ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

「地獄の館」攻略感想(EX)

萌えキャラ談議

 

カニコング「ゲームブック初心者としての初攻略記事は何とかなったでごわす」

 

アスト「まあ、3人めで無事にクリアできたのは快挙だろうな。しかし、萌えヒロインへの需要は満たせなかったと考える」

 

カニコング「吾輩は『萌えヒロイン作成チャート』の示す通りに演じたでごわすよ」

 

アスト「萌えヒロイン作成チャートには『ごわすのじゃ』とか『ごわすじゃん』とかは示されていないだろう」

 

カニコング「しかし、チャートには『使用法やタイミングは自由にアレンジして構わない』『ここにない口調を設定してもよい』とあるでごわす。チャートはあくまで話のネタとして、プレイヤーやGMのロールプレイの糸口として、適切に利用するといいのでごわそう」

 

アスト「じっさいの使用法が適切だったかどうかはともかく、TRPG支援ツールの使い方としては、間違ったことは言ってないんだよな。しかし、萌えヒロイン作成チャートには不満がある」

 

カニコング「何でごわすか?」

 

アスト「最初に決める属性表をいろいろ見ていたんだが、犬や猫はあるのに、馬がないじゃないか。つまり、ウマ娘が作れん」

 

リバT『そりゃそうでしょう。萌えヒロイン作成チャートが収録された「ソウルアーツ」は2009年発売のサプリメント。一方で、ウマ娘は2016年のマンガから発表された企画。さすがに2009年当時に存在しない要素を組み込むことは困難と思われ』

 

ダイアンナ「確かに、属性の中には『花粉症』も『吸血鬼』もないもんな」

 

リバT『花粉症はともかく、吸血鬼はナイトウィザードの基本キャラクタークラスに普通に存在しますので、作ることは可能ですね。それよりも存在しないのは、不定形のドゴラとかスライムとかです。「ダブルクロス」のエグザイルなどで再現できなくはないですが、『不定形萌え』というジャンルもニッチです』

 

カニコング「いや、2010年にはクトゥルフと組み合わせて、不定形メイドが誕生したでごわす」

ダイアンナ「萌え属性の種類も、2009年以降、ますます増えているということだな」

 

アスト「まあ、ガルパンも2012年だし、艦これも2013年。ミリタリー系と括ることもできるが、とにかく新たなジャンルと既存の萌えをうまく組み合わせて、キャラ化したわけだな。ならば、新たな分野を開拓するのも、『これまでにない属性』を見つければいい、と」

 

リバT『だからこその『花粉症』だったわけですね。来年は艦これ10周年と共に、花粉症ガール5周年ですので、ニッチな個人サイトのネタとして今後もコツコツ続けていければ、と』

 

バッドエンドと難易度の話

 

ダイアンナ「萌えヒロインの話はこれぐらいにして、地獄の館のバッドエンドを確認しよう」

 

リバT『そうですね。ゲームブックの難易度を決める一つの基準が、バッドエンド・パラグラフの数だと考えられますので、リストアップします』

 

・7:地下通路の袋小路でボタンを押すと、警報のベルが鳴り響く。多勢の悪魔崇拝者に捕らえられてゲームオーバー。

・52:地獄の悪魔に、クリス・ナイフ抜きで戦って、太刀打ちできずに死亡。

・67:クリス・ナイフ入手のダミー部屋に閉じ込められ、脱出の期待を込めてフタを開いた魔神ナンカの瓶に封じ込められてしまう。

・82:小部屋に閉じ込められて、脱出不能ゲームオーバー。

・171:寝台の枕やシーツにまとわりつかれて窒息死。

・172:毒入りのチーズや白ワインを口に入れて死亡。

・180:執事のフランクリンズから正体を現した地獄の悪魔に不意を討たれて死亡。

・182:地下牢の囚人にナイフを奪われて、刺殺される。

・201:拷問吏の手で小さな檻に押し込められ、苦痛に満ちた緩慢な死を迎える。

・219:儀式の集団に変装して紛れ込もうとしたものの、正体がバレて、追いつめられて囚われる。

・245:地下で出会ったラファティーに騙されて、囚われる。

・254:台所で大きな音を立てて、悪魔崇拝者に見つかる。地下牢に閉じ込められて、脱出不能ゲームオーバー。

・274:試験管に入った致死毒の臭いをかいで死亡。

・301:地下牢で悪魔崇拝者のリーダーは倒したものの、他の集団に抗えずに囚われる。

・326:吸血鬼の催眠視線に囚われ、血を吸われて死亡。

・328:勇気を出して生け贄の娘を助けようとするも、多勢に無勢で抗しきれずに討ち死に。

・331:催眠の書物の秘めたる魔力に抗えず、魂を吸い込まれて死亡。

・362:毒入りの白ワインを飲んで死亡。

・365:生け贄の儀式から逃げ出せずに、悪魔への生け贄とされる。

・396:拷問吏の手で檻に入れられたまま、束縛されて宙吊りにされる。疲労と飢えでやがて死ぬだろう。

 

アスト「全部で20パラグラフか。5%ってところだな」

 

ダイアンナ「『バルサスの要塞』と同じだね」

 

リバT『実際には、1階の台所とか、地下の儀式関連とか、その区画に足を踏み入れた時点で、どう進んでもバッドエンドを免れないパラグラフ・エリアがありますので、それらも含めると、8%〜10%ぐらいに膨れ上がると考えます』

 

アスト「難易度としては、こんなところかな」

 

★地獄の館(難易度7)

・ラスボスが強い(◎、能力的にはFFでも最強クラスの技術点14。クリス・ナイフのボーナスがあるとは言え、主人公の技術点が10以上ないと対等には戦えない)

・全体的に罠が多くて死にやすい(◎、一手間違えると攻略不能になる仕掛けが多い。恐怖点の溜まりやすさもあって、とにかく死にやすい)

・パズル構造が複雑(◎、クリス・ナイフ入手の手順と、鏡の間での鍵入手の手順が分かりにくい。パラグラフ・ジャンプを含む数多くの仕掛けを乗り越えた上で、ダミー部屋や別ルートに迷い込まないようにする必要がある)

・ゲームシステムが難しい(◯、恐怖点が加わっただけだが、それによってゲームオーバーの可能性がぐんと跳ね上がった)

・フラグ管理がややこしい(X、アイテム数は少なめなので、状況を把握・整理すること自体は簡単。まあ、管理するデータが多くなる前に死ぬのが実際のところ)

 

カニコング「10段階中の難易度7でごわすか。これは相当、高い数字と見て間違いないな」

 

アスト「これまでの攻略記事で、最高難易度が『火吹山の魔法使いふたたび』の8だからな。お前はよくやったと思うよ。萌えキャラのロールプレイ以外は」

 

カニコング「萌えキャラのロールプレイは、ゲームブックの攻略よりも高い難易度でごわすよ」

 

リバT『これまで攻略したFF作品の難易度をリストアップすると、以下の通りですね』

 

●難易度8:火吹山の魔法使いふたたび

●難易度7:地獄の館

●難易度6:バルサスの要塞、危難の港

●難易度5:さまよえる宇宙船

●難易度3:火吹山の魔法使い、魂を盗むもの

●難易度2:運命の森、盗賊都市

 

ダイアンナ「ここまで見ると、『火吹山の魔法使いふたたび』を除いて、リビングストンよりもジャクソンの作品の方が難しいという印象だね。共著の第1作『火吹山』を除くと、『バルサスの要塞』『さまよえる宇宙船』『地獄の館』と全部、難易度が高い部類だ」

 

アスト「そりゃあ、リビングストンが手強いと称される筆頭作品の『死の罠の地下迷宮』がまだ控えているからな。ジャクソンの難易度が高いのは、攻略手順がパズル的でトリッキーなことが多く、一本道的な解法が求められている点。つまり、正解ルートを見つけ出すための試行錯誤が難しいんだな。リビングストンの『火吹山ふたたび』も、第一作の共著者に敬意を示して、ジャクソン的手法を取り入れている感じだし、とにかく正解ルートを見つけ出すのが大変なゲームは攻略難度が上がる」

 

リバT『一方で、リビングストンさんの作品は基本的に、一本道の正解を見つけ出すゲームは少なくて(運命の森が数少ない例外)、どのルートを選んでも(有利不利はあるものの)大体は攻略できる自由度の高さが特徴。もちろん、ゲーム的な縛りとして「必須アイテム」の存在があって、これはゲットしないといけないという物はあるのですが、ジャクソンさんほどの厳密な攻略手順は求められていません。ただし、ジャクソンさんに比べて、リビングストンさんの作品は避けられない戦闘回数が多くて、サイコロを振る機会はこちらの方が上でしょう』

 

アスト「ジャクソンのゲームブックは、正解パラグラフを選べば、戦闘がほとんど必要ないもんな。『地獄の館』でも、ラスボスの悪魔を除けば、モルダナ婆さんの番犬2頭を倒すだけで、バトルは切り抜けられるし」

 

リバT『来年のコレクションで登場が期待されているソーサリーは除きますがね』

 

館の地下のバッドエンド攻略(生け贄場面など)

 

ダイアンナ「来年の話は気が早いと思うので、まずは本作のIFルートを完結させようじゃないか」

 

カニコング「地下の未探索エリアでごわすな。地下には4つの侵入ルートがあるでごわす」

 

1:2階のシェイタンの間や、1階の鏡の裏から降りる秘密階段

2:2階のエブリスの間から落とされる209番の地下牢

3:1階の客間から落とされるシーコウの寝ぐら

4:1階の地下階段から降りてくるルート

 

カニコング「攻略上の正解は3番でごわすが、2番や4番でも『地下階段の下を捜索して(パラグラフ61から51へ移動)、合言葉が殺人であることを言い当てること』ができたら、クリアは可能でごわすな」

 

アスト「地下に入る目的は、クリス・ナイフを入手することだけだからな」

 

リバT『しかし、階段のある部屋の背後の壁を調べて見つかるレバーを引くと、儀式用の控え室(更衣室)に入ってしまうのですね(387)。儀式に参加すると、209番の地下牢に囚われていたと思しき金髪の可愛い娘が殺されようとしています。勇敢にも彼女を助けようとすると、ゲームオーバーが確定します』

 

ダイアンナ「儀式を妨害することはできないのか」

 

アスト「というか、もう儀式の場所に迷い込んだ時点で、どうやっても詰んでる状態でゲームオーバーなんだよな。早いか遅いかの違いだけで」

 

リバT『少しでも長生きしたいなら、生け贄の娘を見殺しにするしかありません。そして儀式の現場から上手く逃げ出せて、進んだ通路で左の扉に入ると、猛犬グレートデンが3頭いる部屋に入るのですが、そこで犬を虐殺することはできても、脱出できなくて袋のネズミなんですね』

 

ダイアンナ「右の扉は?」

 

リバT『ラファティーという男がいるのですが、こいつも小悪党なので、何の役にも立ちません。うかつに信用すると裏切られますし、信用しなくても結局は打つ手なし。どうやっても終わりです。諦めてください。行き止まりの通路(60)で最後の希望の押しボタンを押して、警報の罠でバッドエンド・パラグラフ7番に突入です』

 

ダイアンナ「結局、儀式には関わるなってことか」

 

リバT『なお、1番の秘密階段から降りてくるルートを選んでも、食糧貯蔵庫で体力点を回復したり、囚われている白衣の男とのちょっとしたイベントを経たりしながら、結局、儀式の場面に踏み込んでしまい、バッドエンドの憂き目に遭ってしまいます』

 

アスト「普通は、秘密階段を見つけることが攻略上、必須になることが多いが、本作の場合は、秘密階段を見つけて降りたら、バッドエンドに陥るという番狂わせな展開なんだな」

 

ダイアンナ「捕まっている人間を誰一人助けることができないまま、主人公がただ一人、ラスボス悪魔を倒して、館を脱出するだけのビターエンドなストーリーなんだね。もう少し、ヒーローらしいハッピーエンドは迎えられなかったのかな」

 

リバT『脳内補完をするなら、2階で助けた灰色衣さんが、主人公が悪魔と戦っている間に、囚人を上手く救出して、火事のどさくさ紛れに脱出成功。エンディングで「君が恐ろしい悪魔を倒してくれたおかげで、信者たちが混乱して上手く脱出に漕ぎ着けた。君は命の恩人だ。感謝する」とでも称えてくれて、きれいに終わるのもありなんでしょうが、途中の経緯に関係なく全てが焼滅するような終わり方なんですね』

 

アスト「ハウス・オブ・ヘルだと、上手く脱出した後、館の燃えた痕跡も発見できず、館での事件が妄想夢オチなのではないのかと訝る主人公の日常生活で幕を閉じるらしいが、とにかく終わり方が一番スッキリしないFF作品かもしれない」

 

カニコング「地獄の館2でもあれば、話は別でごわすな」

 

リバT『「地獄の館ふたたび」ですか。まあ、ラスボスの悪魔は魔界とかタイタン世界でもまた出現してもおかしくないですけどね。今回は脱出おめでとう、ということで、スッキリ気分で終わっておきましょう』

 

  食糧貯蔵庫

     l←←秘密階段

  白衣の男→→↓

ラファティー  ↓

  l                     ↓

60ーーーーー儀式←儀式の控え室

  ↓        ↑

  ↓  1階への階段(393)ークリス・ナイフの隠し扉

  ↓     ↑                               およびダミー部屋

  ↓     91ー拷問室       

 犬の部屋     lー209地下牢

 (通行止め)ー166

        ↑

    シーコウの寝ぐら

 

(当記事 完)