻き戻せるというか、時間をあれこれ操作するというゴルジュのシステムが、これいいな、と』
アスト「『盗賊剣士』は基本的にFFと同じルールだけど、パラグラフ構造や世界観が全然違うので、じっさいにプレイすると、ずいぶん感覚が変わって、新鮮な気分を味わえたな。『狂える魔女のゴルジュ』は……女の子主人公だから、オレよりもアニーがプレイすべきじゃないか?」
ダイアンナ「いや、それより先に短編『ハンテッド・ガーデンハート』を終わらせた。ちょうど舞台が雪山でのニナ姐さん逃避行なので、『雪の魔女の洞窟』とかぶる面があるし、37パラグラフしかないので、さっさと終わらせた。次の攻略記事は、それだな。1回か2回もあれば、終わるだろう」
リバT『じっくり時間をかけると、2月の「サラモニスの秘密」に間に合わなくなりますからね。ともあれ、ゴルジュは時間魔法のルールが独特で、FFとは異なるシステムですが、プレイ前にルールを読んだ感覚では、FFシリーズの「恐怖の幻影」の現実世界と夢世界を行き来できるシステムに近いものを感じたとは、グランドマスターNOVA談。システムに慣れるまでが多少、手間そうだとも』
ダイアンナ「ゴルジュの話はさておき、今回の『死の罠の地下迷宮』は『アランシアの暗殺者』の後日譚という形で、原作ゲームブックの攻略にいろいろとフレーバーを付け加えてみたわけだね」
リバT『一番迷ったのは、リサ・パンツァのキャラをどこまで構築するか、ですね。これまでは、当ブログのFFシリーズの主人公って、一回では攻略失敗してしまうので消耗品扱いにして、継続使用はあまり考えていませんでしたから』
アスト「その都度、キャラを作り直したり、名前すら付けなかったりだからな」
ダイアンナ「確かに、『火吹山ふたたび』『火吹山』『バルサス』『盗賊都市』『運命の森』なんかは名無しの主人公だったな」
リバT『プレイヤーが主人公キャラを特に前もって人格構築せず、自分の分身の無色透明キャラで、プレイ中の行動なんかで行き当たりばったり的に性格なんかが見えてくる感じで、それが楽しくもあるのですが、「危難の港」の主人公がまた無色透明なのに、強烈なキャラ背景を持っていました』
アスト「英雄とは程遠い、落ちぶれたトレジャーハンターで、残飯あさりで食いつなごうとしていたら、宝の地図を見つけて云々ってオープニング背景だからな」
リバT『そこで誕生したのがリーサン・パンザ。単に、残飯あさりを逆読みしただけの適当ネーミングで、しょせんは消耗品の使い捨てキャラだと思っていたら、何と1回の攻略で初見クリアできたという奇跡が』
アスト「まあ、即死パラグラフはチラ見して回避、というチートを使っていたがな」
リバT『ほぼリアルタイムで攻略記事を書く仕様上、やむなくってことです。それで、リアルタイム攻略の面白さは、ネットで自分と同様に同じ作品をプレイしている人々の攻略ぶりがSNSで可視化されているってことですね。「危難の港」をプレイしながら、他のFFプレイヤーの攻略進みぶりやプレイ中の感想なんかも、ちょこちょこ入って来る。ゲームブックで旧作ばかりのプレイだと味わえない感覚で、なかなか新鮮だった……とはNOVA談』
アスト「邦訳最新作ならではの感覚だな。FFプレイヤーも数ある中で、それぞれの攻略ペースやスタイルもあるわけだから、多くの人間が同じタイミングで同じ作品を別に示し合わせるでもなく、プレイする機会はそうそうあるものではない」
ダイアンナ「コレクションは5作も入ってるから、同じタイミングで購入しても、どの作品からプレイするかは人それぞれだもんね」
リバT『ところが、旧作ファンはFFC2が出たタイミングで、「危難の港」以外はプレイ済みのケースが多く(一応、「魂を盗むもの」も初邦訳の新作でしたが)、最新作に飛びついたファンが多かった模様です。これはFFC3でも見られなかった現象』
アスト「FFC3では新邦訳が『アランシアの暗殺者』と『巨人の影』の2作も入っていて、どちらを初プレイにするかで旧作ファンの動きもバラけたみたいだからな」
リバT『うちは、「危難の港」とのリンクで、「アランシアの暗殺者」に速攻飛びつきましたがね。そして、主人公は前作のリーサン・パンザの続投で、暗殺者からの逃避行ならぬサバイバルからの暗殺者返り討ちハントを楽しむリーサン。前作で入手した〈悪魔の短剣〉とか、腹ペコキャラというキャラ付けもすでにできていたので、さらに感情移入して楽しめたそうです』
アスト「そして、最後はまさかの『死の罠の地下迷宮』へ続くエンドだからな」
リバT『この最後のパラグラフを読んだ瞬間、グランドマスターNOVAが思ったのは、「まだ攻略記事を書いていなくて良かった」ってことですね。だけど、リーサン・パンザでさらに続投……というわけにはいきません』
ダイアンナ「『死の罠の地下迷宮』はあたしがプレイするって話になっていたからね。元々は、『危難の港』でヒロインのハカサンが『次は〈死の罠の地下迷宮〉に挑戦するのもいいかもね』と言っていたから、ハカサンを主人公にした攻略を考えていたりもしたんだ」
リバT『迷宮で戦う最後の忍者は、ハカサンと同郷のゼンギス出身の因縁のライバル的なイメージも持っていたのですが、「アランシアの暗殺者」のラストでリーサン自身がアズール卿に迷宮探検を強要されるというラストで、ハカサンの迷宮探検案はボツになったそうです』
アスト「で、代わりにリーサンを女体化させて、ハカサン要素を加味した新キャラ、リサ・パンツァをイメージしたものの、そこからのアイデアの熟成期間を経た上で、パラレル展開的な娘イメージを固めてから、年末にようやく開始、となったわけだな」
リバT『FFC4が遅れてくれたから、その間にFFC2を終わらせよう、と。で、そうしているうちにFFC5の発売決定の報が飛び込んで来て、ワクワクしているのが今です』
ダイアンナ「FFC5が出るのが、例年どおり夏になるのか、それとも4から1年後という余裕を見て、年末予定になるかは分からないけど、とりあえず、どの作品が収録されるかは早く知りたいものだ」
アスト「こちらのプレイ攻略ペースを考えると、年末予定で構わないけどな。夏に出されても、積みゲーが増えるだけだし。まあ、夏予定って出たら、ウヒョーッって嬉しい悲鳴を上げるけどな🙀」
ダイアンナ「その悲鳴は嬉しさを表現しているのか?」
アスト「だったら、嬉しさを表現する悲鳴はどんな感じだ?」
ダイアンナ「わ〜い、は悲鳴とは言わないしな。ワッハーとか、うわ〜いとか、キタコレ〜とか、そんなところだろう」
アスト「キタコレ〜が悲鳴なのかは知らんが、とにかくFFC5が予定されているってだけで、祭りがまだ続く感があって、後はこちらが追っかける余力を考えながら、この波に乗って行けたら、と思う。当記事 完」
リバT『勝手にまとめないで下さい。今はまだ、「前置き 完」です。記事本編はここから』
死の罠のバッドエンド
ダイアンナ「では、当ブログ恒例のバッドエンド・パラグラフの確認だ」
アスト「今回は多そうだなあ」
・2:大サソリの毒針で死亡。
・3:必要な宝石が集められなくて、ノームに攻略失敗を告げられる。
・4:鉄の管を滑り落ちて、50メートルの落下死。
・7:大岩につぶされて死亡。
・8:ミラー・デーモンに鏡の世界に引きずり込まれる。
・17:閉じ込められた部屋が水に満たされて溺死。
・19:メデューサの視線で石化。
・34:右目のエメラルドを取ろうとして、毒ガスの罠にはまる。
・44:質問老人から逃げ出そうとして石化。
・61:ひどい耳鳴りで呆然としているところをホブゴブリンの刃で貫かれる。
・70:死の小部屋に閉じ込められる。
・85:質問老人の質問に誤答してしまって石化。
・96:ミラー・デーモンの鏡を割るのに失敗して、鏡の世界に引きずり込まれる。
・101:地底川に流されて溺れ死ぬ。
・116:ブラッド・ビーストの弱点の目を攻撃し損ない、食い殺される。
・140:右目のエメラルドを取ろうとして、毒ガスの罠にはまる。
・193:酸を飲んでしまって、内臓が溶かされて死亡。
・219:地底川から浮上したところで、トログロダイトの矢の一斉射を受ける。
・233:巨大化キノコを食べて、狭い部屋に閉じ込められる。
・255:毒の瘴気で意識朦朧としたところを、ブラッド・ビーストの舌に引きずり込まれる。
・268:トログロダイトを攻撃しようとして、集団に射殺される。
・272:毒の瘴気で完全に意識を失い、ブラッド・ビーストの餌食になる。
・276:鍵がなくて扉が開けられず、トログロダイトの矢の一斉射を受ける。
・317:岩ウジの穴で、強力な大顎に喉元をつかまれ、首を折られる。
・325:死の小部屋に閉じ込められる。
・329:鏡の魔力で、頭部が肥大化して死亡。
・333:落とし戸から出たところで、ゴブリンの奇襲で槍を喉元に受ける。
・334:ブラッド・ビーストの舌を引きはがせずに、毒池に引きずり込まれる。
・347:ドワーフ競技監督の試練で、質問に答えられずに失格を宣告される。
・359:ロープから落下して、転落死。
・366:通路の高熱に耐えられずに死亡。
・372:宝石の幻に誘われて閉じ込められた部屋の、吊り天井の罠にハマって圧死。
ダイアンナ「数えてみると、バッドエンド総数は32個だね」
リバT『さすがに、これまで最高の「モンスター誕生」の46回には及びませんが、当ブログでの3位に到達しました』
- モンスター誕生:460パラグラフ中46回(10%)
- 天空要塞アーロック:400パラグラフ中34回(8.5%)
- 死の罠の地下迷宮:400パラグラフ中32回(8%)
- 火吹山の魔法使いふたたび:400パラグラフ中32回(8%)
- 危難の港:400パラグラフ中30回(7.5%)
アスト「大体、バッドエンド回数は1ケタ代が簡単な初心者向き。10〜20ぐらいが標準で、20超えでなかなか死にやすい。30超えだと、超絶難易度って感じに思えるな」
リバT『3位と4位は同数なのですけど、今回は攻略記念で、「死の罠の地下迷宮」を上に持って来ました』
アスト「『死の罠の地下迷宮』の凄さは、FF初期10作で一気に難しくなったことだな。パフィンブックス版の後期作品の難易度のインフレ具合は半ば伝説になっていると思うが、リビングストン作品の難易度が急に跳ね上がったのが本作で、当時はインパクト抜群だった」
リバT『ここで、リビングストンさんがバッドエンドの楽しさに目覚める一方で、難しい作品ほど好まれるというFFファンのマゾ気質を見出したそうです』
アスト「まあ、簡単に解ける作品は、あっさり解けて記憶に残りにくいのも事実だからな。難易度が高くて再挑戦を繰り返す作品の方が、80年代当時は長く遊べて、達成感も大きいわけだ」
ダイアンナ「でも、難しいゲームは2度とプレイしたくないって気にはならないか?」
アスト「簡単なゲームだから、1度解いた後も繰り返しプレイしたいってものでもないぞ。ソロプレイだったら、1度解いたゲームは繰り返すことなく、あれば次の作品に移る。そして、ユーザーの経験値が貯まると、もっと手応えのある作品や、面白い仕掛けのある作品を求めて、その需要に応えていったのがジャクソン。一方でリビングストンは、ゲーム上の仕掛けよりも、アランシアの世界観を構築する方に力を注いでいた気がするな」
ダイアンナ「世界を広げたのがジャクソンで、世界の足場固めをしたのがリビングストンってことになるのかな」
アスト「今はジャクソンがAFFのご意見番で、リビングストンがゲームブックの方の牽引役って感じだな。リビングストンの弟子みたいなのが、故キース・マーティンやジョナサン・グリーンに見えるし、ジャクソンの弟子はAFFメインデザイナーのグレアム・ボトリー? まあ、ジャクソンの動向関連は、またジャクソンBOXのFFC4で安田社長が解説されているだろうけど」
リバT『とりあえず、今年はこの本の邦訳出版も楽しみにしましょう』
死の罠の総合難易度
アスト「さて、バッドエンドの数からも本作の難易度の高さは推し量れるが、いつものNOVA指針から計測してみよう」
★死の罠の地下迷宮(難易度6)
・ラスボスが強い(◎、技術点11、体力点11のマンティコアは十分強敵と言えるが、終盤のボス連戦が非常にキツい。人によっては、地底怪獣(ピット・フィーンド)、忍者、ブラッド・ビースト、マンティコアの4連戦を制して、頂点に上り詰めたものもいるだろう。いずれも、技術点11〜12の強敵ぞろいで、しかも罠にはめたり、地の利を味方にしたり、棘ミサイルを撃ってきたり、小細工でこちらを消耗させようとして来る。ただ能力が強いだけでなく、パラグラフ進行の仕掛けと相まって、イヤらしい連中ばかりなのだ。リビングストンさんが本気で殺しに掛かっていると感じられて、最適ルートを通っても、戦闘中のダイスも冷や冷やしっ放しでした)
・全体的に罠が多くて死にやすい(◎、タイトルに偽りないよね。うっかり部屋に入ったら死ぬこともあるし、間違った選択をした瞬間、死ぬ展開が多すぎて、TRPGのゲームマスターをする際に、罠のパターンとして大いに参考にさせてもらいました。まあ、鏡の魔神に鏡に引きずり込まれる罠を出したけど、即死はあんまりなので、引きずり込まれそうな仲間を他の戦士が助ける形にアレンジしたり、マイルドに改訂した記憶がNOVAにはある。ミラー・デーモンはデザインも能力もインパクトあって、お気に入り)
・パズル構造が複雑(◯、ジャクソンほどではないので、普通の評価。ただ、ダミーの宝石がいくつもあって紛らわしかったり、ピット・フィーンド戦を避けるためのルート選択とか、消耗する運点や能力値管理が結構シビアなところがあって、思ったよりも緻密に構築されているなあ、と感じた。サカムビット公の悪魔的頭脳のイヤらしさは、パズル職人として、もっとマニアックな趣味人センスを持ち合わせたエンタメ芸と一緒に讃えるべきだと思うんだ。FFシリーズの君主キャラで最も粋な人物だと思っております。本作を解いて、ファングの街なら、住みたいなあと改めて思ったり。迷宮探検に参加しなければ、割とエンタメ重視の都市として、栄えてそうだし。住人たちも他の街よりも幸せそうだ)
・ゲームシステムが難しい(X、ルールはごくシンプル。この項目があるから、うちの評価ではリビングストン作品の平均難易度が下がるのかな、と思ったり。あまりシステム面で奇をてらわず、地に足ついた内容で勝負というところがある。だから、とっつき易いので、久々にゲームブックをやろうと思ったときに、とりあえずリビングストンって安心感はある。飲み会でとりあえずビールを頼むような気軽さで。年をとると、新しいルールの受け入れに気合いが必要になるのよ)
・フラグ管理がややこしい(◯、アイテムの管理はいつものことだからいいとして、情報管理が意外と疎かになっていました、NOVAの初プレイ時は。「幽霊少女の詩を聞いたことがあるか?」の項目で、幽霊少女? ってなってましたもん。キャラクター用紙には「光の柱に入った」と書いてあって、光の柱で幽霊少女から詩を聞いたことがすっぽり抜け落ちていた。そういう情報フラグの立て方が、初見で戸惑うという苦労があったな。まあ、攻略記事を書いてるときの苦労じゃなくて、昔の思い出だけど)
・8:火吹山の魔法使いふたたび、モンスター誕生
・7:地獄の館、天空要塞アーロック
・6:バルサスの要塞、危難の港、サイボーグを倒せ、死の罠の地下迷宮
・5:さまよえる宇宙船、アランシアの暗殺者
・3:火吹山の魔法使い、魂を盗むもの
・2:運命の森、盗賊都市
ダイアンナ「難易度6? 意外と低くないか?」
アスト「やはり、システムがオーソドックスなので、リビングストン作品は10点満点が8点満点のように評価されがちというところはあるな。どうしても、システムでワンポイント特殊ルールを付け加えがちなジャクソンや、SF系の作品に比べて、その点が低く見積もられるところがある。もしも、システム面の点数を抜きにして、8点満点で計算すると、こういう結果になるな」
・8:火吹山の魔法使いふたたび
・7:モンスター誕生
・6:地獄の館、危難の港、死の罠の地下迷宮
・5:バルサスの要塞、サイボーグを倒せ、天空要塞アーロック、アランシアの暗殺者
・3:火吹山の魔法使い、魂を盗むもの、さまよえる宇宙船
・2:運命の森、盗賊都市
ダイアンナ「こうなると、8点満点の『火吹山の魔法使いふたたび』が凄いことになる」
リバT『「死の罠」で普通の評価だった2項目、パズル構造については野外マップにおけるアイテム入手の是非が迷宮攻略の可否を決める仕掛けですし、フラグ管理についても膨大なアイテム数によって難解さを増しています。「死の罠」は正解ルートを知っていれば、記憶どおりに脳内マップで突破可能とグランドマスターNOVAは感じているみたいですが(情報量が少ないので)、「火吹山ふたたび」は攻略ノートなしで再攻略は難しいとお考えです。どこで何のアイテムが入手できて、それをどこで使うかという記憶が脳内だけでは処理できないそうですね』
ダイアンナ「『モンスター誕生』は?」
リバT『それも無理ですね。「死の罠」は迷宮自体が意外とシンプルで、どのルートを選んだらいいかを把握すれば楽ですが、ストーリー密度が高い作品になると、マップ構造とストーリー構造の把握が複合的に困難になるのだとか』
アスト「結論すると、『死の罠の地下迷宮』は迷宮攻略一本に絞ったストーリーで、シンプルな分、パズル構造とかフラグ管理はさほど負担を感じずに解くことができる。純粋に罠の多さと敵の強さで難易度を上げているけど、FFシリーズ全体の難易度としては、中の上と言ったところかな」
リバT『FF初期10作の中では、「地獄の館」「死の罠の地下迷宮」「バルサスの要塞」の3作が高難易度御三家と言ったところでしょうか。ともあれ、今回の記事はここまでにしておきましょう。FFC2完全攻略、おつかれさまでした』
(当記事 完)