ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

クリスマス前の雑談その2

スパロボ脳ふたたび

 

 

リモートNOVA『TRPG脳を設定し直して帰ってきたつもりが、またもやスパロボ脳になってきたのであ〜る』

 

アスト「また、うるさい奴が来たか」

 

ダイアンナ「ダディーが元気なのはいいことだ」

 

アスト「まあ、陰気でグズグズ愚痴だらけ、不平不満の悪口だらけの前頭葉萎縮脳よりは、スパロボヒャッハー脳の方がマシだと思うがな」

 

リバT『しかし、ここはアナログゲームのブログであって、スパロボ話なら「空想(妄想)タイム」で語るのが筋なのでは?』

 

NOVA『そうしたいのはやまやまだが、とりあえず、この記事を見てくれよ』

 

https://www.4gamer.net/games/579/G057907/20211221035/

 

NOVA『昨日発表されたニュースで、今日スパロボ30のアップデートが行われるって話だ。やった〜、ULTRAMANきた〜、俺はこの時を待っていたんだ〜、これでスパロボ三昧の日が始まる。こんなに嬉しいことはない。ぼくにはまだ帰れる場所があったんだ。ララァにはまたいつだって会いに行けるんだから(涙目)……ってアムロさんの気分だぜ』

 

アスト「意味不明だろ。その後は、7年間の引きこもり生活に突入して、ララァの死者の魂に引きずり込まれるのを恐れて、宇宙に出ることを拒み続けた男の話じゃねえか」

 

ダイアンナ「いつでも会いに行けると言われたのに、毎日、夢の中で会いに来たら、拒絶されるララァの魂が可哀想だね」

 

NOVA『毎日かどうかは知らんが、最初は死者の思念に別れを告げて、現実の自分の居場所に帰るつもりだったんだ。だけど、現実が軟禁生活で、それほど快い環境でもなかった。いやまあ、自由がないだけで、現地調達兵上がりの若者にしては、ずいぶんと恵まれた環境だと思うけど、刺激のない環境で怠惰に過ごすだけの無為な日々だと辛いんだろうな。ただ、アムロ個人では外に飛び出す勇気とかが持てなかった。動き始めるきっかけが必要だったんだ』

 

アスト「それで、その話と、今回の記事に何のつながりがあるんだ?」

 

NOVA『いや、俺もアムロさんみたいに、恵まれた環境で7年間の軟禁生活を体験できたらな〜と妄想したんだ。そうしたら、未クリアなスパロボを何本クリアできるかな〜と、あれこれ考えたんだが、そのうち飽きるだろう、と。とにかく、スパロボ30のアップデートが、昨日ここで「20日に来ると思ったら、来ないなあ。こうなったら、年明けでもいいか〜」と記事書きした途端、21日のニュースで発表されて、「明日アップデートします」と来たもんだ。俺の昨日の記事が何だかマヌケじゃないか』

 

アスト「お前が時々、いや、しばしばマヌケなのは今に始まったことではないが、来て欲しいと願っていたものが来たんだからいいじゃねえか。さあ、さっさとスパロボの世界にお帰り。オレとアニーの甘いラブ&ピースな日々を邪魔するんじゃねえ」

 

ダイアンナ「……アスト」

 

アスト「……アニー」

 

ダイアンナ&アニー『ハレルヤ♪』

 

 

NOVA『……おい、またもサクラ大戦合体攻撃かよ。そのネタ、分かる人にしか分からねえだろうが』

 

アスト「お前が言うな。スパロボ脳な作者が悪いんだろうが」

 

NOVA『とにかく、いざDLC第2弾が来ても、仕事で忙しいタイミングで、ゲームに現を抜かしていられるタイミングじゃないんだよ。この魅惑的なビッグウェーブに乗るわけにいかない現状がここにある』

 

アスト「そう言いつつ、ブログを書いてる時間はあるみたいじゃないか」

 

NOVA『ブログは俺の日常の一部みたいなものだから、仕事脳との切り替えが可能なんだよ。スパロボはそういうわけにはいかん。一度ハマったら最後、一週間ほどは帰って来れない可能性がある。楽しみは一週間後の仕事納めまで先送りせねばならんのであ〜る』

 

★もう一つのニュース


NOVA『とにかく、スパロボ脳だと、当ブログの趣旨にも反するような気がするので、何とか引き戻さないと、と思っていると、こういうニュースにも気がついた』

https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20211220140/

NOVA『ファイティングファンタジー来た〜、と。これなら、ここの話題にもふさわしい』



アスト「ほう。昔懐かしいゲームブックじゃねえか」

NOVA『ああ。俺の青春の1ページと言ってもいい。去年に復刻した5巻セットも、購入済みだが未プレイなので、記事書きのネタにはしなかった。一応、マニアのコレクションアイテムになってしまっているが、何とか時間を作って、新作の「火吹き山の魔法使いふたたび」をクリアしないと、感想語りもできやしない』

ダイアンナ「5巻セットの残り4つはどうなんだ?」

NOVA『それは昔、クリアしたから思い出話もたっぷりできると思うが、研究するなら、旧訳と新訳の違いを読み比べるぐらいしないと、マニアックな記事にはなりそうにないなあ』

アスト「そこまでマニアックにしなくても、普通にプレイして、普通に楽しかったって感想書けばいいじゃないか」

NOVA『思い出が濃すぎて、いざ気軽に楽しもうと思っても、あれこれややこしく考えてしまう癖があるなあ』

ダイアンナ「ダディは旧作も今だに持っているのか」

NOVA『ああ。全5冊のうち、4作はすでに持っているので、残り1つのために8000円を出せるか、ということで悩んだんだが、ふらりと立ち寄った大阪日本橋イエローサブマリンで売ってあるのを見つけてな。思わずふらふら〜と催眠状態になって買ってしまったんだ。やはり、現物を見ると欲しくなるんだな。とにかく、たった一冊の新刊のために、抱き合わせ販売の4冊ごと買った人間がここにいる。で、ゲームブック本編をプレイせずに、安田社長の付録解説ガイドブックを読んで、何だか満足してしまっていたなあ。いろいろ懐かしさもこみ上げて来るし』

アスト「で、今度の新作も当然、買うんだな」

NOVA『ああ。今度は5巻中、3巻が旧作で、2巻が初邦訳だからなあ。「魂を盗む者」と「危難の港」かあ。スパロボ脳に近い感情だが、30年前を思い出して懐かしいぜ。特に「魂を盗む者」は新刊予定まで発表されていたのに、1991年の33巻「天空要塞アーロック」で邦訳終結してしまったために、幻の34巻と長らく言われ続けていたんだ。それ以来、俺の魂は盗まれたまま……というのは大袈裟すぎるがな』

ダイアンナ「そりゃあ、魂を盗まれたままだったら、サイト創設20周年とか、スパロボ脳とか、ゼンリョクゼンカイとか騒いでいられないはず」

NOVA『まあ、魂の全てを盗まれたわけじゃなくて、魂の0.5%ぐらいの欠片を盗まれたってところかな。つまり、その0.5%の欠片を取り戻すのが来年ってことで』

アスト「たったの0.5%で、大袈裟に騒ぐなよな」

NOVA『いや、0.5%って200分の1だよ。俺のこれまでの人生50年のうちで200分の1ってことは1シーズン分に相当する。つまり、3ヶ月分ってことはそこそこ大きいわけで。俺がスパロボ脳にハマり込んでいたのが約3ヶ月だから、俺の魂の0.5%分ってことは、この秋のスパロボ脳期間に相当するわけで、これは結構、大きいと思うなあ』

アスト「そういうことは、まず入手済みの新刊「火吹き山の魔法使いふたたび」をクリアしてから言え」

NOVA『年内はたぶん無理だと思うから、それも来年の課題にさせてもらいます』


★改めてTRPG懐古


NOVA『で、昨日出たばかりの最新ニュースはこれぐらいにして、本題のブログ懐古を行うぞ』

アスト「昨日は、TRPG記事懐古をしようと思ったら、コメント欄に割り込んできた邪魔者の話に寄り道脱線転覆事故を起こしたんだったな」

NOVA『いや、俺もまじめに相手したから悪いんだよ。ダメなコメントでも、そこから話を発展させて転禍為福できるってスタンスで話の流れを立て直そうとした。ただ、それが彼の場合、「自分の書き込みコメントが受け入れてもらえた→何を書いても許される→反省なしに自分の書きたいことを所構わず書き散らす」という感じにエスカレートして、こちらが必死に子どもの粗相をしつけようとして後始末に追われているのを、相手してもらえて嬉しい、と履き違えたんだな。俺が相手したのは、客人としてのマナーを心得てくれることを期待したからであって、マナー違反を繰り返すなら、もはや客人たる資格はない、と見切りをつけるのは時間の問題となるわけだ。1度は許された過ちも、2度、3度と繰り返せば、もはや一時の過失では済まなくなり、過ちこそが常態となって、そこに改善の余地なしとなれば、もう来るな、となる』

アスト「とにかく、1月は彼の発言をきっかけに、D&Dとパグマイア話を軌道修正して、T&Tの戦士話を展開した、と」

NOVA『T&Tの戦士の防護点2倍という蘊蓄話を語るところまでは特に問題ない。だけど、そのシステムを他でも採用すべし、というのは、あまりにも愚かでな。システムの整合性を考えることもしない人間の言いそうなことだ。あるアイデアを思いついたら、それを機能させるために他のアイデアを組み合わせる、あるいは既存のシステムとの相性とか、いろいろ考えるのがシステムエンジニアの仕事だが、40過ぎてそういうことも考えられないようじゃ、ゲームのルールに口出しする素養に欠けているとしか言いようがない。「こういうシステムを知っている。自分はこれが好きだ」という話なら害はないんだが、これが全てで他もそうすべきというのは、あまりにも視野が狭すぎないか』

ダイアンナ「まあ、T&Tが好きで好きでたまらないから、思わず、そういうことを口走ったのかもしれないし」

NOVA『愛ゆえに、過剰なひいきをしてしまうケースは考えられるが、だったら、その後のT&T記事をここで展開した際に、「自分の愚かな発言を拾っていただき、いろいろ展開してくれて感謝です。楽しく記事を読ませていただいています。今のT&Tはそんなことになっていたんですね。いい勉強になりました」とでもリアクションすれば、物は知らなくても礼儀は示せる学究の徒と見なすこともできるし、教師脳な人間にとっては、自分の授業や講義が誰かの琴線に触れて、参考にしてもらえたという手応えが感じられれば、何よりも心理的報酬になるわけで。逆に、「あなたの記事を読んでます」と言っても、「読んで学んだ証拠を示せないと、ただのおべんちゃらでしかない」と考える」

アスト「頭の良さの基準はいろいろあるが、自分の知識を他人の話に上手く紡ぎ合わせる能力というのが、重要だからな」

NOVA『少なくとも、自分一人で黙々としたいことを研究するタイプだったら、他人とのコミュニケーションは二の次でもいいと思うが、インターネットの世界ではそれでもやっていける。自分のブログで、自分の好きな研究研鑽をコツコツ続ければいい。そういうブログで良質なのはいくつも知っているつもりだが、他人の掲示板やブログコメントで、他人の話をお構いなしに自分の語りたい話を聞いて聞いて、と持って来るのは、やはり独り善がりが過ぎるな、と思う。「どこに書いたらいいか分からなかったので、この記事に書きました」ってコメント文には、本当に憤りを感じたな。「どこに捨てたらいいか分からなかったので、あなたのところにゴミを捨てました」って言い草と同じだから』

ダイアンナ「他人のコメントをゴミ扱いするとは、ちと慢心が過ぎないかい?」

NOVA『全ての文章や情報は、興味のない人間にはゴミでしかない、と思うね。ましてや、思い込み勘違いの多すぎる文とか、悪口だらけの不平不満とかは、いやいや読まされる者の身にはゴミ以外の何者でもない。たまにゴミになることは俺もあるし、とりわけゴミの話題を面白おかしく書くにはテクニックがいりそうだ。ゴミをリサイクルするのが昨今の流行りだが、ゴミの中に価値ある宝を発見するのも通の楽しみだが、それがゴミを所構わずバラまいていい、という理由にはならないわけだ。ゴミはゴミ箱に、というのが基本だし、まず物書きは、自分の駄文が興味を惹かない者にはゴミでしかない、という自覚に立つべきだな』

アスト「つまり、今、書いているこの文もゴミってことだな」

NOVA『ああ。俺は自分の文章が、ある者には宝、ある者にはゴミと思いながら書いているぜ。化石とか、貝塚とか、遺跡から出土した文化遺産、あるいは芸術作品だって、目利きが価値に気づいて、きちんと他人に見せられるように見栄えよく整えて、装いを凝らした時に、凄いという目で見てもらえる。古代のゴミだって、体裁を整えて、博物館に展示して、研究解説文を付記して、マニアになるほどと思わせたら、お宝に変わる。つまり、ゴミか宝かを判断することができて、理論立てて説明する能力、それこそが目利き、あるいは好事家といった類だろう。「なんでも鑑定団」ってのは、古物収集家の愛着ドラマと、目利きの鑑定眼に基づいた人気番組だ。あれを見ると、素人の物の見え方と、プロの目利きの視点の違いが分かって、なるほどな、と感じさせられる。この、なるほどな、と思える部分、感じ入られる点が、良い文章の特徴だと思うよ』

ダイアンナ「つまり、ブログ書きの理想は、『読者になるほどな、と思わせる文章』ってことか」

NOVA『例えば、俺のTRPG好きに対して、なるほど、と思って欲しいとする。当たり前だが、TRPGに興味のない者には、なるほどって思うことはあまり期待できない。だから、ブログの文章は、そのテーマに関心のある者に向けて書くことが前提だ。スポーツに興味のない人間に最近のスポーツの話を振っても、ふ〜んと聞き流されるし、政治とか社会問題に関しても、ブログのテーマやサイトのテーマに関係なければ、そういう話を無軌道に振って来られても、ブログ主やサイト主からすれば、場違いで興味がないというわけだ。たとえ、職業が大会社の社長で、経済問題に詳しい人間であろうと、趣味語りの場で場違いな経済問題について絡まれても、相手しないといけない法はない。何かと場違いな話を出してくるコメントに対しては「場にそぐわないゴミ」としか言いようがないわけだ。それこそ特撮マニアのサイトで、アニメの話が主題にならないのと同じでな』

アスト「そもそも、お前はアニメオタクを自認していないもんな」

NOVA『見てるアニメはあるが、特定の一部を除けば、積極的に追いかけているわけじゃないし、アニメのジャンルは特撮ヒーローよりも多彩すぎて、興味が人それぞれに分かれる。一口にアニメファンと言っても、派閥は様々だ。だから、アニメファンはまず、どの作品のファンなのかを確認して話を進めるわけで、ラブコメファンとミステリーファンとSFロボアニメと異世界ファンタジーのどのジャンルかで好みも分かれるし、それこそ「人が死んで鬱になるアニメは見たくない」とほのぼの日常アニメが好きなファンと、そういうシリアスなのがいいんだよって主張するファンでは話が噛み合わない。それに比べると、特撮ファンの傾向は概ね分かりやすい』

アスト「敵を倒して、万事解決だもんな」

NOVA『それはストーリーフォーマットだが、特撮ファンが楽しんでいるのは、役者の演技とか、特撮映像技術とか、ライブアクションとか、セットの出来の細やかさとか、最近はカメラワークの凄さとか、ストーリーもさることながら、メイキング背景みたいなものに感じ入ったりする。つまり、ものづくりの職人芸を画面から感じとるわけだ。もちろん、それが全てとは言わんが、自分なりのこだわりポイントをメインに作品を見て、小ネタにするのが感じ入れる感想だろう? 作品のキャラがバカとか、コメディーリリーフのお笑い演技を見て、こいつはバカだと思いましたって感想読んで、作品をバカにするようなセンスの持ち主を相手できるか?』

ダイアンナ「シリアスな場面なのに、バカなコメディーを挟んで、いまいちノリきれないと思った、という感想ならありか?」

NOVA『それに対する反論は、「あくまで子ども番組だから、子どもにとって重すぎるシーンは、コメディーリリーフがバカやって和ませる。そういう作劇手法なんだよ」という形だな。だから分かっている人間は、「確かに、そういう作劇手法なのは分かるが、ここではちょっと外し過ぎたと思うよ。まあ、その後の勢いの乗せ方は良かったけどね」「一度外しておいて、後から盛り立てるのも作劇手法だからな。作り手は狙ってやってると思うし」……って感じで、話を展開できると面白い』

アスト「掲示板で、そこまでやり取りできるのか?」

NOVA『いや、掲示板じゃなくて、各人が自分の脳内でやってるんだよ。少なくとも、うちの客人はネタをいろいろ考えて、そのうちのエッセンスを抽出する書き込みに慣れていると思うなあ。そして、他の人の書き込みを読んで、まだ出ていない要素を狙って出して来る。それぞれの話のツボを構築する技術は、毎週の感想書き込みで、感じ入るばかりだよ。こういう「場に求められたお題に従いながら、各人のセンスを提示する感想芸」はゴミじゃなくて、個人的にローカル人間国宝に認定したいわけだ。重要ポイントは「場に求められる話題」を崩さないってこと。世間が何を求めているか、自分がそれにどう応じていくか、を肌で感じるのが、空気が読めるってことだし、それを無視して、場に合わせられない自分を露出してたんじゃ、「場に望まれない客人」で、追い出されるしかないという話になる』


ダイアンナ「TRPG話をするはずが、追い出された人間の反省総括がまだ続いているようだが?」

NOVA『そうだな。要は、冒険のパーティーを追い出されて、その後、特殊な才能を発揮して自分を追い出したパーティーを見返すなろう小説が流行っているが、追い出された人間が自分の居場所を自分で構築して、成り上がったらいいんじゃないかって話だ。社会では、リストラされたり、参加した集団が自分には合わないと悟って、他所に移るというのは普通にあるわけで、自分の居場所を求めて、いろいろ苦労や葛藤をするのも一つの人生なわけだ。当然、失敗を経験して、そこから反省して、自分を見つめ直すなり、傷心で傷ついて引きこもるなり、こんな世の中で生きていられないと来世の幸せを求めて旅立つなり、いろいろな人生ドラマがあるわけだが、その中で自分なりに満足できる生き方はこれだ、と達観できたら幸せだし、死に行くときに親友に見とられる人生もまた一興。最近、「青天を衝け」でいろいろなキャラの亡くなっていくドラマを見せられて、それなりに感じ入ることも多数だな』

アスト「死について考える、か。重いテーマだな」

NOVA『TRPGやゲームのキャラの死について、擬似的に考えることは可能だが、フィクションなら格好良く散るキャラに俺は感情移入してしまうわけだ。無理心中については、巻き込むのも巻き込まれるのもイヤだし、やっぱり自分の死については納得して死にたいと思うが、まあ、その前に結局のところ、どう生きて人生を全うするか、だな。つまり、死について考えることで、自分の生き様を考えるべしって哲学に行き着く。最近は、芸能人の「俺たちの世代の有名アイドルの娘」の逝去の報で、いろいろ思うこともある。
『俺が個人的に元締めと仰ぐ必殺マニアの御仁は、「沖雅也の突然死を思い出した」とかツイートしていたが、俺が思い出すのは「86年に亡くなった現役アイドルの岡田有希子」だな。こういう自殺報道って、連鎖反応を起こすみたいで、ウェルテル効果(ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」由来)とも呼ばれるらしいが、それこそアムロさん曰く、感受性の強い人間が「死者の魂に引きずり込まれる」のかな、とも感じたり』

アスト「生死について考えると、各キャラの生き様、死に様について考えたりもするか」

NOVA『まあ、俺としては単純に「格好よく、ヒロイックに死にたい」という夢があって、現実の死はドラマみたいに美しくないということは了解しているけど、「子どもたちの未来のために」とか「後世に残したい文化のために」とか「自分の命よりも大切な何かのために」と考えて死ぬのなら、納得できるかな、と思う。逆に言えば、そういう切羽詰まった状況で本当に自分の命が捨てれるか、とか、そういう勇気が土壇場で出せるか、というのは迷うかもしれないし、所詮は綺麗事なのかもしれないけど、代わりにそういう生き様を目指すことはできるんだな。死は生の延長にあるって考えるなら、「格好よく、ヒロイックに死ぬために、普段からなるべく格好よく、ヒロイックに物事を考え、今、死んでも恥じない生き方を追求する」ってことだと思う。まあ、100%完璧にいつでもどこでもヒロイックに、というのは無理だろうけど、6〜7割ぐらいはヒロイックに、とか自分なりのヒロイック観を語るぐらいはありだろうとか』

アスト「まるで子どもみたいな言い草だな」

NOVA『確かに。「ヒロイックに生き、ヒロイックに死ぬことが俺の夢です」って言葉にすると、陳腐に聞こえるが、俺の中の6割から7割はヒロイックでできていて、そのための方法論として、特撮ヒーロー鑑賞とか、スパロボとか、必殺シリーズなどのダークヒーロー、それにTRPGなんかもあったりするわけだな、これが。変身できなくても心はヒーローとか、娘を守る父親ヒーローとか、日本の夜明けのために情念たっぷりに生きて散った志士とか、未来ある弟子のために奥義を伝え残した師匠とか、感じ入るものはいろいろあるわけで、そういう格好よさというテーマで語り合える人間は同志って言えるだろうさ』

ダイアンナ「なるほどね。ダディの理想は、いわゆるヒロイズムに集約されるのか」

NOVA『ただ、近代社会学の一理論では、英雄主義と商業資本主義は対立する概念と見なされることもあるので、ややこしかったりもする。前者は精神重視で後者は物質重視とか、前者は自己犠牲的で後者は保身的とか、商業資本主義と民主主義が英雄という概念を下火にし、フィクションの産物に貶めたとかいう説だ。尊王攘夷を英雄主義と見なすなら、開国後の富国政策は当然、商業資本主義に通じるし、武士と商人を対立概念と見なすなら一理あるかもしれないけど、この辺を突きつめて考えたことはあまりないし、少し寄り道が過ぎてると思うな』

アスト「まったくだ。お前は話をどういう方向に持って行きたいんだ?」

NOVA『もちろん、当ブログのTRPG話の年内総括なんだがな。脳内プロットを示すと、「死に様→生き様→職業・役割ごとの生死観→戦士、勇者・聖騎士、騎兵、海賊、忍者・モンク」と言った感じでつなげようと思っていたんだけど、上手くつながらない。どこをどう間違えたんだ?』

アスト「そんなのオレたちが知るか! 仕事疲れの頭で、そんなにダラダラ遠回りして話をつなげなくても、箇条書きで十分じゃないか」

・1月:D&D、パグマイア、T&Tの戦士
・2月〜3月:パラディンとか勇者(FF、ドラクエ
・4月:聖剣
・5月:海賊
・6月:D&Dのパラディン
・7月:騎兵の話
・8月〜9月:忍者やモンクの話
・秋:(スパロボ脳全開で記事書きできず)
・12月:総括のつもりでグダグダ雑談

NOVA『おお、アスト。俺はお前を見くびっていた。俺が示したいことを的確にまとめてくれるなんて、気心が知れたとは、正にこういうこと』

アスト「気色の悪いことを言うな。お前のケイオスゼンカイな思考回路、通称NOVA脳なんて、そう簡単に解析できてたまるか。とにかく、お前がいると、まとまる話もまとまりやしねえ。あとはオレたちに任せて、お前は仕事疲れの頭をしっかり休めるんだな。ダラダラまとまりなく文章を紡ぐだけで、無駄に話をややこしくしているだけ、ということを自覚しろ。とにかく、オレたちの仕事は、中途半端に残しているモンクの話をまずは終わらせてから、他に何かあるか?」

NOVA『そうだな。こいつをネタにしたいところだが』



アスト「いつぞやの海賊サプリか。買ったのか?」

NOVA『いや、まだだ。年が明けたら買う予定』

アスト「だったら、買ってから言え。とにかく、この記事と照らし合わせて、予習しておけばいいんだな」

https://white.ap.teacup.com/wngjob/247.html#readmore

NOVA『よろしく頼む。今の俺の疲れきったゴミクズ頭じゃ、実になる話ができそうにない。TRPG回路を再構築する必要性を強く感じた。あと、悪魔をテーマに何か記事が書けないだろうか?』

アスト「どう書けって言うんだ?」

NOVA『来年は、AFFで魔界サプリが出て、悪魔キャラをプレイヤーが演じることができるらしい。他には、ソード・ワールドのデーモンルーラー語りをしてもいいかもしれないが、そっちはヒノキ姐さんに頼む方がいいかも。あとは、D&Dだとウォーロックで悪魔契約者が考えられるし、ネタだけでいろいろ転がってそうなんだが、悪魔って基本ルールから外れたキャラ性を持っているからな。いろいろ勉強しないと危険だろうな』

アスト「その辺は、まあ、テキトーに暴走しない範囲で研鑽しておくわ。お前は帰って、とっとと寝ろ」

NOVA『ああ。この次に来るときは、もっとスッキリした頭で来るわ。よいお年を』

アスト「その前にメリークリスマスだろうが。正月まで、まだ少しあるんだからな」

(強引に、何とか当記事 完)