ウルトロピカルな⭐️GT(ゲーム&トレジャー)島宇宙

南の島と上空の宇宙宮殿を舞台にTRPGや特撮ヒーローなどのおしゃべりブログ。今はFFゲームブックの攻略や懐古および新作情報や私的研鑽メイン。思い出したようにD&Dに触れたりも。

2018-01-01から1年間の記事一覧

AD&Dとマスタールールの背景(その3)

前回は、70年代後半から80年代のスピルバーグ映画の成功が、D&Dの持つ冒険要素やSF的センス・オブ・ワンダーの精神とうまくマッチングして、一つの流行と伝統を形作っていった流れを書いてみました。 ここにコンピューターゲームの動向と、ファンタジー小説…

AD&Dとマスタールールの背景(その2)

前回は、スタートレックとトラベラー、スターウォーズとD&Dという対照的なSF映像作品とTRPGの関係性について語ってみました。 まあ、元々は、スターウォーズとAD&Dの同時代性および共通点を語りたかっただけで、スタートレックやトラベラーにまで踏み込むつ…

AD&Dとマスタールールの背景(その1)

今回は、アドバンストD&Dと、クラシックD&Dのマスタールールに話題が移ったので、ルールの中身ではなく、その背景事情を歴史的に振り返ってみたいと思います。 まあ、ゲイリーさん中心の歴史はすでに書きましたが、今回は多元宇宙と絡めた上での背景をば。 …

ドワーフの道

さて、今回はAD&Dから新世紀D&Dのドワーフについて、いろいろ話してみたいと思う。 なお、クラシックD&Dのドワーフについては、4月4日の記事で先に書いてあるので、そちらも参照してほしい。 ドワーフというキャラは、トールキンの『ホビット』『指輪物語』…

アドバンストD&D(その2)

NOVA「本日7月27日は、ゲイリー・ガイギャックス氏の誕生日だ」 ハイラス「何と。かの偉大なお方がこれからお生まれになるのか?」 NOVA「何でやねん。80年前の今日、1938年の7月27日に生まれた日ってことだよ。誕生日ってことは普通、過去形であって、未来…

多元宇宙概論(その2)

多元宇宙の話の続き。 前回は、クロスオーバーの起源とか、マルチメディア展開による「同じタイトルの物語の別バージョンが多発する事例」を挙げてみました。 曰く、現在に通じるクロスオーバーは、アメコミのジャスティス・リーグ(1960)やアベンジャーズ…

D&D各ルールブック紹介4(その1)

今回は、クラシックD&D4セット目のルールブックの紹介になります。 というか、3セット目のコンパニオンルールがやたらと長かったですね。 最初の記事が4月19日で、かれこれ3ヶ月前。 その前のエキスパートルールが4月14日で、たった一回の記事で終わっている…

ソード・ワールド2.5ルール1購入

リトルNOVA「ルールブック買ってきたよ」 ハイラス「おお、これこそが、我が故郷アレクラストへ通じるやも知れぬ噂の書物であるな」 リトルNOVA「まあ、2.0の冒険の舞台はラクシア世界のテラスティア大陸で、今回の2.5では、新たな舞台アルフレイム大陸が目…

多元宇宙概論(その1)

さて、クラシックD&Dのコンパニオンルールという足枷を振り切ったところで、改めて多元宇宙について考えてみます。 まず、今後はD&Dの多元宇宙について考える基本資料として、3版時代に邦訳された『次元界の書』(Manual of the Planes)を使うことを宣言。…

コンパニオンDMの道(その3 完結編)

今回は大人バージョンで進めようと思う。 そして早速だが、コンパニオンDMの道は今回で終了しようと考えた。 ハイラス「それはまた、どうしてでござるか?」 一言で言えば、ネタ切れだ。話をAD&Dや新世紀D&Dまで広げてから、改めてクラシックD&DのDMルールブ…

ドルイドの道(その5 アドバンスト完結編)

リトルNOVA「長かったD&Dドルイド考察も、今回で一旦終了だよ」 ハイラス「すると、私の出番もこれで終わりになるのかな」 リトルNOVA「いや、引き続き、ハイラスおじさんには、ソード・ワールド2.5の解説に協力してもらうよ。世界はアレクラストじゃないけ…

ドルイドの道(その4 続々アドバンスト編)

リトルNOVA「たっだいまー」 ハイラス「うわあ、NOVA殿。まだ、時間は失われたままでござるか?」 リトルNOVA「いや、時計の電池交換はしっかりしてきたよ。ザ・ワールド、時は動き出すって感じで、時空魔術師は復活した。これで安心だ。いろいろ心配かけた…

ドルイドの道(その3 続アドバンスト編)

NOVA「時間が止まった」 ハイラス「ハッ? 突然、何を言い出すでござるか?」 NOVA「今日、仕事へ行ったときに、ふと左手首を見ていて気付いたんだよ。愛用の腕時計の針が動いていないことに」 ハイラス「何だ、機械の話でござるか。そのような文明の利器に…

アドバンストD&D(その1)

さて、今回はようやくにして、アドバンストD&Dの記事を書いてみる。 まず、前置きとして、日本におけるアドバンストD&Dというものがどういう位置付けか語ってみよう。 新和社から日本語版D&Dの赤箱ベーシックセットが85年に発売された時をもって、仮に日本の…

私的D&D史(デイヴ・アーネソンについて)

さて、多元世界の話と並行して、D&Dのもう一人の生みの親デイヴ・アーネソンについても書いてみたいと思う。 ハイラス「どうして、一つに集中せず、そういうややこしいことをするのか?」 うむ、D&Dの多元世界について書く場合、ハイラスは何が必要と考える…

コンパニオンDMの道(その2)

さて、今日は多元宇宙の話だ。 こういう話だと、次元ドルイドの出番だと思うので、ハイラスさんにも登場願おうと思う。 ハイラス「うむ、木曜日を花粉症ガールの日と設定するなら、土曜日をドルイドの日に設定してもいいのではないか、と最近考えるに至った…

コンパニオンDMの道(その1)

さて、前回で次元ドルイドのハイラスさんとの「ドルイ道トークタイム」も一旦まとまり、次の記事に移ろうか、と考えたりします。 方向性は、大きく3つ。 ●1.私的D&D史の話の続き これはAD&Dの2版とか、少し遡って、1版とか、D&Dのもう一人の生みの親であるデ…

真のドルイ道

★相変わらずPBP会話 さて、前回でクラシックD&Dのドルイド呪文については、一通り語り終えたわけだが、ハイラスはどう思った? ハイラス「NOVA殿は、完敗を宣言したのではなかったのか?」 お前はああいう勝ち方で満足するような小さな男だったのか? ハイラ…

クラシックD&Dドルイド呪文5

★MOS修練場にて マイ・オウン・スペース(個人的な隔離空間)の異名を持つ〈事象の分岐点〉だが、多元世界の監視および通路として使える「次元扉の間(ディメンジョンドア・ルーム DDR)」以外に、寝室や資料室など、各種設備が備わっている。 ある意味、俺…

クラシックD&Dドルイド呪文4

★4レベルドルイド呪文(補足) さて、今回は夏至も終えたが、引き続きドルイド呪文と行くぞ。 それと、前回の4レベル呪文で書き損ねたことを追記しておこう。 まず、気温操作の「コントロールテンプラチャー」だが、改めてルールの記述を読み直すと、随分と…

クラシックD&Dドルイド呪文3

さあ、夏至前夜のドルイ道企画、続けて行ってみよう! ハイラス「NOVA殿、いつにも増して、ハイテンションでござるな」 ああ、ちょっとした言葉による地鎮祭的なものだと思っている。 縁起を担ぐみたいだが、地震直後で風雨なんかも気になる頃合いだと、多少…

クラシックD&Dドルイド呪文2

さて、明日はいよいよ夏至なのだが。 ハイラス「コアアースのそちらでは、大きな地震があったそうだな」 ああ、大ドルイド計画に支障が出たので、ソード・ワールド絡みの話は延期とさせてもらう。 ハイラス「それどころではない、と言ったところか」 うむ。…

クラシックD&Dドルイド呪文1

さて、総括記事も一段落したので、夏至に向けてのドルイド応援企画と行こう。 ハイラス「とうとう、私が真の使命を果たす時が来たようだな」 ああ、ハイラスさんがクラシックD&Dのドルイド呪文を紹介してくれ、NOVAが順にコメントを入れていくだけだが、それ…

総括&今後のスケジュール(GTライフ編4)

★我、帰還せり 複数ブログの掛け持ちってのはなかなか大変だなあ、と感じている今日この頃。 まあ、今は娘周りの状況整理を空想タイムで終わらせたので、こっちで、ドルイド絡みの状況整理を試みようと考える次第。 逆に考えれば、一点集中ばかりだと飽きて…

総括&今後のスケジュール(GTライフ編3)

★事分点は自分点 例によって〈事象の分岐点〉だが、英語名Phenomenal Branch Point。略して事分点。 時空魔術師を自認するNOVAの拠点となる、時空監視・管理用ターミナルという形にどんどん設定ができて行くわけだが、ここは同時にNOVAの隠れ家、秘密基地的…

総括&今後のスケジュール(GTライフ編2)

★〈事象の分岐点〉 縮めて事分点 今日も今日とて、自分の隠れ家とも言うべき事分点で引きこもりライフを満喫しているNOVAだったりする。 ハイラス「娘御には会いにいかなくてもいいのか?」 いや、あっちはあっちで、娘がブログ乗っ取りをしたから、任せてい…

総括&今後のスケジュール(GTライフ編)

★〈事象の分岐点〉にて ハイラス「この度は、娘御の快癒とご活躍おめでとう」 いや、それもあんたの陰なる協力のおかげだ。俺には精霊のことがよく分からなかったからな。 わざわざ「空タイ」の方に出張してもらって、あの時ほど、あんたという次元ドルイド…

総括&今後のスケジュール(SW編)

さて、本日も〈事象の分岐点〉に来てみたり。 ちょっと当ブログの来し方を振り返ったり、今後の展開を考えたりするのに、過去や未来、そして各種の異世界へ通じるこの場所が最適だったりします。 ちょうどいい話し相手も今は常駐していますしね。 なお〈事象…

〈事象の分岐点〉にて

いきなり解説しよう。 〈事象の分岐点〉とは、White NOVAのブログ世界に存在する一種の異空間で、多くのパラレルワールドや異世界、歴史上の大事件などに通じるターミナル的な場所である。NOVAの部屋自体がすでにそうなっているという意見もあるが、それは誤…

拍手コメントについて

少々、お詫びと感謝をしたく。 当ブログでは、通常のコメント以外に拍手コメントというものがありまして、まあ、後者は拍手時に付けるコメントなんですが、NOVAは自分で自分の記事に拍手をしたことがないので、その存在を先ほどまで把握しておりませんでした…