ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

クリスマス前の雑談

★クリスマスの予定

 

リモートNOVA『……ということで、今年は残念ながら、3ブログ合同クリスマスパーティーが中止になったんだ。詳しい経緯は、コンパーニュの記事を参照』

 

https://whitenova.hateblo.jp/entry/2021/12/17/102259

 

アスト「要は、日野木アリナに誘いを断られたからってことか。スパロボにかまけて、記事書きを放置していたツケが回ったって話だな」

 

NOVA『仕方ない。何しろ、今年はスパロボ30周年だったんだからな。スパロボファンとしては、こういうメモリアルイヤーに乗らないわけにはいかないと堪能させてもらったんだよ。まさか、こんなに長くハマれて、最後までプレイできるとは思わなかったんだ。絶対に途中で投げ出すと思ったのにな』

 

アスト「スパロボはともかく、このご時世なんだから、パーティーを自粛するのも仕方ないんじゃねえか。世の中、まったく不景気な話だぜって言いたくなるかもしれねえが」

 

ダイアンナ「もっとも、あたしたちには地上の景気はあまり関係ないけどね。アステロイド観測所勤務だったら、ウィルスだろうが、火山の噴火だろうが、地震だろうが高みの見物ってわけさ」

 

アスト「その分、地上の流行りものとはあまり縁のない日々を送るんだがな」

 

ダイアンナ「地上の流行なんて関係ないさ。あたしにはアストとの静穏な日々こそが何よりのお宝さ」

 

アスト「ああ。オレもさ、アニー」

 

ダイアンナ「アスト……」

 

アスト「アニー……」

 

ダイアンナ&アスト『2人の明日はホームラン♪』

 

NOVA『……おい、何を2人の世界に入ってるんだ。サクラ大戦Vかスパロボ30のDLCをプレイしていないと分からないネタを出しやがって』

 

リバT『仕方ありませんよ、グランドマスター。そちらがスパロボ脳にゼンリョクゼンカイの頃、こちらのクイーンとキングアストさんは、邪魔することなく、イチャつくことが日常茶飯事だったのですから』

 

NOVA『まあ、夫婦仲がいいのは結構なことだがな。今は読者も見ていることはお忘れなく』

 

アスト「おっと、そうだったな。こっちも別に夫婦の秘め事を公開する趣味はねえんだ。大体、クリスマスにパートナーのいる男女を誘うのは、マナー違反なところがあるぞ。みんなで集まってパーティーよりも、夫婦や家族でのささやかな時間を大切にするってのも、また乙なものだ」

 

NOVA『じゃあ、今年のクリスマスは夫婦、もしくは家族団らんの時をのんびり過ごすってことで、パーティーはなし、と。その代わり、今回は忘年会よろしく、今年1年を振り返ってみるってことでどうだ?』

 

アスト「来年に向けて、1年の総括って奴だな。いわゆる総集編みたいなものと」

 

@ウルトラマンの話


アスト「去年の12月は、鉄太郎さんの息子の零斗さんが来て、にぎやかだったな」

NOVA『ギャラクシーファイトから、Z様の最終決戦、そしてティガ祭りなど、ウルトラ界隈が非常に賑やかだったからな』

ダイアンナ「今年は去年の同じ時期の盛り上がりが感じられないが?」

NOVA『そりゃあ、ウルトラマンよりもスパロボの方に気が向いていたからな。もっとも年末はDLC第2弾で、ULTRAMANが参入することでリンクする予定なのに、まだ何のお知らせもないし。クリスマスプレゼントだったら、20日にお知らせが来ると期待していたんだが、こうなると年末ギリギリか、それとも予定変更して年明けになるのか、まあ、俺としてはどっちでもいいんだけどな。年末にバタバタするよりは、年が明けて心機一転の方がいいかもって気持ちもあるし』

アスト「スパロボ脳がくすぶっているみたいだが、今やってるトリガーはどうなんだ?」

NOVA『ダーゴンさんが生き残ればいい。何だか、闇の力の賢者みたいなムーブメントで、あの物語で一番感情移入している俺がいる』



ダイアンナ「去年は秋に配信公開されていたギャラファイの続きが来年の予定だし、例年は年末に最終回を迎える現役ウルトラ放送がトリガーは1月にズレ込んだし、その後の番組もまだ発表されていないし、確かに今が盛り上がるタイミングとは言えないねえ」

NOVA『盛り上がるのは今じゃなくて、来年だから楽しみにしていよう、としか言えないな』

アスト「まあ、楽しめる明日があるのはいいことだ」

NOVA『ところで、トリガーの闇の三巨人を見ていると、以前のお前たちマーキュリーバットを思い出すんだが』

ダイアンナ「それって、カルミラがあたしで……」

アスト「オレがトリガーダークか?」

NOVA『いや、お前はスピード特化だからヒュドラムだろうが。そして、今はカニコングとなった触手キングがダーゴン』

リバT『だったら、私めはエタニティコアを制御するユザレってことで』

ダイアンナ「ユザレが触手の女神なはずがないだろう。あんたはルルイエの役がお似合いだよ」

リバT『ルルイエって、ただの置き物じゃないですか。もう少し、キャラクターとして扱われると思ったのに』

NOVA『植物の精霊推しの当ブログだと、ルルイエに物語の中核を為す秘密が隠されて欲しいんだがな。とにかく、トリガーごっこをするなら、俺はシズマ・ミツクニ会長な。ダーゴンさんよりも、さらに感情移入できる親父さんなんだが、主人公よりも主人公している盛った設定と存在感で、さすがは必殺橋掛人だなあ、と』

アスト「だったら、オレはイグニスの方によほど感情移入ができる。極上のお宝を求めるトレジャーハンターってキャラもオレにふさわしいし」

NOVA『貴様がイグニスだったら、俺はシズマ会長役としてこう言わねばならない。「よくも娘を拉致したな。貴様だけは絶対に許さん」と』

アスト「い、いや、それは次回のトリガーの放送を見てから、許すかどうか決めてくださいよ。イグニスに悪意がないのが判明して、頑張れイグニスって気になるかもしれないし」

リバT『場合によると、ユナの力を利用して、ヒュドラムに挑んだイグニスが両者相討ちで倒れて、年を越せなくなる可能性もありますしね』

アスト「推しキャラの死は、辛いんだがな。まあ、この時期のウルトラは総括よりも、来年が楽しみだなあって頃合いで」


@TRPGの話……のはずが


ダイアンナ「さて、当ブログのメインテーマであるTRPGだけど、去年の年末はネコマイアことマウ連合が旬だったんだね」

NOVA『天命(職業)話の途中で違う方向に話がズレて、まだ消化不良な気分だな。とりあえず、魔法使いのアーティザンとマンサーの話をして、そこから戦士のチャンピオンまでは記事書きしたと思うんだが』

アスト「この記事だな」

https://white.ap.teacup.com/wngjob/230.html#readmore

NOVA『ああ。そこから本来意図していたのは、パグマイアとマウの他の天命について順に見て行こうってことだったんだが、何だか横からいらぬ口出しをされて、T&Tの話に流れ込んだんだな。コメント対応に合わせて読者のニーズををつかみながら、求められる記事の方向性を考えるのは構わないんだが、ブログにそういう影響を与えたいなら、コメント主にも相応の見識とか流れを読む力が欲しいというか、せめて記事そのものへの感想とか、リアクションを踏まえた上で、上手く流れに乗るセンスが欲しいんだよな』

アスト「まあ、あいつは他人の話に合わせるとか乗ることよりも、『他人がこういう話をしたんだったら、自分だってこういう話ができる』って張り合うことで、自己アピールしたいんじゃなかったかな」

NOVA『張り合うんだったら、しっかり調べて、それなりに正しいことを書いて欲しいんだが、ルールの話をするのに、ルールをきちんと調べずに古い記憶頼りの出まかせを知ったかで語る悪癖があったからな。思い出話ならそれでいいんだけど、あやつの問題は「思い出話に対しても、こうすべきだったと批評家ぶった言い回し」があって、要は何かと見識家ぶってプロの仕事にダメ出しをしたがるところがある。そのダメ出しが的を射ていれば、なるほどな、と受け止められるし、あやつもそういうリアクションを望んでいるんだろうけど、いかんせん、俺の目から見れば、ルールの理解とかがあまりにも浅はかなもので、マジメに話を聞いていれば、ツッコミポイントが多すぎるというか、「生徒のダメな答案に赤ペンで修正を入れる教師モード」が刺激されて仕方ない』

ダイアンナ「『教師にダメ出しされていることを、教師に相手してもらえて嬉しがっている子ども』みたいなものかな」

NOVA『それで、子どもが成長するなら、教え甲斐があるんだけど、「教科書も読まずに、的外れな質問ばかりする生徒」とか、「教師の授業を無視して、自分の語りたい勝手な講釈を述べて、教師のリアクションを求める生徒」とかはどう思う?』

アスト「授業内容を無視して、自分の話したいことばかり話すのは、悪癖だな。まあ、他に身近に話す相手がいないから、誰かに聞いてもらいたいんだろうが、所構わず、相手の都合を考えずに、人の話もまともに受け付けずに、自分のことばかり話すのは、コミュニケーションとしてはどうかと思うな」

NOVA『最近、読んだ本だと、前頭葉萎縮という脳科学の見地からの障害に興味がある』

アスト「脳科学だと!?」

NOVA『人間のコミュニケーション能力は当然、若い時からの経験に基づくものが多いんだが、年をとると脳の退化によって感情を抑制する機能が働かなくなったり、新しい知識に対する好奇心が欠落したり、人間的魅力が損なわれることも増えて来るんだな。一時期はキレる若者が問題視されていたが、最近はキレる老人というのが新聞を騒がせやすい。何故だと思う?』

ダイアンナ「若者の数よりも、老人の数が増えたからかな?」

NOVA『それもあるかもしれないが、元々キレる17歳という言葉が流行ったのは2000年前後と言われている。今は2020年代だから、当時17歳の人は37歳前後だな。では、その世代の人間が特別キレやすいかと言えば、そんなことはないと思う。キレるという現象は、普段おとなしい人間が突然、爆発して荒れ狂って凄惨な事件を起こすということだな。俺も経験者だからよく分かる』

アスト「お前もキレる前科持ちかよ!」

NOVA『まあ、俺がキレていたときは80年代だったがな。別に常時、ケンカをしていたわけではないが、割と情緒不安定気味で爆発しやすい傾向が中学時代にはあった。高校になると、そういう爆発しやすい衝動をTRPGなどの創作で発散していたとも思う。イヤなことがあると、「よし、この経験は小説のネタにしよう」とか考えて、ネタ帳に恨みつらみを書きつづると、まあストレス解消にはなったな。2000年明けに「デスノート」が流行った時は、ネタとしてよく分かる、と共感できたし』

リバT『こっそりノートに書くことで、ストレス解消になったんですね』

NOVA『まあな。ただ、こういう心の闇みたいなものは、他人に公開するものでもなく、自分で後から読み返しながら、「うわっ、この時期の自分は荒れていたんだな」とか、「おお、この時期の自分は情熱に溢れていたんだ」とか、振り返ってみるのも楽しい。イヤなことしか書いてないノートだと、後から読み返したいとは思わないので、小説のネタ帳だったら、良いことも悪いことも書いて残さないとって思って、偏執的な記録魔に育ったわけだ』

アスト「要するに、その時その時の自分の気持ちをしっかり記録していたわけだな」

NOVA『後から、それがライティング・セラピーという自発的精神療法の一種だと知って、大いに納得したものだ。もちろん、自分の気持ちなんてアップダウンがあるものだし、それを全部、他人に受け止めて欲しいなんて思わない。当然、ブログなんかで公開するのは、モヤモヤした感情の上澄み部分を、言葉を飾っているに過ぎないわけだし、思っていることを全てぶちまけたら、友だちをなくすことも理解している』

アスト「それが理解できない人間もいるみたいだがな」

NOVA『高校生ぐらいなら普通にいるよ。「自分の感情に嘘をつかず、正直に生きたい」とか、「これが本音だから仕方ない」とか、アニメやドラマ、お気に入りの歌なんかの影響も受けたりしてな』

ダイアンナ「大人になると?」

NOVA『自分の感情をアピールして許されるのは、そういう立ち位置を確保できた者だけ、ということを学ぶ。だから、自分が本音を出せる自分の居場所を構築するなり、見つけるなりを頑張るんだ。当然ながら「自分の醜い感情」を受け入れてくれるような気心の知れた人間なんて、そう簡単には見つからないと思うよ。だから、「ここまでは受け入れてもらえる」「これ以上はさらけ出さない方がいい」「うっかりさらけ出したら、言葉の綾に過ぎないとか、ちょっとした戯言とか、適度に引っ込めて聞き流してくれ、とポーズを示す」などと、そういう気を利かせた振る舞い方を覚える。その辺の人付き合いの配慮ができてこそ、大人の社交ができると思うな』

アスト「どうしても醜い本音をさらけ出したくなったら?」

NOVA『直接、他人にぶつけるんじゃなくて、創作ネタとして昇華するのが、理想的な作家のあり方ってもんだろうな。自分の中の醜さを敵キャラに仮託して、それを叩きつぶすことで自分の闇をクリーンナップしてもいいし、フィクションの感想を通じて自分の想いの断片を語るとか、その中で自分の考えに通じるキャラ、相容れないキャラなどいろいろ分析して、自分の血肉に替えたり、同好の士と気持ちを通じ合わせたりする。ただ、自分に合わないという理由でキャラの悪口を言うのは、楽しみ方として場の秩序を乱す元になるから、振る舞い方の面で気を付けた方がいいだろうな。自分に合わないというのは、キャラのせいではなくて、自分個人のせいだし』

アスト「まあ、どうしてもムカつくキャラはいるけどな。オレにとってのNOVAみたいに」

NOVA『お前に好きになってくれって言う気もないからな。オレはアストのことが嫌いじゃないが、娘にちょっかいをかけていた時期は、とにかく許せなかった。俺の大切なものを奪うような輩は、万死に値する』

アスト「共に愛でると言うのは?」

NOVA『ヒーローを共に愛でるのはいい。だが、推しのヒロインを共に愛でると言うのは、独占欲に反する。「○○は俺の嫁」というのは、オタク界隈以外では気持ち悪いと称されがちだし、実際、俺も気持ち悪いと思うから、自分では使ったことがないが、愛情表現の一種としてのスラングとしてなら理解はできる』

リバT『グランドマスターは、「グリージョダークネス萌え」ということを公言して、恥じないみたいですが?』

NOVA『こればかりは仕方ないんだよ。闇堕ちしたハッピーの精霊少女って、存在そのものがアンビバレンツで、ドキドキするし、俺の悪堕ち妄想回路をダイレクトに刺激するんだからな。もちろん、リアルじゃない空想の産物だから許される。リアルな悪堕ち不良少女ってのは、教育者として面倒くさい存在だからな。そういう闇をリアルに提示されても、俺は受け付けられん。世の中には、フィクションだから許されること、リアルでは受け付けないこともいろいろある。逆に言えば、フィクションだからこそ美しく理想的に描けることもあるわけで、リアルがフィクションみたいに美しくないのは許せない的なことを言った作家もいたが、いかにもリアルとフィクションを混同した戯言として、俺個人としては同意はできんわけだ』

アスト「フィクションだから美しい、リアルはそれほどでもないってことか?」

NOVA『まあ、フィクションで紡がれた夢を実現するために、努力するって話なら分かるんだよ。夢とか理想とか希望を実現するために真剣に頑張っているのを否定するつもりは毛頭ない。ただ、フィクションはリアルを土台にした上澄みだと考える立場からすると、夢を基準に現実を語るのは地に足付いていないようにも思えてな。現実を基準に夢を語って、現実を生きるエネルギーに変えるって生き方を俺個人は重視したいわけで。こればかりは、夢を紡ぐ仕事の職業作家の物の見方と、そうでない人間の物の見方の違いかな』

ダイアンナ「ダディーは現実に生きることを強調しているんだな」

NOVA『いや、俺自身はフィクションの世界に生きることが幸せだと考える人間だ。職業柄、リアルは真面目に堅実に生きないとって仮面をかぶっている。言い変えるなら、フィクションは酒であり、麻薬であり、自分を程よく酔い溺れさせてくれる覚醒剤になっている。中毒と言ってもいい。だからこそ、現実と切り分けしないと、まともな生活ができんだろう、と線引きしているわけだ。仕事で結果を出すためには、現実の成績をシビアに見ないといけないこともあるし、熱血脳だけで点数がとれるなら苦労はせん。的確な教育指導でクールに状況を改善しないといけないこともあって、夢を語る、かつ現実的な方法論の両面で見ないといけないのが今だ』

アスト「何だか、TRPGの話じゃなくなっている気がするんだが?」

NOVA『それもそうだな。まあ、俺にとってのTRPGは、空想物語を堪能するフィクションの部分と、物語を数値データ化して、ダイス目による確率でシビアに判定するリアルの面を兼ね備えた遊びだと認識している。最近は、数値データを軽視したナラティブ系という語りメインのRPGも時おり見られるが、俺的には確率をあれこれ考えるのも好きだからな。確率を考えて、有利不利を計算できてこそのリアルだとも思うし、そのためのルールブックだとも考える。ルールの話をしているのに、ルールブックを開ける環境にない人間の戯言に付き合って楽しいか、と言われると、ちっとも楽しくない。それでいて、ハンドルネームにゲーマーなんて付けてると、ゲーマーという言葉がただのファッションでしかない浅はかさを感じて仕方ない』

ダイアンナ「確かに、ゲーマーを名乗るなら、ゲームに話の土台を構築して然るべきだろうな」

NOVA『まあ、昔はゲーマーだったのかもしれんが、今もゲームに情熱をもって追っかけているようにはちっとも見えんのだな。もっとも、俺自身がゲーマーかと言われたら、スパロボドラクエ、それに一部TRPGなんかを追っかけているだけで、広くゲームの動向を追っかけているとは思えない。たまに、こちらのサイトをチェックして情報を追っかけてはいたんだが、スパロボ脳の時期は、それに集中し過ぎて、他はあまり目に入っていなかった』

https://www.4gamer.net/

NOVA『一つのゲームに集中しすぎると、どうしても、それ以外が目に映りにくくなるな。俺がスパロボファンである理由として、単にゲームを楽しんでいると言うよりも、ゲームを通じてロボットジャンルの作品懐古を楽しんでいるというのが大きい。今回は特に30周年記念作であり、スパロボのプレイを進めながら、スパロボ30年の歴史を自分なりに追いかけたり、昔と今を語るという楽しさにのめり込んだから、非常に充実した時を過ごせたと実感する。さすがに、スパロボだけで全てのロボットを語れると思うのは間違っているが、時代ごとの大筋をなぞるには格好のシリーズだからな』

アスト「歴史語りは、お前の趣味みたいなところがあるよな」

NOVA『だからこそ、歴史語りの質ってのは人一倍分かると自負しているし、歴史って時代のダイナミズムを後から読み取る作業に楽しみを覚えたりもする。今回のスパロボ以前に、ソード・ワールド30周年というのがあって、専門雑誌でも30年の歴史を網羅した本が出ていた(厳密には20周年記念作の2.0の10周年特集。2.5への橋渡し特集だったんだけど、微妙に勘違いだったので修正)。俺にとって、それは貴重なお宝本の一つと思うが、ソード・ワールドの歴史を語るのに、そういう資料を使ったりしてマジメに研究するなら尊敬に値するし、自分にとってのソード・ワールドの思い出を一貫した愛情表現をベースに語るのも、個人的体験として読みでのある文章が書けるかもしれない。大別すると、公的な客観性の強い文章と、私的体験が中心の主観に軸足を置いた文章の二つの切り口がある。俺のブログ文章は、当然、主観メインの文章だけど、歴史的事実はきちんと調べて、嘘は書かないようにしているつもりだし、間違いを指摘されたなら、そこは修正を施すつもりは当然ある。当然、そういう自分の過ちを正せることが文章書きとしての責任感だと頑なに考えているからな』

アスト「軽い気持ちで、まじめな研究のマネゴトをして、コメント対応で間違いを指摘されて、反省した素振りも見せずにフェードアウト。ほとぼりが醒めたと思った頃合いにまた現れて、愚にもつかないコメントを書いて、愚痴のネタになる。そういうことを繰り返して、しかも、そいつが相変わらず社交マナーを学ばない振る舞いを続けられると、さぞかしイヤになるだろうな」

NOVA『単にコミュニケーションに不慣れとか、慣れたら改善されるとかなら、こちらも根気強く教育指導として付き合うのも縁かなって思うときもあったんだ。ただ、俺も50歳になると、付き合う相手を選ばないと、人生の貴重な時間をムダにするって思いが重なって来るんだよな。バカだけど面白い相手なら楽しめる。バカだけど気の良い相手なら快く付き合える。だけど、話がつまらない上に、陰気で他人をあまり尊重しない、尊崇している先生は反社会的を公言して止まない自己中ゴーマン男(創作家としての芸風なら個性的だが、人として尊敬できるかと言われると、自分には合わない)と明言する人間に、気心が知れていると言われても、こっちが困る。
『気心ってのは「共通の価値観の土台があって、意気が通じる」とかだろう? 気心が知れるということは例えば、趣味の話をするときに、面白さを感じるポイントが重なるとか、相手が楽しめるものを自分も一緒に楽しめるとか、相手の好きなものをバカにするようなズレがないとか、そういうものだし、そもそも俺は気心の知れた人間は貴重だと思うので、メールで絶縁したりはしない。一方的に絡まれているから率直に応対はしたし、いろいろ感じたことをブログの本音語りでテーマにしているが、気心は思いきりズレていると考えているよ。誤解もはなはだしいと言うか』

アスト「まあ、コミュニケーション経験の薄かろう人間にとっては、そうやって本音で人と接する機会が少なかったろうから、数少ない縁を至上のものと捉えている可能性はあるだろうな」

NOVA『それは片思いと見なすが、俺も別に他人を切り捨てて良し、と考える冷たい男ではないつもりだ。しかし、利にも快にもならん相手と仲良く付き合いたいと思うほど、人間関係は飢えていないんだよな。10年前は、仮面ライダーBLACK聖闘士星矢、それにTRPGの話で接点はあったわけだし、何よりも創作家志望という点でシンパシーはあった。しかし、10年を経て、俺も成長したって自覚はするし、逆に老けたな、とか、自分の人生でやりたいこと、切り捨てざるを得ないことなんかを取捨選択しないといけない時期に来た、と思っている。
『まあ、広げたいとか深めたいって考える知識やジャンルはあるが、そこにシンパシーを感じてくれる相手とは楽しい時間を過ごせるし、そうでない相手と付き合う理由が見出せないわけだ。ましてや、「他に頼める人がいないから、真冬に一晩野宿に付き合ってくれ」という要求をしつこくされたら、こいつはヤバい奴だ。下手すると命の危険を感じるだろうとか、最近の大阪の放火事件の犯人もひょっとしたら? ぐらいに疑惑を覚えたわけで。幸い、そこまでは追いつめられていなかったみたいで犯人は別人だったが、それぐらい危機感を抱いている、というのも本音だな』

アスト「さすがに、そういう事件の犯人と同一視するのは失礼だろう」

NOVA『まあ、その点は素直に謝るが、「冬場の野宿要求」はそれぐらい気狂いじみた要求だという例えだな。俺がスティーヴン・キングなら、喜んでホラー小説のネタにするところだが、最近はホラー物を読んで楽しいとは思いにくくなっているな。昔ほど、ゲテモノを受け付けなくなっていると感じる。やっぱ、年をとると感性が変わって来ているというか、昔は平気だったことが無理になっているのかもしれない』

アスト「アンチエイジングのコツは、充実した生き甲斐を持つことらしいぞ」

NOVA『充実した生き甲斐か。まあ、俺は特撮ヒーロー鑑賞と、スパロボと、TRPG研鑽と、ブログ書きと、読書と、生徒に勉強を教えることと……とりあえず、こんなところか』

アスト「その割には、TRPG総括話からずいぶん違う流れになったじゃないか」

NOVA『ああ……これも、当ブログのTRPG記事に、変なコメントを付けた奴が悪い。今年一年、正月から年末まで、何かとうんざりさせたから、この辺りで年忘れといきたいところだ』

ダイアンナ「イヤなことは正月ワルドが忘れさせてくれるんじゃなかったか?」

NOVA『まあ、来年の正月は、イヤな奴のことはきっぱり忘れて、全面的にスルーすることに決めた。年が明けたから、旧悪を水に流して……という愚かしさからは脱却するつもりと今、ここで誓うものであ〜る』

リバT『その、あ〜る口調は、もしかして大隈重信さん?』

NOVA『ああ。「青天を衝け」が次回で最終回記念に、唐突に大隈さんのマネをしたくなったのであるのであ〜る』

アスト「意味不明のギャグだか何だか分からん戯言をほざいてるんじゃねえよ。TRPG脳を設定し直して、出直して来い」

NOVA『それもそうだな。俺もまさか、ブログを書いている最中に大隈脳になるとは思わなかったぞ。今年のTRPG記事総括は、もう少しまともに物が考えられるようになってから、続きを書くのでR』

(次回につづく)