ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

パグマイアやD&Dの能力値

★能力値の順番の話

 

 

アスト「今回はビヨンド学園の話を飛ばして、早速キャラ作りの続きだ」

 

ダイアンナ「ところで能力値なんだが、前回、アストはSTR、INT、WIS、DEX、CON、CHAの順番で言っていたよな」

 

アスト「ああ、オレの知ってるD&Dはそうだったからな」

 

リバT『それは、職業を戦士、魔法使い、僧侶、盗賊の順で考える名残とも言えますね」

 

アスト「STR(ストレングス、強さ)は戦士の主要能力値、INT(インテリジェンス、知識)は魔法使いの、WIS(ウィズダム、知恵)は僧侶の、DEX(デクスタリティ、敏捷性)は盗賊の主要能力値だからな」

 

ダイアンナ「CONとCHAは?」

 

アスト「CON(コンスティテューション、強靭さ)はドワーフとハーフリングに関わってくる。CHA(カリスマ、魅力)は特に関連クラスはもたないな。AD&Dだと、パラディン(聖騎士)やバード(吟遊詩人)に関わってくるが」

 

リバT『現在のD&Dおよびパグマイアでは、前半を肉体系、後半を精神系と区分されて、STR、DEX、CON、INT、WIS、CHAの順になっています。訳語も筋力、敏捷力、耐久力、知力、判断力、魅力が定着していますね』

 

アスト「Wisdomを知恵と言ってしまうのは、旧世紀のオールドファンってことかよ。まあいい。じゃあ、ダイスを振るぜ」

 

リバT『パグマイアの能力値決定には、ダイスは必要ございません。15、14、13、12、10、8の6つを好きな能力に当てはめるだけ』

 

アスト「何だと? 本家D&Dもそうなのか?」

 

リバT『本家も同じですね。ダイスを振った場合、期待値は10.5ですが、能力値選択だと期待値12ですので、それなりに優秀なキャラを作れるはずですよ』

 

アスト「ええい、景気づけのためにダイスを振ってみるぞ。それそれッ、15、18、11、7、9、5。チッ、後半がボロボロだ」

 

リバT『合計65。能力値選択だと合計72。どちらが望ましいですか?』

 

アスト「頭はいいし、筋力もあるので、クラシックD&Dだと優秀なエルフになれそうなんだが、カリスマ5というのが残念でならん。DEX7というのもトロい感じで嫌だな。やはり能力値選択だと、事故が起こらなくていい感じかもな」

 

★能力の振り分け(ダイアンナの場合)


ダイアンナ「では、あたしがまず能力値を決めるとしよう。魔法キャラとしては、知力が欲しいので、そこに15を入れるのが鉄板だな。逆に筋力を使うことがまずないので最低値の8を入れる」

リバT『魔法使いは耐久力を高めにするのもお勧めですよ。呪文の使用回数は耐久力のボーナスが付きますから。それに低いスタミナ(HP)を補えますからね』

ダイアンナ「ボーナスって、どれぐらいなんだ?」

アスト「13で+1、16で+2、18で+3というのがD&Dの常識だ」

リバT『それも30年ぐらい前の常識ですね。もう一度、平成をやり直すつもりですか?』

アスト「オレは元タイムジャッカーだが、クォーツァーじゃねえ。だったら今はどうなってるんだ?」

リバT『現在は10を基準に偶数ごとにプラスマイナス1される形です。12と13がプラス1、14と15がプラス2、16と17がプラス3、18がプラス4。逆に8と9がマイナス1。キャラ作りの際はこれだけ覚えていれば十分でしょうね』

ダイアンナ「つまり、耐久力に14を選べばプラス2されるわけだな。だけど、敏捷力や魅力も捨て難いし……よし、敏捷力13、耐久力14、魅力12、判断力10ということで、決まりだ」

リバT『すると、クイーンは知力の高い猟犬の血統でボーナスプラス2が付きますので、筋8、敏13、耐14、知17、判10、魅12といったところですね』

ダイアンナ「ん? 知力にボーナスが付くのか。だったら、知力と敏捷を入れ替えて、敏に15を、知に13を入れた方が、あたしのイメージに近いと思うんだが」

リバT『すると、筋8、敏15、耐14、知15、判10、魅12となりますね』

ダイアンナ「ただの魔法使いじゃない、華麗な魔法盗賊だと、そういう感じだと思うんだ。ところで能力値は伸ばせないのか?」

アスト「昔のD&Dなら伸ばせなかったが、どうせ今のは伸ばせるようになってるんだろう?」

リバT『ご名答です。レベルアップ時には、能力値アップおよび技能を習得するか、新たな芸を習得するか、それとも芸の能力を強化するか、の3つのパターンから選べます。そして最大レベルは10。さすがに現D&Dの最大レベル20まではサポートされておらず、伝説級の犬になる前に引退することを推奨されております』

アスト「まあ、昔のD&Dでも、レベル10超えは君主の道、レベル20超えは神さまを目指す道だからな。そこまで目指したいなら、パグマイアじゃなくて本家D&Dをやれってことか」


★能力の振り分け(鉄太郎の場合)


鉄太郎「次は私に決めさせてくれ。ここまで黙って聞いていたが、このままだと今回の記事でのセリフがなくなってしまう」

リバT『では、鉄太郎さんにお願いします。鉄太郎さんの選んだ頑犬は耐久力にプラス2ボーナス、天命のストレイの主要能力は耐久力と筋力になっております』

鉄太郎「だったら、筋力15、耐久力14でボーナス加算して16だと強いわけだな。そして13は敏捷力に入れて、後は12、10、8か。野犬はバカでも務まるのかね?」

リバT『一番要らないのは魅力だと考えます。知力と判断力だと、知力は知識系、判断力は何かに気付くかどうかの感性に影響しますので、野犬にとっては判断力の方が必要かと」

鉄太郎「ならば、筋15、敏13、耐16、知8、判12、魅10といったところかな」

リバT『問題ないでしょうね』


★能力の振り分け(アストの場合)


アスト「鉄の旦那があっさり決まったな。TRPG初心者とは思えん」

鉄太郎「自分のやりたいイメージが明確だからな。アスト君はハンターかね。ならば、敏捷力と判断力と言ったところかな」

リバT『ご名答です。よくお分かりで』

鉄太郎「昔、宇宙ハンターのクール星人というのがいてね。頭は悪くなかったが、体を鍛えていなかったんだ。だから、一瞬で倒したんだよ。ハンターを名乗るなら、もっと野外生活で生きて行けるように体を鍛えて欲しいもんだねえ」


アスト「クール星人なんて虫野郎と一緒にしないで下さいよ。ええと、敏捷15と、判断14と、筋力13と、耐久12と、魅力10、知力8かな。雑種は二種の能力にプラス1なので、敏捷と筋力を上げよう」

リバT『すると、筋14、敏16、耐12、知8、判14、魅10ですか。どうも、脳筋が揃って来たようですが、次は触手キングさん?』

触手キング「むがっ? 寝てたわい」

リバT『だったら、後に回して、私めが』


★能力の振り分け(リバTの場合)


リバT『聖職者のシェパードに必要なのは、判断力と知力ですね。女神らしい魅力も必要となれば、筋8、敏10、耐12、知15、判断16、魅13に決定です。さあ、触手さん、あなたの番ですよ』

触手キング「触手さんと省略されると、複雑な気分なんですが、吾が女神よ。省略するならキングさんがよろしいかと」

リバT『だけど、今さらキングってキャラでもないでしょうに。触キンさんではどうでしょう?』

触手キング「それはそれで、ショッキングな響きですな。せめて、もっと親しみやすくキンちゃんとか」

リバT『そんなことよりも、早く能力値を決めて下さい』


★能力の振り分け(触手キングの場合)


触手キング「ガーディアンに必要なのは筋力と魅力となっておる。王や騎士、軍隊司令官としてのカリスマを求められてるようだ。血統が筋力プラス2の作業犬だから、筋力14、耐久15、魅力13、敏捷12、判断10、知力8と言ったところか」

リバT『すると、筋が16になるのですね。しかし、戦士系はみんな知力が8になってしまうのが、能力値選択制の傾向ですね。それに前に出るつもりのないキャラは、みんな筋力8にしがちのようです』


★能力値まとめ

ダイアンナ:筋8、敏15、耐14、知15、判10、魅12
鉄太郎  :筋15、敏13、耐16、知8、判12、魅10
アスト  :筋14、敏16、耐12、知8、判14、魅10
リバT   :筋8、敏10、耐12、知15、判16、魅13
触手キング:筋16、敏12、耐15、知8、判10、魅13

(当記事 完)