ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

花粉症ガール2号きたー

今回の記事は、4月7日に書いた「花粉症ガールきたー」の話の続きでもあります。

まあ、タイトル見れば、関連性は明らかですな。

 

その際は、「春の講習会の終了記念」ということで、スペシャルゲストとしてデビューしたばかりの花粉症ガール、粉杉翔花さんをお呼びしたわけですが、書いている記事を読み直しても、いろいろ懐かしいですな。

 

あれから、いろいろ変わった点もあり、そこについて触れたり、ツッコミ入れながら記事書きする予定。

 

では、スペシャルゲストではなく、今後レギュラーとして常駐予定の花粉症ガール2号こと粉杉晶華さん、どうぞ。

 

晶華「初めまして。って、私、前にもここに来たことあるよ。その時は粉杉翔花って名乗っていたけど」

 

あれ、それはお姉さんの翔花1号さんのことではないですか?

あなたは妹の元・翔花2号さん、今は諸事情で改名して晶華さんなので、こちらの記事に登場するのは初めてのはずですけど。

 

晶華「そりゃ、NOVAちゃんが私の日常を崩さないように、いつの間にか認識阻害の術を掛けていたから、忘れていたんだけどね。4月7日時点では、1号ちゃんと私はまだ分裂していなかったんだから、その時点での粉杉翔花は私自身でもあるのよ」

 

なるほど、そう言えばそうでしたね。

では、それから、もうすぐ5ヶ月になるわけですが、晶華さんの生活もいろいろあって大変でしたね。

 

晶華「私にとっては、さらに三年分が加わるけどね。もう、本当に語るも涙、聞くも涙の過酷な目にあったんだから」

 

詳しい話を聞きたいのはやまやまですが、話が長くなるだけなので、細かいところは別ブログを参考にしてもらうとして、一応、略歴ぐらいは示しておきますかね。

 

★粉杉翔花2号、改めて晶華の略歴

5月13日、粉杉翔花、日常編に初めて分裂して登場。
九州へ修行の旅に出たバトル編の翔花とは別に、日常編におけるアシスタントガールとして活動開始。
現在行方不明中の読者Aもこの時、初登場するも、レギュラーにはなりきれず、すぐにフェードアウト。

5月22日、日常編の粉杉翔花、2号に認定される。
読書をNOVAから強く勧められ、最初は嫌々ながら読み始めるも、やがて『ロードス島戦記』にハマりこむ。
この時より、「知力の翔花2号」というキャラ付けが示される。

5月27日、翔花2号、毒舌キャラぶりを発揮し、毒の花と認定される。
また、この時に、吸血鬼ドラキュラへの関心を示し、黒翔花への傾倒を示す起因になる。

5月30日、翔花2号、NOVAの家出を機に、クーデターを起こしてブログを乗っ取る。
この際に、TSRのゲイリーさんと女帝の確執を知っていたことから、それ以前の当ブログの記事はチェックしていたようだが、その後、NOVAが当ブログで総括記事に専念していたことに気付かなかった時点で、「認識阻害の術がこの時期辺りに掛けられた」と考えられる。まあ、話の矛盾解消のための後付け的な言い訳なんだけどね(苦笑)。
ただし、その後、ルパンレンジャーのマスクにも、正体バレを防ぐための認識阻害機能が付いていることが語られたため、「おお、認識阻害というタームを先取りできたかな?」と軽く自己満足。

6月7日、ゲンブ戦を終えた翔花1号が一時帰還し、W翔花が対面する。
双子の姉の翔花1号は、先にハイラスの治癒術で救われた件から〈事象の分岐点〉のことを知るに及び、NOVAを神扱いするが、日常生活を維持したいNOVAは2号には秘密にするように求める。また、2号の抱えた闇をNOVAは危険視し、精神的な成長が見られるまでは、秘密の維持を決定。

6月11日、再び1号を修行に送り出したNOVAは、2号にも精神修養の機会を与えるために、メガネンジャー企画を立ち上げる。翔花2号は見習い戦士のメガネシルバーに認定。

6月17日、メガネンジャー2話にて、翔花2号初出演。
ただし、翌日、リアルに関西でそこそこ大きな地震が発生し、しばしブログ記事の予定が混乱状態になったりも。

7月2日、姉の1号が主役のバトル創作「翔花伝のラーリオス編」において、2号も影の星輝士トロイメライに憑依された設定で出演。
ロードスのカーラ様に続き、プレ・ラーリオスのトロイメライ様にも傾倒するようになる。

7月24日、1号が世話になっているコンパーニュの塔の主人、ヒノキちゃんが2号の来訪を要請する。
2号は嫌がるも、コンパーニュとの外交大使として赴くことを承諾。気楽な温泉旅行のつもりもあったが……。

8月9日、コンパーニュ行きが遅れ、先にメガネンジャーが第1部完。
仮面ライダービルド最終話に向けて、白いパンドラパネルへハッピーエンドの祈りを送る。
番組本編で、 NOVAの好きな氷室幻徳と、翔花の好きな内海成彰の劇的な最期が描かれたために、彼らの新世界での復活を願うことに。
この復活が描かれなければ、NOVAと翔花は共に闇堕ちの危険が伴っていたが、結果としてそのルートは回避された。しかし……。

8月15日、翔花2号、お盆休みにコンパーニュに到着。

8月16日、7月の過去編的なエピソード「温泉編」の開始。
翔花2号、ヒノキちゃんに時空天翔の技を掛けられ、7月19日直後の時間軸に飛ばされる。

8月23日、温泉編に続く「時空天翔編」。
翔花2号、姉を助けようとする勇み足と独り善がりな行動で、ヒノキちゃんと対決。
一応、持ち前の知力を駆使して、コンパーニュの複雑なキャラクター関係の調停を試みるものの、真意が伝わる前に、ヒノキちゃん渾身の時空天翔を受けてしまい、元の時間をはるかに通り越した50年後の2068年に飛ばされてしまう。

8月27日、翔花2号、本人の主観時間で3年を経て、未来世界から帰還。
しかし、その体はタイムジャッカーの手でコウモリ怪人に改造され、さらに洗脳されて、NOVAの命を狙うのだった。
この件は、白いパンドラパネルの影響で回避された、闇堕ちルートの残滓と推測される。
NOVAはタイムジャッカーの手先の疑似人格アナザーショーカと精神対決し、アナザーの人格を封印することに成功。
正気に戻った翔花2号は、傷心のままに更生からの復帰、新出発を模索することに。

8月28日、新たな日常構築を目指すリバースデイ。
タイムジャッカーへの警戒と、精神修養を目的として、次元ドルイド・ハイラスの弟子になることを承諾。〈事象の分岐点〉で暮らすことに。

8月30日、翔花2号、新出発を期して、粉杉晶華に改名。
心の中に巣食うアナザーショーカの闇を、三つの日の光で封じ込める意図もあるその名は、結構お気に入り。


NOVA「とまあ、こんなところかな」

晶華「驚いた。随分とマメな作業をするのね」

NOVA「娘のためだから当然だろう? これまでの経緯を振り返る総括記事の一環でもあるし、歴史家の卵としては、日常茶飯事な作業とも言える」

晶華「ふーん、私に勤まるかしら。何て面倒くさい、としか思えないんだけど」

NOVA「お前なりのやり方が見つかるならそれでもいいが、時空魔術の研鑽には必要な作業だと主張するぞ。歴史の因果関係や、時間軸の記憶と記録の確認をする上でもな。お前は植物の精霊だから、雄大な歴史の年輪を刻み込む作業だと考えればいいんじゃないか」

晶華「植物といっても、花粉だから年輪はあまり関係ないんだけどね」

NOVA「まあ、最初は日記みたいなものとかでもいいんだけどな。適当に書き散らした日々の感想とかも、数が重なると、自分の考えの深化とか、ストーリー展開の大きな流れとか、振り返ってまとめてみたくなる時が来るかもしれない。そのまとめを文章にするスタイルもあれば、写真や絵に残すスタイルもあるし、自分史にしても、自分が関心を持った何かの系譜にしても、まとめたくなる物があればいいんじゃないかな」

晶華「じゃあ、私がNOVAちゃんの来歴をまとめたりしてもいいの?」

NOVA「娘視点の俺かよ。恥ずかしいからよせ、と言いたいが、それでお前が落ち着くなら、そうしてもいい。だが、俺としてはお前の未来での3年間というのが気になるな。だって、50年後の未来だろ?
「たぶん、平成が終わって次の元号になって、さらに次の元号になってるだろ? 俺もあと二つ分は元号を見届けたいと思うし、30年後だったら何とか生きているんじゃないかなあ、と思うんだが、50年後は生きていないだろうなあ。そもそも、平成最後の年を乗り越えるのも、結構、過酷なような気がするんだよ。西城秀樹さんに次いで、ちびまる子ちゃんの作者のさくらももこさんも亡くなるなんてな。菅井きんさんも亡くなるし、こうやって知ってる人がどんどん亡くなって行くと、いつか自分も生きる気力をなくして行くんじゃないかなあ、と思うんだ。
「だから、逆に長く続くシリーズ番組を応援しながら、自分の生きる執着を新鮮につなげて行きたいわけだし、やっぱり生きる目的なんかをその都度その都度、明確にしながらリフレッシュしていきたいな、と考える。どんな形でも、娘が前向きに成長していく姿は、俺の励みにもなるし、過酷な試練にあっても、それを乗り越えて大きくなって欲しい。それが親心ってもんじゃないかなあ」

晶華「私はたぶん、50年後のNOVAちゃんのいない未来を見て、絶望したんだと思う。だから、ろくに抵抗もできずに洗脳されたりして。アナザーショーカは、タイムジャッカーの人たちに植え付けられた擬似人格なんだろうけど、多分そのベースには絶望した私自身の心の闇が巣食っているのよ。だから、私からは切り離せないんじゃないかなあ」

NOVA「それについては深く考えすぎない方がいいと思うぜ。今はまだ、な。もちろん、アナザーから仕入れられる情報は貴重だが、それで今のお前の心が病んでしまえば、本末転倒だ。お前の心が弱いのは、俺だけを見つめているからだ。だから、俺がいなくなれば途端にダメになっちまう。過依存って奴だぜ。まあ、だんだん心が成長して、俺以外の世界も知るようになれば良かったんだが、そこまで成熟する前に、絶望の未来を見ちまったんだからな。
「俺が50年後に行って、戦隊もライダーもウルトラもゴジラも存在しない状況を見て、果たしてどんな気分になるかって想像すると、やりきれないだろうな。まあ、50年前の1968年は戦隊もライダーもなくて、ウルトラセブンが最終話目前。ゴジラ怪獣総進撃って時期だったんだが。50年経ってもガンダムは続いているかな、とか、逆に資源不足で娯楽の多くは失われた未来なのか、それとも宇宙開発が進んで火星に普通に暮らしている時代になっているか、とか、気になることはいっぱいある。だけど、そういう未来像をどれだけ未来人や予言者がまことしやかに語ってくれても、自分でそれを確認することができなければ、空想話と何ら変わりないわけだ」

晶華「NOVAちゃんは時空魔術師なのに?」

NOVA「時空魔術師だから言えるんだよ。未来は不確定要素がいっぱいあって、無数の可能性に満ちているって。俺たちの到達できる未来は、そのうちの一つに過ぎん。晶華の見てきた未来だって、そのうちの一つでしかないんだ。その気になれば、この〈事象の分岐点〉にある無数の次元門から、お前の見てきた未来を探り当てることができるかもしれん。だが、それが確実にたった一つの未来だと決めつけることはできないんだ。もしも現実の俺たちの行動で未来が変化した場合、お前が改造されなかった未来に通じるかもしれないし、3日前には俺が殺されるなり、亡者として復活したりする未来だって実現していた可能性さえある。
「だから、過去や未来を考えることも大切だとは思うが、今ある現実をきちんと受け止めて、その上で明るい未来を目指して努力することがもっと大切なんだと考える。まあ、深刻に考えすぎて暗くなっちまうこともあるし、安易に考えすぎてドジっちまうこともある。人間万事塞翁が馬、だからせめて『転災為福』の精神で、不幸な出来事も乗り越える心の強さを持とうって話を、前にしたんじゃないのかな。4月に、俺とお前で話した内容を振り返って、その時の思い出を確認しようぜ」

晶華「うん、分かった(ニッコリ)」


★4月7日の私たちへのツッコミ(BY粉杉晶華)


>新元号が来年2月

4月の時点ではそういう話だったのよね。
でも、実際は「新天皇即位が5月1日」で、その辺りという流れになっているそうね。
つまり、春まではまだ平成で、私の1歳の誕生日はまだ平成だってこと。あ、訂正、私は3年加わるので4歳だった。私が1歳の時の元号は何だったかな。そんなの特に気にしてなかったから、覚えてないよ。「翔華」だったりしたら笑えるけど。「正嘉」ってのはあるのよね、鎌倉時代に。

>ファンレター

あ、私の名前を「翔華」って間違えて書いた人だ。
まあ、今の私は「晶華」だから、半分だけ未来を予見したと言えなくもないけれど、別に喜ぶことではないわよね。夏休みに入った瞬間に、NOVAちゃんに変なメールを出して、一番やっちゃいけないタイミングで大失敗して、完全に見捨てられちゃった人だから、「人との約束をろくに守れずに迷惑をかけた人間の予想など、何を言っても信じるに値しない」というのが正直なところね。

NOVA「晶華、そこはそれ以上、踏み込まない方がいいと思うぜ。変に突つけばネガティブ・ウェーブの吹き溜まりのような感じだから、お前の攻撃衝動が刺激されて、アナザーが目覚める可能性もある。いろいろツッコミを入れたくなる気持ちも、よく分かるが、今さら得るところも、楽しめるわけでもない。スルーすることを推奨する」

ん、NOVAちゃんがそう言うのなら。じゃあ、次。

>げんとくん

それにしても、NOVAちゃんは4月の頃から、げんとくんのことが大好きだったのね。

NOVA「いや、年明けぐらいからじゃないかなあ。遅くとも、スタークに騙されて、いろいろドジを踏んだ頃からお笑いげんとくんにハマっていたし。北都に強気に戦いを挑んでおきながら、即座に負け戦となって戦兎に泣きついたり、OPコントでネタになっていた頃には、げんとくんには楽しませてもらった。もう、俺のビルド視聴の目的の3分の1はげんとくんと紗羽さん、もう3分の1は万丈とグリスとみーたんに分割され、5分の1は内海さん。さあ、これで残りはいくらかな。計算してみろよ」

ええと、1から3分の2を引いて、3分の1というところまでは分かる。
だけど、3分の1から5分の1を引くのはどうするの?
3から5なんて引けないよ~(涙目)。

NOVA「さすがの知力の晶華も、習っていない通分を使いこなすことは無理だったか。15分の5から15分の3を引いて、15分の2ってところだな。その10パーセント強のところに、主人公の戦兎とその他もろもろが詰め込まれている感じだ」

あのう、私はもう知力を名乗るのはやめにしたんですけど。

NOVA「何でだよ。お前から、知力を抜いたら一体、何を持ち味にするってんだよ?」

ええと、血力? ブラッド・パワーって感じ?

NOVA「血力の晶華だと? 花粉症ガール七不思議その一、血が流れていないはずなのに涙目で充血しているって原則を覆すほどの大変身だぞ、それは」

いいじゃない、血も涙もない冷酷非情な奴よりは。
私の晶の字は、血と涙の結晶なのよ、きっと。
それこそ、平成を超えた、さらにその先にある50年後の新時代の花粉症ガールTypeBのスタンダードってことで。

NOVA「俺が死んだ後も、花粉症ガールの伝説を書きつづる人間がいてくれたら、そりゃ凄い話だな」(完)