ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

メガネンジャーTOP会議

★新たなメガネンジャー?

 

 

NOVA「よし、今からメガネンジャーの運営会議を始めるぞ」

 

ハイラス「また、唐突でござるな」

 

ドクター・ウルシェード「先日、タ〜イムジャッカーの活動が報告されたからな。それに対するために、我々メガネンジャーも新体制に移らないといけないのだよ」

 

NOVA「そういうことだ。昨年は、俺とドクターと、それからウルトラセブンのダンさんの3人でTOP会談を行っていたが、現在ダンさんがいないので、次元ドルイドのハイラスにメガネンジャーのトップに就いてもらうことになった」

 

ハイラス「はい!? 一体どうしてでござるか。私はメガネキャラでもないし、そもそもヒーローでもない。ただの次元ドルイドでござるよ。いろいろと畑違いのはず」

 

NOVA「大きな理由は三つある。一つは、昨年末にウルトラマンルーブの世界で、異次元かあさんという存在が確認された。彼女はただの宇宙考古学研究者だったのが、次元転移に巻き込まれた結果、息子2人にウルトラマンの力を託すという大役を成し遂げ、さらに的中しなかったとは言え、未来予知みたいな能力を発現させたりもした。異次元かあさんという存在を受け入れるなら、次元ドルイドが防衛チームに加わっても何の不都合もない」

 

ハイラス「納得できるような、できないような」

 

NOVA「では、次にお前の体質的な変化について、ドクターに語ってもらおう」

 

ハイラス「体質的な変化ですと?」

 

ドクター「ふむ。実はだが、お前さんは人間じゃなくなっている」

 

ハイラス「はい!? 人間じゃない? どういうことでござるか!?」

 

★人間と異種族、怪獣の間で


ハイラス「私は異世界フォーセリアの出身。異世界人だから人間じゃないという理屈ではあるまいな」

NOVA「いや、異世界人であっても人間は人間だと思うぞ、基本的には。ただし、人間の定義にもよるがな。例えば、アウストラロピテクスのような猿人や、ペキン原人を人間扱いするかどうかは微妙だし、現生人類すなわちホモ・サピエンス・サピエンスのみを人間と定義するなら、異世界で違う進化を遂げたヒトを我々と同じ人間に分類できるかは難しい問題だ。例えば、フォーセリアの世界には、エルフやドワーフといった妖精種族とは別に、普通の人間がいるが、彼らはいずれも神々に創られたという出自を持っている。つまり、類人猿から進化したわけではないのだ。すると、フォーセリアの人間は、俺やドクターと同じホモ・サピエンス・サピエンスに分類されるだろうか」

ハイラス「何やら難しい理屈を述べているが、異世界人は人間ではない、とNOVA殿は言いたいのでござるか?」

NOVA「いや、だから人間の定義は、世界によって異なると言っているだけだ。例えば、同じソード・ワールドでも、フォーセリアではエルフやドワーフは妖精に分類されるが、ラクシアでは妖精は別にいて、エルフもドワーフも第一の剣陣営に所属する人族という扱いになる。一方でフォーセリアのゴブリンは妖魔に分類されるが、ラクシアのゴブリンは蛮族、バルバロスに分類される。さらにラクシアにはオークという蛮族が普通に存在するが、フォーセリアのオークは樫の木ゴーレムの名前で、種族名ではない(後日訂正:ラクシアでもオークはゴーレムであって、蛮族ではない。違う世界と勘違いしたらしい)。だから、アレクラスト大陸やロードスを舞台にしているのに、ゴブリンと同じ種族としてオークが出てきたら、そのゲームマスターは世界に無知ということになるわけで。このように種族分類というのは、世界によって変わってくる相対的なものであるが、人間か人間でないかの区別は、俺個人にとってはどうでもいい、という考え方だな」

ハイラス「さすがは、花粉症ガールの父であり、ドゴラを受け入れた御仁であるな。器が広いというか、大雑把でテキトーというか」

NOVA「大切なのはハート、メンタリティの問題ってことだ。たとえ、同じ人間でも害意や悪意を持ってる奴、俺の好きなものを貶める奴とは対話困難だし、友好的な悪魔と、敵対的な人間がいるなら、友好的な悪魔と友達になることを選ぶぜ。ただし、友好的な悪魔が俺の大切な人間社会を脅かすようなら悩ましいところだが、基本的に人間の敵は俺にとっても友好的だとは考えられんからな」

ハイラス「人類は滅ぼすけど、お前とお前の選んだものだけは救ってやろう、と言ってくる悪魔は?」

NOVA「それは悪魔じゃなくて、どこかの神じゃないのか? まあ、俺の名前がNOVAじゃなくて、ノアなら有り得る話だけど、ややこしい神話や種族創造の話はこれぐらいにして、問題はハイラス、お前個人の話だ」

ハイラス「ふむ。私はフォーセリアアレクラスト出身で、そこからアビア・トーリル、通称フォーゴトン・レルムを初めとする様々な異世界に転移し、やがて、この世界にたどり着いた。『種族名・人間、職業名・ドルイド、称号名・次元ドルイドのハイラス』と自分を定義しているでござるが」

NOVA「しかし、昨年9月に次元転移した際、生命維持装置としてKカプセルに収納されたんだよな」

ハイラス「ああ、確かにそうだった。9月15日の記事にある通りでござるな。まさか、その時に……」

ドクター「そう、お主は怪獣の特性を得て、『種族・人間(怪獣因子ファクター)』となったのだ。素晴らしい」

ハイラス「ガーン。私が怪獣だと?」

ドクター「いや、怪獣そのものではなくて、怪獣因子を備えた人間だ。宇宙飛行士が灼熱の異星で怪獣化したジャミラみたいな元人間と違って、9割9分は人間で問題ない。ただ一つ、新たな特性が付与されたようでな」

NOVA「特殊技能『怪獣および怪獣の眷属への親和性』と言えばいいのかな。つまり、お前は怪獣にやたらと好かれるようになったわけだ」

ハイラス「何と。すると、私がドゴラ眷属であるケイPシリーズにやたらと懐かれ、触手女神像のリバTからやたらと求愛行動を受けるようになったのも、それが原因でござるか」

NOVA「ああ。ついでに、ラドン眷属のヒノキ姐さんも、お前には頭が上がらんみたいだ。クリスマスパーティーの席上で、お前に諌められると、我の強い姐さんが意外にも素直に聞き入れたらしいじゃないか。ゲーム的に言うなら、『怪獣の要素を持った対象への交渉判定にボーナス。望むと望まざるとに関わらず、怪獣属性の相手から好意を得られる』って感じだな。つまり、ドラクエ5の魔物使い主人公みたいに『怪獣使い』の素養を得たんだよ、お前は」

ドクター「あるいは、レイオニクスに準ずる能力と言ったらいいかな。少なくとも、怪獣から見れば、お主は同族のように安心できる存在。その能力を意識して磨けば、全ての怪獣を支配する怪獣マスターになることもできるかもしれんが」

ハイラス「私はドルイドだから、天然自然の野生の獣に対する親和性は備えていたが、それがあらゆる魔物にまで拡張されたでござるか」

NOVA「少し違うな。あくまで種族名・怪獣であって、それ以外のモンスターは対象外。例えば、ラドンアンギラスには効果があっても、ただの古代生物であるプテラノドンやアンキロサウルスには無効。もしも、お前がジュラシック・ワールドの映画に出演しても、その能力は通用しない。さらに宇宙人や超獣、円盤生物などには効果が薄い。まあ、その世界ごとの怪獣の定義にもよるが、ピカチューとか、ジバニャンのような別のカテゴリーを持つ存在にも無効だ」

ドクター「確実なのは~、東宝大映、そして円谷プロの怪獣キャラ限定の能力ということだ」

ハイラス「実に、ご都合主義的な能力でござるな」

NOVA「おそらく、Kカプセルの元が、昭和NOVAの怪獣愛に基づくものだからじゃないか。それに、ドルイドであるお前の《アニマル・シンパシー(獣への親和性)》の能力が加味されて、《怪獣シンパシー》という形になった。ただし、80年代前半の昭和NOVAの辞書には、東宝大映怪獣、ウルトラ怪獣の知識はあっても、ファンタジーRPGのモンスターの知識はなかったから、そこから派生したゲーム・モンスターは対象外となる。ドゴラには有効でも、ただのスライムとか、クラーケンなどには無効とか。東宝映画に出たキングギドラヤマタノオロチには有効でも、西洋怪物のヒドラには無効。ただし、ウルトラマンに出てきた高原竜ヒドラには有効とか、そんな感じじゃないかな」

ハイラス「あまりにも恣意的すぎるでござる。結果的に、NOVA殿が怪獣認定すれば有効、怪獣じゃないと判断すれば無効ということではないか」

NOVA「ああ。ゲームのルールなら、もっと厳密に種族分類をして、誰が裁定しても有効と無効が客観的に定義できないとダメなんだろうが、ハイラス個人の能力を、俺が管理する物語で扱うわけだから、俺の恣意的で問題ないんじゃないか。俺以外の人間が、ハイラスの物語を描きたいなら話は別だが」

ドクター「メタ発言はともかく、次元ドルイド殿の能力は対怪獣作戦に有効に使える可能性は大きい反面、場合によるといたずらに怪獣を誘引する危険性もあるので、メガネンジャーとして管理した方がいいのでは、という結論になった。快く了承してもらえると助かる」

ハイラス「つまり、これまでの次元ドルイドに加え、見習い怪獣使いに兼職したでござるか。未知の能力がまた一つ加わったため、専門家の助言が得られる環境はありがたいが、私がメガネンジャーに貢献できるとは思えぬ」

NOVA「いや、そんなことはない。むしろ、君こそ今のメガネンジャーに不足している要素を補う人材なんだ」

ハイラス「不足している要素だと?」


★怪人製作の三要素


NOVA「明鏡戦隊メガネンジャーは、アキバレンジャー同様に妄想パワーで戦う非公認のスーパー戦隊なんだが、仮想敵としては当然、悪の怪人との等身大戦、および巨大ロボ戦を想定している。そして怪人といえば、まずショッカー怪人が原点にあると考えるが、奴らと戦うのに必要な知識が何か分かるか?」

ハイラス「知識でござるか。ショッカー怪人は確か、動植物の能力を組み入れた改造人間。対する仮面ライダー・本郷猛はオートレーサーにして、城南大学の生化学研究所に所属する学生であったな。つまり、メカと生物に詳しい、と。はっ、なるほど。そういうことでござったか」

NOVA「ああ。ショッカー怪人には、機械工学と生物学、そして一部オカルト要素が投入されている。それに対する我々は、宇宙と海、そして科学技術担当のドクターがいて、チームの屋台骨を支えてもらっている」

ハイラス「そして、NOVA殿は魔法知識と多元宇宙、そしてヒーロー蘊蓄が専門でござるな」

NOVA「まあ、そうだな。言わば文系の俺と、理系のドクターの二人で支えてきた。ついでに、ダンさんは体育会系な」

ハイラス「そこに足りないものは、生物学でござるか」

ドクター「一応、わしも海洋生物については詳しいし、遺伝子解析や薬品調合など、相応の設備さえあれば専門外でもそれなりに手を広げることはできる。そうでなければ、獣電竜プレズオンを宇宙船に改良したりはできないからな。しか~し、今のこのチームに足りないものは何よりも野生のパゥア~。そう、本能解放とか、ほとばしる獣の力とか、アウトドアでサバイバルを行える人材だ。すなわち桐生のダイゴっちみたいなワイルドな男を必要としている」

NOVA「そもそも、メガネとワイルドというのが相反する属性だからな。当初の結成理由も、ビルド時空で内海さんが生き延びるように祈る百万の思念、精神エネルギーの方を重視していたわけで。それでも、ダンさんやゼロさんが割と熱いヒーローだったから、彼らの熱気でワイルドさは補えたわけだ」

ハイラス「確かに、そうでござるな」

NOVA「だが、今、メガネンジャーで残っているのは、俺とドクター、弥生ちゃんとブレンたち、そして晶華の5人だけ。安定して戦えるのは、ロイミュードと弥生ちゃんぐらい。晶華は現在、魔力が枯渇しているようで戦力にならないし、俺とドクターは気持ちこそ若い者に負けていないが、前線で戦い続けるには心許ないのが事実だ。ギックリ腰とか筋肉痛とか、後遺症のことを考えると、あまり無理はできん。せいぜい膠着した戦いに乱入して、戦況を変える一石を投じる程度だな。つまり、メガネンジャーにはチームの土台となる前線リーダーが必要ということになる。まあ、いざという時には、ヒノキ姐さんが喜んで駆けつけて来るだろうが、常時というわけにはいかない」

ハイラス「つまり、私に求められているのは、動植物の実用的な知識、そしてアウトドア環境におけるサバイバル能力、そしてチームを支える大人の男性としての安定した柱、中核力でござるな」

NOVA「もちろん、ダンさんやゼロさんみたいな勢いは求めていないし。戦力面で言えば、ブレンと共にいる仮面ライダーハートが頼りになるんだが、彼らロイミュードは安定した存在とは言えんからな。暴走の危険もあるし、リーダーを務めてくれるように勧めたこともあったが、そういう役割は人間が望ましいとのことで辞退された。そこで、冷静で安定した抑え役になれる人材ということで、ハイラス、お前に白羽の矢が当たったわけだ」

ハイラス「しかし、私には無理でござる。大体、メガネンジャーの資格であるメガネを着けていない」

NOVA「それなら用意した。雪山などのアウトドア用遮光グラスだ。これを使えば、お前は新たな戦士メガネワイルドに変身できる」



ハイラス「メガネワイルドだと?」

NOVA「そう、野生の獣の力を活かして戦うアニマル戦士。往年のバトルケニア、その後はサンバルカンライブマンギンガマン、21世紀からはガオレンジャーゲキレンジャー、そしてジュウオウジャーの系譜を受け継ぐドルイ道ファイターだと考えてくれ。ワイルドスーツは正にお前の能力をフル活用できるように設計されている」

ハイラス「うう、ドルイ道ファイターと呼ばれたら、断るわけにはいかないでござる。私にどこまでできるかは分からぬが、メガネワイルドの任は引き受けよう。ただしリーダーではなくリーダー補佐。現場での決定権は晶華殿に任せたい」

NOVA「晶華がリーダーだと? それはかなり不安だが、周りがサポートしてくれるなら、何とかなるかな」

ハイラス「大丈夫。メガネ愛では、晶華殿がチーム最高の素質を備えているし、潜在力や成長速度も侮れないでござる。そもそもメガネンジャーは彼女のメガネ好きに応じる形で企画されたわけで、だったら彼女がチームの中心に位置するべきでござろう」

ドクター「司令の娘がリーダーという形は、さほど悪いわけではないかもな。カクレンジャーの鶴姫、シンケンジャーの志波薫姫といった例もあるわけだし」

NOVA「だったら晶華が暫定リーダーってことで」

(当記事完)