ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

ネコとイヌの魔術師呪文の話……のはずが

★呪文話の前置き

 

NOVA「さて、せっかく俺がいるのだから、パグマイアとマウの呪文の話にも参加しておくか」

 

アスト「お前は20周年に向けて、忙しく飛び回るはずじゃないのか? こんなところで油を売っている場合じゃないだろう? さっさと行けよ」

 

NOVA「何で、ここの本来の主人である俺が、お前に追い出されないといけないんだよ? 久しぶりにこっちに来たんだから、少しぐらい長居してもいいじゃないか。大切な呪文の研鑽なんだから、本職の魔法使いのゲスト出演は、歓迎すべきことだと思うぞ」

 

ダイアンナ「そうだな。ダディーの脱線だらけの講義は、リバTの理路整然とした説明とは別で、いかにも味がありそうだ」

 

NOVA「それって、褒めてないよね」

 

リバT『まあ、魔法というのは理路整然にシステマチックよりも、少しぐらい混沌(カオス)が混ざっている方が面白いというのは、ゲームブックの大家スティーブ・ジャクソン氏も仰っています』

 

NOVA「どっちのスティーブ・ジャクソンだ? イギリスか、それともアメリカか」

 

リバT『アメリカのジャクソンさんだったら、ゲームブックの大家と限定はいたしません。ボードゲームとか、カードゲームとか、いろいろ幅広く作っていますので』

 

NOVA「イギリスのジャクソンの代表作は『火吹山の魔法使い』と『ソーサリー』、そしてアメリカのジャクソンの代表作は『GURPS』だと思うんだが、そんな昔話に興味があるのは、オールドマニアぐらいだろうな」

 

アスト「分かってるなら、いちいち寄り道するなよ」

 

NOVA「俺に寄り道するな、と言うのは、宮内洋さんにわざわざ生身で戦ってピンチを演出せず、さっさと変身しろよって文句を抜かすようなもんだ。様式美というのが分かっておらん」

 

アスト「お前は宮内さんじゃないし、そもそも例えが古すぎる。それが通じるのは90年代から、せいぜいゼロ年代前半までだろう。今の若者は、宮内さんの名前も、スティーブ・ジャクソンの名前も知らないのではないか?」

 

NOVA「だから、今の若者の旬な話題といえば、『鬼滅の刃』かなあと思い、教え子にリサーチをしてみたわけだよ。だがしかし、俺の周りの10代は揃いも揃って、『鬼滅の刃』をよく知らない。一体、どの層に流行っているんだ?」

 

アスト「10代じゃないなら、20代じゃないか?」

 

NOVA「20代か。機会があれば、甥っ子姪っ子に聞くとするか。まあ、鬼滅は鬼退治の話ということで、そういうテーマで俺にピンとひらめくのは『ゲッターロボG』『ガオレンジャー』、また鬼が主人公といえば『仮面ライダー響鬼』『仮面ライダー電王』といろいろ考えてみて、ふと気づいた。ゴブリンは小鬼だし、オーガは人喰い鬼だし、普通にTRPGしているだけで、鬼退治しているんじゃないか、と。わざわざ鬼滅を追っかけなくても、鬼退治の物語を堪能している俺って、時代の最先端を生きているのではないか?」

 

アスト「そいつはずいぶん幸せな妄想だな。まあ、これぐらい流行ると、今後のウォーロックマガジンやGMマガジンが『鬼特集』になる可能性もあるかもしれん。2月あたりがちょうどタイミングも良さそうだしな」

 

NOVA「来年の戦隊も、鬼退治ものになる可能性も考えられるし。そう思いついて調べると、『機界戦隊ゼンカイジャー』なんてタイトルが商標登録されているようで、にわかにそっちに関心が移った次第」

 

アスト「タイトル以外は何か分かってるのか?」

 

NOVA「いや、何も。だから、この話題はまた別の機会にしようか、と」

 

リバT『今のは、機会と機界をかけた、どうでもいいギャグです』

 

ダイアンナ「はい、前置きを終わらないと」

 

★ウルトラの話


触手キング「なるほど。これが妄魔時王になるかもしれんと疑われた男の妄想混沌講義でごわすな。呪文の話をすると見せかけて、どこに向かうか分からない支離滅裂ぶりよ」

アスト「そんなので、よく生徒に教えられてるな」

NOVA「雑談と授業ぐらい回路を切り分けているさ。授業中は、脱線寄り道回路をオフにしているし」

アスト「今でもオフにしておけよ!」

NOVA「それじゃ芸がない」

触手キング「脱線ついでに一つ質問をしてもいいでごわすか?」

NOVA「触手関連以外ならOKだ」

触手キング「……いきなり出鼻を挫かれたでごわすorz」

リバT『では私めも質問します。今回の20周年祝賀会で、私たちは全員、クリスタル湖畔に赴くわけですが、ここを留守にして大丈夫なのでしょうか? 誰か留守番を残すべきでは?』

NOVA「いい質問だな。実は、鉄太郎さんに留守番をお願いしている。息子さんといっしょに来てくれるそうだ」

アスト「鉄太郎さんの息子って、もしかして最近、師匠と呼ばれるようになったメガネブルーの人か?」



NOVA「ああ。ストロングコロナというフォームを持つために、いろいろと風評被害を被ったりもしたが、本人曰く『ストロングコロナゼロってのは縁起のいい名前なんだぜ。何しろコロナ禍が完全になくなる(ゼロになる)ことを意味するんだからな。とにかく、3分の1人前の弟子の危なっかしい活躍と、それからギャラクシーファイトの物語を、そっちで観測に出向いてやるぜ』とのことだ。なお、公式サイトはこちら

アスト「スタートは11月22日からか。毎週10分ほどの全10話で、坂本浩一監督の、ワールドワイドに配信される作品。ところで、鉄太郎さんはともかく、ゼロ師匠も出演予定なのに、こっちで観測するって、どういうことだよ?」

NOVA「ゼロさんの登場は、全3章のうちの最終章だからな。自分の出番が来るまでは、他の戦士の活躍を見守るポジションらしいぜ。とにかく、ここの留守番は鉄太郎さんと息子の零斗さんに任せると大丈夫」

アスト「零斗ってゼロ師匠の人間体か?」

NOVA「そう、本物のレイトさんはお仕事が忙しくて一緒ではないけど、ゼロさん自身が親父さんみたいに変身能力を習得して、ここに来るときは零斗という偽名を使うらしい」

アスト「それは公式設定なのか?」

NOVA「まさか。偽名に公式設定なんてあるわけないだろう。あくまで、ここ限定の特別な呼称だ。いいか、本人の前でゼロ師匠って呼ぶなよ。正体バレバレでも気付かないフリをするのが粋ってもんだ」

アスト「つまり、川上零斗さんという通り名で行く、と」

NOVA「そう。そして、決めゼリフも、いつもの『2万年早いぜ』から地球人らしく『20年早いぜ』に切り替えるらしい」

リバT『何だかんだ言って、グランドマスターのサイト創設20周年に絡めてくれるみたいですね』

NOVA「まあ、本人も去年の12月でデビュー10周年で、今年の年末に11周年に入るわけで、これから20周年に向けて、一層の飛躍を目指したいと言っていたからな」

ダイアンナ「とにかく、鉄太郎さんと零斗さんも非公式ながら、ダディーの20周年を祝いに駆けつけて来てくれる形になるわけか」

NOVA「心の中の妄想も、機を見て文章の形にしてしまえば、現実と大差ないと考えるわけだよ。俺はウルトラシリーズを応援し続けているし、ウルトラシリーズも公式に作品の中でファンの一人一人にメッセージをくれている。そして、ゼロの生みの親と言うべき坂本浩一監督は、俺と同学年で、『パワーレンジャーinスペース』以降、この20年近くずっと俺のツボを突く作品を作ってきた御仁だし。実際、同作が日本で最初に放送されたのは2000年12月からで、ホビー館開始時期から、俺は坂本監督の作品に出会って、知らず知らずのうちに追っかけ続けた形になる
「別に監督だけを狙って追いかけたつもりもなく、最初はちっとも意識していなかったけど、自分のツボを突く作品を比較してみると、その多くに名前が挙がってきて、しかも、戦隊、ライダー、ウルトラの3シリーズをこの10年の間に制覇して、なおも躍進中。ともあれ、20年前から自分のツボを突いた人が、今もワールドワイドに広がるヒーロー作品を撮っているのは、ファンとして感涙にむせび泣くところだよ」

アスト「大げさな奴だなあ」

NOVA「いいんだよ。20周年であれこれ自分の過去記事を読み返しながら色々甦ってくる思い出に、いささか情緒不安定気味で、涙目モードなんだから。もう、この20年の趣味の思い出を、いろいろ作品作ってくれた人や、趣味話に楽しく付き合ってくれた人や、自分の拙い記事を読んで共感してくれた人に、感謝の想いすら捧げたい気分に、にわかに浸っている。自分の中で、いろいろつながって来るんだよ。それを全て言葉にしたいけど、できないわけで、それでも感じ入っている気分は残し伝えたいモードに入ってるわけで。うん、こういう寄り道脱線なら、文章化できなくてもいいかな、と(涙目)」

アスト「一人で思い出に浸りやがって。顔洗って出直して来い」

NOVA「ああ、そうさせてもらう(涙目)」

アスト「全く。花粉症ガールじゃあるまいし、50目前の大の男が、涙目丸出しで恥ずかしい」

リバT『年をとると、人は涙腺が弱くなるものですから』

ダイアンナ「感涙で文章が書けなくなることもあるんだねえ。寄り道脱線転覆事故を起こしたような記事だけど、当記事はこれにて、完」