ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

夏以降の総括記事(その2)

ふたりはプリキュア……でした

 

 

キュアノヴァ『輝く未来を想い見て、みんなハッピー空想タイム、時空と言霊のプリキュア、キュアノヴァ』

 

キュアアッキー『絶望の未来より舞い戻り、輝く朝日の3サンパワー。みんなハッピー、幸せのプリキュア、キュアアッキー』

 

NOVA「……と、先週は父娘それぞれプリキュアタイムだったんだけど、短い夢だったなあ」

 

晶華「期間限定なので、もう明日パワーは尽きたのよね」

 

NOVA「まあ、公式で2030年を描いちゃったから、明日パワーが再充填されて、もう一度、みんながプリキュアになれるのは2030年まで待たないといけないんじゃないか」

 

晶華「2030年かあ。その時はNOVAちゃん、いくつ?」

 

NOVA「還暦を目前にしているなあ。そんな年になっても、プリキュアを視聴しているかは疑問だが、スーパー戦隊仮面ライダーウルトラマンは見続けたいと思っている。なあに、あと11年だ。その時には、花粉症ガール誕生12周年を祝ってやるさ、たぶん」

 

晶華「みんな、それまで元気に頑張っているといいわね」

 

NOVA「そのために、頑張って応援するんだろう。自分も、自分の好きな人たち、作品たちも。ハナが、クライアス社の歴史を変えて、アカルイアス社を築いたみたいにな」

 

晶華「で、今日は何のために、ここに来たの?」

 

NOVA「前回に続き、総括記事のためだよ。今回は内容的に、どうしてもお前が必要なんだ」

 

晶華「へえ。私が必要だなんて、そう言ってもらえるとキラやばだよ」

 

NOVA「早速使っているが、俺はそのキラやばって言葉は好きじゃない」

 

晶華「なして?」

 

NOVA「やばいって、今の若者は『とても良い』という意味で使ったりすることもあるが、本来は『危険だ、ピンチだ』って意味合いの俗語だからな。族語、不良言葉、悪党言葉と言ってもいい。ある日、生徒が『先生、テストの点数、めちゃヤバかった』と言ってきたりして、こっちは『え? どんなけ悪かったんや』と心配したら、実は成績が凄く上がって、自分でも信じられないのを表現したかった時もあって、こちらとしてはホッとしたりも。つまり、今の子にとって、『ヤバい=すごい、驚いた』という意味で、良いことも悪いこともどっちでも表現できるわけだ。だけど、こっちは咄嗟に悪い意味で受け取ってしまうし、そもそも言葉に品がないと感じたりもする」

 

晶華「だけど、キラが付くことで、輝く素晴らしさみたいな意味合いを表現できない?」

 

NOVA「いや、キラって、吉良吉影とか殺人鬼って意味にも取れるので、キラやばは『殺し屋が出てきてピンチだ。ヘルプミー』って意味だと誤解する者がいるかもしれない」

 

晶華「そんな風に考えるのって、NOVAちゃんだけだって」

 

NOVA「とにかく、俺の脳内回路は、キラやばと聞くたびに、必殺のトランペットが鳴って、なぜか飛んできたキツツキが腹に突き刺さって、ストライクフリーダムが暴れ回って、ゴッドシグマの足になる陸震王が大地を駆け回り、オタスケマンがタイムパトロールに急行する光景が思い浮かぶわけだ」

 

晶華「そりゃ、NOVAちゃんの脳内回路がキラやば状態よ」

 

NOVA「オヨ〜」

 

★第2次スーパー総括タイム


ハイラス「それで、久々の父娘OPコントも終わったでござるな」

NOVA「ああ。前にここでやったのは、いつだったかな?」

ハイラス「10月6日でござるよ」

晶華「『娘と魔法少女談義2』って記事ね。すると、今回はその辺りの総括をしようって話なんだ」

NOVA「そう、その通り。今回のテーマは、俺と娘の過酷な愛と涙と笑いに満ちた物語の総集編って感じだな」


2.娘との談義シリーズ8月31日、9月4日、10月1日、10月6日)


NOVA「とりあえず、娘こと花粉症ガール2号、粉杉晶華との雑談記事はこんなところだな」

晶華「あ、ここでは久々なので、以前と変わった点を補足的に自己紹介しておくね。私の名前は、晶華と書いてショウカと読むんだけど、晶の字はアキラとも読めるので、コンパーニュの塔の日野木アリナ老師より、アッキーのニックネームを授かったりしました」

NOVA「だから、キュアアッキーなんだな。アッキー、アリナ、それに4号候補のアンナと、花粉症ガールの頭文字がアばかりになるのはどうかと思うが、その問題はまたアンナが目覚めてから考えるとしよう」

晶華「それで、8月31日に私は初めて、ここに来ることになって、いろいろと紹介されたんだけど」

NOVA「ああ。その時は、ビルドが最終回を迎えて、ジオウが始まる直前だ。そして、未来から帰ってきたお前が吸血花粉症ガールのバットクイーン、アナザーショーカになったりして、いろいろ苦労したんだったな」

晶華「だけど、NOVAちゃんが頑張ってくれたおかげで、11月にアナちゃんが私の中から分離。だから、今の私は吸血が取れて、太陽3サンの陽性花粉症ガールになったわけね」

NOVA「毒舌は変わらないけどな」

晶華「ところで、私はアキラでもあるんだから、キラやばって私が使っても構わないのよね」

NOVA「お前がキラやばを使うなら、俺は語尾にルンを付けるぞ。それでもいいのかルン」

晶華「いい年した男が、そんなことを言って恥ずかしくないわけ?」

NOVA「大変恥ずかしいルン。だけど、娘がキラやばなんて品のない言葉を使うんなら、父は教育的指導の観点から、涙を呑んで、恥を耐え忍ぶルン。自分の言動がいかに周りを困惑させるかを考えて欲しいルン。いつまでも、これを続けると、癖になって抜けなくなるかもルン」

晶華「……分かったわよ。NOVAちゃんがルンルン語で喋り続けると、娘の私まで恥ずかしくなるから、キラやばは使わないようにする。もっと上品な言葉を心がけるわよ。ごきげんよう。これでよろしいかしら」

NOVA「普通に喋れ。安易に、キラやばをマネするな。それだけでいい」

晶華「分かった。じゃあ、キラ◯◯で別の口癖を考えるようにする。で、8月31日の記事時点では、『私がここに常駐する予定』と書いていたんだけど、予定は変わっちゃったね」

NOVA「新世界とか、次元嵐とか、いろいろと変動したからな、その時期は。9月4日に魔法少女談義を始めたと思ったら、予想外の次元嵐に見舞われて緊急避難の現実と、新世界を絡めた辻褄合わせの物語を書くことになった。もう、2018年の秋は『未来から帰ってきた吸血花粉症ガールと次元嵐の後始末に追われて、非常に慌ただしかった』と記録しておく。まあ、過ぎてしまえば、それも貴重な経験と言えるけどな。震災同様、いい思い出とは決して言えないが」

晶華「大体、どうして魔法少女談義なんて始めようと思ったのよ」

NOVA「そりゃ、俺が時空魔術師だからな。SFファンタジー的観点から多元宇宙概論を書き始めたら、どうしても魔法について語ることは避けて通れない。そして、日本の魔法フィクションとなると、魔法少女ものの系譜は避けられない。一方で、近年は魔法少女というジャンルも、従来なら男性的とされたメカやバトルやSFっぽいギミックも積極的に取り込むようになり、男女の性差を乗り越えるようになった。
「ただし、ジェンダー論から語るなら、仮面ライダーなどの男性ヒーローは容易に日常生活を捨ててバトルに邁進する物語を描きがちなのに対し、プリキュアなどの女児向きヒーローはあくまで日常に土台を置いた物語を崩さない傾向がある。つまり、男性は仕事のために家庭を捨てがちで、女性は家庭と仕事の両立を図ろうとする伝統的な物語傾向の差って奴だな。それについては、プリキュアという物語の歴史を論じる機会があれば、また触れるかもしれないが、ここでは男性向きなハードなSFギミックを、プリキュアなどの魔法少女がいかにふわりとしたソフト方向にアレンジしたかに興味がある、としておこう。
「そして、宇宙と魔法少女という観点で、アンドロ仮面やコメットさんなんかも語ってみたら、おあつらえ向きに宇宙プリキュアなんかも来たわけで、だったら、この談義の方向性は間違っていなかったとも思うんだ。まあ、きっかけはアンドロイド娘のルールーちゃんとトラウム博士の未来メカSF要素の投入かな、とも思うわけだが。プリキュアのSF要素って古き良きレトロ感覚満載で、ある意味ステロタイプなんだけど、だから俺みたいなおっさんには懐かしいというか、琴線に響くというか、いろいろツボなんだよな。科学の発展で先鋭化したSFじゃなくて、ファンタジーのオブラートに包んだレトロSFってノリを、21世紀の中学生の日常ドラマに混ぜこぜしたハイブリッド、それが今のプリキュアの本質だと考えている」

晶華「つまり、NOVAちゃんは、プリキュアの中に70年代のSFセンス・オブ・ワンダーを感じたんだ」

NOVA「ああ。ただし、厳密なSF科学ではなくて、例えば星座にしても、現実にはない子供のお絵描きみたいな『点と点をつないだら、何かの絵になっちゃった』感覚を重視するらしい。だから、オリジナル星座なんかも出てくるんじゃないかな。キツツキ座とか、花粉座とか、その物語に合わせた変な星座が出ることを期待している」

晶華「キツツキ座はともかく、花粉座は変じゃないし」

NOVA「いや、目視できないサイズの物体を星座にするのは変だろう。せめて、スギ座とか、ヒノキ座とか、サクラ座とかならともかく。実は植物由来の星座は少なくて、国際天文学連合が認定していない『チャールズのかしのき(樫の木)座』と『ゆり座』が見られる程度だ。つまり、花と星座は接点が薄いわけで、未開の領域とも言えるわけだよ。チューリップ座とかタンポポ座とかバラ座とか、いろいろ作れそうなのにな」

晶華「オリジナルでも何でもいいから、植物星座に期待するね。で、延々と星キラプリキュアの話をしているけど、これって総括記事ってことを忘れてない?」

NOVA「オヨ~。総括に戻るぞ。とにかく、8月31日は晶華初登場。9月4日は、魔法少女談義と称して、サリーからリミットちゃんまで話したんだったな」

晶華「それと、外国産のジニーを掘り出したりもしていたわね」

NOVA「時期としては60年代から73年までということになる。そうしているうちに次元嵐に見舞われて、新世界に避難する流れになったわけだ」

晶華「そこからブログ間をまたがるクロスオーバー展開になったりしたのよね」

NOVA「ああ、その話は後に回すとして、9月いっぱいはリアルにおける台風の被害からの立て直しと、ブログの新世界の構築にバタバタしていて、それから10月に仕切り直しを試みたわけだ」

晶華「そして、10月1日にサンダーバード話、10月6日に魔法少女談義2になるんだけど、どうしてサンダーバードに話が流れたの?」

NOVA「まあ、きっかけは特撮掲示板で話題を振られて、俺がうまく対応できなかったのを気にしていたからだが、掲示板で延々とサンダーバードの話をするのも場違いだと思ったので、ここに話題を持ち込んだ流れになる。後はもちろん、現実に被災経験を実感した直後だったし」

晶華「だけど、サンダーバードの話をしていて、どうして仮面天使ロゼッタの話に転がるのか謎ね」

NOVA「まあ、どこかで魔法少女につなげたかったんだろう。ところで、トレーシー家を現在に合わせてリメイクするなら、どうして一人ぐらい女の子を混ぜなかったんだろうな。ゴーゴーファイブとかにゴーピンクがいるように、聖闘士星矢でも瞬が女性化されたように、サンダーバードの5兄弟も一人ぐらい女性にならないと、差別じゃないのか、これって。サンダーバードアメリカ製なら、確実にゴードン辺りが女性キャラになっても不思議じゃない。ええと、ゴードンで女性名にアレンジするなら、どんな感じかな」

晶華「ゴルディアナって感じかな。ゴールディとか」

NOVA「まあ、女性キャラはペネロープとケーヨがいるから十分かもしれんが、メインのトレーシー家が男ばかり5人というのも、今風じゃないと思うんだ。アメリカが作ると、あのウルトラ一族も3人中1人は女性キャラが混じるってのによ」

晶華「日本もようやく、3人兄妹の一人がウルトラウーマンになるじゃない」

NOVA「そう、日本産ウルトラで、ウルトラウーマンと呼称されるのは、アサヒちゃんのグリージョが初なんだよな。一応、ウルトラの母が後付けでウルトラウーマンマリーとも呼ばれているが。女性ウルトラの歴史をたどると、母以降はアミア、ユリアン、ベスが公式で、これに敵キャラだとカーミラ、ダークファウストが入るのかな。まあ、ネクサスに変身した副隊長や、ギンガで美鈴や千草がウルトライブしたケースもあるし、セブン21やジャスティスが女性に変身したケースもあるが、映像ではこんなところかな。小説だと、ウルトラマン妹とか、フジ隊員の変身するウルトラマンFみたいな話もあるが」


晶華「それに、ウルトラマンAに合体変身した南夕子さんも忘れてはいけないわね。彼女にも改めて、月出身のウルトラウーマン変身態を後付けで与えてもいいと思うんだけど。地球出身のウルトラが公式で認められているのだから、月出身の人にもウルトラウーマンアルテミスの称号でも与えるとか。巨大化して、ウルトラの父と餅つきをしたこともあるんだし、独自に変身ぐらいしてもいいじゃない」

NOVA「個人的には、ウルトラマンキングがいるのに、クイーンがいないのも不思議だと思ったり。まあ、それを言ったら、花粉症ガールがいるのに、花粉症ボーイがいないのはどうして? と聞かれるかもしれないが、創り手にそういうイメージが湧かないんだから仕方ない。ネットで調べても、花粉症ボーイとか、花粉症マンとか、花粉症ガイとか、花粉症仮面というヒーローは引っ掛かって来ないので、花粉症ヒーローというのは、まだまだ未開のジャンルだと思うぞ」

晶華「サンダーバードの話から、ウルトラウーマンになって、花粉症ヒーローの話に流れるのも、総括記事の名目で何を話しているんだかって気にもなるけど」

NOVA「父娘ブレインストーミングって感じだな。で、サンダーバードを経て、10月6日にようやく、魔法少女談義2になった」

晶華「リミットちゃんから、ハニー、メグと続いて、魔法少女談義からヒロイン話を経て、キャンディまで続いて、続きは新世界でって流れね」

NOVA「ああ、新世界で2回ほど新・魔法少女談義をやって、一応、70年代は網羅したかな、という気になった。もしも続きを書くなら、80年代のミンキーモモから始まり、90年代のセーラームーンと派生作、そして21世紀のプリキュアが王道で、他にもレイアースなどのロボ系、ポワトリンなどの不思議コメディー系、男の娘系など多岐に渡る。wikipediaによれば、魔法少女アニメに分類される作品が60年代だとサリー、アッコの2作だったのが(ハクション大魔王のアクビ娘は対象外扱い)、70年代だと9作、80年代だと11作、90年代だと23作、00年代だと33作、10年代だと現時点で32作となっているらしい」

晶華「90年代から一気に増えた感じね。どうして?」

NOVA「一つはOVAの製作だな。それに加えて、番組寿命も大体1年間は続いていたのが旧世紀で、21世紀になると、1クール10話ぐらいとか、半年2クールとかで入れ替わりが激しくもなる。もちろん、ラノベやゲームなどのメディアミックス展開もあって、アニメ以外のジャンルでも、変身美少女や、戦う美少女、あるいは日常的に魔法を使うファンタジーなど多様化しているし、全部チェックするのは無理なので、自分の目に付いたところと、メインストリームを追うのがせいぜいといったところだな。ちなみに、先述のwikipediaの資料には、スレイヤーズリナ・インバースもないし、変身しないファンタジー世界の女魔法使いや、主役でないヒロインは網羅されていないわけで」

晶華「なるほど。つまり、80年代以降の魔法少女話にうかつに踏み込むと、際限ない底無し沼にハマる危険があるわけね」

NOVA「まあ、セーラームーンとか、プリキュアとか、シリーズになっているものなら、手繰りやすいと思うけどな。ともあれ、ゼロ年代のロボット物も個人的にまだまだ未開拓だと思っているし、ましてや専門外と考える魔法少女ものともなると、どういう掘り下げをしたらいいか検討中ってところだな。そもそも、ここで魔法少女談義をするのもTRPG関連につながらない限り場違いだし、続きはやはりメインブログの新世界で気が向いた時って感じだな」


★次回予告


ハイラス「ようやく、魔法少女談義の総括が終わったでござるか」

晶華「ハイラスおじさまはどうして、話に参加しなかったの?」

ハイラス「正直、魔法少女ものは専門外でござるゆえ、話に入って行きようがなかったわけで」

NOVA「まあ、ファンタジー世界の話ならともかく、70年代の作品はファンタジー要素が混入した現実世界メインだし、ドルイ道のかけらもないからな。むしろ、ムーミンとか、ロッキーチャックとか、ラスカルとか、動物ものの方がハイラス向きだと思うが、今度SNEで『パグマイアRPG』って動物ものが翻訳されるそうなので、その折はよろしくな」

ハイラス「うむ。動物なら専門ゆえ、話に参加できるかも」

晶華「だったら、魔法少女のペットの動物たちの話題に参加すれば良かったのにね」

NOVA「ということで、ハイラスは動物飼育係に決定な。この前も、うちのケイPたちがいろいろとお世話になっていたし、自然や野生のことはハイラスに聞こうと思う」

ハイラス「それはともかく、次回は次元嵐にまつわるクロスオーバー話を総括するでござるな」

NOVA「ああ。その辺はちとややこしいんだが、避けて通れないので、あらすじ的にまとめたいと思う。で、D&D話に戻ったのが10月だが、その辺の総括もさっさと終わらせて、そろそろフォーゴトン・レルムの続きも語りたいな、と思っているところだ。2月には、またD&Dのシナリオ集も出るしな」


(いろいろ寄り道を経て、総括3につづく)